★珠玉の永青文庫コレクション - 細川家の歴史と華やかな大名文化
鎌倉時代より７００年続く名家、細川家。東京・目白にある永青文庫は、細川家に遺（のこ）る文化財を後世に伝えるため、昭和２５年（１９５０）、第１６代当主・細川護立（もりたつ）によって設立されました。現在では、約８万点を超える品々を収蔵しています。
本展では、貴重な永青文庫コレクションの中から、武具、絵画、書跡、茶道具、能道具などの優品を通して、細川家の歴史と華やかな大名文化をご紹介いたします。
★武と美に生きた７００年 - 細川家の歴史をいろどる有名人たち
長い歴史を有する細川家には、代々当主はもとより、歴史に名を刻む人物にまつわるものも数多く伝えられています。たとえば、織田信長や羽柴秀吉、徳川家康といった時の天下人や、茶の湯における美を追求した千利休など、誰もが知る有名人ゆかりの品々は、細川家の武と美の歴史を、わたしたちにより身近に、より鮮やかに印象づけます。
歴史をいろどった人々の息吹を、細川家の名宝に感じていただければ幸いです。
★美への深いまなざし - 稀代のコレクター、細川護立
永青文庫コレクションには、設立者である細川護立（１８８３〜１９７０）の蒐集（しゅうしゅう）品が多数含まれています。代表的なものとして、白隠（はくいん）、仙�僉覆擦鵑�い）などの禅画や、唐三彩などの考古出土物、そして近代絵画などがあげられますが、それらの中には後に高い評価を得たものも少なくありません。
ひとたび美を直観したものは、果敢（かかん）に蒐（あつ）めていった細川護立。稀代のコレクターであった護立の、すぐれた蒐集品を展示いたします。
会期 平成２４年１月１日（日・元日）〜３月４日（日）
＊会期中展示替えを行います
鎌倉時代より７００年続く名家、細川家。東京・目白にある永青文庫は、細川家に遺（のこ）る文化財を後世に伝えるため、昭和２５年（１９５０）、第１６代当主・細川護立（もりたつ）によって設立されました。現在では、約８万点を超える品々を収蔵しています。
本展では、貴重な永青文庫コレクションの中から、武具、絵画、書跡、茶道具、能道具などの優品を通して、細川家の歴史と華やかな大名文化をご紹介いたします。
★武と美に生きた７００年 - 細川家の歴史をいろどる有名人たち
長い歴史を有する細川家には、代々当主はもとより、歴史に名を刻む人物にまつわるものも数多く伝えられています。たとえば、織田信長や羽柴秀吉、徳川家康といった時の天下人や、茶の湯における美を追求した千利休など、誰もが知る有名人ゆかりの品々は、細川家の武と美の歴史を、わたしたちにより身近に、より鮮やかに印象づけます。
歴史をいろどった人々の息吹を、細川家の名宝に感じていただければ幸いです。
★美への深いまなざし - 稀代のコレクター、細川護立
永青文庫コレクションには、設立者である細川護立（１８８３〜１９７０）の蒐集（しゅうしゅう）品が多数含まれています。代表的なものとして、白隠（はくいん）、仙�僉覆擦鵑�い）などの禅画や、唐三彩などの考古出土物、そして近代絵画などがあげられますが、それらの中には後に高い評価を得たものも少なくありません。
ひとたび美を直観したものは、果敢（かかん）に蒐（あつ）めていった細川護立。稀代のコレクターであった護立の、すぐれた蒐集品を展示いたします。
会期 平成２４年１月１日（日・元日）〜３月４日（日）
＊会期中展示替えを行います
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「細川家の至宝」特別展、元日開幕 九州国博で関係者ら開会式
2011年12月26日 19:49
来年１月１日に開幕する特別展「細川家の至宝」の開会式＝２６日午後、福岡県太宰府市の九州国立博物館 福岡県太宰府市の九州国立博物館で来年１月１日に開幕する特別展「細川家の至宝」の開会式と内覧会が２６日、同館であり、出席者約８００人が中世の螺鈿鞍（らでんぐら）の最高傑作といわれる国宝の「時雨螺鈿鞍」や、菱田春草（１８７４―１９１１）の代表作「黒き猫」などの名品を一足先に鑑賞した。
鎌倉時代から現代まで約７００年続く旧家であり、江戸時代に肥後熊本藩を治めて九州にもゆかりが深い細川家の文化財を後世に伝える永青文庫の所蔵品を中心に展示。８万点超の所蔵品のうち、国宝８件、国指定重要文化財２５件を含む２３２件を展示する。
開会式で、三輪嘉六館長は「歴代の細川家のまさに至宝が集まった。大勢の方に見に来ていただきたい」とあいさつ。細川家１８代当主の細川護熙（もりひろ）永青文庫理事長は「（展示品から）生きた歴史を感じ取り、歴史への興味をさらに深めてもらえれば」と期待を込めた。出席者は、歴史的な美術工芸品や近代絵画など多彩な名品を見て回り、細川家に伝わる「武と美」の世界を堪能していた。
会期は来年３月４日まで。問い合わせはＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００。
＝2011/12/26 西日本新聞＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/279551
2011年12月26日 19:49
来年１月１日に開幕する特別展「細川家の至宝」の開会式＝２６日午後、福岡県太宰府市の九州国立博物館 福岡県太宰府市の九州国立博物館で来年１月１日に開幕する特別展「細川家の至宝」の開会式と内覧会が２６日、同館であり、出席者約８００人が中世の螺鈿鞍（らでんぐら）の最高傑作といわれる国宝の「時雨螺鈿鞍」や、菱田春草（１８７４―１９１１）の代表作「黒き猫」などの名品を一足先に鑑賞した。
