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IMO 競馬倶楽部 コミュの皐月賞の新聞情報

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関東馬のために無敗ロジユニが勝つ!/皐月賞
2009年4月14日(火) 7時2分 スポーツニッポン

 さあ、今週は牡馬クラシック第1弾「第69回皐月賞」。4戦4勝、無敗のロジユニヴァースが万全の態勢で1冠獲りへ挑む。初めて走りを見たときに能力の高さを感じたという萩原師は、デビュー時からクラシックを見据えて調整法、ローテーションなどを選択。西高東低の構図を覆すべく、自信を持って愛馬を大舞台へと送り出す。

 久々に東から現れた怪物ロジユニヴァースが、順調に大一番を迎える。8日の1週前追い切りはWコースでベルスリーブ(4歳1000万)と併せ馬。直線は強めに追われ、5F69秒3〜1F12秒4と迫力ある動きを見せた。休み明けの弥生賞を使ったことで体調も良化。萩原師は「息づかいと反応が特に良くなりました。体つきもシャープだと思います」と満足げに話した。

 師が思い描いた通りに皐月賞までたどり着いた。昨年5月、初めて美浦の坂路に入れたときの走りを見て、大物であることを直感。「身のこなしやフォームが今まで見てきた馬の中でも、なかなかないレベルだった。重賞級かなと感じた」と当時を振り返る。

 デビュー前は栗東で調整。逍遥馬道で坂の上り下りをすることが体力強化につながると考え、札幌競馬場や美浦でも傾斜のある場所を選んで坂路代わりに使うなど工夫を凝らしてきた。クラシックを見据えて無理使いはせず、結果は4戦4勝。いずれも危なげない勝ちっぷりだった。

 前評判はアンライバルド、リーチザクラウンとの3強。それでも「相手関係はあまり考えていない。ロジ自身の状態の維持と細部のアップだけを考えている。実力は十分だと思っている」と愛馬への信頼は揺るぎない。弥生賞は逃げただけに戦法も注目されるが、師は「スタートしてからの反応が良くなっている。後ろから行くケースは、もう考えられない」とした上で「騎手が判断する部分もあるし、特にこうしてくれとは言わない」と横山典の判断に任せる意向だ。

 皐月賞で関東馬の勝利は、最近10年では04年ダイワメジャーのみ。仮に1番人気で勝てば、関東馬では85年ミホシンザン以来となる。「負けると“やっぱり関東馬じゃ駄目だ”となりかねない。責任を負っていると思う」と師。もちろんダービー以降も見据えているが、関東馬復権のためにも、まずはきっちり1冠目を獲りにいく。「負ければ“ロジより強い馬がいた”と思える状態で出したい」と話す師の口ぶりには、確かな手応えがにじんでいた。

 ◆萩原清師 1959年3月3日、神奈川県出身の50歳。96年に調教師免許取得。JRA通算2684戦328勝。今年は50戦7勝。99年共同通信杯のヤマニンアクロで重賞初制覇を果たすなど、重賞通算9勝。03、05年優秀調教師賞

コメント(8)

ロジ、2歳春坂路で3F38秒台 ノーザンF林厩舎長が進言「ぜひ中央へ」…19日・皐月賞
2009年4月14日(火) 8時1分 スポーツ報知

 4戦4勝のロジユニヴァースが、史上17頭目となる無敗の皐月賞制覇を目指す。久々に関東に現れたスターホース。萩原清調教師は、西への対抗心を胸に、偉業達成へ挑む。

 毎年のようにクラシックホースを出している、北海道安平町のノーザンファーム。優秀な“仲間”に囲まれたロジユニヴァースは、決して特別な存在ではなかった。「手のかからない優等生だったので、逆に印象に残らなかった感じ」とノーザンファームの林宏樹厩舎長は振り返った。

 「脚元が曲がっていたので、大変かもしれない」というのが、林厩舎長の第一印象。左前肢が外向しており、調教には慎重を期した。中央の芝では負担が大きいと考え、育成時代は、地方競馬でのデビューを予定していた。

