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「起業の天国と地獄」無料相談室コミュの皆さんは「ホリエモン騒動」で何を得ましたか?

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最近、ライブドアのホリエモンをどう思いますか?という内容のメッセージを受け取ることが多くなりました。
この問題については、皆さん関心がおありでしょうし、自分なりのご意見をお持ちだと思います。

私は直接、ホリエモンと話をしたことがありませんので、その人間性については、とやかく言えませんが、今回はライブドア問題をモチーフに会社経営について述べてみたいと思います。

以下は、ホリエモンが絶頂期に、私宛に届いたメッセージに応えた文章の一部です。
(質問は、情報起業家を目指すべきかどうか、時代の寵児であるホリエモンをどう思うか、という内容でした)


-----------------------------------------
はっきりいって、今から情報起業するのはもう時期を逸していると思います。
思わぬとばっちりを受けることのほうが多いと思います。

確かに以前であれば、月に何百万もの収益が上がったかもしれません。
ただし、それが続いたとしても1年くらいでしょうけど。
当然そんなものはビジネスとは呼べません。
単なる金儲けです。
私は、ホリエモンにしても、経営者と呼べるかどうかは疑問を持ってます。
確かに金儲けは上手いかもしれませんが、実業のないビジネスはいつかは破綻するからです。
その意味では、10年後に彼がどうなっているかは、非常に興味があります。

お金の持つ魔力は絶大なものがあります。
あなたがそうした話に引き込まれそうになるのも当たり前のことかもしれません。
空手で例えれば、上段回し蹴りで一本勝ちした選手に憧れ、朝から晩まで回し蹴りの練習をするようなものです。
あなたは、それで大会に出て優勝できると思いますか?

ビジネスというのは、無制限一本勝負です。
同じ技が何度も通用するはずもありませんし、ダウンしないで勝ち続けなくてはなりません。
それほど厳しい世界なのです。

どうか、目の前のきらびやかな世界に惑わされず、基本を大切にして下さい。

私は、10年以上に渡り、人並み以上の給料を手にしていると思います。
けれど、変わったことは何一つやってません。
基本に忠実に仕事をこなしているだけです。
確かに一足飛びにその状態になったわけではありません。
これまで何度もくじけそうになりました。
けれど、成功するための過程は、ビジネスであれスポーツであれ、基本は同じです。
誰もが投げ出したくなるようなことを、どれだけ根気よく続けることが出来るかどうかです。

それを出来る人間が少ないから、成功者というのは滅多にいないのです。

楽して儲かるということは絶対にありえません。
仮に一時は儲かったとしても、必ずどこかで破綻します。
このことは、私がこれまでの仕事を通じて得た一つの真実です。
-----------------------------------------


このメッセージを質問者に返信した翌日に、ライブドアに強制捜査が入りました。
その後の経緯については、皆さんもよくご存知だと思います。

ホリエモンについてテレビや雑誌でよく言われている内容は、みなさん耳にタコが出来るほど聞いているでしょうから、ここでは違う切り口で私なりの意見を述べてみようとおもいます。
少し難しいかもしれませんが、今後の日本経済を考える上で大切なことなので、じっくりと読んでいただけたらと思います。


皆さんは、「会社」とは何だと思いますか?

株主利益を意味するのか、それとも社員の集合体を指すのか、解釈しだいでどうにでも取れます。
そうなると、立場を超えて誰でも判断できる指標が必要になります。

それが、「企業価値」という概念です。

会社に関わる従業員と株主の対立は、双方の主張を聞いているだけでは、なかなか解決の糸口がつかめません。
そこで、「企業価値」という言葉を真ん中に置くことにより、理論をすっきりとさせることができます。
例えば、「会社のため」というのは、「会社の繁栄」ということですから、「会社の繁栄」とは「企業価値の最大化」と置き換えればよいのです。

「企業価値」とは、もともとは財務会計の世界で生まれた考え方です。
その基本になるのは、「キチンと売り上げを上げて利益を出す」ということです。
同じ会社組織の利害関係者でも、立場が違えば利害の構造も異なります。
だからこそ、客観的かつ解釈の余地の少ない「数字」という基準が必要となるのです。

