We　Love　Numeriコミュのキチガイゴスロリと対決！！

友達の日記転送します↓


『芸能界』



こう聞くとほとんどの女の子が憧れてるんじゃないでしょうか？



事実、まだまだ日々勉強中の俺の所にもmixiなどに色々な女の子からメッセージ
が届きます。



モデルになるにはどうしたら良いですか？とかテレビで活躍してみたいですとか



紳士な僕は来たメッセージには答えられる範囲でほぼ100%返信します。



でも中には本当にコイツ気違いなんじゃないかって思うような失礼なメッセージ
を送ってくる奴もいます。



まるでうちのタレントを小馬鹿にしたような‘あんな奴売るくらいなら私があん
たの事務所に入って売れてみせます’みたいなメッセージ送ってくるやつ



まぁ僕も大人だからそういう失礼な奴は相手にしないでメッセージを放置してお
くのですが、そういう気違いに限ってまたメッセージを送って来ます



この前のメッセージ見ましたか？こっちはいつでもお宅の事務所で面接出来ます
よ的なメッセージをまた送ってきやがります。



そんな奴には



『人の事務所やタレントを小馬鹿にしたような態度を取る人間なんてうちの事務
所はいらない。違う事務所でも相手にされないよ』



みたいなメッセージをオブラートに包んで返してやります。



俺なんて優しいほうだと思いますよ。



俺の知り合いにはこういうメッセージ送って来た奴を面接場所に呼んでその子を
正座させて徹底的に説教した人いますから(笑)



さてさて本題の気違いゴスロリと対決する件ですが



あれは１年半前のある日の事。



横浜駅でスカウトしていた時の事でした。



朝からスカウトに出ていた僕は16時になると言うのに誰にも声を掛けてません。
言い換えればスカウトしたいと思う女の子がいなかったって事なんですが



で、18時まで粘ってて渋谷に戻ってスカウトしようと思ってた時でした



いきなり電話がなりました。



着信相手はいつもお世話になってる撮影会会社の人からでした。



電話の内容を写してると長くなるので簡単に説明すると、前にうちの事務所にス
カウトされた女の子がいてその子がスカウトされた時の名刺を無くしてうちの事
務所の連絡先が分からなくなくなってしまった。しかし事務所に所属しているタ
レントの名前を覚えていたのでインターネットで検索したら事務所が出てきたの
で、メールで自分のプロフィールとかを送ったらしい。しかし１週間くらいたっ
ても何の連絡もないから電話をしようとしたのだが、連絡先がメールアドレスし
かホームページに載ってなくて困ってたらうちのタレントが良く出ている撮影会
会社のホームページを見つけたのでそこに電話してうちの事務所の電話番号を教
えてくれって言う内容の電話が撮影会会社の所にあった



うちの事務所に限らず芸能事務所は電話番号をホームページに載せてない所が結
構あります。



なぜならタレントのファンから電話がかかってきたりすることがあったりするか
らです。



それはさておき、撮影会会社の方が気を使ってくれてうちの事務所の電話番号を
その子に教えず、僕に連絡してくれました。



で、撮影会会社の方はその子の名前と電話番号を聞いておいてくれたのでとりあ
えず僕から電話をかけてみることにしました。



しかしここで疑問が生じます。



うちの事務所でスカウトしてるのは俺だけ。しかし当の僕はその子をスカウトし
た覚えがないし、名前すら知りません。



一抹の不安を覚えながらとりあえず電話してみます。



「もしもし。(事務所の名前)の(自分の名前)ですけど、何かうちの事務所に連絡
したいと(撮影会会社)さんからお伺いしたのですが」



「あっ、はい！私(名前)って言うんですけど前にあなたの会社にスカウトされた
んです」



「ごめん。俺、覚えてないんだけど、いつくらいにスカウトしたっけ？」



「３年前です」



…何を言ってるんでしょうかコイツ。俺は３年前って言ったらまだ今の会社に入
ってない



「３年前？ごめん３年前って俺はまだ会社入ってないよ」



「あなたじゃないです。女のマネージャーでした」



なんだよ最初からそれ言えよ。僕が入るちょっと前に辞めてったマネージャーが
いるからその人がスカウトしたのかって一瞬考えたのですが、辞めてったマネー
ジャーも男です



