ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「起業の天国と地獄」無料相談室コミュの【ご意見伺います】柱となる仕事を持っていません。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ご意見伺いたくてポストしました。aguioです。
経営者の方が多いコミュニティーの中で恐縮ですが、私は法人にすることもできず零細個人事業主を8年ばかり営んでいる若輩者なのですが、また壁に当たって苦しんでいます。諸先輩方の助言を頂ければありがたく恥ずかしながら書き込んでみました。

実は営業上、柱となる業務や得意先がないまま8年やってきているのですが(新規さんや小さなお客さん、不定期のお客さん等で入れ替わり立ち替わりつないでいます)キャッシュフロー的に厳しくなりました。前期決算は300万ほど減収でしたが金策のメドは幾らかはあるのですが、問題はこんな状態で運営していて返済能力や収益を盛り返す可能性を感じられないところに、「このまま延命治療のように足りない金を、金策して借りて埋め合わせて続けていっていいのだろうか?」「かといって借金も背負っていて投げ出せない」と悩んでいます。

私の業種は、広告制作業で、個人的にはデザインをやっています。独立した当初は下請けのフリーランサーとしてはじめましたが、時期が経つにつれ、コピーライターやオペレーションのチーム、よく融通を聞いてもらえる印刷会社、カメラマンなどブレーンやパートナーにも恵まれ、コンビで(独立採算制ですが)企業様の依頼を企画から納品まで一手に引き受ける制作事務所としてのスタンスを確立してきました。

売り上げは本当に微々たる物で、8年も生きながらえたのも銀行が融資してもらえたからで、粗利益が事務所の運営経費を賄えるほど出せないまま、融資されたお金で食いつないでいたのでした。

そして、この8年間、柱となる取引先や業務がないという大きな問題点が解決できずにいます。大口顧客や定期的発注のあるお客様にたまにあたるので、なんとかしがみついて柱にしようとしていますが、相手様がなくなってしまったり、大口の発注の場合、競合社も多く、またそうなると発注者さんも「よりどりみどり」で、ワガママなご要望が多くなり、こちらも利をとばしてまで奉公できず、その辺の交渉をしてみるとあっさり他社に乗り換えられたりと、「ここの仕事を基幹産業にして運営して行こう」と言う先がすぐに無くなってしまうのです。

小口様、中口?様、新規様はそれでも数多くお付き合いをさせてもらい、その多くの方がリピ−トしてもらっていますが、いかんせん低単価の小口注文でして、またコスト削減で発注量も年々減り、寄せ集めてもまだ額が足りなかったりしています。それでも感謝の心は忘れないように心がけてはいるのですが、レギュラーとなる、柱となりうる得意先無しで、先も見えないまま睡眠を削ってがむしゃらに営業し、多くの仕事をこなし、それでも手元に残った額では経費分も賄えなかったりカツカツだったりと、正直がっくりしています。

自社製品の販売、ホームページやメルマガでの宣伝、アフィリエイト(滞りがちですが)、飛び込み営業といろいろ手を尽くし、得意先の形態(大企業、中小企業、大きな企業と付き合いのある広告代理店、小さな代理店)によって、通る見積額もピンからキリまであることも勉強し、できるだけ高単価なターゲットを狙って頑張ってますが、デザインやコピーライトという業種柄、注文設計やオーダーメイド服と同じく、要望を聞いて手直しを繰り返す一点物の制作にかかる労力を考えると、大量生産薄利多売ができにくいです。

スタッフは外部ですがおりますので、分業制などである程度の生産ラインはあるのですが、クリエイティブという最終的には「個人の資質」で評価が左右されてしまうものを製品にしているのもビジネス的には難しい点で、また、頻度のある増刷や、基本版をリサイズしたり、部分差し替えして、多種媒体に大量出稿するような付随派生が大きい案件を持っていればいいのですが、ほとんどの業務が一番労力のかかる立ち上げの新規企画を1本こっきりで、付随派生物はコスト削減でお客さんの社内制作だったりと、儲けの仕組みにならない形での業務がほとんどです。

