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IMO 競馬倶楽部 コミュの皐月賞の情報

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SSなき新時代、関東馬に勝機/皐月賞
2008年4月15日(火) 9時11分 日刊スポーツ

<皐月賞>
 サンデーサイレンスなき時代になって、東西格差は縮小。関東馬4年ぶりの勝利が期待される。

 関東馬は04年に皐月賞を制したダイワメジャーを最後に、クラシックで史上最多の11連敗と極度の不振に陥っている。しかし、今年は様子が違う。クラシックにつながる関東3歳重賞をことごとくさらった。京成杯と弥生賞がマイネルチャールズ、共同通信杯がショウナンアルバ、スプリングSがスマイルジャック。この4重賞の完全制覇は90年(京成杯=ノーモアスピーディ、共同通信杯=アイネスフウジン、弥生賞=メジロライアン、スプリングS=アズマイースト)以来、実に18年ぶりになる。

 躍進の理由に、関西に偏っていたサンデーサイレンス産駒がいなくなり、東西格差が縮小したことが挙げられる。栗東は美浦より先に設けられた坂路を活用し、東高西低を逆転した。大手オーナーが素質馬を関西に預ける傾向が強まる。SSの初年度産駒がクラシックを制した95年以降は、さらに偏りが著しくなった。

 SSのG1勝利は関東20勝(藤沢和8、上原5、小島太3、松山康2、国枝1、大久保洋1)、関西51勝でダブルスコア以上になる。所属頭数は関東588頭、関西816頭。勝利数は関東1006勝、関西1695勝。しかし、時代は変わりつつある。東の追い上げには、厩舎の努力はもちろん、昨年美浦に導入されたポリトラックコース、距離延長された坂路も一役買った。連敗に、ストップをかけることができるか。強力布陣の戦いぶりが注目される

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【ブラックシェル】情報

皐月トップ4勝へ武ブラックシェル逆襲だ…4・20皐月賞
2008年4月15日(火) 8時0分 スポーツ報知

 “打倒マイネルチャールズ”に、並々ならぬ闘志を燃やしているのがブラックシェルだ。これまで2度対戦して、ともに3/4馬身差の2着。悔しいレースが続いている。本番での逆転へ向け、松田国調教師は調教を強化。パートナーの武豊も、皐月賞で単独トップとなる「4勝目」へ意欲十分だ。

 今度こそ、目の上のたんこぶをつぶしてみせる。本番と同じ舞台で行われた前走の報知杯弥生賞と、昨年12月のホープフルS。ブラックシェルは、いずれも3/4馬身差でマイネルチャールズの2着に甘んじてきた。

 先行力を生かして押し切ったライバルとは対照的。後方から脚を伸ばすも、あと一歩及ばない。「あのコースで後ろからの競馬では苦しい。タニノギムレットの時もそうだった」。松田国調教師の脳裏には、02年皐月賞で、4角14番手からメンバー最速の上がりで追い込みながら3着に敗れた経験が焼き付いている。

 しかし、このまま引き下がるつもりはない。「今度はひっくり返すつもりで、びっしり調整してきた」この中間、松田師は入念に調教を施した。「フレンチデピュティやクロフネの子供は、余分なものを身につけたがる。それを削がなくてはいけない」ハード調教でシャープな体を作り上げたのだ。

 1週前追い切りは、武豊を背に栗東のCウッドチップコースで併せ馬。調教駆けするココシュニック(3歳500万)に手応えでは劣ったが、根性で半馬身抜け出した。「弥生賞は、ゲートで落ち着いていたし、すごく収穫があった。もっと走れそう」とユタカは逆転へ手応えを得ている。“3度目の正直”は、十分にある。

【スマイルジャック】情報

両クラシック連勝へ小牧自信「マイペースならバテない」…4・20皐月賞
2008年4月16日(水) 8時1分 スポーツ報知

 12番人気のレジネッタを桜花賞馬に仕立てたばかりの小牧太騎手(40)=栗東・フリー=が、余韻が残るうちにスマイルジャックを皐月賞馬に導くつもりだ。同一年の両クラシックを連勝すれば、史上5人目。前哨戦(スプリングS)の覇者だけに、偉業達成のチャンスは十分にある。