 それでも、脚元の欠陥を除けば好感を持てるシルエットをしていた。「顔に品格があり、全体的にバランスが良かった」。1歳の夏以降、現在3勝を挙げているトーセンジョーダンと同じグループで調教されていたが、能力的に劣ることはなかった。

 素質の片りんを見せたのは、速めの調教が始まる2歳春からだった。馬場が深く、最後に5%の勾配がある800メートルの屋内坂路。同世代の馬は、最後に脚が止まってしまうが、手綱を持ったままで3ハロン38秒台を刻んだ。「そこそこ走るのは分かっていたけど、ひょっとしたら…」林厩舎長の見る目も変わってきた。

 厩舎の気持ちはひとつだった。「ぜひ、中央で走らせて下さい」−。2歳戦は間近に迫っていたが、その意向を受けて吉田勝己・ノーザンファーム代表も動き出した。脚元のハンデを承知したうえで、購入してくれたオーナー。それが、久米田正明氏だった。

 5月に入ると、林厩舎長の胸に確信が芽生えてきた。新潟の未勝利戦(〈2〉〈3〉着)から“帰郷”した3歳馬に坂路の併せ馬で胸を借りた時の驚きは、今も鮮明に覚えている。「けいこ駆けする経験馬を子供扱い。相手は、スタートから1回も並ぶことができなかった」

 林厩舎からは、ヴィクトリー、アドマイヤムーン、アドマイヤグルーヴ、ヴァーミリアンなど、数々のG1馬が育っている。「ムーンは、かなり苦労させられたのでドキドキしていた。ロジはドキドキ感がないんだよね。安心して見ていられる」。名馬の仲間入りを果たす瞬間を、楽しみに待っている。
トライアンフ母譲りの高性能エンジン/皐月賞
2009年4月15日(水) 7時2分 スポーツニッポン

 スペシャルウィーク産駒で、母はG1馬キョウエイマーチ。桜花賞を制したブエナビスタと似た血統背景のトライアンフマーチに一発ムードが漂う。開門直後の午前6時に坂路1本(4F61秒1)。感触を確かめた清山助手は「いい状態。筋肉が締まってきた」と成長に目を細めた。

 若葉S(2着)はゴール前でベストメンバーの末脚に屈したが、権利獲りを優先して道中で好位につけたためだ。陣営に落胆の色はみじんもない。清山助手は「まだ幼さはあるが、レースのたびに収穫がある」と前向きだ。前走の収穫については(1)距離のメドが立った(2)叩き合う形でも集中力を切らさなかった(3)スムーズに流れに乗れた――3点を挙げた。いずれも皐月賞に向けてのプラス材料だ。時計勝負は未知数だが「キョウエイマーチの子だし、乗った感じはビュンとした脚を使えそう」と楽観的。「ジョッキー(武幸)も特徴をつかんでくれている。どの位置にいなければ駄目というタイプではない」と自在性も強調した。ダービー馬ウオッカをはじめ、毎年のようにクラシック戦線をわかせる角居厩舎だが、意外にも皐月賞は初出走。「状態の良さで、上位3頭相手にどこまでやれるか」と清山助手は期待を込めていた。
アンライバルド、馬体も切れも進化!…19日・皐月賞
2009年4月15日(水) 8時1分 スポーツ報知

 無敗のロジユニヴァースとともに“3強”を形成する西の2頭、アンライバルドとリーチザクラウンも元気いっぱいだ。アンライバルドは、スプリングSを制した後、心身ともに成長。自慢の瞬発力を強化して大一番に臨む。きさらぎ賞の覇者リーチザクラウンは、間隔を取ったことで馬体の立て直しに成功。先行力を武器に頂点を狙う。

 アンライバルドが、一戦ごとに存在感を増している。あっという間に突き抜けた若駒S。重賞初挑戦で楽々と突破したスプリングS。強さを印象付ける走りで、きっちりクラシック第一弾に間に合わせてきた。

 馬名は「匹敵するもののない」「無比の」に由来。素質は、早くから絶対的な評価を受けていた。昨年10月の新馬戦では、今回の有力馬リーチザクラウン、桜花賞馬ブエナビスタを一蹴。能力を存分に示している。

