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熊本のまちづくりコミュの和風建築を見学に行ってみませんか、通潤、馬見原、

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和風建築を見学に行ってみませんか、通潤、馬見原、

 今週は、少々時間にゆとりがあり、文章やこれまでの動きを整理する時間が取れそうです。昨秋からの色々な活動の性で、家族にも色々迷惑をかけ、気苦労も色々ありました。

・酒蔵「通潤」
 建築の方の仕事は、社会の状況で厳しいのですが、私の手掛けて来たことで、地域や事業所が元気に成ってきています。私は、平成6年に熊本県上益城郡矢部町の酒蔵「通潤」の改装工事の設計をしました。京都伏見の月桂冠記念館などの酒造会社の観光酒蔵を参考に、地方でも人を呼び、直接販売をする時代に合わせ、200年〜150年前に建てられた土蔵造りを蔵を改修し、現代の人が使いやすくし、現代風のデザインを施し、観光酒蔵「通潤」を完成させました。
 以来、その酒造会社は、ネット販売にも力を入れ、更に酒蔵の酒づくり体験ツアー、等々など広報活動にも力を入れ、ファンを増やしてきました。改装工事が、熊本県景観賞の奨励賞(建築部門)を受賞、町のチラシの重要な位置を占めることができました。

*通潤酒造
http://tuzyun.co.jp/about/sakagura/ 


・玉名「光尊寺」 
 さて、通潤酒蔵以来、和風建築をいくつか手掛けて来たのですが、特に、寺の建築にご縁があり、宇土市と玉名市の古いお寺の改修をしました。特に、玉名のお寺は、築400年を越える寺で、創建当時の熊本城の木と同じ山で採れた材木を使ったもので、菊池川の水害に何度も会いながら、今の至っていました。
 隣接の米蔵が、師の観光施設へ改修されるの時期合わせて、寺を移動し駐車場を確保する工事に合わせて、耐震補強と使い勝手を良くし、庫裏を新築しました。菊池浦川に面し、菖蒲の時期には、多くの観光客が訪れます。

・馬見原・白壁のまちづくり
 それと、熊本県山都町馬見原商店街の街並み改修工事に関わり、26件の商店を明治時代の風情に戻す、外観の改修工事をしました。下記のサイトに掲載しているので、検索頂ければ幸いです。

*馬見原・白壁のまちづくり
http://aandekyouseiken.otemo-yan.net/c4025195.html

 馬見原は、九州を横断する日向街道と、阿蘇から人吉につながる九州山系を縦につなぐ街道が交差する地区で、有史以来とても賑わった地域でした。しかし、モータリゼーションの発達で、瀬戸内から大分、阿蘇、熊本の物資の流れが変わり、すこしづつ衰退していました。しかし、地域の人々が「もう一度昔の元気を」と言うことで年前から、まちづくり協議会をつくり、地域の活性化に努めて来ました。
 その最後の仕事が「白壁のまちづくり」の景観整備の事業でした。昭和30年代後半、道路拡幅で建物の前面を解体した商店街は、正面はばっさり切られ、ビルのような様相の建物が多かったのですが、それを白い壁、黒い屋根、黒系の開口部に変える改装工事です。上記のサイトを検索頂き、その手法を見て頂けると良いのですが、なるべく地域の材料を、地域の技術者が作ることを重視して設計をしました。
 私が改装工事に行っていたころは、昼食を取る食堂もなかったのですが、今は、7つの食堂が毎日輪番で、観光客やビジネス客のために昼食を出しています。また、まち上げて色々個性のあるコロッケを作り、コロッケ街道と銘うって、人気を集めています。一度、足を運んで頂ければ幸いです。
 熊本市から、車で1時間半くらいです。途中には、放水のできる石橋「通潤橋」、観光酒蔵「通潤」、農民文楽の傑作「清和文楽」の実演もあります。ところどころに郷土料理も店もあり、天孫降臨の地に近いため、色々な伝説やパワースポットもあります。天気の良い日に、九州山地の麓をドライブしてみませんか、新たな発見があると思います。

馬見原・白壁のまちづくりは、平成20年度熊本県景観大賞受賞

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