Viva! 放射線科医コミュのジェネリック造影剤について

ジェネリックの造影剤を使用した経験のある方はいますでしょうか？DPCに伴いジェネリックの造影剤の需要が少しづつ増していると聞きますが、副作用の発生頻度など先発薬品と比較して有意差はあるのでしょうか？実際に使用してみた感想などお聞かせね願えたらと思います。

コメント(7)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 07月20日 00:51

私、診療放射線技師です。

当院ではDPCは未だ導入していませんが、DPC対策としてCTの造影剤で
入院患者様のみにオイパロミン300の100mlを使用しています。

先発医薬品と比べて、副作用の発生に差は無いように感じています。

ただシリンジとルートの接続部がﾍﾟﾝﾁでないと外れないときがあります。
安全側に考えた設計なのでしょうか･･･。

（ ´^ิ益^ิ｀）

[2] mixiユーザー 07月20日 22:26

秀介山さん。回答ありがとうございました。
接続部がペンチを使用しないと外れないというのは大変ですね。きっとそれはメーカーも徐々に改善してくれるでしょう。
副作用はあまり変わらないんですね。何か比較した文献などご存知ですか？もしくはメーカーのほうからそのような資料など頂いたことはありますか？

[3] mixiユーザー 07月20日 23:21

文献はコニカにでも問い合わせれば出してくれるでしょう。
ただし、副作用報告は、医師が書いた項目をそのまま記載しているので（つまり、分かっていない人が集計している）、集計としてはどうだろう、って気はします。その辺をMRにつくと、無言になります。
で、副作用の発生に差はないような印象ではありますが、、、、？？？どうしてもMRの知識の乏しさが不安材料の一つでもあります。

その他、不安材料としては、シリンジの耐圧です。
インジェクターメーカーの根本はオイパロミンシリンジの耐圧の実験をしたりしていません。コニカ独自の規格で「大丈夫」と言っているだけです。それも、今となっては古いタイプのインジェクターを使ってです。たしか、A50？

[4] mixiユーザー 07月22日 11:29

Yodaさん、コメントありがとうございます。

シリンジの耐圧のことまで考えていませんでした。
ご経験の中でシリンジの耐圧で問題になったことはございますでしょうか？

[5] mixiユーザー 07月22日 22:54

心配なので2ml/secまでしかあげていません。とりあえずは問題なしです。
ただ、他の病院では3ml/secでも問題ないようです、、、、

[6] mixiユーザー 07月23日 19:39

Yodaさんの施設ではdynamic studyを行うときはジェネリックを用いず先発薬品を使用しているということですか？

また、MRI用造影剤のジェネリックって発売されているかどうかご存知ですか？
よろしくお願い致します。

[7] mixiユーザー 07月23日 23:18

まず、ジェネリックを使うメリットは何でしょうか？
政府が医療費削減のためにやっていることですね。
で、病院にとって、ジェネリックを使うメリットは単にDPC（入院の包括医療）で、出来るだけコストを抑えたいが為です。
造影剤は入院患者でも用いますが、勿論外来の患者さんにも用いますね。結局、造影剤の納入価格にも係わってきますが、入院での造影剤使用が多ければ、ジェネリックにすることが良いかもしれませんが、逆に外来での造影剤使用が多ければどうでしょう？結果的にジェネリックにすることで純利益が減る可能性が出て来ます。
うちは大学病院ですが、現在その辺の試算シミュレーション中です。

かつ、先発品の製薬会社は放射線科にとって重要なカンファレンスなどの協賛をしていたりしますし、1週間に2回は顔を出します。ジェネリックの会社は元々経験がないばかりか、1ヶ月に1回顔を出すか出さないか、さらには画像の勉強会などを持ち合わせていないことが普通です。
副作用が出たときの対応も、軽度の場合、1週間に2回は顔を出していれば、軽く報告できたりしますが、MR1ヶ月に1回顔を出すか出さないか、だとわざわざ報告する気にもなりません。ただ、これが結果として、実際は軽度の副作用があったとしても「副作用が少ない」ともてはやされる原因になる可能性があります。
そういった意味も含め、うちの放射線科では、ジェネリックにそもそも興味がないので、使わなくてはならないことを忘れてしまう今日この頃です。

MRIはジェネリックはなかったと思います、、、、

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