 すれ違う人から「おめでとう」の声が次々と飛ぶ。「ありがとう」にこやかに応える小牧。桜花賞で初G1をつかんだ喜びに浸りつつ、視線はもう皐月賞へと向いていた。パートナーはスマイルジャック。善戦を続けながら勝ち切れず、前走のスプリングSで初めて重賞の壁を破った。運命共同体のような馬だ。

 初騎乗のきさらぎ賞(2着)を経ての前走。2度目のコンビで結果を出した。「きさらぎ賞が手応えの割に伸びなかったからね。ある程度いい位置に行きたかった。結構かかったけど、前に馬が入ってくれて落ち着いた。1回乗ったから安心していたし、次はもっと安心して乗れると思うよ」と一戦ごとに信頼関係を深めている。

 心なしか漂う自信は、自身の心境の変化にもあるようだ。「(好調と言われるが)技術的には何も変えていない。ただ、去年くらいから腕はあるんや、誰に対しても負けんと思うようになった。人のことを考えんと、とにかく自分自身やなと」地方・園田競馬のリーディング騎手として鳴り物入りで中央へ移籍。必ずしも期待通りの結果が残せず悩んだが、「開き直り」が好循環を生んだ。

 桜花賞後は阪急電鉄に乗り、大阪の下町・十三で祝杯をあげた自称「庶民派ジョッキー」。93年の武豊以来となる、桜花賞−皐月賞の連勝に意欲を見せる。

 「そんなに切れる馬じゃないけど、自分のペースで走らせたらバテないタイプ。今度はスマイルジャックやから」。涙の桜花賞から一転。今度は屈託のない“フトシ・スマイル”を見せる。
【フサイチアソート】情報

フサイチアソート前走反省、調教は横山典騎乗せず…4・20皐月賞
2008年4月16日(水) 8時1分 スポーツ報知

 トライアルの報知杯弥生賞は、4番人気で12着に完敗。一気に株を下げたフサイチアソート陣営が、大逆転のシナリオを描く。デビュー2戦目に重賞の東京スポーツ杯2歳Sを制覇した馬。弥生賞の反省を踏まえ、中間は調教パターンを変更した。この決断が“吉”と出るか。

 トライアルで犯した失敗は2度とできない。報知杯弥生賞を12着に敗れたフサイチアソートが、“柔軟性”をテーマに1冠奪取を目指す。

 前走の弥生賞は、約4か月ぶりで挑んだ。異例のローテーションとなったが、陣営は入念過ぎるほどの調教を施していた。主戦の横山典も1か月前から追い切りに騎乗。万全の状態でレースに向かったはずだったが、これが逆に馬の気分を損ねる結果になってしまったという。

 スタート直後に挟まれる不運はあったものの、その後も行き脚がつかず、後方からの競馬。ゴールまで見せ場を作れず、流れ込んだだけに終わった。「あんなに怒ってたアソートは見たことがなかったですからね。レース後も馬体にダメージがなかったように、あの時は全く走っていなかった」と岩戸調教師。実力負けでなかったのは救いだろう。

 敗因を考慮し、この中間は調教方法を変えた。「きっちりと型にはめないで調整をしてきました」とトレーナー。先週はゲート練習を中心に行い、速い時計を出したのは週末の1回だけ。しかも、今回は1度もジョッキーが騎乗しなかった。

 最終追い切りも、初めて木曜日(通常は水曜日)に行うことを決めた。「目先を変えたりすることで、精神面を強化してきましたが、それがいい方向に出ている様子。馬体にも、張りが出てきました」と手応えをつかんでいる。

 となれば、東京スポーツ杯2歳Sで見せた決め手が、復活する可能性は高い。岩戸師は「距離のことを考えても『ダービーよりも皐月賞』と思ってきた馬。当然、全力投球です」と腕をまくる。巻き返しの態勢は整った。
【キャップテントゥーレ】情報