 2戦目の京都2歳Sで、折り合いを欠いて3着に失速。少し遠回りしたが、その後の放牧で大きく成長した。「放牧から帰って、落ち着きが出た。若駒Sの後も落ち着いていたし、今回もスプリングSを使った後の方が落ち着いている。今日(14日)も、全休日明けなのに、うるさくない」と友道調教師は精神的な進境に目を細める。

 兄に96年のダービー馬フサイチコンコルドがいる良血馬は、友道師にとってなじみの血統だ。01年の京成杯を勝った兄のボーンキングは、助手時代に携わった。「この兄姉は、大きな馬が多いが、平均からすると、こちらは50キロくらい軽いんじゃないかな。重たさがないぶん、切れる脚が使える」一族には500キロ超の大型馬が目立つが、アンライバルドは、前走時478キロ。バランスのいい馬格が、瞬発力を生んでいる。

 精神面に加え、肉体も進化。「ボリュームが増し、筋肉のメリハリがついてきた」とトレーナーは手応えをのぞかせる。ロジユニヴァースとは初対戦になるが、リーチザクラウンとは新馬戦で対戦済み。ひのき舞台にも、気後れすることはない。

 他の2強が先行馬だけに、これを見て進められるのは有利。決め手には絶対的な自信を持っている。「今までのパターンだと、3頭で一番後ろになるだろうね。一瞬の脚は一番だと思う」友道師は中山の急坂を力強く抜け出すシーンを思い描いている。
リーチ、アンライバルド&ロジにリベンジだ!…19日・皐月賞
2009年4月15日(水) 8時1分 スポーツ報知

 無敗のロジユニヴァースとともに“3強”を形成する西の2頭、アンライバルドとリーチザクラウンも元気いっぱいだ。アンライバルドは、スプリングSを制した後、心身ともに成長。自慢の瞬発力を強化して大一番に臨む。きさらぎ賞の覇者リーチザクラウンは、間隔を取ったことで馬体の立て直しに成功。先行力を武器に頂点を狙う。

 リーチザクラウンは、2戦目の未勝利戦から4戦連続で単勝1・5倍以下に推されてきた。世代屈指の実力の持ち主とファンに認められてきた馬。2戦目で見せた2秒1差の圧勝劇は強烈だった。

 2度の2着がアンライバルド、ロジユニヴァース相手だったことが、「3強」の皐月賞で印象を悪くしている。それでも、橋口調教師の信頼は揺るがない。ラジオNIKKEI杯2歳Sでは、ロジに4馬身の差をつけられたが「あれが能力差だとは思っていない。あの時は力を過信したかな」ハイペースで逃げながら2着に踏ん張ったのは、力があればこそだ。

 同じ逃げでも、慎重にラップを刻んだきさらぎ賞では3馬身半差の圧勝。脚力を出し切った時の強さは、半端ではない。「管理したG1馬7頭の中でも、トップクラスの馬。ダンスインザダーク(96年菊花賞)、ハーツクライ(05年有馬記念、06年ドバイ・シーマクラシック)級だと思っているよ」橋口師の評価は、2度の敗戦を経ても全く変わっていない。

 新馬戦で520キロあった馬体が、きさらぎ賞では500キロに。デビュー以来、最軽量となったため、トライアルをパスしてじっくり調整してきた。「もともと無駄肉が付きにくい体だからね。立て直して、だいぶ体はふっくらした」一昨年のヴィクトリー、昨年のキャプテントゥーレと逃げ切りが続く皐月賞。自慢のスピードで、先行押し切りを狙う。
モエレエキスパート、しぶとさが武器…19日・皐月賞
2009年4月15日(水) 8時1分 スポーツ報知

 人気薄でもひそかにチャンスをうかがっているのが、イグゼキュティヴ、モエレエキスパートの(地)2頭。イグゼキュティヴは、一昨年に15番人気で2着に入ったサンツェッペリンと同じ「斎藤誠師&松岡」のコンビだけに不気味だ。

 モエレエキスパートは、ホッカイドウ競馬から移籍初戦のシンザン記念こそ10着に敗れたが、前走の報知杯弥生賞ではしぶとく伸びて3着。優先出走権を手にした。

 プラス10キロでの好走。「来た時は牝馬みたいな感じだったけど、ドシッとしてきた。環境に慣れて、調教でも落ち着いている。だから、食べるものが実になっていますね」と奥平調教師は目を細める。