公共機関の経営相談窓口にいっても「コネクションパイプ作りは時間がかかるし、焦らずじっくり」とご教授頂いたのですが、いままでも付き合いは広げてきましたが、斜陽産業なのもあり、それだけではやって行けなくなっています。そんな中私のところは柱となる仕事がないので、あくせくしながらもそれでも売り上げも粗利も足りない状況に陥っています。

もともと「稼ぎたい」「社長やりたい」として独立した口でなく、クリエイターにありがちな「自分の表現活動を会社の枠に縛られずに」というビジネス感覚のない観念でのスタートでしたが、銀行さんからお金を借りた以上、しっかり返さないといけないし(300万ぽっちですが)、そのために売り上げ、粗利益をもっと上げていくのは至上命題と肝に銘じています。

諸先輩方からみれば、先の営業予測も、起こりうる事態の備えも、蓄えもなにもないまま暗闇をその場しのぎで何年もヨチヨチ歩いている幼児のように映るでしょうが、自分でも薄々まずいとわかっているのですが、大きなコネもなく体力のあるスポンサーもなく、予測の立たない波の中を綱渡りしていくしか方法をもっていないのです。

そして資金繰りはショートし、ここで、また借金をして重い荷物を背負い埋め合わせながら見えない綱渡りを「いつか芽がでる」みたいな淡い希望で地道な営業活動や、自己能力の鍛錬していていいのか?そのまま破綻していくのか?いや多分、破綻する。と思い、悩んでいます。事業はやめたくないですが、お金を作れない人が、お金を借りまくってまでしてはいけないのではと思っています。

なにか、些細なご意見でもご感想、叱咤激励頂ければ幸いです。

コメント(30)

始めまして。初 書き込みさせて頂きます。
きつい 言い方になってしまうかもしれませんが

「あれもない これもない」「こうだからできない」など
できない理由を並べて 経営者がそんな 気持ちでは
何も 成功できないと思います。
できない理由を並べるのは すごく簡単なことです。

今の状況の中でどうすれば 成功するのか +のイメージを
膨らませることが大切ではないかなと思います。

そして 今の状況を打開するためには、大きなアクションが
必要だと思います。
大変な時期だとは思いますが、がんばって下さい。
>もともと「稼ぎたい」「社長やりたい」として独立した口でなく、クリエイターにありがちな「自分の表現活動を会社の枠に縛られずに」というビジネス感覚のない観念でのスタートでした

激しく共感しております。私の方が後輩でございますが共感して書き込みしました。私も同じ気持ちでスタ〜トし、事業資金の借金こそ無いですが、生活出来るレベルの収入が無い状態から這い上がれず、お客さんも中々固定せず新規をこなし、探し、また新規を見つけ、、、の繰り返し、、、。
何のアドバイスも出来ないんですが、お互い頑張りましょう(^^)
大切なのは「諦めない事」だと思ってます。どれだけ今の自分の仕事を愛しているかです。(商才無いケド..............やはり不安だけど.......)
ご安心ください。今の日本のほとんどの会社の決算書は
おたくと同じようなものです。借り入れがあってやめる
にやめられないとか・・・

でもみなさん元気がないわけではありません。
惣菜店店長さんの言われるように小さくても「夢」
を持っている人は元気です。そして元気な人なら
「この人なら盛り返すかな?」とも思います。

まず自分が元気になる。それが回りを元気にする。

まずここから頑張ってください。
たぶん返済が大変になってきて悩んでいるのでは?