トゥーレ状態さらに上向き/皐月賞
2008年4月16日(水) 8時59分 日刊スポーツ

<皐月賞>
 キャプテントゥーレは弥生賞4着で距離にメドを立てた。1週前の動きも素晴らしく、状態はさらに上向き。徳江助手は「1回使ってピリッとしてきた。前走は終始、外外を回らされるロスがあったが、今回につながる競馬はできた」と手応えを感じている。
【レインボーペガサス】情報

ペガサス2度目の中山で一発狙う/皐月賞
2008年4月16日(水) 8時59分 日刊スポーツ

<皐月賞>
 レインボーペガサスは2度目の中山で一発を狙う。今回も折り合いがポイントになるが、馬の後ろで進められれば問題はない。鮫島師は「変わらずにいい雰囲気。前走はもう少し積極的にレースしていれば。いい位置で競馬したい」と語った。
【スマイルジャック】情報

小牧スマイルで2週連続笑う/皐月賞
2008年4月16日(水) 8時59分 日刊スポーツ

<皐月賞>
 桜花賞で初G1を制覇した小牧太騎手(40)が、スプリングSの覇者スマイルジャック(牡、小桧山)で2週連続に挑む。気持ちが吹っ切れて自然体で臨めるだけに、もう一発は十分ある。

 桜花賞で悲願をかなえた小牧太騎手は全休日明けの15日、普段通り栗東トレセンで調教をつけ、周囲から矢継ぎ早に祝福の声を浴びせられた。日曜の晩は大阪十三の行きつけの店で仲間と美酒に酔った。「日刊スポーツの占いに、小牧の一発があるって書いてあったから気分良く臨めた。肩の荷が下りたら気持ちが違うね」と笑顔。スプリングSを快勝したスマイルジャックで挑む皐月賞も十分チャンスがある。

 これまではG1を勝ちたい意識が先走っていた。しかし、レジネッタで得た大きな1勝で、新たな境地を開いた。「勝つことは意識しない。勝つ気になったらろくなことはない。馬に伝わってしまうからね。人間が頑張っても仕方ない」。懸命に山を登っている最中は山肌しか見えなかった。頂上からの景色は、頂点を極めないと拝めない。無欲の挑戦を口にした不惑の40歳は、精神的に一皮むけた。

 スマイルジャックとは2走前のきさらぎ賞で初めてコンビを組んで2着。折り合いを欠いて最後の切れが鈍ったが、2度目の前走で見事に修正した。「乗りやすい馬だよ。
1、2コーナーで掛かっていたけれど、そこで我慢させてやれば大丈夫。ある程度掛かりながら行く馬だからね。流れを読んでペースを間違えないようにしたい」。桜花賞と皐月賞を連勝すれば93年武豊(ベガ、ナリタタイシン)以来。何度か夢をあきらめかけた男に、女神のほほえみは向けられている。【岡山俊明】
【ショウナンアルバ】

ショウナンアルバ内に秘めた“逃”志
2008年4月16日(水) 10時54分 デイリースポーツ

 「皐月賞・G1」(20日、中山)
 打倒マイネルチャールズの1番手はオレだ。共同通信杯Vのショウナンアルバが、クラシック奪取へ闘志満々。前走・スプリングSは途中から逃げて3着に敗れたが、今回もこの馬の出方がレースの流れを左右するのは間違いない。共同通信杯の勝ちっぷりからも、潜在能力の高さは証明済み。激しい気性を持つウォーエンブレム産駒を、コンビを組む蛯名がどう操るのかに注目が集まる。
  ◇  ◇
 激しすぎる気性はもろ刃の剣。父ウォーエンブレムから受け継いだ有り余る闘争心をいかに制御できるかが、ショウナンアルバの浮沈を決める。

 成功例は前々走の共同通信杯。向正面で無理やり蛯名が抑えつけたことで、後半は流れに乗り、ハイペースを力で押し切った。失敗例は前走のスプリングS。同じく抑えようとしたが、スローペースもあって制御不能に。仕方なく向正面で先頭に立ち、直線では力尽きて3着に敗れた。

