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サンミケア@MIXIコミュのそれは祈りから始まった

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太古の昔
そこには空そして、その向こうの宙(そら)
海、そして大地
木々が在った。

ヒトは二本の足で立って行動をし始め
そして始まったのは
生き残りをかけた闘い
闘いに勝利したヒトは
自分の家族とそれに準ずる者を集め
集落が誕生した。
集落のなかでは争ってばかりもいられない。
家族なのだから
助け合って生きていこうと考えるようになってきた。
他の生き物を狩り
そして、嘗て前足であったところの「手」を駆使して
田畑を耕すことを覚え始めた。
狩猟も「手」を使うことで格段効率を増した。

こうして、ヒトは「村」という社会を形成し始め
他の動物と一線を置く生き物となった
もう「サル」とは違った。

ところが、なぜか、人間の「手」をもってしても
どうにも成らないことがたくさんあった。
空からなぜか水が降って来るし
そうすると、川は荒れる
空が色を変えると
風が起こったり・・・・
機嫌よすぎるのも考え物で、
ずっとあの、大きな「火の塊」ばかりが
大笑いしていると、
大地にひびがいき
せっかく作った作物は枯れ
狩るべき生き物も居なくなってしまう。

あの「空」の向こうの「宙」にはなにかある。
恐ろしい何かが。

ヒトはまだ残る「サル」の本能でそれを感じていた。
でも、その「何か」の姿は見えない。
何とかしてその「何か」に自分たちの存在を伝えて
機嫌よく居てもらわなければ
自分たちの家族が死に絶えてしまう。

「お〜い!ここに居ますよ!聞こえますか?」
ヒトは手を打ち鳴らした。
木を打ち鳴らした。
そうすると、なんだか、陽気な気分になってきた
なんだか、音を鳴らすと、胸が熱くなるような気がする
胸の辺りから聞こえてくる「ドクドク」いう音と同じだからか?
大きな音を立てればきっと遠くの「宙」にいる「何か」にもとどくハズ。
そうして、その「何か」も自分たちのように陽気な気分になるはずだ・・・・
「どうか嵐を止ませて下さい」
「旱の時には雨を降らせ給え」
ヒトは必死になって大地を踏み鳴らし、木を打ち鳴らし。音の鳴るものは片っ端から叩いてみた。
声も出さなきゃ
そこに澄んだ声を出す者が在った
この声なら、あの「宙」のエライ「何か」にも聞こえるはず。
「我々はここに居ます!聞いてください!」
ヒトはその「何か」と通信することを大事なことだと思った。

こうして音楽は始まった。

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