財産がないのであれば、返済をやめて考えるのが一番です。
最初はリスケなどで大変ですが、相手も「取るに取れない相手」というのを理解すると譲歩してくれます。
月額必要支払額を切り下げてから、すべてを再検討してみてはどうですか?
都内での営業よりも
地方に目を向けてみてはいかがでしょうか
クリエーターや技術がある人がそれを使って起業をする。これはよくあることなのですが、技術と経営力は別のスキルです。経営のスキルが乏しいとカネの意識が乏しくどんぶり勘定にもなりかねない甘さが出てきます。
よくわかりませんが、あなたがしているような経営法は結構多いと思います。私もそうでした。
私の場合、業種が教育で職種が塾だったから経営が下手でも生き残ることが出来ました。それは定期的に入る収入の確保と利益率の高さがあったからです。
それでも公庫から借りた2500万円を毎月20万円支払っていくことはかなり厳しかったです。
ビジネスを行う場合、経営力というか会社全体を見渡せる知識が必要ですね。
それは経験則でかなり養えますが、教育されることで満遍なく身につけることが出来ます。
わたしはその借金を抱えながら2年間フルタイムの学生をしてMBAを取りました。
そのあと再び同じ塾を別の場所で再会しましたが、常に業界の予測が出来る知識と会社全体を見るスキルが助けとなり、全く異なる経営ができて結果的には借金をなくすことができました。
その2年間は無駄でなかったし、それ以後今も新たな問題を抱えていますが、その対処法が見えることでうろたえは少ないです。
あなたが抱えている問題は、契約の増加、収入の安定、収入の増加が問題ですね。
それが出来るために何が欠けているのか、あなたが一番力があると思う部分は何か、そこをまず書き出してみてください。
それがどれだけのカネの価値につながるか、それと今ある借金の額と比べてみて、回収の余地がないなら辞めることも考えてもいいでしょう。
でも、銀行がカネを貸し出してくれているのですからかなり力強いですね。
私の場合、都市銀、地方銀、信用金庫とどれも門前払いでしたから、あなたはまだ大丈夫ですよ。
資金繰りに可能性がある。あとは収入の計画をどう創るかですね。定期的な収入か、大きな単発の仕事か。
でも、いきなり大きな仕事を望むより、続ける仕事があることを持つことですね。どうすれば仕事は収入は途切れませんか?
塾の場合は、毎月ほとんど塾生が通います。
そのような状況をどうしたら作れますか?
そこはあなたが考えるべきポイントです。
コアコンピタンスはそこに置くといいと思います。
撤退なら一刻もはやく、攻めるならリスケとかで何としてでも悩みを取り除き、パラダイムシフトの転換を本気で、です。
広告ということで、満更他業種ではないですが。

ネットワークを活用して外注コストをかけてやってるのならば、外注コストを1割下げ、売りを1割上げるというような基本的なところから見直してはいかがでしょう。

受注型の場合、「柱」はリスクです。収益の高い顧客を中心にしつつ、1社が2割を超えないようにコントールするのが大切だと思います。
>お金を作れない人が、お金を借りまくってまでしてはいけないのではと思っています。

財産、資産を持っていない場合で、まともな金融機関から借りてる場合は「借りたもん勝ち」です。
返せないことになって、差し押さえを検討されても、「どうぞぉ、なんもないっすよ」で済みます。
但し、これ「まだやるぞ」という場合のみ有効です。
「返せ返せ」と責められると、やる気がない時は萎えてしまって死にたくなります。

やる気が低下しているときは、とりあえずリスケするか、新たに借りるか、どちらかで考えましょう。
リスケして返済計画を守れそうなならリスケのほうがいいかもしれません。
リスケ計画を守れそうになくてもツラの皮で乗り切る気概があれば、借りれるだけ借りて開き直ってリスケして、次の風を吹かせる準備に走りましょう。

何もないやつからは本当にとられへん、しゃーないな、でも逃がさないぞと思われるだけなので、あせらなくても大丈夫ですよ。
みなさま、ありがたいレスを頂いて感謝しております。
いまは、じっくり読めませんが、後で深く考えながら読ませて頂きたいと思います。リスケも検討したいと思います。
去年から「後が無い」という思いで、今年の年明けも革命を起こすつもりで、遮二無二がんばってみたのですが、やはりスコアが悪くて、凹んでいて愚痴のような書き込みになったのかもしれません。すみませんです。

辞めるにしても、ここまでやった仲間に迷惑をかけますし、進むにしても、淡い夢願望でなく具体的数字を出して人に見せても、説得できる事業計画がかけるくらいのリアリティのある綿密な計画は、自分でも必要と感じています。でもそれが起こせない…。