100%コイツ気違いと判断。とりあえず色々と話を聞き出してみることにします。



「そうなんだ。(撮影会会社)さんからうちの事務所にプロフィールを送ってくれ
たって聞いたけど、社長から連絡はあった？」



「無いので結果が気になって(撮影会会社)に電話してあなたの会社の電話番号を
教えてもらおうとしたんです」



この時点でこの子は120%気違いです。



うちの事務所に限らずどこの事務所もそうしてると思いますが、応募でプロフィ
ールが送られきた場合、一次が書類審査で二次が面接になる場合がほとんどです
。



一次の書類審査通過者のみ弊社から連絡しますって感じにしてる事務所がほとん
どだと思います。



例に漏れずうちの事務所もそのスタイルをとっています。つまり二次に進む場合
は事務所から本人に連絡が行くのですが、この時点でこの子のところには連絡が
来てない＝落ちたって事なんですがまだ気付いていない！



実にめでたい女の子です(笑)



「社長から連絡が無いって事は書類審査で落ちたって事になりますが」



「えぇ〜！！意味が分からないです！だってスカウトしたのはそっちじゃないで
すか？」



そんなこと言われても知りません。３年前の嘘か本当か分からない話を持ち出さ
れても困ります。迷惑です。



しかし俺も馬鹿みたいにここまで必死な女の子を少し見たくなってきました。



でもまたもやここで疑問が生まれました。３年前にスカウトされたんなら何故今
頃事務所入りたいとか言うんでしょうか？



「えっ、じゃあ何で３年前にスカウトされて今頃事務所に入りたいの？」



素直に質問をぶつけてみます。



「３年前はまだ私は14歳とかで中学生だったので両親が反対してまして。だけど
３年たって私は高校生になり両親からも了解を得る事が出来てやっとこれから活
動出来るんです！だから面接しませんか？」