ライブドアは、「企業価値=時価総額」という考えに基づいて行動しました。
株式市場から資金を吸い上げ、その資金を企業買収に利用することこそが、企業価値を高める手段だと信じて疑わなかったのです。
株式分割等を利用して株価を上げ、そうして得た資金により、更に大きな企業買収を行い企業価値を高める。
こうした時価総額経営は、米国では以前から使われている手法であり、日本ではソフトバンクの孫社長が広めた新手の経営手法です。

今回の事件は、ホリエモンが時価総額に執着するあまりに、不正を働いたのではないかという容疑が発端になっています。
不正であるかどうかは抜きにして対極的な見方をすれば、今回の最大の問題点は、時価総額八千億円の大企業に成長したにも関わらず、その一方で企業統治(コーポレートガバナンス)や意思決定のプロセスなど、経営の「中身」は成長しなかったということです。

株式の100分割や、ニッポン放送株の時間外取引での取得などの奇策を打ち出し、結果としては成功してきました。
しかし、私が以前から申し上げているように、企業というものは、経営者の器以上になることは決してないのです。
あれほどの時価総額を持ちながら、奇策に頼らざるを得ない状況だったことこそ、内情はかなり追い詰められていたという証拠です。

会社というものは、それほど大きな判断ミスをしない限りは、3〜5億ぐらいの年商にすることはさほど難しいことではありません。
しかし、年商100億以上の会社を目指すなら、ある程度の多角経営が必要不可欠となります。
昨年の花王やセブンイレブンのM&Aは、そうした流れの一環だといえます。

現在のビジネスの世界では、生産性の向上、効率化等、一企業が自前の範囲で出来る内部志向的な経営は限界に達しています。
生産性の向上や効率化が企業の根幹的な部分であるということは間違いありませんが、現在のように、世界規模での停滞感がある中で、それらにどれだけの比重を置くべきなのか。パイが拡大しない状況で、業界全体が生産性を向上させた場合、残るのはリストラしかありません。
このレースから自発的に抜け出すのはむずかしいのです。
やらなければ誰かにシェアを奪われ、より厳しい状況が待っているからです。
やっても地獄、やらねばもっと地獄。
そうしたことから抜け出すには、M&Aという方法が最も効率的なのです。
そうした大きな流れから考えれば、今回のライブドア騒動は起こるべくして起こったといえます。

現在、ネット企業の代表とされるライブドアや楽天は、設立されて日も浅く、まだ企業として強固な事業基盤や組織基盤は持っていません。
しかし、金融自由化の波に乗り、世の中の流れは新しい企業にお金が行く方向へと向いました。
つまり、こうしたネット企業は、事業基盤は脆弱でありながら、資本という強力な武器を持つこととなったのです。

その一方では、大きな経営資源を持つ、既存の大企業があります。
バブル崩壊から、十数年経ってもリストラが進まず、その考え方や組織は旧泰然としていて保守的。そのため株式市場では人気がなく安い。
これは、お金はあるが経営資源がない会社からすると、安くて魅力的な会社がより取り見取りで陳列棚に並んでいるようなものです。
買いたくなるのも当然のことだと思います。
(ただ、ライブドアの場合は、本来のM&Aの意義を逸脱していますが)

私は、これからの日本のビジネスは、M&A抜きでは考えられない流れになっていくと予想しています。
ただ、「企業価値=時価総額」というのは、単なる結果であって、
本来は「企業価値=売り上げを上げて利益を出すこと」なのです。
この、企業にとって当たり前のことを基準にしないと、今回の事件のように、経営のモラルハザードを招きかねないものだと考えています。


前述の私のメッセージでも書いてあるように、人間というものは、お金を基準に物事を判断すると、得てして過ちを犯してしまうものです。
お金には、それほどの強大な魔力が潜んでいます。
ホリエモンも起業した当時は、純粋に自分の夢を追いかけていたと思います。
しかし、時価総額という「お金」を意識した瞬間から、その方向性に狂いが生じました。

皆さんも、今回の事件を一過性のものと捉えるのではなく、今後の会社のあるべき姿を再確認する材料として肝に銘じていただければと思います。

コメント(39)