もう一度皆様のお言葉をしっかり読ませて頂き、勉強したいと思います。ありがとうございます。
もう少しだけ頑張って下さいね

凹んでる時に「頑張って下さい」は酷な言葉にもなりますが・・

これ以上、何を頑張ればいいんだ?って思うかもしれません。

あいだみつおさんの日めくりカレンダーに
「そんなに頑張らなくていいよ」って言葉があります。

私はその言葉に何度も勇気付けられました。
「うん、そうだね。頑張ったもんね」と自分に言いながら
逆に、「まだ、もう少し頑張れるよ」って思いました。
回答が遅くなり、申し訳ありませんでした。

aguioさんの今回のご相談は、経営者なら必ず一度は経験することのように思えます。
財務諸表の数字を見ないとはっきりしたことは分かりませんが、文面から拝見するに、あなたの会社は利益採算面での工夫が足りないのでないかという気がします。

非常にきちんとした文章も書けますし、文面からは卒のない仕事をされているのではないかという事が伝わってきます。
おそらく、リーズナブルで競争力のある値段を提供し、お客様からは喜ばれておられるのではないかと推測します。
しかし、そのために薄利多売になっているのではないかと思うのです。

経営者がまず最初に自分で判断しなければならないことは、自分の商品やサービスの「価格」です。
これは簡単なようで最も難しいことだといえます。

「価格」というものは、高すぎても売れないし、安すぎても利益がなくなってしまうからです。
ですから、顧客が喜んでくれる一番高い値段で価格を決定しなければならないのです。
自分が満足する「高い価格」ではありません。
顧客が喜んで買ってくれる最高の価格であり、それを超えてしまうと顧客が逃げてしまうというギリギリの価格です。
その値段を決めるためには、例えば、価格を徐々に上げていってこの価格では顧客が逃げてしまうなどという実験が出来れば良いのですが、逃げた顧客は二度と帰ってきませんからそれは不可能です。

ですから、価格決定は慎重さを要する経営の最も重要な要素であり、経営者が心血を注いで決めるべきものなのです。

あなたは「付加価値」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
会社は、顧客が期待する付加価値を高めることで、商品を高く売ることが出来ます。
しかし、商品の価格は顧客が決めるものではなく、会社が勝手に決定するものです。

ですから、まずはあなたの商品の付加価値を考えてください。
こう書くと「自分のスキルを高めなければならないのか」と、悩んでしまうかもしれませんが、付加価値は決してそれだけではありません。

ビジネスを組み合わせることによっても付加価値を作ることができるのです。

単純に機能面だけに焦点を絞って付加価値をつけると、競合会社の価格や顧客の反応を気にするようになります。
そのため、自分で価格を決定しているという意識がなくなってくるのです。
付加価値がないから商品が安いのです。

顧客は価格が高い商品を買わないというのは、単なる言い訳にしか過ぎません。
付加価値が大きければ当然、商品の価格も高いのです。

それと、もう一つ文章を読んで気になったことがあります。
それは、「あなたはお客さんを同列で考えているのではないか」ということです。

利益を上げるためには、顧客をランク分けしなければなりません。
そして、ランク分けされたそれぞれの顧客に対して最も効果的な商品を売ることを考えなければなりません。
そのあたりのことが出来ていないため、薄利の顧客に振り回されているのではないかと危惧します。

それともう一つ、あなたの会社はもう十年近くやってきているわけですから、広告制作業とはいっても、いろいろな仕事を請けているのだと思います。
もう一度原点に立ち返って、不採算部門についてはキレイに手放してしまうことをおすすめします。
利益が上がる部門だけに特化すべきです。
このあたりのことは、数字を見ながら直接色々なことをお聞きしないと、具体的なアドバイスはできかねますが、もし本気で会社を立て直すつもりなのであれば、お時間を作っても構いません。

