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レイトへGO!コミュの映画を観た!「ジャケット」(DVD鑑賞)

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「ジャケット」(2006/米)

【あらすじ】

「戦場のピアニスト」のオスカー俳優エイドリアン・ブロディと「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ共演の異色サスペンス。1992年と2007年の2つの時を往き来しながら自らの死の謎を探る青年と、そんな彼と恋に落ちる孤独な女性の悲愴な運命をスリリングに描く。
1992年、湾岸戦争で重傷を負ったジャックは、その後遺症で記憶障害を抱えていた。ある日ヒッチハイクの旅に出た彼は、車の故障で立ち往生している母子に出会う。酔いつぶれた母親に代わり車を修理し、少女ジャッキーに自分の“認識票”をプレゼントするジャック。その後若い男の車に同乗させてもらった彼は、途中で事件に巻き込まれ、意識を失ってしまう。目を覚ましたジャックは警官殺しの罪で逮捕され、精神病院へと送られる。彼はベッカー医師による矯正治療を受けることになり、拘束衣を着せられ狭い引き出し棚に閉じ込められてしまう。暗闇の中で意識を失うジャック。そして意識を取り戻した時、彼は15年後の2007年にタイムスリップしていた。やがて彼はそこで美しいウェイトレスと出会うのだが…。

【感想】

これは全く期待せずに観たが、久しぶりの珍品な映画だった。
全編に流れる不思議な雰囲気を映像と音楽で表現している。
俳優たちも、その雰囲気にぴったりでキャスティングの成せる技かな。
内容はタイムトラベラー系の話で、これを聞くと一連のジャンルに該当し、よくある映画って思ってしまうほど過去に沢山の映画がこのジャンルで撮影されている。(例「ある日どこかで」「バタフライ・エフェクト」)
そういうジャンルで撮る映画は差別化が難しい。それをこの映画は成し遂げた。どういう部分で差別化を図ったかというと、まずタイムスリップの方法。映画の題名にもなっている病院の拘束用ジャケットを装着し、死体用のロッカーに入るという方法でタイムスリップする。
これが、すごく圧迫感、閉所感が上手に表現されて、観る者を映画の主人公と同化させ、映画に引き込まれる。
そういう何か退廃的な部分でこの映画は、このジャンルで際立っている。
ラストはシンプルで、この映画を撮影した映画監督のセンスの良さを感じた。

【評価】

74/100


レオ

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