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ちきゅうの歩き方コミュのニュルブルクリンクを走る

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ニュルブルクリンクは自動車の聖地。自動車ファン、グランツーリスモファンなら誰でも知っている有名なサーキットです。今年もヨーロッパGPとしてF1が開催されます。それがグランプリコースと呼ばれるコースで、写真で言うと、一番下の盲腸みたいなところ。

一般に自動車ファンが“ニュル”というのはオールドコースのことで、ノルドシュラッフェと名付けられています。1周約20キロのタフなコースです。ほとんどのコースがブラインドコーナーで、しかも左右のブラインドだけでなく縦ブラインドもあります。全てのカーブを覚えていないと、とてもじゃありませんが、ドライブスピードでさえ走るのが困難というくらい難しいコースです。

ニュルブルクリンクが自動車ファンにつとに有名なのは、ここで世界中の自動車メーカーがクルマの開発テストを行っているからです。写真のマスキングしたクルマは、先頃発表されたメルセデスのニューCクラス。写真を撮ったのは昨年の夏です。
別に隠れて撮ったわけではなく、メーカーがテストしていればこんな写真が撮れてしまうわけです。
ちなみに、写真を撮ったところは、カルーセルと呼ばれる有名なコーナーで、見ると判るようにカーブの内側にバンクが付いているんです。
ここはかなりコースの奥深くまで入らないとイケないんですが、通称ギャラリーコーナーやジャンピングスポットと呼ばれている場所なら、B412沿いなので、クルマで簡単に行くことができます。

メーカーのテストといっても1メーカーが占有するということはほとんどなく、呉越同舟といいますか、各メーカー一緒になって走っています。

呉越同舟といえば、ニュルで有名なレストランがあります。ピステンクラウゼというレストランで、ニュルブルクリンク城に向かう途中の路地を左に入ったところにあります。
ちなみに1階と2階ではメニューが違います。呉越同舟は1階のほうです。ここ(1階)の名物は石焼きステーキで、ナマのぶ厚いステーキ肉がチンチンに焼けた石の上に乗って出てきます。好みに応じて自分で焼き方を調節して食べます。

このレストランに行くと、その日テストがあった自動車メーカーのドライバーが集まっています。メルセデスチームの隣にジャガーチームがいて、その隣にトヨタチームが・・・なんてのが見られます。

ボクが行ったときは、メルセデス、ジャガー、スバル、トヨタ、ブリヂストンの人たちが確認できました。多分他にもかなりのメーカーが来ていたのではないかと思います。

もちろんメーカー同士で仲よく会話するなんて事があるはずもなく、微妙な空気が流れていたりします。


オールドコースは、一般走行日というのもあって、誰でも免許さえ持っていれば自由に走れる時間もあります。ただし、自動車ばかりでなく、バイクや観光バスも混走ですから、注意しないとかなりの危険が伴います。




ニュルブルクリンクへの行き方ですが、フランクフルト空港からクルマで行く場合、アウトバーンの3号線をケルン・コブレンツ方面に向かいます。
フランクフルト空港からそのまま入れるので、3号線の入口(これがちょっと間違いやすい)さえ注意すれば大丈夫。3号線を150kmくらいでしょうか、ずんずん走っていくと、48号線(コブレンツ方面)に入ります。コブレンツを過ぎ、63号線を右方向に(ケルン・ボン方面)進み、4つ目くらいの出口アンデルナッハで下ります。案内看板にはニュルブルクリンクの名前も出ているので注意していれば判ると思いますが、出口に番号がついていて、アンデルナッハは33です。
ぐるりとランプウエイを下りるとそのまま直進。B412という道の上にいるはずですから、これをひたすら道なりにいくと、ニュルブルクリンクオールドコースの脇を走るカタチになります。金網の向こうにコースがチラチラ見え隠れします。
さらに(B412を)ずんずん走るとT字路にぶつかりますので、これを右折。
3kmくらい進むとト字路があるのでこれを右折。これがニュルブルクリンク城に向かう道であり、またオールドコース一般走行のゲートに向かう道です。

レストラン・ピステンクラウゼはこの道を900mくらい行ったところを右折した右側にあります。

オールドコース入口は、真っ直ぐ進んだところにY字路があるのでこれを右折し、さらに行った右側。ランナバウトがあるのですぐに判るはずです。

場所はオールドコースのストレートの中ほどになります。
以前は、グランプリコースとオールドコースの間にある旧ピットが使われていたのですが、ここは現在メーカー占有時のコース出入り口専用になっています。


オールドコースの走行料金は、1周16ユーロです。
高いと思うかもしれませんが、初めは3周も走ると緊張でヘロヘロになってしまうのではないかと思います。

ニュルを走るときの注意点は、抜かれるときのマナー。どんなに頑張っても腕自慢でもまず誰かに抜かれます。このとき、ウインカーを出してウインカーを出した方にクルマを寄せると、反対側から抜いて行ってくれます。ただし、BMWのサーキットタクシーが来たらウインカーを右に出してクルマを右に寄せてください。オールドコースは一般道と同じ扱いなので、左から抜くのが正式で、BMWのサーキットタクシーはこれを忠実に守ります。

ちなみに現在BMWのサーキットタクシーはM5が使われており、このクルマでとんでもないスピードでドリフトしながら走ってくれます。

コメント(2)

行けば判りますが、パブリック用パドック(まあ駐車場みたいなもんですね)を入った左手に、レストランがあります。
グレーン・ホーレという名前で、緑の地獄という意味。
昔ここを走った有名なレーサーが、このコースは緑の地獄だといったことにちなんでいるとか。
以前はもっとボロな建て屋だったんですが、最近改修してきれいにしたみたいですね。

このレストランの中と、ちょうど写真を撮った位置の背中側にあるショップでグッズも売っています。有名なニュルステッカーはここで購入することができます。
ニュルステッカーは、このほかニュルブルクリンクの正面ゲート前の大通り沿いにあるガソリンスタンドでも売っています。

パドックにはいろんなクルマが集まってきます。ポルシェGT3もゴロゴロいます。もちろんガンガン走ってます。
いろんな国のいろんな区を間を目にしますが、案外たくさんの日本車も走っています。
特に多いのがランエボとインプレッサ。
かなり走りこんでいるヤツが多く、なかなか侮れません。

それからニュルを走るときの注意点をひとつ。
それはブレーキ。
ブレーキをかけるときは、目一杯の力でブレーキペダルを踏みつける焚くなってしまいますが、これをやると、2〜3周でブレーキディスク面がザラザラに荒れて、ブレーキのフィーリングが悪くなってしまいます。
そのためブレーキペダルにググッと力を込めたら、そのままの踏力で減速するのを待つ(・・・だいたい8割くらいの踏み加減でしょうか)ようにすると、ブレーキローターが傷みにくいです。 ローター面が青くきれいに焼け、ブレーキパッドの傷み難いです。
どうせいろんなクルマやバス、バイクが走っていて、フルアタックなど出来ませんから、ブレーキを長持ちさせて、より多くの周回を楽しめるようにしたほうがいいと思います。
そのためには、まずはコースを熟知するってのが先決なんですが・・・。

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