瑛九コミュのなんでも鑑定団

本日放送の「なんでも鑑定団」に
瑛九の絵がでておりました。
後期の抽象画「田園」。

依頼人の方は制作途中（完成品からみると3割ぐらいの状態）にその絵を見て、買うことに決めたそうです。
月給が１万円の頃、１０万円にて購入したそうです。
鑑定結果は5000万円とのこと。

素晴らしい大作でした。

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 09月13日 14:16

我が家にはテレビがないので、昨夜の「なんでも鑑定団」は見ていませんが、出品者のＫさんとは旧知の仲なので、やっぱりＫさん出しましたねという感じです。
というのは過日お会いした折、「なんでも鑑定団」に出してみるようなことをおっしゃっていたからです。
Ｋさんは瑛九の生前から買っていた筋金入りのファンですから、「田園」が最高傑作だということは十二分にわかっておられます。
「なんでも鑑定団」に出したのは、評価額を知りたいのではなく、瑛九の真価を世に知らしめたい、という一念からでしょう。
「田園」は瑛九最晩年1959年の点描で、120号（193.9×130.3cm)の大作です。
私の画廊でも一度、お借りして展示しました。

「瑛九は世界的な作家なのだ、なんでモンドリアンやカンディンスキーが、何十億円もするのに瑛九だけが数千万円しかしないのだ、全く日本はおかしい」と、心底から思われています。
瑛九命の画商としては、嬉しいことは嬉しいのですが・・・・

さて、グッドタイミングというか、明後日15日から、ときの忘れものでは「第17回　瑛九展」を開催します。
http://www.tokinowasuremono.com/
初期から最晩年の点描油彩はじめ、フォトデッサン、リトグラフ、木版、銅版など30点ほどを出品します。
ぜひご来場ください。

[2] mixiユーザー 09月13日 17:50

ときの忘れもの亭主様

出品者の方のお知り合いだったのですね。

出品者の方の瑛九への思いの強さが
画面を通してひしひしと伝わってきました。
瑛九が亡くなってからもう自分にとって絵の世界は
終わった、自分はそこで死んだ、というようなことを
おっしゃっていて、
瑛九の絵がどれほどまでに素晴らしいかを伝えてました。

鑑定した方も大変興奮されていて
久々に大作がでて嬉しいとおっしゃってました。

「瑛九展」そしてギャラリートークを
楽しみにしております。

[3] mixiユーザー 08月08日 02:24

はじめまして。
とっても興味深いコメントでした。
なんでも鑑定団で初めて瑛九の作品を見て衝撃をうけました。
本当に素晴らしい作品でした。
１年ほど経ちますが今も忘れられません。
どうしても田園を見てみたいので、展示する事があればこちらで教えて頂けると嬉しいです。
私は福岡ですがあの素晴らしい田園を見るためならどこまででも行きたいと思います。
いつか出会えることを楽しみにしています。

[4] mixiユーザー 08月11日 11:57

＞ゆい　さん
コメントいただいたのに、忙しさにかまけて気付きませんでした。
「田園」は瑛九の最高傑作ですが、また機会があったら私の画廊で展示をお願いしたいと思っています。
あの作品の良さは、実物を見ないとわかりません。
先日、私の画廊で開いたギャラリートーク（講師は、東京国立近代美術館の大谷先生）に参加された、「田園」所蔵者のKさんは若い参加者に向かってそのことを強調されていました。
掲載の写真は、そのときのKさんです。