はじめまして。
真実(まこと)と申します。
なんかとても興味がある内容で最後まで読みました。
私は今就活の真っ最中の大学3回生です。
ホントお金って人を悪い方向に向かわせますよね。
お金は確かにとても大切で必要不可欠ですが、
お金お金というお金だけにとらわれたらいけないということですよね。
売上を上げ利益を上げていくためにはどうすればいいのか、法に触れるようなことは絶対にあってはならないと思います。
最近では商品先物業界でもとても厳しく規制されており、
多くの会社が潰れました。
そのなかで長期的にこれからもずっと成長していくためには、法に触れないことを考え人や企業、そして社会に良い影響を与えるためにどうすればいいのかを、常に考えていく必要があると思いました。
私はまだ社会に出た経験はありません。
しかしお客様あってのビジネス、お客様がいるからこそ会社は生きていけるということを常に意識し社会人になり働いていきたいです。
どこの会社に就職するかまだわかりませんが、
カッコイイ大人・カッコイイ人生だったと思えるようにこれから頑張っていきます。
なぜか最後は私の社会人宣言になりすみませんでした☆笑
のんたさんこれからもお体には気をつけてお仕事頑張ってくださいね◎
同じようなテーマで、友人達と話し合ったことがありました。
私の持っていた意見は、概ねのんたさんと同じでしたが、一方で、

「けれどもホリエモンの行動力そのものは見習うべきものがある」

という意見が出た時は、「確かに」と思いました。
私も考えたことを、まだ十分に行動に反映できていない人間なだけに。

価値の置き方さえ間違わなければ、もしかしたら尊敬される経営者として名前を残せたかも知れないと思うと、勿体無いなと思います。
>ぶっちぃさん

私も、ホリエモンが既得権を持つ企業に対し、果敢に挑戦していった点は、十分認めています。
口で言うのは簡単ですが、実際にそうした行動を起こすとなると、いろんな意味で大変なこともよく分かります。

また、自分の夢をつかもうとしている若い人たちに、多大な影響を与えたことも特筆すべきことだと思います。

結果として今回のようなことになってしまいましたが、見習うべき点は見習うべきだと考えております。
田原総一朗氏と田勢康弘氏が外国特派員協会で講演

この記事が、わたしてきには、一番 的確だと思ったよ


証券取引法違反容疑でライブドア前社長の堀江貴文容疑者が
逮捕されたことについて、

田原氏は「一言で言えば、誠に残念だと思う」、

田勢氏は「はっきりしているのは、
     何もはっきりしていないということ」と述べた。

少し前まで堀江容疑者を絶賛していたテレビの
コメンテーターが、急に道徳家になり非難を始めたと指摘。
日本の旧体制を変えるために妥協をしない“異端者”として、
堀江容疑者は若者やマスコミから支持されたし、自民党や
経団連が堀江容疑者を受け入れたのも、密室談合的な
古い体質から脱皮しようとしたと受け止めていると話した。

東京地検の強制捜査について

「時の政権にこれほど都合の悪い事件にもかかわらず、
首相官邸が直前まで知らなかったことは、
すばらしいことだと思う」と話した。

新聞やテレビでの報道については
「“関係者の話によると”という報道が連日のように
されているが、関係者とは一体誰のことなのだろう」
と語った。

 また、「当事者は東京拘置所におり、反論する場がない。
   知らず知らずにマスメディアを通じて
事件が出来上がってしまう」
最高裁まで裁判が進む長い年月のうちに、ライブドア社や
堀江容疑者のしたことは犯罪だとほとんどの日本人が
信じるに至るだろうとの認識を示した。

「“関係者”なるものから情報が出て、株価が
下がることこそ(容疑の1つとされる)風説の流布
ではないかと、マスコミの人間として忸怩(じくじ)たる
思いがある」とも語った。

 堀江容疑者に同情的過ぎる、

とんでもない犯罪を犯したかもしれないとの記者からの
指摘に対し、

「検察が逮捕したから即ち犯罪だというのは大間違い。
検察は逮捕する前に地図を描き、そこに色を塗っていく。
描いた地図が間違っていた場合は、事実の方を歪める。
ロッキード事件、リクルート事件もそうだ」
と話した。

「堀江容疑者をかばうつもりはない。
全然明らかになっていない段階で言っても始まらない。
本当は、裁判の場でのやりとりを仔細に報道すべきだ。
しかし、最終的に有罪になるにしろ、無罪になるにしろ、
この数カ月のうちに彼らは社会的バッシングを受け、
ライブドアは潰れるだろう。
22万人が持つ株券はあっというまに
紙くずになってしまう」と応じた。
未だに信じられないような旧態依然としたリストラの進まない企業や社会に与えたインパクトは大きいと思います。
そういう意味で、彼の行った功績はあると思います。
一旦カオス状態にすること。
そこから自然収束的に落ち着いていくのではないかと思います。 また明治の頃のようなダイナミズムがまた出てくるのではないかと少し期待しています。 そういう意味で、私もM&Aはありです。
しかしM&Aはあくまで手段であり、最終目的ではありません。
またIPOも手段であり、最終目的ではありません。

