英国と英語、あれこれコミュの冬の夜空に咲く花火

英国の夏はとても日が長いので、花火には向いていません。
花火といえばこちらでは冬のものなのです。

なかでも有名なのはガイ・フォークス事件にちなんで行われる、ガイ・フォークス　ナイト。
実際に事件が起きた日は11月5日なのですが、最近は11月5日直近の週末に各地の大きな公園等で花火大会やアトラクションが行われます。
ここイプスウィッチでも、去る3日（土）に盛大な花火大会が行われました。

ちなみにガイ・フォークスとは：

以下ウィキペディアより。

ガイ・フォークス（Guy Fawkes　1570年4月23日 – 1606年2月10日）は、1605年にイングランドで発覚した火薬陰謀事件の実行責任者として知られる人物である。立派な髭を蓄えた、赤毛の偉丈夫であったと伝えられる。
なお、「男、奴」を意味する英語「ガイ (guy) 」は、彼の名に由来する。

イギリスでは毎年11月5日に「ガイ・フォークス・ナイト」、別名「ガイ・フォークスの日」、「ボンファイアー・ナイト」と呼ばれる行事が北アイルランドを除く各地で開催される。「ガイ (Guy) 」と呼ばれる、ガイ・フォークスを表す人形を児童らが曳き回し、最後には篝火に投げ入れられて燃やされる。

伝統的に、11月5日が近付くと児童らが自作のガイ人形を持って近所を回り、「A penny for the Guy!（ガイ人形の為に1ペニー頂戴！）」と言って祭りに備える為のお金を募ったが、現在ではその風習は廃れ、今日では僅かに一部の地域でのみ見られるに到った。
現在では、主に篝火と打ち上げ花火を楽しむ行事となっている。

なお、ウェールズの方面では国王暗殺を試みた罪人として扱われているが、スコットランドの方面では自由を求めて戦ったとして英雄視されている。

ガイの犯行についてはイギリスの伝統的な子守歌である『マザー・グース』にも見られる。

コメント(6)

最初
全て
最新の40件

[1] mixiユーザー 11月16日 00:03

＞「男、奴」を意味する英語「ガイ (guy) 」は、彼の名に由来する

すごく影響力のある人だったんでしょうねぇ。またひとつ勉強になりました

イングランドは祭りも冬が多いのかな？

・・マザーグースといえば、去年の今頃、こんなの（写真）を発見しました。（笑、よくできてると思いませんか？）
マザーグースの「誰がこまどりを殺したの？」みたいな内容のをテーマに作られたらしいです。

[2] mixiユーザー 11月16日 05:05

＞tangerineさん

＞＞「男、奴」を意味する英語「ガイ (guy) 」は、彼の名に由来する
＞すごく影響力のある人だったんでしょうねぇ。
みたいですねぇ。

＞イングランドは祭りも冬が多いのかな？
お祭りは夏のものですね。花火が冬でございます。

マザーグース、私はよく知らないのですが、何かおもしろそうな世界なんですよね。
写真の提供ありがとうございます。

[5] mixiユーザー 11月17日 06:49

＞きよみずさん

＞ガイ・フォークス初めて聞きました。
私も来英時にはガイ・フォークスのことは知りませんでした。

＞イングリッシュの“ガイ”の由来も初めて知りましてまさに目から鱗ですね
そうですよね。私もこれも知りませんでした。

＞自分でも彼についてもう少し調べてみたくなりました
それは良かったです。
彼の人となりやなぜ計画がばれたのかとか、当時のすさまじい処刑方法とか興味深いかも知れませんね。

＞いつも素晴らしい情報ありがとうございます
たいへんありがたいお言葉です。

英国生活を通じて得た日常の知識や、ガイ・フォークス等、自分が初めて知った時にへぇーとか思ったことをみなさんにお届けしたいと考えています。

[6] mixiユーザー 11月17日 06:53

＞なおさん

＞いつもイギリスのマメ知識をこちらで学べるので、まだまだ新天地のイギリスに住む私にとってこのコミュは貴重です。
どうもありがとうございます。

＞私たちもそのIpswichの花火大会に行きました。
そうでしたか。
私はその時はなじみのパブにおりました。花火が終わったあと、やたらと店が混んできてやだなぁと思ってました（笑）。

＞何も知らずに花火だ～、きれいだ～、寒いよ～と夫と娘で見ていただけでした（汗）。
まぁ、それはそれで家族楽しくで良いですよね。

＞これからもいろんな話題楽しみにしています。
がんばりますので、これからもよろしくです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