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基礎から学ぶ細菌臨床検査コミュの血液寒天培地

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質問です。

私の施設では、血寒にウサギ血液を使用しています。
(自前で作成)
そうすると、羊血寒で生えてこないインフルエンザ菌も生えてくるし、溶血もチェックできます。
ですので、チョコレート寒天を必要とせず、併用していません。

一般的に羊血寒とチョコ寒を併用する。というのが主流だといわれていますが…

このことについて、皆さんのご意見を聞きたいです。
または同じような方法を取られている施設はありますか?

細菌検査を始めて2ヶ月のペーペーです。
よろしくお願いいたします。

コメント(5)

はじめまして。
テッチロさんの施設では、ウサギ血寒を作っているのですね〜!
ウサギの血液って、高いですよね。
ヒツジ血液の倍、ウマ血液の3〜4倍の値段しますよ!
どれくらいの量を作っているのですか?


血寒は、何培養しているのですか?
インフルエンザのコロニーって、血寒だとチョコ寒よりかなり小さいですよね?

>りこちん

りこちんさん、ありがとうございます。

そうですね!ほんと高いです。脱繊維素血液50mLで7000円ぐらい。
一本で血寒70枚ぐらい作っています。(7%血液)
研究施設ということもあって、ウサギにこだわっています。
検体のほとんどが喀痰です。
インフルエンザコロニーですが、確かに小さいですが慣れれば十分確認できる大きさですよ。

また、純培養としてヒルデス消化血液寒天培地を併用しています。

それと、羊血寒とチョコ寒併用の場合、H.hemoliticusの溶血性はどの段階で、どのような方法で鑑別されているのでしょうか??
はじめまして〜
私も細菌歴一年未満ですが答に挑戦します!
教科書はオーソドックスなヒツジ血液寒天を基準にしていますよね?
血液寒天に生えずチョコレート寒天に生える。私はこれが何故かを考えました
ヘモフィルスはご存知の通りV因子X因子が発育に必要です
でもヒツジも含め大多数の動物の血液にはX因子破壊酵素が赤血球中や外に多量に存在しています。(人間も)
ウサギ・ウマの血液にはこの酵素が他の動物に比べ極端に少ないため生えちゃうんですね〜。
例外として他の血液寒天でも衛星現象の作用で生える場合もありますけどね
チョコ寒天は90度程で血液を入れますよね〜この時、破壊酵素は壊れちゃいますが易熱性といわれてるX因子は実は壊れないんです。
だから理論的にはチョコレート寒天は何の血液でもいいはず…
と考えてます。間違いだったらすみません
血液種別の溶血はストレプト系でまとめたら楽しいですよね
>COCO

COCOさん、ありがとうございます。
勉強になります!

いまや、インフルエンザは普通に同定できていますが、
かつて、日本に存在しない菌という説がまかり通る時代があったと聞きます。

細菌検査歴2ヶ月半ですが、生化学や生理検査とは違うオモシロさがあって楽しくやっております。




>テッチロさん
おおざっぱですみません。職場に行けばまとめた資料があるので因子の種類や破壊酵素の名前がわかるんですが、いかんせん宙で言えるのがこの程度で…まだまだ修業が足りません!
私は逆に血液寒天のヘモフィルスをみたことないです
画像とかありますか?o(^-^)o
ヘモフィルスにもそんな時代があったんですね〜。今じゃ幼稚園保育園は8割以上っていうのに〜

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