 もちろん陣営も手をこまねいているわけではない。共同通信杯出走時は所定の場所(装鞍所)での鞍の装着ができないほどパニックに陥ったが、厩舎の馬房内で鞍を装着したスプリングSでは、平常心のままパドックを迎えられた。「いろいろと対策を練っていくしかない。前走に関してはジョッキーがまたがるまでは猫のようにおとなしかった。そういう意味では進歩しているんだよ」と二ノ宮師は説明する。
 中間の調整パターンが確立されてきたことで、普段のイレ込みもなくなってきた。レース後は約10日間、美浦トレーニングセンター近くのドリームファームに短期放牧へ。「向こうでは軽い運動だけしかしないけど、このパターンで厩舎に戻すと、ずいぶん落ち着いて帰ってくるようになったんだ。今回は前走時の中間よりも、さらに落ち着きが増した」とトレーナーは手応えを口にする。15日朝も美浦南Aコースをキャンターで気持ちよさそうに2周流して、翌日の追い切りに備えた。
 「ここまでは思い通り。問題は当日、ジョッキーがまたがってからだろうね。でも、そこからは任せるしかないから」。蛯名は逃げ戦法を否定(一問一答参照)するが、二ノ宮師は「父のウォーエンブレムだってダービーを逃げ切っている(02年米ケンタッキーダービー4馬身差V)。それにジョッキーというのは、その瞬間、瞬間のひらめきで勝負する。エルコンドルパサーの凱旋門賞(99年蛯名騎乗で2着)だって、突然の逃げだったんだから」と、歴史的な好走を演じた厩舎の功労馬を引き合いに出し、積極策の可能性に含みをもたせた。
 共同通信杯の勝ちっぷりからも、能力がトップクラスなのは疑いようがない。蛯名がどう乗るのか-。それはショウナンアルバ自身の成績だけでなく、レース全体の流れをも左右することになる。
【ブラックシェル】追い切り

ブラックシェル、皐月賞制覇に意欲
2008年4月16日(水) 18時14分 netkeiba.com

 昨年のホープフルS(OP)、そして前走の弥生賞(OP)と、マイネルチャールズに2度の後塵を喫したブラックシェル(牡3、栗東・松田国英厩舎)。

 弥生賞では始終外めを回ってのレースを強いられ、そのコースロスの分、内を進み前を行くマイネルチャールズに一歩届かなかった。その無念を晴らすため、この中間では「無駄を削ぐ」調整を進め、ブラックシェルに負荷をかけ続けた。

 今朝行われた調教でも、武豊騎手を背に坂路を2本上がり入念な仕上げを行った。「馬の体調がいいので、ハードに追ってほしいとのことだった。調教で動く馬ではないが、動きも息の入りもよかった」(武騎手)

 松田調教師も「いい併せ馬になった。道中の折り合いもよく、大きなところを獲るにはちょうどいい」と仕上がりには満足な様子だ。

「前走ではよく伸びていたが届かなかった。それでも、ゲートでも落ち着いていたし、収穫のあるレースだった。もっと、伸びそうな手応えは感じた」という武騎手。

 レースに向けて課題だったゲートでの駐立の訓練を続け、さらに良い返し馬のためにとCウッドコースを使ってのスローキャンターを取り入れた調教もしてきている。

「調整はできている」と松田師は、皐月賞制覇に意欲を燃やす。
【マイネルチャールズ】追い切り

オレたちは強い!松岡&チャールズ/皐月賞
2008年4月17日(木) 7時8分 スポーツニッポン

 3冠レースの第1弾「皐月賞」(20日、中山)の最終追い切りが美浦、栗東両トレセンで行われ、最有力候補マイネルチャールズは松岡正海騎手(23)を背に抜群の動きを披露した。

 動きには躍動感と力強さが増し、鞍上との息もぴったり。京成杯&弥生賞と中山コースの重賞を連勝しているマイネルチャールズの追い切りには、G1で主役を張る馬にふさわしいオーラと迫力がみなぎっていた。

 角馬場でウオーミングアップした後、美浦ポリトラックコースへ移動。落ち着き払った様子で馬場に入ると、単走でゆったりと加速していく。直線で鞍上・松岡が左ムチを入れてゴーサインを出すと、持ち前の闘争心に火がついた。四肢をいっぱいに伸ばし、1F11秒6と強烈に伸び切った。

