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ファイヤーマンコミュの第5話・ジュラ紀へ落ちた少年(ジュラザウルス登場)

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とある現場に向かう岬とマリちゃん。
走行中のマリンカー内では、ラジオ番組が流れている。
穏やかな口調の女性DJは、工場から遠く離れた場所でも、光化学スモッグが起こる現代社会の問題を語る。改めて実感する『汚染列島・日本』…
やがて音楽を流すDJ。公害問題からうって変わって、快晴のドライブに相応しい爽やかな雰囲気。

わずか数秒、ラジオを使った何気ないシーンですが、これから起こる嵐の前の静けさを演出しています。
こうゆう演出はウルトラセブン第8話にも見られます。
メトロン星人が潜むアパートに入るダン(セブン)。連絡係として表で待つアンヌ隊員。その耳に届くラジオのプロ野球中継。直後に登場するメトロン星人。

日常から非日常へ…。なかなか味のある冒頭です♪

2人は地震の多発する地域を調査するために、現場の山に向かっているのだ。
東都大学の地震研究所も以前から調査をしていたが…原因は不明。ついにSAFの出番となったのです。

しかも現場に着く前に地震発生!…ホント多発してんだなぁ。
そんなこんなで、巨大な岩がマリンカーの行く手を遮ります。
岬はマリンカーのレーザーを発射。岩は木っ端微塵に砕け散ります。…ほほぉ、ただの乗用車じゃなかったんですね〜( ̄ー ̄;)

ツッコミポイント?
SAF専用車・マリンカー…。別に水陸両用というわけでもないのにマリンカー。よく分からんネーミング。やっぱり隊長のコレ(小指立て)が語源だろうか…
パンパー付近から発射するレーザーや、車体上部には対空砲らしき武器もあります(第16話参照)。
とはいえ、ほとんど移動手段として使われますけどね〜(^^;)
また、この回では見えませんが、車体後部には白いペイントで、
『Scientific Attac Force』
と書かれております。SAFの正式名称ですが… あれ?
『アタック=攻撃』の正しいスペルは『Attack』、なんと『K』が抜けております( ̄Д ̄;)
…これマズいよなぁ…。誰も気がつかなかったのでしょうか....

さて場面は変わり、SAF司令室。岬とマリちゃんの報告の報告を聞く隊員一同。
ある山岳地帯で6年ほど前から地震が多発。しかも地下からはエネルギー反応がない…。つまり普通の地震ではないのだ。


再度現場の岩場を調べることになったSAF。岬、マリちゃんに加え、水島も出動。
さっそく調査を開始した水島は、岩場のそこかしこに流れるオレンジ色の液体に気づく。
おまけに液体が流れている地面は非常にもろく崩れやすい…。

一方、マリンカーから機材を取り出している岬とマリちゃんのもとに、ふらりと現れる一人の子供。
「まぁ坊や!ここ危ないのよー」と、マリちゃん棒読み。
「へっちゃらだい、あれぐらいのじしん。なれっこだもん。…あれぇ?SAFか〜?カッコいいー」…負けじと棒読み。
それを聞き「うふふ♪」と微笑むマリちゃん。SAFってけっこう有名だったのね。それにしても…そんなにカッコ良い制服には見えんが(^^;)

「地震を調べに来たんだねー」
「そうだよ」とうなずく岬。しかしその視線は、少年が持っていた物体に注がれる。
1メートルぐらいの長さはあろう、つくしのような植物らしきもの…。…デカい、太い、長いの三拍子揃ったファイヤースティックより長い。
「…坊や、それどこで見つけたの?」考古学者である岬の目が光る…
どう見ても古代植物、それも1億年以上前…ジュラ紀のものと思われる。
少年によるとこの植物は、〔秘密の場所〕に密集しているという。
「坊や、その場所に案内してくれるかい?」
「あぁ、いいよ」 …秘密の場所なのに、あっさり教えてしまう少年(笑)

「岬さん!」と、咎めるマリちゃん。隊長に言いつけるわよ!と言わんばかり(^^;)

「ちょっとだけいいだろ?…頼むよ〜♪」
ヒーローのくせに卑屈な表情でウインク(*^-゚)⌒☆
…まぁ人間臭い、親しみのあるヒーローといえば、それまでか。

マリちゃんは「まぁっ!」とご機嫌ななめ。

さて、調査をマリちゃんに丸投げして、岬は少年と共に歩きます。
そして林の奥の一帯に到着。少年の言う通り、ジュラ紀の原生林さながらの光景。
驚くべき事実に直面する岬。

しかし突如地面が崩落し、岬と少年は落下してしまう。
洞窟のような地下空洞内部…二人の横で不気味に流れるオレンジ色の液体…
どうやら自力で登るのは無理のようだ。岬と少年は明るい方を目指して歩くが、またも滑落!なんとか木の根っこにつかまり落下は免れたが…

こんな地底深くに、なぜ根っこ?
「お兄ちゃん!ジュラ紀だ!この下はジュラ紀だ!」
地下世界に広がる異様な光景。活火山を背景に、うっそうと茂る原生林。本当にここが地底なのか…

岬は必死に根っこを掴むあまり、大切なものを落としてしまいます。

ツッコミポイント?
落し物はファイヤースティック。約30センチの長さの変身アイテム。変身直前に唐突に現れる不思議なアイテム。
岬は一体どこに隠しているのやら?? まぁ、1話でもツッコみましたが、今回の出来事で分かったことがあります。
それは、岬に変身する意志がなくても、このスティックは〔存在〕していることです。

初期の仮面ライダーの場合、変身するときにベルトが出現。風車が回転して変身します。
つまり変身者の意志によって、アイテムが登場するわけです。

ということはファイヤーマンの場合は、変身者の意志は関係ありません。
岬は必ずあの制服のどこかにファイヤースティックを入れてある…ということになります。
しかし、あのデカいスティックを…あのピッチリした制服に…

入るわけがありません!
…ま、スティックに関するツッコミはこのへんで留めておきます(^^;)キリがないし....

少年は落下する恐怖のあまり「怖いよー!お兄ちゃん!怖いよー!」と叫びます…しかもけっこう〔うっとうしい〕感じで(^^;)
そんで、スティックを落として焦ってるせいか、岬は

「怖くない!泣いたりしちゃおかしいじゃないか!!」

…逆ギレ( ̄Д ̄;) これ実際に聞いてもらうと分かるんですが、ある意味〔リアル〕です(笑)


現場に海野隊長も到着。行方不明の岬を案じてマリちゃんが言いつけ…ではなく報告したのだ。
「岬のことだ。すぐに涼しい顔で現れる」…ほほぉ、海野隊長からの信頼は厚い男のようです。前回のステゴラスの一件で男を上げたのでしょうか( ̄Д ̄;)
しかし地元の子供も一緒というのが気にかかる。水島はオレンジの液体を調べるために一度基地に戻り、海野隊長とマリちゃんはいなくなった二人の行方を捜すことに…

が、今度はマリちゃんも落下!…ミイラ取りがミイラになる典型ですな。
どうやら岬たちが落ちた穴と同じらしく、さらに落下したマリちゃんは岬と再会します。…当然根っこにつかまった状態で(^^;)
少年は少年で、相変わらず
「お兄ちゃん怖いよー、怖いよー、お兄ちゃーん」と棒読み。あー、うっとーしい(-_-;)
マリちゃんが来て、カッコ良いとこを見せたいのか(?)岬は必死に崖を登ろうとします。そのとき少年は
「お兄ちゃーん!がんばるんだー!」
…ヘ(゚□゚;)ノ いきなりポジティブ発言(笑)。演出が大雑把だなぁ…

ちなみにマリちゃんが落ちてきたシーンから、ある奇妙な変化が起こります。ストーリーには全く関係ありませんけどね(^^;)
少年は右手に白い手袋をつけてます。ということは岬が片方だけ貸したのだろうか…いや、しっかり両手についてます。
ちなみにSAF隊員は全員、白い手袋を着用しています。特に特殊な機能があるとは思えませんが、この場面では素手よりマシでしょう。
岬が予備の手袋を渡していたにせよ、根っこにぶら下がりながら、どうやって渡したのやら(^^;)

岬はマリちゃんに、トランシーバーのコールサインを入れっぱなしにするよう指示します。こうすれば救援隊に見つけてもらいやすいしねー。


その頃SAF司令室では、現場から採取したオレンジ色の液体の調査が行なわれていた。
水島によるとこの液体は、人体などには影響はないものの、周囲の温度が上がることで特殊なガスが発生し、石や土などをボロボロにしてしまう特性があるという。
これが崖崩れや地面の崩落、ひいては地震の原因ではなかろうか…

水島から謎の液体の報告を受けた海野隊長。事態に輪をかけるようにマリちゃんも行方不明に…
さっそく推理する名探偵・水島♪
「もしかしたら…地底に落ちたのかも」
完璧な推理です(^^;)

海野隊長は千葉に、地底マシン・モグリアンの出動を要請!岬&マリちゃん、少年の捜索、及び地震の謎に迫ります。

ツッコミポイント?
さぁ、地底探検の幕開けです!
ところでファイヤーマンを紹介する特撮関連の書籍では、だいたいこの第5話のスチール写真が使われています。
ワタクシ自身も、ファイヤーマンといえばジュラ紀を舞台に戦うヒーローと思っておりましたし(^^;)
原生林や火山をバックに戦うファイヤーマン…。今思えば1978年の『恐竜戦隊コセイドン』の下地になっていたのかもしれません。
ま、ジュラ紀のお話は今回限りですがね(^^;)
さてさて、今回から登場するモグリアン…なんとドリルが4本ついてます!恐らく特撮作品の地底戦車では、最大のドリル本数ではないでしょうか!?

司令室に水島を残し、海野隊長と千葉の両名は地底に向かいます。
このときトランシーバーのコールサインをキャッチした千葉は、必死で問いかけます。
「俺だ!応答しろ!俺だ!」 …俺じゃ分からんでしょ(笑)。名前言わなきゃ…
とにかくトランシーバーの電波をたどって地底を進むモグリアン。

一方、根っこにつかまったままの3人。大きな唸り声に驚きます。
崖下の原生林から恐竜・ジュラザウルスが出現!…当然のごとく怪獣サイズ(^^;)

その直後、なんと岬は落下してしまいます。…怪獣に驚いたのか…女子供より体力がないのか...かなり不自然に落ちます(^^;)
おまけに落下する映像を見てみると…どう見ても2メートル弱の高さから落ちてます(笑)。…もぉちょっと何とかならなかったのかなぁ!ここの場面!

ツッコミポイント?
落ちた岬は痛みをこらえつつ、腰のあたりを触って
「ない…ファイヤースティックがない」
と独り言。…いや、少し前に落としたでしょ!しっかりしなきゃ(-_-;)

いやいや!そんなことより、ファイヤースティックは腰に入っているのか!?
えー!絶対無理だと思うけどなぁ…( ̄Д ̄;)

とりあえず落ちた付近を探して、なんとか変身!
「ふぁいやぁー!」
…あれ? 右手が素手だぞ(・ω・`) やっぱり手袋を少年に貸していたのか…いや、あの時はしっかり装着してたし…ものすごく矛盾しているな。

そんな視聴者を置き去りにして、格闘戦になるファイヤーマンとジュラザウルス!
そういえばファイヤーマンは地底以外では3分しか活動できないから…今回は無敵!?

さて、マリちゃんと少年は隊長たちに救出され、モグリアンに収容されます。土ぼこりで顔をまっ黒にしたマリちゃん。妙に色っぽい呻き声(喘ぎ声?)だ。
が、岬はいない。マリちゃんは隊長に救助をお願いすると、少年もそれに呼応します。
「早くしないとあの怪獣につぶされてしまいます。お兄ちゃんが死ぬなんて…やだやだーやだーやだー」 …うっとーしーほどの棒読み(-_-#)
しかし冷静な海野隊長は、まず怪獣を倒して活路を開いてから岬を救出する作戦に出る。つまりファイヤーマンの援護です。

今回はいわゆる〔アウェー〕ではなく、本来の活動地域・地底なのに…意外と苦戦しているファイヤーマン(^^;)
海野隊長が照準を合わせ、千葉が攻撃!なんとモグリアンのドリル4本の先端から、レーザー光線が発射!…スゴいとこに武器がついてるのね!
怪獣にダメージを与え、その隙をついて光線技を繰り出すファイヤーマン。
「ふぁいやぁぁっ…ぅらぁぁぁぁっしゅ!」
…相変わらずエコー効かせすぎ(^^;)
ファイヤーフラッシュでジュラザウルスの首を吹き飛ばします。…けっこうエグい倒し方だ。

ザイルを持って、さっそく岬救助に向かう海野隊長と千葉。
「マリちゃんは岬を呼び出し続けてくれ」と、隊長。
マリちゃんは無線で呼び出し始めますが…その隣で機械のボタンなどを勝手にいじっている少年(^^;)おいおい、危ないなぁ...

海野隊長は崖からザイルを降ろし、自分も降りようとしたときに、
「隊長!岬さんから応答がありました!この下です!」と、マリちゃん。

それとほぼ同じタイミングでザイルを登ってくる岬(^^;)…絶対おかしいよなぁ、この構図。どう見ても人の身長(2メートル弱)程度の崖にしか見えません(笑)。隊長もザイルを降ろす時点で岬の存在に気がつきそうなもんだが…。

ま、無事でなにより♪

ところが今度は洞窟全体が崩壊し始めます! 敵を倒すと、そのフィールドが消滅する…最近のRPGでは〔お約束〕の展開ですな(笑)

モグリアン内部…相変わらず計器をいじりまくっている少年(^^;)
しかし、岬を見るなり「お兄ちゃん!」と抱きつきます。…今日会ったばかりなのに、なんでこんなに親しいんだ(-_-;)。
いや、それより何より、計器類をいじるのは注意しなくちゃいかんだろ!

とにかく全員無事でしたが、地底のジュラ紀世界は崩壊…一体なんだったのやら。


場面が変わりSAF司令室。メンバー5人と少年もいる中、水島の解釈が始まる。
全ての元凶と思われるオレンジ色の液体…。どうやら大気汚染によって空気中に含まれる物質が雨となり、降り注いだことで発生したらしい。

あの地底世界崩壊から地震が観測されなくなったが…恐らくあのオレンジ色の液体は、今もどこかで降り続いている…

やりきれない表情のSAFメンバー。そして不安そうな少年。


走行中のマリンカー。乗っているのは岬と少年だ。岬は少年を送り届けに向かっていた。
ラジオでは例の女性DJが環境破壊のことを話している。

あのオレンジの液体が全ての原因だったのか、と問う少年。
しかし岬は諭(さと)します。
「オレンジの液体だって、元々は環境汚染が−つまり人間が原因なんだ」
改めて自然を大事にしなければいけないと思う少年。

少年の心を知ってか、女性DJは、ある懐かしい曲をかけます。

うさぎ追いし 彼(か)の山
こぶな釣りし 彼の川

歌詞こそありませんが、童謡『ふるさと』
これをBGMに少年に別れを告げる岬。

しばし和やかな雰囲気でしたが、海野隊長から連絡が入ります。
「岬!地震が発生した!」
「え!?地震!?」
マリンカーに駆け戻る岬!
再び事件に立ち向かうSAF! …という構図で終了。


-総括-
ファイヤーマンの真骨頂というべき、自然の脅威が描かれたエピソードです。
ジュラザウルスが出現した明確な理由が不明ですが、人間の生み出した環境汚染が、次第に人間を追い詰める…いわゆるパニック映画の王道です。

とはいえパニック映画というと、火災や台風、隕石の落下などのテーマが主流です。
今回の場合、直接的な現象が『地震』ということで、やや地味な印象かもしれません。
しかし阪神大震災やインドネシア・スマトラ島沖地震を想像すると、恐ろしいことこの上ありません!

終盤で水島が説明する場面も怖いですねー!
いつ地震が起きるか分からない。視聴者を突き放したような終わり方は、ウルトラマンの第25話『怪彗星ツイフォン』を彷彿させます。

しかし希望を残します。
少年は自然を大切にする心を養い、次代を担うのです。これこそが今回の一番のテーマだったのではないでしょうか♪

また冒頭に流れたラジオを、ラストでも使ったのが素晴らしい演出です。

…それにしてもこの少年…。
OPテロップでは『文夫』とありましたが、誰も名前を読んでいませんでした(^^;)

コメント(4)

はじめまして・・・この時の出演者の「少年」ですわーい(嬉しい顔)

懐かしいですね〜。まさかこんなコミュがあるとはぴかぴか(新しい)

思わず書き込んでしまいました。

たかし。さんの突っ込みに爆笑して読んでました指でOK
子供の頃に見ていて、ジュラザウルスが怖かったのを覚えています。動きが何か異様で…。


1985年にキングレコードから発売されたBGM集のジャケットが、ファイヤーマンがジュラザウルスを持ち上げている写真でした。
余談になりますが、BGM集には主題歌が版権の都合で収録されてませんでした。
初回特典は、水島隊員のポスターでした。

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