新たに借り入れを起こすのであれば、当然、会社の改善が前提となります。
何も手を施さないまま借り入れだけを増やすというのは、得策ではありません。
自分の会社の将来を真剣に考えているのであれば、一度ご相談されたほうがよろしいような気がします。
経営者によって考え方は様々ですので
私の個人的な意見として書きます。

私は、独立して1年数ヶ月とまだまだ未熟者ですが、
8年間も融資で食いつないできた・・・という状況は、経営が上手く行っていないということですから、個人的な意見としては、見切りをつけるか新分野を開拓するか、新規事業をやるかなど 新しい扉を開くのが賢明な手段だと思います。

弊社では、やはり収入源を複数確保することを個人的にも法人的にも推奨をしておりますので、弊社自身も投資という分野でいくつかの事業を展開しております。

失敗を認めることは、大変な勇気がいると思いますし、プライドもあると思いますので、少し時間がかかるかもしれませんが、ここで、セカンドオピニオンを聞くの良いと思いますし
信頼できる方に色々相談すると大変よいアドバイスをいただけると思います。

今の時代、
変化できないのが、一番のリスクだと思っています。
借金しての経営は、個人的には???です。

ご希望であれば、ご相談にのることも可能です。
そのときは、ミクシーメールください。
一年生や起業未経験の方には文面しか理解できないと思いますが、八年間も融資だけで食い繋ぐのはできないんです。
ただ振り返れば時間が経ち収益が残ってなく苦しい時に融資を受けることで乗りきってきたという記憶がつよく蘇るので、ああいう表現になるのだと思います。
こんなところで 的はずれですが、ほんと のんたさんの
意見には いつも すげえなあと思ってしまいます。

会ったことのない人を文面だけで 理解して 尚且つ適切な
アドバイス。豊富な経験があってできることですよね。
毎回、毎回 勉強させて頂いております。

たけさんの >精神論ばかりでは意味がありませんので--

自分のコメントを振り返って はずかしくなりました。
確かにそうですね。具体的な例が必要ですよね。

ここにコメントされる方々は ”デキル”方が多い様に
思います。自分は まだ まだ、経験が浅く 未熟ですが、
よろしくお願い致します。
# すいません、めっちゃ長いです。

最近はWeb系に完全にシフトしていますが、元同業の人間として書きます(広告制作物全般のディレクターをしていました)。
会社経営においては別段目新しい考え方じゃないですけど。

※当たり前のことを長々書くかもしれません。

以下、すべて僕が実際に取り組んでいることです。少しでもヒントになればと思います。

ボストン・コンサルティングのプロダクト・ポートフォリオ・ マネジメントを受注型の自社に置き換えて考えます。

クライアントを4つの領域にマッピングします。
縦軸が市場成長率、横軸に利益率(シェア)。

    高     低

高 花形商品   問題児    

低 金の成る木  ダメ犬

クリエイティブの受注産業ですから、別に大きな市場で考えなくても、自社にとっての市場(得意先)としてみた時にどうか、そこにどれだけ食い込めているか、等に置き換えて考えます。例えば年間予算が多い、少ないとか、まだまだ仕事がある、ないなど。

いずれにしても、4段階にマッピングされます。

それぞれについての考え方とスタンスを決めます(プライオリティの高い順)。

優位死守(花形商品) : 最優先の得意先。一時的なコスト要求があっても、絶対に離さない、他社を排除する得意先
積極拡大(問題児)  : トップ営業等で積極的に拡大を図る得意先
現況即応(金の成る木): できるだけ(あなたよりは)コストの低いスタッフに引継いでいき効率化を図る得意先
撤退検討(ダメ犬)  : 撤退を検討する得意先(完全に撤退するか、もしコストが安ければ利益になるようであれば、若い新人等最もコストが安く、これから育成する者に任せる得意先)

基本はチームでやられているようですから、人とエネルギーのかけ方に「戦略的に」差をつける方法があります。

以下、別の観点から。

なるべく高く買ってくれる顧客を探す考え方です。

会社(自分)のビジネスドメインと営業先を一致させることも大切だと思います。それは、「やりたい」仕事であることはもちろんですが、最も高い価値を見い出してくれる顧客に向くことです。平面のデザインでも、Webデザインでも(僕はWebですが)、自社の「こだわり」や「自信」のある部分がある筈です。そこに「価値」を感じてくれる顧客と付き合う、が基本方針です。