 「京成杯、弥生賞、そしてきょうの追い切りを見れば、もう聞くことは何もないでしょう。満足のいく状態?その通り!」。記者会見では、満面に笑みを浮かべた稲葉師。「後ろから来た馬には一度も負けていない。いつもマークされる立場で勝ってきているんだから強いよ」と絶賛コメントが止まらない。能力の高さ、出来の良さに相当の手応えを持っている様子だ。最後は「ここで大きく勝ってダービーへ向かいたい」と堂々のV宣言。大一番に向け、陣営のムードは最高だ。
【ショウナンアルバ】追い切り

アルバ合格12秒1…距離は守備範囲
2008年4月17日(木) 10時45分 デイリースポーツ

 「皐月賞・G1」(20日、中山)
 混戦ムードが漂う皐月賞。共同通信杯の覇者ショウナンアルバが美浦ポリトラックでスムーズな走りを見せた。
  ◇  ◇
 最終追い切りも自分のリズムで慎重に。ショウナンアルバが心身両面で万全の態勢を整えた。美浦ポリトラックで、スタート直後はいつものように首を左へ曲げて行きたがったが、そこは鞍上も心得たもの。うまくなだめながら4、5馬身ほど前を行くドリームタイガー、ダイワフォルゴーレ(ともに5歳500万下)を追走。ようやく納得すると、はやる気持ちを上手にコントロールするように4角手前で2頭の間に突っ込んでいった。

 直線でも軽く仕掛ける程度で、ほとんど手綱は動かない。最後まで外のフォルゴーレと体を合わせたまま、フィニッシュラインを通過して行った。5F65秒9-36秒9-12秒1。「先週と同じように、前に馬を置いての追い切りだったけど、力むことなく、うまく我慢できていたと思うよ」と二ノ宮師は合格点を与えた。
 父ウォーエンブレムから受け継いだ激しい気性。常に自己との戦いになる。前走のスプリングSでも前半に力んでしまった分、最後の踏ん張りを欠いてしまった。先週の1週前追い切りに騎乗した主戦の蛯名は、「だいぶ落ち着いてきたけど、今回も自分との戦いになる」と気を引き締める。

 「千八での走りからも距離は守備範囲だと思う。あとは気持ちの問題。競馬場へ行くとスイッチが入ってしまうから。だけど、ここまでは落ち着いているし、できることはすべてやってきた」。まだまだ手のかかるきかん坊だが、二ノ宮師は自信を持って大舞台へ送り出す。
【ブラックシェル】追い切り

ブラックシェル、パワー満タン!
2008年4月17日(木) 10時45分 デイリースポーツ

 「皐月賞・G1」(20日、中山)
 500キロを超えるボリュームのある馬体が力強く弾んだ。大混戦の牡馬クラシック第1弾の最終追い切りが16日、東西トレセンで行われた。No.1ジョッキー・武豊とのコンビで挑むブラックシェルは栗東坂路で併せ馬。速い時計も、派手なパフォーマンスも必要ない。4F53秒4で並入。時計は地味でも、チップを高くけり上げ、キビキビとした脚さばきが好調を物語っていた。枠順は木曜に確定、馬券は一部ウインズで金曜発売が行われる。
  ◇  ◇
 攻めの姿勢を貫いた。ブラックシェルは武豊を背に栗東坂路でミダースタッチ(3歳500万下)と併せ馬。ステッキこそ入らなかったが、ゴール前は目いっぱいに追われて最後まで集中力のある走りを披露。力強いフットワークで並入を果たすと、4F53秒4-38秒6-12秒6をマークした。

 「割とハードにやったけど、動きは良かった。体調がいいと聞いていたし、すごく元気。速い時計が出るような馬じゃないからね。でも、動きや息遣いはいい感じ。いい調教ができた」。馬上から下り立った武豊も納得の表情を見せた。