この子は何を言ってるんでしょうか？



どこの箱入り娘ですか？馬鹿です気違いです。



さっきの話をまるで聞いてないんでしょうか？連絡が無かったら審査には落ちて
るんです。



「面接って…さっきも言った通りうちの社長から連絡無かったら落ちてますから
ね」



「じゃあ社長さんに確認してもらえますか？」



つくづく面倒くさい女の子です。しかし紳士な僕は



「分かりました。とりあえず社長に確認してからまた電話しますので」



と言って電話を切る。で、社長に電話



「あっ、もしもし(気違い女の子)って子から電話があって結果を教えてくれって
言われたんですけど」



「厳しいね」



「分かりました。」



みたいな会話をしてとりあえずその子に報告の電話をします。



「社長に電話で確認しましたけど、やっぱり落ちてます。」



「はぁ？それって凄く私に失礼じゃないですか？会わないのに結果出していいん
ですか？」



何を言ってるんでしょうこの気違い。無理だって言ってるのにくいさがりません
。何が彼女をそこまで駆り立てるんでしょうか？



こういうタイプは正直一度言い出すとこっちの話なんておかまいなしです。



仕方ないので直接会ってみることにします。



「じゃあとりあえず俺が会います。ちなみにどこに住んでますか？」



「(横浜の近く)です」



なんて都合が良いんでしょうか！今、俺がいる場所から5駅の所に住んでいます！



「そうなんだ。俺今横浜駅のシァルって所にいるんだけど今から出てこれたりす
る？」



「えっ？横浜駅ですか？今からだと一時間くらいで行けます！それでも大丈夫で
すか？」



ふと腕時計に目をやると18時15分になるかならないかじゃありませんか。



暇つぶしにもなるし会ってみることにします。



「分かりました。じゃあシァルの下で待ってますので着いたら電話ください。」



「分かりました！オシャレしていきますね！」



さて、まだ見ぬ女の子の姿に想像を膨らましながら待つことにします。



しかし社長がプロフィールを見て落としているだけにあまり期待はしていません
が



女の子到着までの時間までスカウトしてたんですけど、時間が近づいてくるにつ
れて電話をかけてきた女の子も探してみます。



しかし横浜駅にも色んな服装した女の子がいます。



ギャル系、Ｂ系、ストリート系、裏原系、ゴスロリ系。



俺が一番好きな女の子の服装はギャル系なんです。



今の彼女がギャル系の服装をしているって事もあるんですけど、かっこよく見え
てしまいます。



逆に絶対に許せないのがゴスロリ系です。



何なのあのふわふわのスカート！馬鹿じゃないの親の顔が見てみたいって思いま
す。



誤解と偏見の個人的な意見だけどあんな服装をするやつにろくなやつはいないと
までに思っています。



で、まぁ時間になって電話がかかってきて待ち合わせ場所に行ってみたらそこに
いたのは見事に俺の大嫌いなゴスロリ…



よりによって雨も降ってないのにふりふりの傘まで持っています。



それだけじゃなくてデブで、身長が小さくて、豚鼻です。元モー娘。の加護ちゃ
んを100発くらい殴って車で一時間くらい引きずったくらいの顔をしてます



本気と書いてマジで帰りたい！



この段階で充分『不合格』なんですが、会ってしまった以上とりあえず場所を移
して話をすることになりました。時計を見たら19:12でした。



僕の面接史上最も気まずい面接が始まります。



「で、何がやりたくてうちの事務所に入りたいの？」



俺のやる気ない態度とは正反対にゴスロリ野郎はハキハキ答えます



「はい！私は将来は女優になりたいです。それを目標にしているのですが、それ
は将来の夢であるから今は今しか出来ない事をやりたいです。私はＦカップある
からそれを活かしてグラビアをやりたいです。それとファッションにも興味があ
るのでKERAというファッション雑誌にも出たいです。」



何を言ってるんですかこの馬鹿は？



Ｆカップあるからグラビアがやりたい？世の中のグラビアアイドルの方々に謝れ
って言いたくなりました。



胸がデカイからグラビアが出来るって勘違いしています。



誰もお前のグラビアなんかみたくない！



しかもKERAに出たいとか抜かします。



身長を聞いたら145センチとか言うじゃないですか。



100%無理です。



KERAの編集部の人に謝れって言いたくなりました。



あまりの気違いぶりにこっちの気分はますます悪くなります。



ですが僕も大人です。それなりの対応をします。



「そうなんだ。でもなりたいからなれるものでもないんだよね。テレビに出てる
人、グラビアやってる人、ファッション雑誌に出てる人ってみんな選ばれた人間
なんだ。腐るほどいるライバルの中なら競争を勝ち抜いてチャンスを手に入れた
言うなれば勝ち組なんだよね。凄く努力してそうなった人もいれば全く努力しな
いで人気者になった人もいる。誰でも出来る仕事じゃないからみんな芸能界に憧
れるんじゃないの？」



オブラートにあなたでは無理ですって宣言をしてみました。



しかしこのゴスロリやはりただの気違いじゃありません。



「そうですよね。でも私は大丈夫ですよ。下積み時代が長くても全然平気なんで
」



…ここまでくればもう痛いです。かつてここまで痛い奴は見たことありません。



痛い奴に何を言っても無駄と判断したので、逆にこいつがどこまで痛い奴か検証
してみることにします。



「あっ、そう。じゃあ今から色々と質問しますね。まず、３年前にスカウトされ
た時の事を教えて。誰にどこでスカウトされたのか」



俺が一番引っかかっていた質問をぶつけます。



「はい！３年前に御社の女のマネージャーさんからスカウトされました。コスプ
レイヤーが集まってる撮影会があったんですけどそこでスカウトされました。」



撮影会の名前は出せないんですけど俺は聞いたことすらありませんでした。それ
に前にも書いた通りうちの事務所に女のマネージャーなんていません。



「うちの事務所に女のマネージャーなんていないけど」



「えっ？でも間違いなく御社のマネージャーさんにスカウトされたんです！」



必死です。しかしいないものはいないんです。



まぁどうせコイツが気違いであることは分かっているのでスルーして違う質問を
します。



「KERAに出たいって言ってたけど、その身長と体型でモデルが出来ると思う？」



ちなみにさっきから出てきてるKERAって言うのはゴスロリやパンク系のファッシ
ョン雑誌です。



「はい！出来ると思います！撮影会とかを今までやってきたのでポーズをとるの
は慣れてますから絶対大丈夫です！」



どこからその自信が湧いてくるんでしょうか？俺は諦めるだろうと思ってさっき
の話をしたのに全く諦める様子がありません。まさにこういう人間をＫＹって言
うんでしょうね。



ここまで来ると重症です。仕方ないので話題を変えます。



「じゃあ自己ＰＲして」



すると気違い野郎が何か取り出しました。




…長くなったので続きが気になる人はメッセージください