なお本公演においては、音響と映像によるメディア・アート作品で知られる第一人者トーマス・ケナーによるメディア・インスタレーション『Suburbs Of The Void』(Transmediale 2005受賞)の日本初披露、また、映画音楽からエレクトロニクス作品までその幅広い音楽性と素晴らしいクォリティー、及び確固たるオリジナリティーで存在感を放つ音楽家・半野喜弘と、プログレッシヴ・フォームやデイジーワールド・ディスクなど作品での高く見事な表現能力と独自の世界観で高い評価を得ている映像/音響作家・黒川良一の2人によるスペシャルプログラムも企画され、「エンペラー・リミックスド」公演への感心は高まるばかりである。