会津部屋コミュの新春ﾜｲﾄﾞ時代劇“白虎隊"

花は桜木人は武士さんが　書き捨て御免　のトピックにて「 '13年新春ﾜｲﾄﾞ時代劇は“白虎隊"! 北大路欣也が苦悩する志士を熱演!!http://mixi.at/adnhgUU 白虎隊がとうとう新春ワイドでドラマ化される様ですね」と発言されたのをもとにして新たにトピックをたてようと思います。

コメント(9)

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[1] mixiユーザー 09月02日 15:18

西郷頼母が２０年前の年末時代劇「白虎隊」で容保が京都守護職の役を引き受けたのに反対して家老職を辞職して家に閉じこもったまま戊辰戦争を迎えるとあるが、誤りである。頼母が京に行って帰ってきたともとらえられる和歌？があることから堀田節夫氏という西郷を調べてはナンバー１の方は推測したという。他にも頼母が辞職となったことが書かれた年表がある。だが、これだけではなく会津藩の公用人で後に若年寄となる倉澤平治右衛門が記録を残していた。禁門の変を前にして戦うべきでないと京都に赴き会津藩士たちに説いて回った。この時のことを伊藤哲也氏は、『会津史談』『歴史読本』に直訳文を掲載した。西郷をメインとするからには避けて通れない道であるが。誤った過去の通説をドラマは使用するというのであろうか。西郷頼母が上京していたのは誤りが無く、帰国も唱えていることも避けるべきでない。しかし、禁門の変で会津藩は勝ち西郷は帰藩することとなる。そして、家老職の方を罷免となる。役職をもとにもどすか、家老間で話し合われるのは・・・この後のことである。

[3] mixiユーザー 09月04日 00:29

ジェームス三木氏が制作されるとか。少しでも史実に近くなったドラマを私は期待するのでした。

[4] mixiユーザー 09月05日 17:50

あの～、『会津史談』76号にある倉沢の手記は、文久3年（亥年）の8.18政変の後に頼母が上洛してきた話で、それで執政年表の10月御叱り御免となるのでしょ。
一年後の禁門の変の時にもまた、上洛したという解釈なのですか???

頼母役、西田さんに北大路さんと重量級が配役されると、ひいき目の解釈になるんじゃないかと危惧するのは、私もわかるのですけど。

[5] mixiユーザー 09月06日 00:40

>>[4] 　禁門の変でなく文久の政変、訂正、訂正。解読者が訂正発言ではないようです。
　倉澤の記録から「翌亥年七月（中略）引き揚げを請求するの外なきに決し西郷頼母上京したり」つまり、容保が京都守護職を受諾してから１年後の文久の政変（８．１８）直前に上京して藩士たちを集めて唱えたわけです。西郷頼母自身が後年に記した「栖雲記」に書かれている短歌からも信濃路を上京・・・でも、秋でなく７月に上京したと倉澤の日記にある。

　私が気にしているのは、（現代語訳にします）辞職してから飽きることなく上京するものの意見取りあげられず、又辞職。免職を申付けられても顧みず引き続き、引き続き論ずるも花花しき戦争に及ぶと国許に帰ったと『会津史談』77号で引用して解説しています。１０月以降も在京して論じ続けた後に大きな戦が起きたことに着目しました。これが、禁門の変ではなかろうかと。
　そうすると、すべて辻褄が合うので以降全て禁門の変で統一しています。禁門の変時に内藤介右衛門たち会津藩の半分が帰国するはずでした。ここからは、私の憶測ですが西郷は内藤たちとともに帰国するつもりが、皆が京に戻って戦うこととなる。偶然の一致かな？？

　叱り御免となった後も在京していたことがわかります。すると、頼母が信濃路を秋に上京と言う事は、再び上京とも把握できる。

　他にも倉澤文書は、『会津史談』掲載以外で『歴史読本』、
『会津若松市史研究』に引用掲載したところから把握できる。
　西郷の京都における動向を大きな出来事というようにも表記していますが。

　という訳で、真実に迫った内容のドラマを期待するのです。

[6] mixiユーザー 09月07日 01:09

>富岡さん

詳しい説明をどうもです。それで禁門の変が出てくるのですか。
陰暦では秋は７～９月ですから、この歌は文久３年で問題無く思えます。

意味が取りにくい史料ですが、容保公に帰国を説得できないなら、家老たちは不平を言って辞職したりせずに、奮発率先して国内をまとめていたら、上下一致して後年（会津戦争の時に）花々しい戦争が出来たものを！、と倉沢は糾弾しているのだと、私は読みました。
そのあと長州処分の話になって、禁門の変のことは出てきませんが、後年の回想ですから、そういうこともあるでしょう。

[7] mixiユーザー 09月07日 10:03

細かい話ですが、追加でもう一点。(^^;)

頼母が上京してきたのは、8.18政変の"直後"でしょう。
会津国元で財政ひっ迫のため、引き上げるしかない！、と7月に意見がまとまってから上京してくるには、陸路だと２０日位はかかるでしょう。
政変以後混乱が収まらず、黒谷本陣に帰らずに御所の施薬院を宿舎としていた容保公の所に来て、意見したわけです。

8/19付けで京都御用所が出した手紙に、「頼母殿ニハ少しも早く御京着ニ相成候様、此段共ニ申し遣さる可き旨、仰せ付け」られたともあります。
（8/19にまだ上京途中ということです）
これは『会津藩庁記録』に入っておらず、写しですが、筆者が桑名藩公用人の森弥一左衛門ですから、筋の良い史料でしょう。(^^)
桑名市博物館の花丸図録『京都所司代松平定敬』p130に翻刻が載っています。

[8] mixiユーザー 09月08日 00:33

>>[7] 頼母が若松から江戸に。そして、「亥七月」に逼迫することになり上京した。７月の１９日に９月１日となりました。堺町御門の変後で容保は黒谷へ戻ることが許されていませんでした。倉澤の記録からでも（ただ、斎藤一を藤田五郎と書いているので斗南移住後に書いたもの）８．１８の政変後のことと把握はできます。しかし、花々しい戦争というのは戊辰戦争のことですね。これも、訂正。
　『会津藩執政年表』だと１０月に免職。しかし、免職となった西郷は京都に残り続ける。後に頼母の罪を許そうではなかろうかという話し合い？行われるが水に流れた。
　桑名の森陳名の記録を読みました。新選組のことは後のことなので触れられていない。本題に戻り。神保や横山たちが江戸の田中や西郷に飛脚を出している。
そして、８月１９日の桑名から会津への通達からもまだ頼母が到着していないことがわかります。

　西郷は、上京後に施薬院で藩士たちに対して説いたとありますが？
当時の会津藩の記録が書き残されたのもありますが、膨大なのでギブアップしています。倉澤の文書にしても半分以上、残っている。それに関連する本当の一次史料をマイクロ化している最中です。活字化は数年後だと思います。開城後の会津藩のことなので。

　その後、家茂の上京が要請されますが・・・元治元年のだと早すぎ。薩摩の小松が拒んだともありますが。

　西郷頼母となると家族の自刃も・・どうなるか。土佐の中島信行が介錯をしたわけでなかった。中島何某、どのようにするのか楽しみなところです。

[9] mixiユーザー 01月03日 18:04

頼母が上京した・・ネタばれ？？　西郷一族のでウ～ーン？となっています。

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