 ダービー2勝を誇る名門・松田国厩舎のエース格。それでも、道のりは楽ではなかった。皐月賞出走を確定させようと、リーディングジョッキーを配したきさらぎ賞がまさかの7着。イレ込みが敗因のすべてだった。「返し馬で止まらなかったし、輪乗りも歩けなかった。ゲートでも暴れるし…」。メンバー最速の上がりを駆使しても、出遅れた前半のロスをばん回することはできなかった。

 コンビ2度目の弥生賞は2着。今度は見事に皐月賞への切符をつかみ取った。「イレ込みがましだったし、ゲートで駐立できた分、スタートを五分に出ることができた」。課題を修正したことには一応の及第点を与えたが「だからといって今回も、という保証はない」と口元を強く結ぶ。まだ不安を完全に払しょくしたわけではない。
 ウイークポイントを補える高い能力を持っている。「前走でももっと良くなりそうな雰囲気があった。伸びているけど、ひと工夫でもっと走れそうだったから」。ユタカもその資質と伸びしろに期待を寄せる。

 小回りの中山コースで18頭が火花を散らす。トリッキーとされるコースだが、2戦して2着2回と相性は悪くない。「同じ馬(マイネルチャールズ)に負けているけど、向いていない距離やコースじゃない。でも、まだスタートには不安が残るし、18頭立てで先行有利の傾向がある。その点が少し不安だけど、これからじっくりと考えていく」。皐月賞馬の称号へ向けて、ユタカのコンピューターが最高の答えを模索する。

 「抜けた馬はいない。走るときはやたら走るからね。それが今回だったらいいなと思う」。5戦のうち、4戦を34秒台で伸びた末脚自慢。西の刺客が混戦皐月賞を勝ちに行く。
【ノットアローン】追い切り

ノットアローンは仕上がり良好
2008年4月17日(木) 10時54分 netkeiba.com

 栗東トレーニングセンターで17日、皐月賞(GI)に出走を予定しているノットアローン(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)の最終追い切りが行われた。

 レースでも騎乗する藤岡佑介騎手を背に、坂路コースに姿を現したノットアローンは僚馬であるロザリオ(牡3、未勝利)との併せ馬。パートナーにやや遅れてスタートしたが、その後徐々にスピードを上げ、(計測不能)-25.4-12.6で、相手を2馬身ほど離してフィニッシュした。

「しっかり追ってくれと先生から言われました(藤岡騎手)」という言葉通り、最後の仕上げをしっかりと終えた。

「テンが遅れたので、誉められた時計ではないが、反応は良かった。仕上がりに関しては何も言うことはない」と橋口調教師は語る。

 これまで、2000mでは2連勝中のノットアローン。前走の若葉S(OP)も橋口師が「何もかも上手くいった」と笑顔で語る快勝だった。

 皐月賞では「3、4番手の先行グループに入っていくだろう」と橋口師。あの見事な逃げ切りをしながらも、一介の逃げ馬ではないと見ているようだ。

 また、ともに皐月賞に出走するフローテーションは昨日のうちに最終追い切りを終えている。「いつもの坂路」ではなく、Cウッドコースでの追い切りは「これまでのレースを見ていると、4コーナーでもたれるところがあった。真っ直ぐ走れるかを確認したかった」との理由から。

 2000mという実績のない距離への挑戦には「1800をこなせた馬が走れないとは思っていません」と語った。
【フサイチアソート】追い切り

えっ!?アソート「藤沢流」/皐月賞
2008年4月18日(金) 7時8分 スポーツニッポン

 東京スポーツ杯2歳S優勝馬フサイチアソートは17日、美浦で皐月賞の最終追い切りを行い軽快な走りを披露した。皐月賞の“最強馬番”を引き当て台風の目になった。

 フサイチアソートは開門直後のWコースに登場。直線でフサイチエゴイスト(3歳500万)の内に入ると、終始馬体を併せたままフィニッシュした。馬なりで最後までしっかりした動き。岩戸師は「昔の藤沢和厩舎のような追い切りだね。助手は抜かせる勢いだったと言っていたし、いい形でレースを迎えられそうだ」と明るい表情を見せた。

