1946年ロンドン生まれ。作家、歴史家。ウィンチェスター校で学び、サンドハースト陸軍士官学校を卒業、1963年から5年間の軍務を経て、執筆活動に入る。現在、ロンドン大学バークベック・コレッジ招聘教授。著書 Crete: The Battle and the Resistance (1991)、『スターリングラード 運命の攻囲戦1942-1943』(1998、サミュエル・ジョンソン賞、邦訳 朝日新聞社 2002)、『ベルリン陥落1945』(2002、邦訳 白水社 2004)、『スペイン内戦 1936-1939』(2006、邦訳 みすず書房2011)、D-Day: The Battle for Normandy (2009)他。現在第二次世界大戦史を執筆中、2012年刊行予定。
フランシスコ・パウリーノ・エルメネヒルド・テオドゥロ・フランコ・イ・バアモンデ、サルガード=アラウーホ・イ・パルド・デ・アンドラーデ(Francisco Paulino Hermenegildo Teódulo Franco y Bahamonde, Salgado-Araújo y Pardo de Andrade)。 つまりスペイン内戦は、この長き名前のフランコによって終わったようにみえる。そしてふたたび大弾圧が始まるのである。