鎌倉時代から現代まで約７００年続く旧家であり、江戸時代に肥後熊本藩を治めて九州にもゆかりが深い細川家の文化財を後世に伝える永青文庫の所蔵品を中心に展示。８万点超の所蔵品のうち、国宝８件、国指定重要文化財２５件を含む２３２件を展示する。
開会式で、三輪嘉六館長は「歴代の細川家のまさに至宝が集まった。大勢の方に見に来ていただきたい」とあいさつ。細川家１８代当主の細川護熙（もりひろ）永青文庫理事長は「（展示品から）生きた歴史を感じ取り、歴史への興味をさらに深めてもらえれば」と期待を込めた。出席者は、歴史的な美術工芸品や近代絵画など多彩な名品を見て回り、細川家に伝わる「武と美」の世界を堪能していた。
会期は来年３月４日まで。問い合わせはＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００。
＝2011/12/26 西日本新聞＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/279551
「細川家の至宝」展開幕 九州国立博物館
2012年1月3日
鎌倉時代から現代まで約７００年続く名家・細川家に代々伝わる逸品を集めた特別展「細川家の至宝」（九州国立博物館、西日本新聞社など主催）が１日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開幕、新春から多くの人出でにぎわっている＝写真。会期は３月４日まで。
同展は江戸時代に肥後熊本藩を治め、九州にもゆかりが深い細川家の文化財を後世に伝える永青文庫の所蔵品を中心とした企画展。国宝８件、国指定重要文化財２５件を含む２３２件を展示している。初日は１７０８人が来場。２日も１４３０人が訪れ、国宝「時雨螺鈿鞍（らでんぐら）」や、菱田春草（１８７４−１９１１）の代表作「黒き猫」などの前に人だかりができていた。問い合わせはＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００。
＝2012/01/03付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280249
2012年1月3日
鎌倉時代から現代まで約７００年続く名家・細川家に代々伝わる逸品を集めた特別展「細川家の至宝」（九州国立博物館、西日本新聞社など主催）が１日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開幕、新春から多くの人出でにぎわっている＝写真。会期は３月４日まで。
同展は江戸時代に肥後熊本藩を治め、九州にもゆかりが深い細川家の文化財を後世に伝える永青文庫の所蔵品を中心とした企画展。国宝８件、国指定重要文化財２５件を含む２３２件を展示している。初日は１７０８人が来場。２日も１４３０人が訪れ、国宝「時雨螺鈿鞍（らでんぐら）」や、菱田春草（１８７４−１９１１）の代表作「黒き猫」などの前に人だかりができていた。問い合わせはＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００。
＝2012/01/03付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280249
「細川家の至宝」展１万人達成
2012年1月7日
九州国立博物館（太宰府市）で開催中の「細川家の至宝」展（西日本新聞社など主催）の入場者が６日、１万人を超えた。大名家ゆかりの茶道具や武具、美術品など約２００点を紹介する展覧会で、元日から多くの入場者でにぎわい、開幕６日目で１万人に達した。
１万人目は、親類と訪れた札幌市の松里悠央さん（１５）＝写真右。同館の清水圭輔副館長から図録やグッズが記念に贈られた。両親の帰省に合わせて同館を訪れた松里さんは「歴史が好きなので、かぶとが見たいです」と話した。
同展は３月４日まで。
＝2012/01/07付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280870
2012年1月7日
九州国立博物館（太宰府市）で開催中の「細川家の至宝」展（西日本新聞社など主催）の入場者が６日、１万人を超えた。大名家ゆかりの茶道具や武具、美術品など約２００点を紹介する展覧会で、元日から多くの入場者でにぎわい、開幕６日目で１万人に達した。
１万人目は、親類と訪れた札幌市の松里悠央さん（１５）＝写真右。同館の清水圭輔副館長から図録やグッズが記念に贈られた。両親の帰省に合わせて同館を訪れた松里さんは「歴史が好きなので、かぶとが見たいです」と話した。
同展は３月４日まで。
＝2012/01/07付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280870
細川家至宝展入場５万人に 九州国立博物館
2012年2月4日 01:13
九州国立博物館（太宰府市）で開催中の「細川家の至宝」展（西日本新聞社など主催）の入場者が３日、５万人を超えた。
５万人目の入場者は、福岡市博多区の岡本佐津子さん（８０）と長女の永井利恵さん（４８）＝東京都在住＝で、森田稔副館長から記念品が贈られた＝写真。岡本さんは「博物館には初めて来ました。細川家というお殿様のコレクションに興味がありました」と喜んでいた。「細川家の至宝」展は３月４日まで。