 2戦目で東京スポーツ杯2歳Sを制覇。皐月賞の最有力候補の1頭に挙げられたが、休み明けの弥生賞は12着と大敗した。しかし、陣営は悲観していない。師は「(弥生賞は)結果を出したいという思いがあって水曜、日曜ときっちりやったのが馬のストレスになった。毎週騎手に乗ってもらって、馬も“いつ競馬なの?”と思ったのだろう」と敗因を分析済み。この中間は馬の様子を見て調教の強さを変えたり、週半ばには追わず週末に追い切るなど、ストレスをかけない工夫を凝らした。「負けたことで、いい意味で馬がガス抜きできた。失敗したところも見えてきた」と巻き返しへの手応えをにじませた。

 ダービーも見据える陣営が多い中、1冠目にすべてを懸ける。トワイニング産駒の芝勝ち鞍の最長距離は2000メートルで、血統的にダービーは不向き。師も「皐月賞を勝つためにプランを組んでやってきた。ダービーのことは考えていないし、ここが最大目標」と明言した上で「秘策もある。楽しみにしておいてください」と締めくくった。
えっ!?フローテーション反「橋口流」/皐月賞
2008年4月18日(金) 7時8分 スポーツニッポン

 フローテーションが不安を一蹴する満点試走だ。枠順の確定した17日、スプリングS(2着)で見せたモタれる悪癖を封印し、真一文字に力強い伸び脚を披露した。

 深夜からの雨がさらに強まった午前8時半。フローテーションが僚馬マンボパートナー(3歳未勝利)を伴ってDWコースに入った。まずはパートナーを2馬身先導する形でスタート。3角手前で前後のポジションを入れ替えると、4角で外から並びかけて直線を迎えた。馬体をピッタリ併せ実戦さながらの叩き合い。稽古駆けするパートナーも内で必死に抵抗したが、振り切って半馬身前に出たところがゴールだった。

 「最後までびっしりと併せることができた。いい追い切りだった」。橋口師は満足そうに口火を切った。橋口厩舎の追い切りと言えば坂路が定番。フローテーションも普段は坂路で調整されているが、今回はあえてDWコース追いを選択した。報道陣の疑問に師は明確なアンサーを用意していた。「前走(スプリングS2着)で4角から直線にかけて少し内にモタれるような走りをしていた。本番を前に真っすぐ走れるかどうか確認したかった。きょうは大丈夫だったね。悔いのない仕上がりだよ」。心残りだった課題もきっちりとクリア。どんよりとした鉛色の空とは対照的に師の表情は晴れやかだ。

 昨秋に新馬戦→萩Sと2連勝。「その時点でクラシックを意識していた」(橋口師)が、その後のラジオNIKKEI杯2歳Sで8着、すみれSで7着と凡走。「自信を失いかけていた」(同師)が前走で復活を遂げクラシック舞台に間に合った。「前走は体がスッキリしていた」と10キロ減での出走が奏功。今回も「数字は気にしていないが同じくらいの体で出せる」とシャープな馬体を維持している。「ディープインパクトがいないんだから当然チャンスはある」と自信をのぞかせた師。万全の態勢を整え、一直線にVゴールを目指す。
【マイネルチャールズ】情報

昨年2着の9番 松岡、チャールズで今度こそ勝つ!…20日・皐月賞
2008年4月18日(金) 8時1分 スポーツ報知

 競馬のクラシック3冠レース第1戦、第68回皐月賞(20日・中山11R2000メートル芝18頭、G1)の出走馬と枠順が17日、決定。最有力馬と目されるマイネルチャールズは、9番枠に決まった

 何かの因縁を感じてしまう。主役として大舞台に臨むマイネルチャールズが引いた枠順は「9番」。主戦の松岡が、昨年鼻差の2着と涙を飲んだサンツェッペリンと同じだ。

 「違う馬なので、特別な思いはないですよ」と話していた松岡だが、投票所に現れて「何か(コメントを)考えていた?」と報道陣に聞かれると、「去年も9番でした、とか?」とすぐさまリップサービス。そして「(勝つのが)1年遅れの9番ということで…」と口調は滑らかだった。