情報発信とSEM(検索エンジンマーケティング)とかを考えてネットでの営業を考えても良いと思います。

例えば、当社は検索エンジンで、ある特定の組み合せで検索すると1番目に表示されるのですが、それは月間検索数が2桁前半という少ない検索回数しかないにもかかわらず、一定のニーズは絶対にあるキーワードなのです(且つ、検索する人のモチベーションは確実に発注に向いていると思われるキーワードです)。気にしない人は気にしない、でも気にする人は気にするこだわりの技術です。
だから、その分野に強い会社を探してウチにたどり着きます。そういった顧客の方が、当然「価値」を感じてくれます。つまり、価格に理解を示してくれやすいのです。

ウチの場合は実際にWebサイトを経由した問合せが数多くなっています。そのためには強みがきちんとわかる情報発信をしていく必要があると思います。

※僕は人脈営業とネットからのオーダー、公開されたプロポーザル(コンペ)参加以外の営業はしていません。
効率の悪い営業は、体力(財務的な面でも)を消耗させますから、「効率」に着目して改善していけばチャンスはあると思います。

ただし、ネットからの問い合わせの場合、稼げない顧客もくる可能性がありますから、受ける基準を明確にする必要があります。

例(ウチの場合)

・同業、同規模の同業者の下請けはしない(値段があわないから)
・一定以下の単価の仕事はしない
・回収のリスクがある顧客からの場合、前金とか着手金がなければしない
・経験と強みの活かせる業種、商品しかしない
・勝ち目の薄いコンペには参加しない(判断基準を持っている必要がありますが)


あとは、内部のコストと効率。

改善策には色々ありますが、「生産性」にこだわるのも手ではないでしょうか。

もう既にやられているかもしれませんが(この部分については外していたらすいません)、DTPならAppleScriptを活用して自動組版を図るとか、単純作業をアルバイトやSOHOに振って、本来取り組むべき仕事に集中する、とか。XMLで作ったデータをクオークに流し込むプログラムSOHOのプログラマに発注するとか、例えば画像のリサイズや解像度揃えなんかはデザイナーでもPhotoshopのバッチでやる人もいますが、プログラマにやらせるとImageMagickとか使って、かなり柔軟に対応してくれます。

クライアントを選別するだけじゃなくて、1つの仕事の中にも「稼げている仕事」「稼げていない仕事」という感じで細分化して対策をとるのも大切なことだと思います。

先輩経営者の方に偉そうに書いてすいません。
僕も長く継続して成功できるよう、頑張りたいと思います。
aguioです。
改めてたくさんの書き込みありがとうございます。感謝しています。のんたさんや Junnamaさんに至っては具体的なアドバイスまで頂き、恐縮しております。
たくさんのヒントを頂いて、まだ頭が整理できていません。
ただ、恥をさらす覚悟でここに書き込んで、改めて見えてきた物が3つありました。まだうっすらとなので、よくわかりませんが

●頭の中の知識と周囲の面子、その人たちの考え、自分の感情や行動の仕方、諸事情等で実践現場の現状が乖離しているかもしれないこと。またその乖離に気づいていなかった事

●自分の視点での自己評価や業界認識と他人の視点での評価認識は同じでない部分もあり、またそれは顧客や取引業者にも当てはまるという事

●自分は、かなり焦っている事。また、昔の恩師に「一人で背負いすぎるな」と忠告された事を思い出しました。

たくさんの有効なご意見で、まだ頭が整理されていませんし、馬耳東風にはしたくないですが、わかっているようで気がつかず頭の中でお蔵入りになって実践は別の動きになってしまうかもしれません。

自分に必要となってくるのが「覚悟」なのか「我慢」なのか「決断」なのか、今の時点では、まだわかっていませんが、なんとかご意見をしっかり勉強して有効にしたいと思います。それでも駄目ならご相談のお世話をかけてしまうかもしれませんが…。

