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ことばの力コミュの平和

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映画『大脱走』でこんなシーンがある。
捕虜と監視がタバコを吸いながら仲良く話をしているうちに、監視は捕虜の持っているバターの缶詰を見つけた。そのとき缶詰が所長から盗んだものだとわかり、監視はふと捕虜と敵味方の関係だったことを思い出し、慌ててそこから立ち去る。
敵味方を分けていなかったことが迂闊な事で、敵味方を分別していることが正しい行いであるとされる。自然に仲良くなっていたのが、思考を通すととたんに仲が悪くなる例である。

人類何千年の歴史をみても地球上から戦争が絶えた時が無い。現在でも地域紛争や内紛が続いている。ざっと挙げると、北朝鮮問題 チベット問題 カンボジア問題 ミャンマーの軍事政権 東ティモールの独立 南沙諸島の領有問題 印パ関係 スリランカの民族紛争 アフガニスタン情勢 クルド人問題 キプロス紛争 アルジェリア紛争 ソマリア内戦 ルワンダ内戦 コンゴ内戦 シエラレオネ内戦 アパルトヘイト問題 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 コソボ問題 オーストリアの右傾化 チェチェン紛争 北アイルランド紛争 バスクの分離・独立運動 カナダの多文化主義 などなど・・・

様々な違いから戦争を選ぶとしたら、少なくとも平和よりも戦争を選ぶとしたら、その違いやアイデンティティのほうが平和よりも重要だったことになる。
民族の違い、宗教の違い、貧富の違い、住んでいる場所の違い、思想の違い、国家の違いが平和よりも重要だったのである。
しかし、これらの違いは集合につけられたラベル(=概念)の違いであって、個々人の違いではない。個々の違いよりも集合の違いを重視している。しかも、さらに大きな集合の属性である平和よりも部分集合の違い(概念)を重視していることになる。
概念が個(要素)や全体(平和)よりも重要であるということは、要するに思考によって分別されたものに依拠しているのである。

思考によって文明は発展してきた。その一方で、戦争という副産物も出ている。世界の国々の軍備に使われるたった予算の5%を世界で飢えに苦しんでいる子供たちに食料と十分な教育を与えることが可能になる。いや戦争をやめるだけで平和は訪れる。そのためには、『大脱走』に登場した捕虜と看守のように忘れるだけでいい。忘れるといっても記憶からはなくならないのかもしれない。しかし、せめてそれを取り扱わないことはできる。それは個人対個人でも難しいと知っていうのだが、やらないと地球は大変なところにきている。

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