スピリチュアル　ジョン平野コミュの恩恵と感謝の気持ち

友達が自分の状況について、冗談を言っているのを聞いていました。

彼女は今の状況をあからさまに文句を言うのでは無く冗談にして面白おかしく語ってい

ました。しかし、私にしてみればなぜ文句を言っているんだろうと、頭の中で思いまし

た。人々は文句を言っているのでは無いと思っているけれどもどんな形にしても、文句

を言っていることには変わりません。人々は、自分の創った幻想の世界の中で生きてい

ます。そして、何をしようと、何を言おうと関係なく全ての事に泣き言を言い、文句を

言うのです。あなたは、いつも文句を言っている人に、「あなたはなぜ文句ばかり言っ

ているのですか？」と、聞いた事がありますか？彼らは、自分たちが文句ばかり言って

いるとは気が付きません。だから、あなたが何を聞いているのかが理解出来ないので

す。おもしろいでしょ？彼らは、冗談にしてしまえば、それは文句を言っているわけで

はなく、その状況を面白おかしく言っているだけと考えるかもしれないけれど、私にし

てみればそれでも文句だと思えます。私も自分の状況を面白おかしく言ってふざけて言

う事もあります。誤解しないでね。私は、自分の事について冗談を言って大笑いする事

もあります。事実、この世の中のプレッシャーやストレスに負けてしまわないだけの

ユーモアーのセンスがある事を感謝します。私は、自分の人生の中にある沢山のことに

感謝しています。私は、たとえ髪を梳かさなくてぼさぼさでも、または１日中ずっと

庭掃除をして汚くなっていても、私のことを愛し、サポートしてくれるそんな愛に感謝

しています。朝早くから始まって、夜中まで止まる事の無いそんなハードスケジュール

にも耐えられている私の健康に感謝しています。付き合って行くのには簡単な方では

ない私を愛していてくれる私の友達に感謝しています。たとえ、過去何ヶ月の間どうや

っていたかはわからなかったけれど、とりあえず今住む所があり、食べる物を食卓の上

に並べる事が出来る事に感謝します。私たちがインスピレーション・センターを

運営する事の自由があり、スピリチュアリストとして神様と繋がり、私たちの

スピリチュアルな選択を表現出来ることに感謝します。

偉大なるマスター・ティチャーでありキリストの１２使徒の一人でもあるポールが言う

のには、「私たちは目に見えている物を見ているのではなく、目に見えない物を見てい

るのです。目に見えている物は、一時的な物であって、目に見えない物は永遠なので

す。」（２Corintians4:18）

愛、喜び、平和、満足、敬意、栄誉ーこう言った物は目には見えないものです。

あなたのハートの中にある愛は、多分あなたの人生の中で一番パワフルな力のひとつで

す。しかし、あなたはそれに感謝をしていますか？

本当に多くの方が、感謝の気持ちを忘れてしまっています。感謝を忘れるという事が、

ネガティヴな事、不足、ひがみ、そして貧困と言った心的傾向を作り出している破壊的

な力となっているのです。感謝をすると言う事は、ポジティヴで、気付きがあり、豊

富、そして思いを現実にしてくれる建設的な力なのです。

あなたはどちらの力を選択しますか？

私たちは、仏様がおっしゃった「私たちを目覚めさせ、感謝させていてください。

もしも、私たちが多くのことを学ばなかったとしても、少なくても何かを学ぶ事は出来

た。そして、もしも私たちが何も学ぶ事が出来なかったとしても、私たちは病気にはな

らなかった。もしも、私たちが病気になったとしても、少なくとも私たちは死んではい

ない。だから、私たちみんなが感謝出来ますように。」と言う仏教の教えを推薦しま

す。仏様は、私たちの日常の感謝の気持ちを元におっしゃられました。

私たちの人生で起こった全ての経験は、全て感謝されるべき物なのです。

私たちは、そこから何を学びますか？どうやってそれを有効に活用する事が出来るでし

ょう？もしも、あなたの人生の全ての経験を考えてみると、とってもすばらしい経験

も、とっても大変な経験も両方あなたの人生を変えたり、衝撃を与えたり、なんらかの

重要な影響を与えたりと重要な役割があるのです。

２つのお話をここでしましょう。

一つ目は、お父さんが息子にこう言いました。「息子や、私はおまえに、何でも願

いが叶う魔法使いジーニーの入った魔法のランプをあげよう。一番最初に何をするのか

な？」そこで、息子が言いました。「ありがとう。と言ってハグをするよ。」

２つ目のお話は、美しい協奏曲をグランドピアノで一生懸命演奏した後、その才能ある

ピアニストに、小さな少女はサインをしてくれるようにお願いしました。そうすると、

そのピアストは、「ごめんなさいね。お嬢ちゃん。私の手は一生懸命演奏したあとで疲

れているの。」と少女に言いました。そして、少女は言いました。「私の手もとっても

疲れてるわ。一生懸命拍手したもの。」この２つのお話には大きな差がありますよね？

一つ目の話は、感謝の話。二つ目の方は、恩知らずなお話ですね。ピアニストが不幸せ

である事を選び、彼女の演奏の為に素直に沢山の感謝の気持ちを表してくれた少女に感