ちなみに本日の月末は、仕事の相方の助け舟や世話になった人のおかげで乗り切れました。私の周りの人は、稼ぐのは下手だけど人情のある人が多いので、この人達のためにも自分が良い変化を起こさないといけないと、なんとなく感じています。(逆を言うと稼ぎが少ない人達の群れで相互扶助では共倒れの危機もあるという事です。)

本当に、皆々様に感謝しかないですが、もっと勉強して、それをしっかりと自分の身につき実践で使えるようにしたいです。
ありがとうございます。
Junnama氏のPPM分析に追加します。基本的な事かもしれませんが企業は“金のなる木”より得た資金を“花形”や“問題児”に分配するのが理想です。身近な企業で長生きしている企業は、多用な事業に手を出しつつも必ず“金のなる木”を保有しています。それは事業分野であったり、クライアントであったり様々ですが。“金のなる木”の様に、市場性が少なく且つ自社のシェアが高いというのは他社の介入のリスクが少なく、自社の独占のようなものであります。“花形”も一見、利益の源となりうる事業ですが、他社も同じように攻勢を仕掛けて来る為、競争の為の投資も必要ですし、またシェアを築いたとしても、それを維持するための投資も必要になります。“いかに利益を上げるか”はここがキーになります。
 しかし、経営の改善計画を立案する上では“金のなる木”があるとないとでは大きく異なります。御社の場合もそれを保有してはいるものの、認識していないだけではないでしょうか。また、マーケティングについて詳しい説明は割愛しますが、プレイス、プライス、プロダクト、プロモーション、の4P、クライアントの要求を把握するクォリティー、コスト、デリバティーのQCDも忘れずに。
 話は変わりますが、銀行からの借入が大変気になっている様ですが、運転資金、設備資金は判らないですが、本当に借入過多で赤字資金を埋め合わせているだけなんでしょうか?基本的な事で恐縮ですが、企業には現金商売でない限り、売掛債権−買掛債務だけの運転資金での借入は必要です。債務者区分にもよりますが経常運転資金は金融機関の資産査定で非分類(詳細は省きますが優良な担保と同じ)となります。
>それでも手元に残った額では経費分も賄えなかったりカツカツだったりと、正直がっくりしています。

定量的な情報がないので詳細がわかりませんし、定性面でも問題を抱えているのは事実だと思われますが、利益は発生ベースで計上しているんですが、現金ベースでは手元にないって事のような気もします。また、前期決算の300万円の減収というのも売上か利益かは判りませんが、前期で現金が減少し、後期でまた平年並の売上になったとしたら、売上の増加に伴い、外注費、固定費の支払いの増加が先行し、更に3月は確定申告があり、発生ベースの利益に対して現金での納税が追い討ちになったため、資金ショートの懸念につながったのでは。“金策のメド”というのは銀行からなのか、個人的なものなのかは判断しかねますが、銀行からのものなら何ら財務体質に何ら大きな問題なく、経常運転資金はもっと必要ではないかと判断されてるのかもしれないですね。借入が設備資金によるもので、運転資金の借入がゼロというのであれば尚更、資金繰りは大変だと思います。最近は銀行も経営コンサルタントを抱えていて、無料の相談会等やってたりしますから、そういう機会を利用するのもひとつの方法かも知れません。また、税理士の先生に帳簿を管理してもらっているのであれば、税理士の先生に相談するのが御社の業況を一番把握してみえると思いますので税理士の先生に聞くのがいいでしょう。
 
