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スパーダ、父シャトルと親子マイル王だ!…30日・東京新聞杯
1月26日8時0分配信 スポーツ報知

 土曜の東京の重賞、東京新聞杯(30日、芝1600メートル)に出走するレッドスパーダは、これまで数々の名マイラーを送り出してきた藤沢和調教師の秘蔵っ子だ。昨春のNHKマイルC2着馬。その後、じっくり成長を待ったことが功を奏し、4歳初戦のニューイヤーSを勝利で飾った。父タイキシャトルは、藤沢師が育てた最強のマイル王。夢は、安田記念の父子制覇だ。

 明け4歳のレッドスパーダが、充実の時を迎えようとしている。1月16日のニューイヤーSを、好位から抜け出して3勝目をマーク。「鳴尾記念(5着)のあと、ディセンバーSを使おうかと思ったが、我慢したんだ。そのせいか随分と良くなったし、レース後の反動もない」と藤沢和調教師の表情は明るい。

 父は、藤沢師がマイル王に育てたタイキシャトル。祖母バーバリカは、BCクラシック、ドバイワールドCなど、G17勝を挙げた名馬カーリンの祖母でもある。「期待していた馬だが、古馬になってから良くなると思っていた。だから、3歳時は無理をしなかった」。昨秋、休養明け初戦の富士Sで15着に敗れると、マイルCSには向かわず、ゆっくり軌道に乗せる道を選んだ。

 発展途上だった3歳時でも、スプリングS、NHKマイルCで2着。高い能力を持つのは間違いない。「センスがいい。特にスプリングSは、いい内容だった。中山の1800メートルは難しいが、上手な競馬をしていた」。スタートで勢い良く飛び出し、一度控えてから抜け出したニューイヤーSは、その典型。本格化すれば、巧みな立ち回りで頂点を目指せる馬になるはずだ。

 「タイキシャトルも競馬が上手だった。あの馬は、3歳から能力が違ったが、こちらはこれから。今回の競馬次第で、安田記念(6月6日、東京)に行きたいと考えている」と藤沢師は期待を込める。父が98年に制したビッグレースを目指すため、東京の1600メートルで重賞初制覇を決めたい。

 [スパーダめも]
◆鞍上は絶好調 パートナーの横山典は、京成杯(エイシンフラッシュ)、アメリカJCC(ネヴァブション)と、2週続けて重賞を優勝している。また、先週は6勝の固め打ち。合計19勝で、全国リーディングのトップを突っ走る。
◆ニューイヤーS組 過去10年で、00年ダイワカーリアン、01年チェックメイト、06年フジサイレンスが優勝。相性は上々だ。

コメント(3)

春のマイル王を決める安田記念と同じ、東京競馬場・芝1600mを舞台に行われる東京新聞杯。安田記念とは開催時期が4か月以上も離れているが、マイル路線の頂点を狙う強豪が集結し、GIII としては粒ぞろいのメンバー構成になる年が多い。今年も実力馬と上がり馬が混在し、例年以上に多彩な顔ぶれ。実力勝負になりやすい東京・芝のマイル重賞で、熱い戦いが繰り広げられそうだ。

東京・芝1600mのコース適性でライバルを一歩リードしているのが、昨年の東京新聞杯の優勝馬アブソリュート(牡6・宗像義忠)だ。秋には同じ舞台の富士Sも快勝しており、この馬が最も力を発揮できるコース形態と断言してもいいだろう。前走は京都・芝1600mのマイルチャンピオンシップで勝ち馬から0秒3差の5着。着実に力をつけ、今年はGI にも手が届きそうなところまできている。

トライアンフマーチ(牡4・角居勝彦)は、昨年の皐月賞2着馬。残るクラシック二冠では、日本ダービー14着、菊花賞9着と大敗を喫したものの、距離短縮で臨んだ前走のキャピタルS(東京・芝1600m)を快勝した。それも1分32秒7の好タイムで、直線一気の追い込みという派手なパフォーマンス。今年は、マイル〜中距離路線で大きく飛躍する可能性を感じさせる1頭だ。

マイネルファルケ(牡5・萱野浩二)は、昨秋のマイルチャンピオンシップで14番人気ながら2着に好走。マイペースで逃げることができた展開の利も確かにあっただろうが、先行力に磨きがかかった昨秋以降は先行力に磨きがかかり、レースぶりが安定、差のない競馬が続いている。5着に敗れた前走の京都金杯も、勝ったライブコンサートとの差はわずかに0秒2。東京・芝1600mは〔2・0・2・1〕と好相性だけに、今回も上位争いは必至だろう。

レッドスパーダ(牡4・藤沢和雄)は、昨年のNHKマイルC2着馬。秋シーズンは富士S15着、鳴尾記念5着と伸び悩んだ形だったが、今年初戦のニューイヤーS(中山・芝1600m)を着差以上の強さで勝利。再び上昇モードに入ってきた感がある。先行して鋭い脚を使える脚質は安定感があり、GI 2着の実績がある東京・芝1600mはベストの舞台。重賞初制覇のチャンスは十分ありそうだ。

ライブコンサート(せん6・白井寿昭)は、今年初戦となった前走の京都金杯で待望の重賞初制覇。前々走の鳴尾記念で12着に大敗していたこともあって、5番人気の評価だったが、中団追走から馬群を割って差し切る快勝だった。明けて6歳を迎えたが、まだまだ成長を続けている印象。舞台が東京に替わっても、期待を懸けられそう。

スマイルジャック(牡5・小桧山悟)は、昨夏の関屋記念Vが圧巻の強さだった。3歳時には芝2400mの日本ダービー2着という実績も残しているが、最も適性が高いのは芝1600mと言えるだろう。昨秋のマイルチャンピオンシップ(6着)でも最後はしっかりと脚を使ってカンパニーと0秒4差。重賞2勝、日本ダービー2着の実績はこのメンバーの中では最上位の存在。今回は、主役級の評価が必要だ。

プロヴィナージュ(牝5・小島茂之)は、前走1600万下の元町S(阪神・芝2000m)を勝っての臨戦。形の上では昇級戦になるが、2008年の秋華賞3着馬。オープンクラスでも十分に戦える底力を備えている。東京・芝1600mも6走前に1600万下の初音Sでクビ差2着に逃げ粘っており、距離不足ということはない。自分のリズムで先行できれば、善戦以上のシーンもあり得るだろう。

エーシンフォワード(牡5・西園正都)は、昨年暮れに1600万下の六甲アイランドS(阪神・芝1400m)、オープン特別のファイナルS(阪神・芝1600m)を連勝。今年緒戦のニューイヤーS(2着)で連勝は途切れたものの、優勝したレッドスパーダとはクビ差の接戦を演じたように、勢いは止まっていない。東京・芝コースは2戦して良績がないが、3歳春のNHKマイルC(10着)と日本ダービー(15着)でのもの。GIII なら、能力的には十分に通用しそうだ。

キャプテンベガ(牡7・松田博資)は、昨年の東京新聞杯2着馬。2008年6月に1600万下の関ケ原S(中京・芝2000m)を制したあと、勝ち星から遠ざかっているものの、東京・芝コースでは同年の毎日王冠の13着を除けば、2、3、3、2着と確実に上位争いを演じている。7歳を迎えた今年もまだまだ元気一杯。舞台設定は絶好なだけに、マークが必要だろう。

昨年11月のマイルCS(6着)以来となるスマイルジャックだが「オープン馬の2カ月は休養のうちに入らない」と芝崎助手は余裕たっぷり。

 「この相手でも力は上位のはず。調教の本数もきっちり積んでいる。春の目標は安田記念。体調は申し分ないので決めてほしい」と力強い。東京は白星こそないが、ダービー2着など実績十分だ。

【東京新聞杯】好勝負見込めるライブコンサート
スポーツニッポン - 2010/1/27 7:02
 スポニチ賞京都金杯をトップハンデで制したライブコンサートはここでも好勝負が見込める。

 白井師は「本来はあれぐらい走らんとあかん。安田記念で5着になった馬だしな。狭いところよりは広々としたところの方がいいし、順調にきている。馬場もやや重ぐらいまでだったら大丈夫」と手応えをつかんでいた。

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