＝2012/02/04付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285555
2012年2月4日 01:13
九州国立博物館（太宰府市）で開催中の「細川家の至宝」展（西日本新聞社など主催）の入場者が３日、５万人を超えた。
５万人目の入場者は、福岡市博多区の岡本佐津子さん（８０）と長女の永井利恵さん（４８）＝東京都在住＝で、森田稔副館長から記念品が贈られた＝写真。岡本さんは「博物館には初めて来ました。細川家というお殿様のコレクションに興味がありました」と喜んでいた。「細川家の至宝」展は３月４日まで。
＝2012/02/04付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285555
「細川家の至宝」展、入場１０万人を突破 九州国博
2012年3月1日
福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれている特別展「細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション―」展（西日本新聞社など主催）の入場者が１日、１０万人を突破した。
１０万人目となったのは、観光で友人と福岡県を訪れた北海道恵庭市の喜多いく代さん（６２）。三輪嘉六同博物館館長から図録などの記念品を手渡された喜多さんは「以前に新聞で見て、細川展のことを知っていた。九州の国立博物館にも来てみたかった。まさか自分が１０万人目に選ばれるなんてびっくりです。旅行の良い土産になりました」と話していた。
「細川家の至宝」は、江戸時代に肥後熊本藩を治めた細川家に伝わる文化財や史料を展示。４日で閉幕する。観覧料は一般１３００円、高校・大学生１０００円、小・中学生６００円。
問い合わせは、ＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００（午前８時―午後１０時）。
(西日本新聞 朝刊)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/289590
2012年3月1日
福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれている特別展「細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション―」展（西日本新聞社など主催）の入場者が１日、１０万人を突破した。
１０万人目となったのは、観光で友人と福岡県を訪れた北海道恵庭市の喜多いく代さん（６２）。三輪嘉六同博物館館長から図録などの記念品を手渡された喜多さんは「以前に新聞で見て、細川展のことを知っていた。九州の国立博物館にも来てみたかった。まさか自分が１０万人目に選ばれるなんてびっくりです。旅行の良い土産になりました」と話していた。
「細川家の至宝」は、江戸時代に肥後熊本藩を治めた細川家に伝わる文化財や史料を展示。４日で閉幕する。観覧料は一般１３００円、高校・大学生１０００円、小・中学生６００円。
問い合わせは、ＮＴＴハローダイヤル＝０５０（５５４２）８６００（午前８時―午後１０時）。
(西日本新聞 朝刊)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/289590
「１７歳で初めて買った刀が国宝に」
2012年2月24日 コラム デスク日記
１７歳で初めて買った刀が国宝に−福岡県太宰府市の九州国立博物館で開催中の「細川家の至宝」展で知るエピソードだ。
話の主は細川家１６代当主護立（もりたつ）（１９７０年没）。現当主の祖父だ。彼は鑑定会で気に入った刀をねだるが、高価で家族が許さない。そこで家の財布を預かっていた家令が「体の弱い護立さんはこの先どれだけ生きるか分からないから買ってやって」と家族を説得したという。彼は後に、その刀を含め、家ゆかりの美術品などを収蔵、展示する永青文庫（東京）を設立した。おかげで私たちは今、殿様のひそやかな楽しみを享受できる。
至宝展では、古美術品の一つ一つから代々守り伝えてきた人々のぬくもりが伝わってくる。千利休愛好の茶道具や禅画など。希代のコレクターで美術や文学への造詣が深かった護立は、こうした伝来品に宿った先人の思いをも敏感に感じ取っていたのかもしれない。 （宇田懐）
＝2012/02/24付 西日本新聞朝刊＝
2012年2月24日 コラム デスク日記
１７歳で初めて買った刀が国宝に−福岡県太宰府市の九州国立博物館で開催中の「細川家の至宝」展で知るエピソードだ。
話の主は細川家１６代当主護立（もりたつ）（１９７０年没）。現当主の祖父だ。彼は鑑定会で気に入った刀をねだるが、高価で家族が許さない。そこで家の財布を預かっていた家令が「体の弱い護立さんはこの先どれだけ生きるか分からないから買ってやって」と家族を説得したという。彼は後に、その刀を含め、家ゆかりの美術品などを収蔵、展示する永青文庫（東京）を設立した。おかげで私たちは今、殿様のひそやかな楽しみを享受できる。
至宝展では、古美術品の一つ一つから代々守り伝えてきた人々のぬくもりが伝わってくる。千利休愛好の茶道具や禅画など。希代のコレクターで美術や文学への造詣が深かった護立は、こうした伝来品に宿った先人の思いをも敏感に感じ取っていたのかもしれない。 （宇田懐）
＝2012/02/24付 西日本新聞朝刊＝
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