企業価値を高めること。
会計用語的発想ですが、顧客満足度を高める→売上増加→結果的に企業価値を高める。
しかし、それだけでしょうか。
株価を上げるのは株主利益を高めることです。
しかし、会社は株主だけで成り立ってはいません。
最近よく言われるステークホルダー。
特に従業員満足度をあげることが、結果的に顧客満足度をあげることになり、最終的に企業価値が上がると思うのです。
やはり企業は人なり。
従業員教育がとても大切だと思います。
人を道具の一部とみるのではなく、人を人としてみる。
もう一度原点にもどることを教えてくれているのかもしれません。
手段としてM&AやIPOでもっと流動性を高めて経済が活性化してくればいいと思います。
僕が感じたことは幾つかあります。
1つ目は、ライブドア一部幹部がやってしまった事が事実であれば、非常に残念ですが、代表として責任を取る事が正しい道だと思います。

2つ目は、まるで抹殺するような勢いで、マスメディアが連日報道していますが、そこまでワイドショーでやることなの?と疑問を持ちます。
親の敵のように見えますね。

最後に、マスメディア、証券業界、経済界、野球界、政治家達がこぞって非難していますが、何故今更?と言う気持ちです。
上場するに当たっての東証の審査が甘かったからじゃないの?
プロ野球参入時にも面接したのに、裏取ってないの?
政治にしたってそう。。。野党が今になって言い出したのは何故?選挙出馬時に対戦相手として調べなかったの?
もちろん自民党も同じ。
これだけの業界・大企業が勢ぞろいして、何処もライブドアを調べなかった。いや、調べたのでしょうが、全然表面をなぞるだけ。調べたと言うには遠い状態ではないでしょうか?

確かにやり方はまずかったとは思いますが、皆さんの言う通り、日本の古いやり方に風穴を開けようと考え、そして行動したことには敬意を持ちます。
だけど、これだけは言いたいです。
ライブドアは、IT企業ではないです!
マネー企業です。
ソフトの物作りを目指している僕としては、IT業界と言う言葉で一緒にされたくないなぁ。。。
色々な思いがありますが...

エッヂの頃から存在は知っていました。当時のエッヂと今のうちは、やっていることは基本的には同じです。

BtoB、受託の仕事をやっていると、しんどいんですよね。サイトが金を産んでくれれば...という思いでポータルをやった気持ちはすごくわかります。

ただ、彼の会社の問題は、「軸足はどこか」「本業はどこか」「企業理念は何か」というところをおろそかにして「金」に走ってしまったことだと思います。

M&Aにしても、最初はコンテンツプロバイダーを買っていた印象があります。

ただ、ひょっとしたら、究極のコンテンツを手に入れるための資金を得るための博打だったのかもしれない、と考えられなくもありません。近鉄やフジテレビが目的だとして、これらは「コンテンツ」なわけで、本業と外れているわけではない。ただ、そのために必要な金の桁が高すぎる。で、そのための資金を得るために色々やっているうちに、感覚が狂ってしまい、方向も見失ってしまった...

M&Aについて言えば、本業、事業コンセプト、軸足が「ポータル」であるのであれば、一貫して(こっちの方が速い、とかではなく)「本業とのシナジー」だけを考えて企業買収していればよかったのではないかと。

ターボLinuxはインフラ、バガボンドはコンテンツ、これらはすべてポータルという事業のためのM&Aだと考えれば全然理に叶っているわけです。

僕が最初に違和感を感じたのは、社名を「Livedoor」に変えた時です。自分の会社の名前をそんなに簡単に変えられるものなんだ、というところに、本業や理念に対する「薄さ」を感じました。

最後に、究極のブラックジョークですが(昨日、友人との会話で出たんですが)、今回の事件で急激にトラフィックが増えたのにきちんとアクセスできるライブドアのサーバーインフラは大したものです。

『いっそ、東証に売りに言ったらどうだろう』
時価総額とか、お金の魔力とか、そういった問題ではないと感じます。

ただ、生き残るために必死だったんだと思う。

私が球団買収に名乗りを上げた会社が「ライブドア」と聞いたときに、最初に思ったことが「あの赤字会社が?」でした。

その後、全国区の名になり、ようやく突破口を開いたと思っていました。

彼は先が読めたのだと思います、このまま何もしなければ、いずれ自分の会社も淘汰されると。

この話は、なにもライブドアに限ったことではなく、近所の商店街も同じ。

大型スーパーができて、客がこなくなれば、食べてはいけない。
客のこないお店は企業価値0ですよ。

それでも生きていかなければなりません。

最近ショップ99など、99円で生鮮食品なども扱う店が増えてきました。
私もよく使いますが、そこの店長の年収は約300万円だそうです。

それが多いと感じる人、少ないと感じる人、いろいろいると思います。

地域のやくにたっても、食べれるだけの利益がなければ会社は潰れます。

商店街で生き残っている店をみると、その店以外のところで収入があるところが殆どです。

※店以外の収入とは、不動産であったり、親会社があったり色々です。

つまり、起業家が新しくビジネスをはじめた場合、元々赤字でもやっていける地域の会社と戦っているともいえます。
また、業種によっては海外との戦いである場合もあります。

もちろん、独自の手法でのし上がる会社も中にはあると思いますが、ほどんどの会社はそうはいきません。

正直、戦後のように、何か商売をやれば右肩上がりに儲かる時代ではありません。

時代の流れがかわったのです。

世の中はいつも巡っています、景気のいい時、悪い時、儲かる業種には人々が群がり、儲からなくなって淘汰され、淘汰されまた新しい芽が生まれます。

私にとって、ライブドアの件は、一般の人に投資を学ぶいい機会を与えてくれたと思っています。

日本は本当の投資を学ぶ時期にきているのだと思います。
>Junnamaさん
>『いっそ、東証に売りに言ったらどうだろう』

笑えます!
これ頂きます!(w
一つだけ、勘違いしてはいけないと思うことですが、
「旧態依然とした日本企業」は、「きちんと喰う」ために、できること、できないことを考えているからこそ、「旧態依然」なんだということです。

まだ数人の会社を経営している自分でさえも、自分で「堅すぎる」「保守的すぎる」と思うことがあります。ある意味で「旧態依然」は究極の日本型経営のモデルなのかもしれない。

サラリーマン時代に、会社の「旧態依然」としたところが嫌いでしたが、今のウチくらいの小規模な組織でも、スタッフは意外とそういうことを感じているかもしれません。

何が言いたいかと言うと、経営者として絶対してはならないのは、会社を潰すこと、あるいは(潰すくらいは結構という考えもありますが)、社員を路頭に迷わせる、社員が稼げないような会社である、社員がやりがいを見出せない会社であること、だと思います。

僕は、保守的でも何でもいいですから、経営者として、社員に...何だろう、喜び?やりがい?とか、そういうものを与えつつ、安心して生活設計できるような場を提供したいし、それが義務だと思っています。

だから、旧勢力を批判することは簡単です。でも、社員が安心して食える環境を、「継続して」与えてから言え、と思います。

僕は、社員が何と言おうと、皆がきちんと食っていけることを最優先します。保守的だって構うもんか、と思う。

既存の体質・体制を壊すことだけが目的なのだったら、誰でも好きなことは言えるし、彼は所詮、会社で会社の方針やなんやかに文句を言っているだけの「甘ちゃんサラリーマン」だったのだと思う。
捕足:

「日本社会」を会社に例えると...

一介のサラリーマンが、会社の旧態依然とした体制・体質に意義を唱えてのしあがっていったものの、目立ちすぎて足元を救われて失脚した。の、もう少し大きい版にすぎない、と思うのです。

会社だったら、

「ちゃんと数字出してから、言え」

で終わりです。そして、リスクは押さえ込もうとするから、「たとえ数字が上がろうとそんな方法はリスクが大きすぎて駄目だ」となり、それは、良い意味でいえば「自浄作用」になるわけです。マーケットには自浄作用がなかったんですね。今回は。
ぼくはまだまだ変革する必要がある「旧態依然」とした日本企業はたくさんあると思います。
潰さないことは最低条件であり、潰さなければ旧態依然とした体質に甘んじる必要はないと思いますが、まだまだそういう風に思ってしまうところがアメリカかぶれしてるところなんでしょうか。。。
未だに、模索しています。
> ぼくはまだまだ変革する必要がある「旧態依然」とした日本企業はたくさんあると思います。

# はい。夜中に飲んでから投稿すると駄目ですね(^^; 思考が極端になっちゃったかもしれません。

難しいのは、たまたま今は「潰れていない」だけの会社があることです。

利益を継続して上げ続けているということは(もちろん、法に遵じてることは大前提)、社会的に存在意義があるということです。

今回の件では「本業」で利益が出ていないのだから、事業の存在意義がまだ、社会的に認められていないレベルじゃない、ってこと。旧体制への批判は批判として正しいところがあったとして、彼には新しいモデルがあったのか?というと結果的にはなかったのが残念。
>利益を継続して上げ続けているということは。。。在意義があるということです。

僕も同じ意見です。
企業の究極的な存在理由は、利益の追求です。
決して年商だけでは語ってはいけませんね。
利益を上げている企業は、旧体質であろうが企業としては存在価値があります。市場・企業内から認められたと言う事です。

市場から見れば、旧体質の企業の商品、ベンチャー企業の商品と選ぶわけではなく、商品自体で判断しますから、旧体質であろうと良い商品を発信し、市場に受け入れられる限り、利益が出るのでしょう。
また、企業内の働く人達は、旧体質が嫌でどうしようもなければ、今の時代転職するでしょう。転職してしまえば商品の発信が出来ません。

ライブドアはIT企業と言いながら、ITの本業では利益が出ておらず、マネーゲームの部分で利益を上げていました。
#だから僕は同業と言われたくないのです。
さらに、マネーゲームの部分で(まだ本当かどうかは分かりませんが)不正が発覚しました。

今回のやった事が犯罪として確定したならば、ホリエモンは素直に認めて、次に進んで行って欲しいと思います。
また1から。。。ロン毛の時代からスタートですね。
LDも楽天もドンキにも共通するものがある筈だと考えます。
>UU900万/月、90億PV/月間のサイト
凄いですね。
これだけのサーバ構築、運用は技術的にも優れているのは分かっています。僕も技術屋ですから。

何処に利益の重点を置いているかを、論点にしたつもりだったのですが、「だから僕は同業と言われたくないのです。」ここだけ取られてしまいましたね。
ホリエモン、ライブドアの全てを否定しているわけでもありません。

報道されている虚偽事件が、本当だと仮定した場合です。
MSCBで資金調達してるから?人生賭けている?
人生賭けた大嘘ですか?!
本人にあった事が無いし、僕の頭の中に出来ているイメージだけかもしれません。でも頭の中では虚偽をし、高みから嘘を付いて、「人生賭けている」???
おかしくないですか?

世の中メディアのリードかもしれません。
僕は鵜呑みにしません。さらに、ホリエモンの「人生賭けてるんですよ」の言葉も鵜呑みにはしません。
>というと結果的にはなかったのが残念。

はい、私もそう思います。
ご丁寧にレスありがとうございます。
>keiichiさん
なるほど。僕も説明不足だったようですね。
ホリエモンが代表であるライブドアだから、ほとんどイコールで語られるのが通常かもしれませんが、上場した時点で、ライブドアは、色んな人達の会社でもあるんですよね。

ライブドアはかなりの大きさの企業に成長していて、一言でライブドアと語れないのですよね。
多くの人がそれぞれの面からライブドアとは。。。と言っても意見が食い違うのが当然だと思います。

訂正します。
ライブドアと同じ業界。。。ではなく、「ライブドアの主要な利益源である部署とは同じではない」と言い直します。
この部門(ホリエモンに直結している事でしょう)は、マネー部門だったのでしょうね。
> keiichi さん

> IT業界に身を置く方は、当時エッヂの堀江さんが2002年11月に経営破綻したライブド
> アを譲り受け、UU900万/月、90億PV/月間のサイトに育て上げた事をどのように評価さ
> れるのでしょうか。

僕も、この部分は確かに、と思います。これだけの運用をしているという部分ではすごく良いものをもっていると思います。

# PJとかやってますが、そのあたりのコンテンツの質はどうも...何かうさんくさい部分
# は感じるものの...です。

問題は、「UU900万/月、90億PV/月間のサイト」でも、それ単体で利益が出せないことにあるのです。これはIT、というよりコンテンツ/ポータル事業という業界全体が抱えている問題だと思うのですが。

で、ここでは「まだ」食えないという時に、どうするか、が戦略なわけですが、当初は受託等で汗を流しながら確実に利益を出していたわけですよね。それをやめてしまって、どこに活路を見い出すか、という部分で、ITというアイデンティティを捨ててしまったように思えるのです。金融にしても、コンテンツ/ポータル事業の小額課金/決済モデルとか、(この分野はまだ大きな成功者が出ていないように思うのですが)あくまで「本業」のシナジーを求めて買収するのであれば良く分かるのですが...