 実績は豊富だ。昨夏のクローバー賞では、のちのアーリントンC2着馬マイネルエルフを一蹴して、札幌2歳Sは、ロジユニヴァースと0秒4差の3着。「いろいろな経験をしている。混戦になると、それが生きてきますね」

 中間は、茨城・ビッグレッドファーム鉾田で15−15(1ハロン15秒前後の軽めの追い切り)を2本消化してきた。「前で粘らせる調教をしています。万全の状態ですね。上位とまともにやっては分が悪い。レースでは前々につけて長所を生かしたいですね」しぶとさを武器に、ひと泡ふかせる構えだ。

  ◆道営出身馬のクラシック制覇 初Vは89年皐月賞のドクタースパート。北海道で6戦4勝の戦績を収め、88年に美浦の柄崎孝厩舎へトレード。初戦の京成杯3歳Sを快勝し、クラシックロードに乗った。スプリングS(3着)をステップに皐月賞へ進み、3番人気で優勝した。ほかには、牝馬のアローキャリーが、02年桜花賞を制している。

 岡田繁幸氏(イグゼキュティヴのオーナーで、モエレエキスパートを所有するビッグレッドファームの総帥)「イグゼキュティヴは、早いうちに心肺機能ができていたので活躍できたが、ほかの馬の成長が追いついてきた。どれくらい走れるか。モエレエキスパートは前走、うまく乗ってくれた。ただ、決め手不足ですね。とはいえ、2頭ともまじめで力は出す。ほかの馬に嫌気が差すような状況になっても、頑張ってくれると思う」
【皐月賞】勝利再び!後藤&ソングで一発
2009年4月15日(水) 9時36分 デイリースポーツ

 「皐月賞・G1」(19日、中山)
 “栗東留学”で築き上げた人脈。そして、最高の相棒に出会った。後藤とリクエストソングが皐月賞制覇を狙っている。7着に敗れた前走を潔く“ミス”と認め、本番の巻き返しを誓う。一戦ごとに信頼関係を構築してきた人馬が、3歳牡馬の頂点へ突き進む。
  ◇  ◇
 強い絆(きずな)で結ばれた人馬。後藤が皐月賞制覇に闘志を燃やす。
 リクエストソングとの出会いは偶然だった。新馬戦で騎乗するはずだった武豊が、ひとつ前のレースで落馬。騎乗馬のなかった後藤が指名された。「変わった形で出会ったからね。先生からは“クラシックに行く馬”と頼まれた」。西高東低の溝を埋めるため、強い意志を持って3週間の“栗東留学”を決意。いろいろな厩舎を手伝っていた矢先のことだった。

 留学期間を終えたあとも、その鞍は譲らなかった。「勝つために来てもらった」と石坂師が話した福寿草特別も、しっかりと勝利を手にした。

 ただ、7着に敗れた前走のスプリングSだけは後藤も納得してない。行き脚をつけようと、前半から意識して出したが、結果的には超スローペース。折り合いを欠いた。「初めてこちらからサインを出した。裏目に出たけど、4角まで掛かり通しだったのによく7着にきた。この馬のレースをしていれば、間違いなくいいレースをしていた。今のところは結果の出ている方を選びたい」。脚をためる競馬こそが、Vにつながると確信した。

 試行錯誤を繰り返し、それを乗り越えることで人も馬も強くなる。「本来は豊さんが乗るはずだった馬。だから、“豊さんならどう乗るだろう?”と思ったりする。プレッシャーもあるけど、その分、常に研究している」。負けて得たことが、本番では武器になると後藤は信じる。
 「クビになってもおかしくないミス。クラシックはそれだけ偉大なものだと思う。だから陣営の思いに結果で応えたい」。心強い相棒と自分を信じるだけ。留学でつながった縁が、春の凱歌(がいか)を奏でる。
2009年4月15日(水) 14時30分 サンケイスポーツ

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 牡馬クラシック3冠競走第一弾「第69回皐月賞」(GI、19日、中山11R、芝2000メートル)に向け、有力各馬が栗東、美浦のトレーニングセンターで追い切られた。