 もちろん、不満はない。「真ん中ならどこでも、と思っていましたからね。いい位置につけられそう。ゲートはおとなしいし、奇数でも問題ない。いい枠です」と言う。稲葉調教師にしても「9番くらいがいい」と話していただけに、ご機嫌だ。“必勝宣言”が出ていたマイネルチャールズ。まずは、第一関門をクリアした。
【ノットアローン】追い切り

ノットはじけた2馬身半先着/皐月賞
2008年4月18日(金) 8時52分 日刊スポーツ

<皐月賞:追い切り>
 ノットアローンの末脚がはじけた。坂路で先行するロザリオ(3歳未勝利)に並んだ残り200メートル。合図を出されると1完歩ごとに差を広げ、2馬身半突き放した。4ハロン54秒5の平凡な時計は、前半にラップ15秒台の相手に合わせたため。藤岡佑騎手が「動きはだいぶ違う。間違いなく前走以上」と笑みを浮かべれば、橋口師も「全体の時計は褒められたものではないが、しまいの脚は良かった。言うことはない」と満足げだ。

 若葉S勝ちは、うれしい誤算だった。2走前のアーリントンCでは、楽に2番手を追走しながら最後の坂で失速。だが、前走では坂を見事に克服して成長をアピールできた。藤岡佑は「無理に抑えるより、リラックスして走らせたい」と策を練る。枠順は外めの14番に決まったが、橋口師は「最近ではダイワメジャー、ディープインパクトが勝っている、縁起のいい枠。先行できるスピードはあるし、いいと思う」と好感触。混戦に拍車がかかりそうなムードが漂ってきた。【山本幸史】
週末は雨…アソートは道悪歓迎/皐月賞
2008年4月18日(金) 8時52分 日刊スポーツ

<皐月賞:追い切り>
 フサイチアソート(牡3、岩戸)が17日、木曜追いで絶好の動きを披露した。南ウッドコースで併せ馬を行い、余力十分に併入。岩戸孝樹師(41)は12着に敗れた前走・弥生賞からの巻き返しに向け手応え十分だ。この日は枠順が確定。馬券は18日から都内2カ所のウインズで発売される。

 フサイチアソートの追い切りを終えた岩戸師は、満面の笑みを浮かべた。「期待しておいてください」。厩舎に詰め掛けた報道陣を前に、V宣言とも受け取れる自信のひと言。大一番直前とは思えぬほど、晴れやかな表情で締めくくった。

 その最終追いは、南ウッドコースで行われた。僚馬フサイチエゴイスト(3歳500万)を3馬身ほど追走。コーナーワークを利して直線で内から並び掛けると、パートナーと完全に馬体を並べたままゴールを駆け抜けた。「最後まで持ったまま。抜け出す手応えだったけど、その必要もなかった」と、手綱を取った鈴木助手。余力を残した状態で12秒5のフィニッシュ。見守った岩戸師も「思い通りに行けた」と納得だ。

 弥生賞の敗戦が、重圧から陣営を解き放った。「あれで馬も人も、あくが抜けた」(岩戸師)。レース前は毎週のようにジョッキーを乗せて追い切り、水曜、日曜と定期的に時計を出した。型にはめた調教が、気が付かぬうちに馬に負担をかけた。レース当日は今までになくテンションが上がり、スタートで後手。「結果を出さなくてはという思いがあった。ストレスになってしまったのかな…」。

 敗戦を素直に受け止め、中間は思い切って方針を切り替えた。その日その日の馬の雰囲気を感じ取り、乗るコースや時間、ラップを決めた。先入観を捨て、感覚で調教メニューを選択した。「リラックスしているし、いい感じだと思う」。その決断は、ここまでは吉と出ている。

 木曜午後からの枠順抽選では、黒い帽子の2枠3番に決まった。「理想を言えば偶数の4番だけど、申し分ない。両サイドの馬が前に行くだろうし、その後にバイパスができる」。岩戸師の表情が一段と輝いた。折しも、空からは陣営が願っていた雨が降りだした。ハイレベルの新馬戦を重馬場で快勝。道悪は望むところだ。実力や状態の良さだけではない。ツキもアソート陣営に向きつつある

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