少なくとも僕がメンバーだったら、そう主張したいし、僕が経営者だったらそうすると思います。確かに「フジテレビ」「野球」はコンテンツですが、そこに至るためのプロセスに手を抜いてはいけないと思います。

もし、「近鉄」という、赤字、金食い虫を先行投資で買収して、そこで利益が本当に出せると思っていたのであれば堂々と詳細をディスクローズして資金を調達するべきだったと思います。買収に名乗りを上げ、買収できたとして、知名度を上げて別のM&Aで利益を出すとしたら、それこそ「旧態依然」の側と同じ(親会社の広告として球団を運営するモデル)じゃないかと。

# 何か話しそれてきましたかね...
企業価値とは何?

1.雇用創出価値
会社としての利益が0でも、そこで働く人とその家族が生活できる所得を創出できれば、存在価値はあると思います。

2.納税価値
会社が利益を出すことによって、1.の所得税とあわせて法人税を払うことで、国家や地域に貢献。

3.社会貢献価値
何もCSRのようなことでなくても、製品やサービスが人や社会の役に立つものであれば、充分価値があると考えます。

4.投資価値
企業が成長し、利益を出すことによって、投資家、株主に株価や配当によって貢献。
4は、あくまでも1〜3が前提になると思うのです。
彼は「職人」ではダメだと気がついたんですよ。

そして、市場の拡大に乗じて利益を上げたのも確かです。
実力ではないと言いたければ言えばいいと思います。

が、普通の人は参入時期をみあやまったり、参入時期に準備が出来ていなかったりするのです。
その参入時期にいち早く気がつき、乗ることが出来るのは才能でもあるといえます。

これは投資家としての考えでもありますが、事業家だから無くていい能力でもありません。
事業家でも、そういった能力が有れば、あるほうが良いのです。
> 【情報屋】店主 さん

なにが可笑しいのか私にはさっぱりわかりませんが・・・。

ホリエモンが「流れを作った」と思ったことは無かったですね。
なんの流れを作ったのかな?

金融に手をだしたのも、孫さん、三木谷さん、もっと前の話になるとウォーレン・バフェットも最初の頃に買収したのは金融関係の会社でしたしね。

資金のある会社が、よくやる典型的な方法でだと思いますけど・・・。

> 失敗しただけです。
> 実際まだ「淘汰」されてないでしょ?

私も「ホリエモンは淘汰されないように必死だった」といっただけで、淘汰されたとは一言もいっていません。

> ”経営者の能力によって”流れに乗れたのであれば、
> 淘汰される前に何か手をうってるはずでしょ?って事です。

ですから、ホリエモンは資金にものをいわせて実業を買ってるではありませんか。

上場廃止になったとしても、実業の部分の会社が潰れるとはおもえませんね。

ホリエモンが逮捕された時のVTRで、彼の数々の場面が紹介されたのですが、その中で、「いい時が何時までも続くわけがない、別の手を打つべきだ」みたいなことを部下に叱っていた場面があったのをみて、「さすがだなぁ」と思ったものです。

今回の逮捕の件に関しては、司法の場でハッキリさせて、再度復帰してもらいたいと思っています。
トピックの主題は(国語の問題のつもりで、のんたさんの文章を読みかえしてみた)「企業価値とは何か」だと思います。

僕は、経営者が決めて市場や投資家が評価するもの、と考えました。

僕は「一人あたりの経常利益」+「会社の将来性」に価値基準を置いています。時価総額はどうでもよい。

これは経営者がどこに価値基準を置くかの問題で、正解はないのだと思います。

単に規模でなく、効率と成長、継続にこだわりたい。

そして、考え方と会社の実体を市場が評価してくれた結果が数字だと思います。

それが僕の「企業価値」です。
もう一回読み直すと、答え書いてありましたね。

「売上をあげて、利益を出す」ことです。

# 受験生諸君は問題をよく読むように(汗;

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