謝の気持ちを表すことが出来ない事はとても悲しい事です。

感謝出来ないのと同時に、幸せになる事は出来ません。いつでも幸せでいられる事の、

一番確かな方法はいつでも感謝する事です。私たちは、もっと感謝の態度を表し、人生

の贈り物に対してもっと感謝をする必要があるのです。感謝で一杯のハートは、もっと

沢山の天の恵みを引き寄せるマグネットの様な物です。これは、どう言う事かと言う

と、天の恵みはいつだってそこにあります。私たちがただ見ていないだけなのです。感

謝する気持ちが、私たちの意識をはっきりとさせ、周りにある贈り物を開けて行ってく

れるのです。悟る為には感謝の気持ちで生きる事です。私は、Johannes A　Gaertner

が書いた事が好きです。「感謝について話す事は、親切で心地が良い。感謝する事は、

寛大で崇高。しかし、感謝の中で生きる事は、天国に触れる事。」

あなたは、感謝と豊富と喜びの道を歩いていますか？それとも、不毛の荒廃の地の道を

歩いていますか？どちらの状況を選んだとしも、Sarah　Breathnachがなぜそれを選ん

だのかを説明してくれています。「豊富と欠如、両方とも私たちの生活の中に並行の現

実として同時に存在します。私たちが、どの秘密の庭に向かっているかは、私たちの意

識の選択によります。私たちが、生活に欠けている物に意識を向けずに、今ある豊富、

愛、健康、家族、友達、仕事、自然の喜び、そして私たちを喜ばしてくれる個人的娯楽

に感謝する事です。そうすれば、荒廃した土地の幻想は無くなり、私たちがこの地で天

国を体験する事が出来るのです。」私たちの決意を、ポジティヴか、ネガティヴか、ど

ちらに意識を向けるかによって天国に住むか？地獄に住むか？決まるのです。

例えば、私たちは家の掃除をしたり、直したりしますが、あなたは骨折りな仕事に意識

を向けますか？それとも、住む家がある事に感謝しますか？

物事が上手く行かなくなった時、うれしくない事に意識を向けますか？それとも、

価値のある学びをさせてもらえる事に感謝しますか？

もし、仕事を無くしてしまったとしたら、私たちは困惑しますか？それとも、まだ私た

ちには家族、友達がいて、生きている事を喜べますか？

感謝をする事のご褒美は沢山あります。そのひとつとして、人生の空しさが満足感へと

変わります。感謝を出来ない人は、決して満足する事が出来ず、虚無感の中で生きてい

ます。もしも、私たちが今ある物に感謝する事が出来なければ、どうやって将来持てた

らいいな。と、思う事を楽しむ事が出来るでしょう。あなたが欲しいものを手に入れる

ためには、あなたが持っている物を欲しいと、学ぶ事です。また、私たちが完全に私た

ちの持っている宝物に気が付いていさえすれば、私たちは心配、恐れ、貪欲、

そして嫉妬、と言ったような感情を取り除く事が出来ます。最後に、ずっと感謝する事

が出来る心は、大変な事が起こったとしても、そのショックを和らげる事が出来るでし

ょう。感謝をすると言う事は、ただありがたいと思う事だけではなく、その思いを表現

すると言う事なのです。あなたの夫（妻）に感謝するのは良いけれど、その気持ちを行

動に表してください。あなたの仕事に対して感謝できる事はすばらしい事です。

しかし、その思いをあなたの上司に対して敬意を払い、一生懸命働く事で見せて下さ

い。私たちがどれだけ他の人たちに助けられているかは、天才でなくてもわかります。

しかし、天才であったアルバート・アインシュタインは次のように説明をしています。

「１日の中で何回も、どれだけ私の人生が仲間たちの働きの上で成り立っているかを気

付きます。そして、私が受け取っただけの物を返そうとしたら、どれだけ本気で努力を

しなければならないか。」

どうしたら、私たちはもっと感謝する事が出来るでしょう？ひとつの方法として、

あなたの人生の中で起きた全ての素晴らしい事を書いたリストを用いて感謝の瞑想で

あなたの朝を始めて見ては如何ですか？他のやり方としては、「感謝の日記」もしくは

「感謝のリスト」は如何ですか？もしも、「感謝の日記」を作るとしたら、

毎晩少なくても５つくらいの感謝した事を書いてください。または、単にあなたが

「ありがたいなー。」と、思った事をリストに書いて行って下さい。小さな手帳を

いつも持ち歩いて、いつでも「ありがたい」と、思った事を書き留めて行って下さい。

日記を付けるにしても、リストを作るにしても、その主旨となる事は、自分自身に意識

を向けてあなた自身が天からの恵みを受け取っている。と、言う事に気が付く事です。

あなたが書き加える時、あなたが受け取った恩恵だけではなく、あなたが避ける事が

出来た害についても書いてください。毎日、あなたが日記、もしくはリストを書き続け

たならば、あなたが恩恵に対して自然にそれを気が付く事が出来るようになるでしょ

う。そして、全ての良い事がやってくるでしょう。ここで、私たちは

Clarence 　E　Hodgesが言った様に私たちも言う事が出来るでしょう。

「今日に、そして、それが天の恵み。私は世界に感謝しています。」

憶えていてください。あなたは天の恩恵を受けていますよ。