客先常駐などしてコネ作り、主力事業への特化。
外注のスタッフにしろ、作業はスタッフに八割九割任せる。(プロジェクトの進捗チェックなどのチェックとケア以外)そして自分は営業やマネージメント管理に集中する。
で、結局は、まずは事業計画と月単位の売上目標を立てる事ですね。
追記:
一度、診断を受けてみますか? 経営コンサルですけど。 ← 僕の直の関連会社ですが。
「今なら、間に合うのではないか」という緊迫したものを感じましたので、のんたさんの所に、直ぐに駆け込むように御連絡させて頂きました。
起業コミュの趣旨と動画を拝見して、のんたさんの人柄と行動力を信じて、そのようにさせて頂きました。
aguioです。
スレッドが埋もれてしまう前にご報告します。
「あいつはどうなったんだ」といろいろコメントくださってお気遣い頂いていた諸兄には、気になさるところもあるかもしれませんが、上の吉祥天女さんの書き込みにあるように、自分ではどうにも悩んで答えが見えなかったので、背中を押してもらって今週のはじめにのんた先生にご相談させてもらいました。

当初、自分も、もう1本後に打ち合わせが入る予定でしたが、それが無くなった事で、時間を気にする事が無くなり、かなりの時間くだを巻いてのんたさんに絡み付いてしまいました。お忙しい方なのにすみません。

お金の話と、私にとって重要な話「捨てて変化する」「サナギに鎧を着せても飛ばない。蝶にならなければ飛ぶ事は出来ない」という事を教えて頂きました。

そして、片手間での変化への治療では今までと恐らく変わらなく、本当に捨てて、しっかりと皆様の前で宣言してしまい「言った以上後に引けない」という状況に自分を追い込む事のお約束をしていました。

1週間仕事もそぞろに、勉強好きも祟って悩んでは勉強し悩んでは勉強しを繰り返しましたが、なんとなく概要は見えてきそうな所までたどり着きました。しんどい道でしょうが、体裁を真似されても大丈夫なくらいの自分たちの持つノウハウ、客層、お金にする仕組み、小沢一郎では無いですが自分の人格面も矯正する部分が出てきそうです。

ひとまず、4月までにホームページを更新か、あらたに作り直します。いままで、年賀状で(ホームページ更新予定)として、結局業務の忙しさに振り回され、良くないカテゴリー群の顧客に振り回され、何回も結果的に嘘になり、更新する時間もないまま放置していました。これをここに宣言して5月にはリニューアルします。

http://www.image-garage.com/magazine/
http://business.rakuten.co.jp/suistudio/014794/http://www.image-garage.com/sui/

現在3つありますが、5月になってもかわってなければ、ここに辛辣な文句を書き込んでください。
私は、まずここからスタートさせます。捨てる物はおそらく、身を切るように痛い部分ですが「ハガキ1枚からでもお請けした小さなお客さん」になっていくと思います。ハガキ1枚だけでもと頑張ったために、利が乗らず、私のところも沈没しては意味が無いですので。

ご心配頂いた皆様ありがとうございました。
5月初頭にサイト更新の書き込みを致します。よろしくおねがいします。
この質問をしてから10年、辛うじて事業だけは維持していますが、ビジネスモデルとしてもPLとしても最悪の数年を迎えて正念場な感じです。

のんた先生に以前教えて頂いた「捨てる」という事も大事な気がしています。
時代の変化が結構はげしく揺れる中で、一か八かの勝負を賭けてもしかたないが、沈むのがわかっている泥舟の上でもがくのも愚作です。

結局ビジネスは維持出来る資本も大事という事にもなるのですが、ちょっと決断をすべきかと考えています。結果維持出来なくなるかもしれませんが。
この10年考えると、生き残るためだけの10年でしかなかったです。もちろん体が健康に動いている事や、10年間の間にであった人、生産した仕事、ありますが意味が無い。

本当にそう思えるくらい走れていない、飛び立てていないと落ち込むばかりです。

ただネガティブになってもよくないし、勝負をかけていくしかない局面もビジネスを起こしている者にはあるのかなと思います。延命治療を10年続けましたが、酸素吸入(銀行の融資)を外した瞬間に死があるし、供給される酸素が日に日に減っていってます。顧客の衰退やリピートの少ないフォロー型の不安定さもありますが、仕事替えをする時期かと思っています。

ログインすると、残り6件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「起業の天国と地獄」無料相談室 更新情報

「起業の天国と地獄」無料相談室のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング