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ショーケン礼賛!コミュのショーケン/出演映画解説

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以下の文章はかなり前に
どこかのHPからコピペしていたもので、
ここの管理人によるものではありませんが、
過去のショーケンムービーについて、
愛情を込めて丁寧に紹介してくれていると思うので、
あえて、執筆者が誰だか分らないまま掲載させていただきます。
もし、執筆者の方がこれを見る機会があれば
御一報下さい。文献の出所を掲載させていただきます。
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喜劇 命のお値段
(1971年 前田陽一監督)

この作品はショーケンの映画出演3作目の
かなり私にとっては貴重な物で、友人経由でやっと捜し出しました。
フランキー堺と財津一郎の名コンビが繰り広げる、
痛快コメディといった感じなのですが、
ショーケンは、医学生の役で,出番も多く、
「太陽〜」のマカロニ刑事と大体同時期なのですが、
こちらの作品では、ちょっと軽め?の若者を好演してます。
ショーケンの祖母を「前略おふくろ様」の大女将役の
北林谷栄さんが演じていて、こちらでは背中を丸めてヨロヨロ・・・
という感じのお婆さんで、「前略」の粋なしゃきっとした
大女将の印象が強い私には、意外でした!
「前略」つながりでは若旦那役の櫻井センリも出演していたり、
他にも若き日の加賀まりこや岡田茉莉子等も観る事が出来、
ストーリー自体もコメディなのでテンポがあるし、
70年代の世相も映し出され、
ウィットにとんだ社会風刺もいい味です。
音楽は山本直純が担当していて、
タイトルバックのキッチュなイラストが時代を感じさせます。
こういう作品を観るとつくづく、平和だなぁと
懐かしくなってしまい・・・
心だけでも平和に過ごしたいなぁと
切に思う今日この頃です。
(2001・10・16更新)
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雨のアムステルダム
Two In The Amsterdam Rain
(1975年 蔵原惟繕監督)

特に好きな作品です。
冒頭の剣道の素振り?をしている
肌着姿のショーケンは「傷天」の雰囲気です。
今まで色々な作品を見てきて、
ショーケンは肌着姿のシーンが凄く多い気がするんですが、
何か意味あるんでしょうか?いつも気になるんです(笑)。
この作品の舞台はアムステルダムで、タイトル通り、
どんよりとした雨のシーンが多いサスペンスです。
音楽は井上堯之さんが担当していて、MUSICコーナーでも紹介している
サントラにも一部入っています
が私は、岸恵子が風車をバックに歩くシーンで使われている曲が
バート・バカラックの雰囲気がしてしまって、とても気に入りました。
岸恵子扮する中津は夫が銀行の金を横領し、
自殺をしてしまった事で正岡(三国連太郎)に表向きは愛人と
いう事になっているのですが、実は売春婦として
働かされていたという不幸な境遇にあります。
ショーケン扮する作田も勤めている商社が
アフリカに武器輸出している事がバレて、
業務停止に追い込まれてしまうのでした。
そんな中2人は急接近して愛を深めてゆくのですが、
悲劇的な結果が待っているんです・・・。
かなりシリアスな内容なのですが、
所々のショーケンが岸にオルゴールを聴かせる
シーンやジャンケンするシーンなど、
2人のシーンが凄くいいです。
ツイードのハンチングを被ったユニセックスな
岸のファッションは、トリュフォーの映画の中での
ジャンヌ・モローみたいだなぁと(ジャンヌ・モローのファンなんで)
勝手に色々想像を膨らませて見てしまいました。
ラストシーンの余韻が強く残る作品でした。
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「アフリカの光」
(1975年 神代辰巳監督)

これは私が神代監督の初めて見た作品で、
ショーケンと共に衝撃を受けました。
未だに何度も見たくなってしまう、和製ロードムービーの傑作です。
これを見て以来、何故かこの作品でのショーケンの「順」という役が、
脳裏に焼き付いてしまって離れなかったのです。
神代監督の作品は、未見のものがあるのですが、
多くのカルト的なファンがいるというのが
この作品を見て直後に実感しました。
私はち〜っとも文才が無いんで、
言いたい事の半分も上手く言い表せないのがもどかしいんですけど、
なんとか書いてみますね(苦笑)。
アフリカ行きを夢みて、まぐろ漁船に乗るために北国へやってきた
2人の男が、ショーケンと田中邦衛の役どころです。
邦衛さんは、結局体調をくずして夢を断念してしまい、
ショーケンが1人で見知らぬ漁村に残ることになるのですが・・・。
レゲエっぽい独特な井上堯之さんの音楽と、
ところどころでショーケンの「ア〜ア」という溜め息が
繰り返されたり、突然ホースで水を撒き散らしたり、
時報と共にオナラをするシーンとか(笑)、
タバコを口にくわえて、吹かしながら汽車のマネをしたり、
挙げるといくつも出てくる、名シーンの数々・・・。
他の映画では見た事がない場面というか、世界を感じました。
それも全体的に力が抜けている感じ?!
が不思議なんですよね・・・。
以前、利重剛氏がこの映画が大好きで
高校時代に何度も見たという記事を読んだ事があり、
観て(体験して)初めて、その気持ちが理解できたというか、
見事に神代さんの世界ににハマっていきました。
邦衛さんとショーケンの、セリフの掛け合いが絶妙で、
2人の演技はとても素晴らしくて何だかイキイキとしています。
桃井かおりが演じるホステスとのからみもなんとも言えずに良くて、
この作品の桃井さんも大好きです。
漁師街を赤いヘアウィッグをつけたまま歩く
桃井さんの姿がなんだか妙にハマッてるんですよね。
桃井さんの愛人役で藤竜也も出演しています。
これまで、海外のカルト映画ばかりに目が行っていた私には、
この神代作品で邦画に対しての見方が180度変ってしまいました。
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離婚しない女
(1986年 神代辰巳監督)

「恋文」のヒットに続き、
この作品も奥山和由プロデュース、連城三紀彦原作です。
音楽も井上尭之さんが担当しています。
神代監督はゴダールや、ヌーヴェルバーグに
影響を受けているというのを読んだ事があり、
この作品は連城さんのストーリー自体もそうだけど、
セリフやカメラワークが仏映画のような感じでした。
一人の男性が同時に二人の女性を愛すという内容で、
私が好きな作品である、
トリュフォーの「恋のエチュード」のイメージが
頭の中に浮かんでしまいました。
二人の違う街に住む、全く違うタイプの女性を演じる倍賞千恵子、
美津子姉妹がキャラクター的に
反対の役柄を演じているのが興味深かったです。
気象予報官を演じる、ショーケンも淡々とした演技の中に
やはりいつものように印象に残るシーンがいくつもあり、
特に好きなのは、約束の時間に来なかった倍賞美津子演じる、
由子を待たずに飛行機に乗る所で、
隣の小さい女の子を口説くシーン、
ショーケンならではのシーンだなぁと、
この部分はユーモアがあって、
映画の雰囲気を和ませている感じがしました。

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