【FX】シストレ（ ﾟ д ﾟ ）ﾉコミュのＦＸの仕組み

そうでした。

そもそもＦＸって何？
という方にもぜひ来ていただきたいくせに
ＦＸの説明をしていませんでした・・・


ということで、ＦＸをずばりご説明します。



ＦＸとは「foreign exchange」の略でして、
日本語訳では「外国為替証拠金取引」です。
その名の通り、外国為替（外貨）を証拠金制度にて取引する
というものです。




実例を挙げれば一発でご理解いただけると思います↓


為替には、レートというものが存在します。
よくニュースなどで耳にする、「１ドル＝１２０円４５銭〜４８銭」
とかいうあれのことです。

このレートは、日々秒単位で新しいレートに更新されていきます。



たとえば

「１ドル＝１１０円」の時に円で１万ドルを買うとしましょう。

必要な額は　１１０(円) × １万 ＝ １１０万(円)

で「１１０万円」となります。


※「１１０万円」を出して「１万ドル」を手に入れました。


さて、ご説明したとおり、レートは刻一刻と動いていますので

「１ドル ＝ １１０円」

だったレートが、後日

「１ドル ＝ １２０円」になったとしましょう。


手元には１万ドルあります。

この１万ドルを「１ドル ＝ １２０円」の時に円に戻すと

１２０(円) × １万 ＝ １２０万(円)

で、「１２０万円」となります。


最初に使ったのが１１０万円だから、

差し引きで　１２０万(円) − １１０万(円) ＝ １０万(円)

となり、「１０万円」の「儲け」となります。


ここで注意しなくてはいけないのが、

レートが「１ドル ＝ １００円」になってしまったら

同じ計算の要領で１０万円の「損失」となります。



ＦＸでは、基本的にはこうやって利益を上げていきます。

弱くなると思う通貨を売り、強くなると思う通過を買うのです。




また、もう一つの利益を上げる手段として「スワップ」というものがあります。

ＦＸでは取引する額が大きいため、

金利の影響も普段の貯金とは比べ物になりません。

それを反映するのが「スワップ」です。


すごく大雑把ですが、ご説明します。

上の例だと、最初に１１０万円借りて１万ドルを買っています。

１１０万円を借りているので、日本の金利が０．５％だとすると、

一日あたり　１１０万(円) × ０．５％ ÷ ３６５ ＝ 約１５(円)

で、約１５円/日の支払いが生じます。


また、１万ドルを持っているので、アメリカの金利が５．５％だとすると

一日あたり　１万(ドル) × ５．５％ ÷ ３６５ ＝ 約１．５(ドル)

１．５ドルは１６５円くらいなので、約１６５円/日を受け取れます。


合計すると、１６５円 − １５円 ＝ １５０円となり

一日ごとに１５０円の利子を受け取れることになります。


※金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買う取引をすると

スワップはマイナスになります。

※現在の市場では、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うことで

プラススワップを得ようとするトレードが盛んです。

このようなトレードは、キャリートレードと呼ばれており、

最近の円安の一因となっています。




この例における１万ドルを買った方（先に取引する方）を一般的に

「ポジションを建てる」、「ポジションを作る」、「ポジる」

などと言い、

１万ドルを売った方（後に取引をする方、つまり決済注文）を

「ポジションを閉じる」、「クローズする」

などと言います。


好きなタイミングでポジり、好きなタイミングで閉じて儲ける。

これがＦＸです。

※市場の流動性により、値動きが激しいときは思うようにポジれない

ときがありますので注意が必要です。