 先週の桜花賞は1強ムードだったが、牡馬クラシックは3強対決の構図。04年ダイワメジャー以来の関東馬制覇がかかる無敗のロジユニヴァースは美浦の南ウッドコースでの調整。

 2馬身先行する僚馬を追いかけ、途中、4馬身ほど開いたが、直線で並びかけると逆に4馬身突き放す豪快な併せ馬。馬場は深夜の大雨で悪化した状態だったが、馬なりのまま5F64秒2−4F49秒8−3F37秒7を軽々とマーク。ラスト1Fも12秒7と申し分ない伸び。完璧な状態で1冠獲りへ向かう。

 3強の一角アンライバルドは栗東のCウッドコースでの追い切り。

 1秒先に行くストラディヴァリオを追走し、4コーナーで追いつくと、鞍上のGOサインに素早く反応。並ぶ間もなく4馬身置き去りにする横綱相撲。時計も6F79秒5−5F64秒4−4F50秒6−3F37秒6−1F12秒4と文句なし。

 2歳王者のセイウンワンダーもCウッドコース。前走の弥生賞は太めの馬体で敗れたためか、中間からビッシリ乗り込まれている。この日も長めの7Fから95秒9−5F64秒3−4F50秒3−3F37秒0−1F12秒4を直線いっぱいに叩き出されてマークし、併せた相手に3馬身先着。すっきりした馬体から繰り出すフットワークは軽快そのもので、前走時とは雲泥の差。2歳王者の巻き返しは現実味を帯びてきた。

 3強のもう1頭、リーチザクラウンは木曜(16日)に追い切られる予定。
【皐月賞】リーチ破壊力満点
デイリースポーツ - 2009/4/14 9:34

 ブエナビスタの1強と言われた桜花賞とは違い、牡馬クラシック第1弾は“3強”の争い。ブエナビスタと同じ、スペシャルウィークを父に持つリーチザクラウンが、父が3着に敗れた皐月賞の舞台に挑む。数々の名馬を送り出した橋口師も絶賛する未完の大器だ。ブエナ、リーチの2頭を新馬戦で破ったアンライバルド、重賞3連勝中の無敗馬ロジユニヴァースもそれぞれ順調。頂点目指して戦国絵巻が繰り広げられる。
  ◇  ◇
 どれだけの能力を持っているのか。リーチザクラウンが父のかなえられなかった、最初の扉を開く。

 仕上がりは万全だ。前走のきさらぎ賞は後続を置き去りにして、余裕の勝ちっぷり。それでも、レース後の橋口師に笑顔は見られなかった。「また馬体が減った。先行きは明るくない。手放しでは喜べない」と不満を口にした。今回は中8週。時間をかけて丹念に乗り込み、体を戻すことにも成功した。「今で514キロぐらい。レースに行けば506キロ前後じゃないかな。前走よりも減っていることはない。ここまでは順調」と本番を前に納得の表情を見せる。

 1週前の追い切りは栗東坂路で併せ馬。4F51秒9-38秒1-12秒6と、自己ベストに0秒2と迫る好時計をマークした。またがった武豊も「ここへ向けてきっちりと仕上がった」と満足げ。皐月賞最多のV4に挑むユタカはパートナーに全幅の信頼を寄せる。「いいメンバー。2回負けているけど、その2頭が出てくる。それでも、3勝はすべて圧勝。そういう魅力はある。破壊力があるから」と力を込める。

 ドバイで2勝を挙げ、国内G1、7勝を誇る名トレーナーも資質の高さにほれ込む。「物おじせずにドッシリと構えている。本当の意味の大物」と絶賛。歴史的名馬を引き合いに出すほどの高評価だ。「これだけ手応えのある馬はなかなか巡ってくるもんじゃない。10年に1頭。ダンスインザダーク、ハーツクライに続いて3頭目。でも、ハーツは今の時点ではリーチの足もとにも及ばない」。菊花賞2勝のトレーナーは手にしていない皐月賞とダービーのタイトル奪取に力を込める。

 土を付けられたライバル相手に、今度はやり返す番。逆襲へ-。このまま引き下がるわけにはいかない。

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