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ニーチェについてコミュのなぜマルクス主義者が仏教、儒教、イスラームを学習しなければならないか。

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なぜマルクス主義者が仏教、儒教、イスラームを学習しなければならないか。

第二次世界大戦中、日本のマルクス主義者は弾圧に屈して転向した。

「戦後主体性論争」においては「自分が見る事が出来ない共産主義社会の実現のために死ぬ事を可能にする論理とは何か」という問題を西田幾多郎の影響を受けた梅本克己が提起した。

梅本克己の側には西田幾多郎の弟子である梯明秀が加勢した。

これに対しスターリン主義者の松村一人は「主体性論者は小ブル的実存主義的偏向」を犯していると批判した。

黒田寛一の「主体的マルクス主義」は梅本克己、梯明秀の理論を批判的に摂取したものである。

キルケゴール的な「それによって生き、かつ、死ぬことができる思想」としてのマルクス主義とは何かが問われたのである。

しかし、西田哲学の基礎は禅と浄土教でしかない。

鈴木大拙と同じである。

中観派と唯識派が探求してきた高度な哲学が無い。

西田哲学の影響を受けたマルクス主義も浅薄なものにならざるをえない。

黒田寛一が西田を理解していない事も重要である。

黒田は西田を観念論哲学と呼んでいるが、その論証は無い。

西田の立場は「唯物論も観念論の一形態」だとするものである。

マルクス主義者には家族論が無い。

儒教によれば「子孫が続いていく事」を認識する事によって死に対する恐怖が小さなものになると言う。

『旧約聖書』のアブラハム(イスラームではメッカのカーバの神殿の創建者)は来世を信じる事なく、子孫の繁栄を約束されただけで死んでいった。

純粋な血統の連続によって死に対する恐怖を克服せんとする社会においては、結婚前の女の性交、女の姦淫、姦通は厳罰に処せられる。

イスラームでは来世を信じるが、儒教的家族意識も強固である。

予言者ムハンマドは姦淫を犯した女を処刑した。

『旧約聖書』のモーセの律法では結婚前に性交した女は死刑だとある。

日本では女子高生の売春は当たり前、小学生の娼婦が急増している。

女の貞操観念が無い国はアジアでは日本だけである。

中国ではミニスカートをはく事も許されない。

儒教倫理の影響である。

タイ、フィリピンには娼婦が多いが、娼婦ではない女は「結婚まで処女を守る」と断言する。

熱帯のベトナムでも18歳以上の女の売春は共産党政府によって許可されているが、娼婦以外の若い女は足の100%を隠している。

暑いからと言って足を少しでも出せば大変な事になる。

これも儒教倫理の影響である。

日本で売れている韓国アイドルも韓国でテレビに出る時は、長いスラックス(ズボン)をはき、足を見せない。

ホットパンツで足を見せる韓国アイドルは日本市場向けのものであり、韓国で売ろうとは事務所も思っていない。

キリスト教原理主義者(プロテスタント)、カトリックが禁止している妊娠中絶の問題も受容である。

儒教とイスラームでは「修身」「斉家」「治国」「平天下」を課題とする。

黒田寛一の主体的・反スターリン主義的マルクス主義には「斉家」が欠如している。

革マル派のメンバーは結婚するが子供を作らない。

だから、革マル派は「家をどう、おさめるか」「子孫があるという事が持つ意味」を考えようとしない。

沖縄の革マル派から裏切り者が出た時も、「裏切り」=「近代的自我の欠如」=「門中主義」とし「門中主義粉砕」を掲げた。

門中とは沖縄にしか存在しない大家族主義的血族集団である。

これは、中国、朝鮮の宗族とも異質である。

革マル派には「門中」とは何かという探求が無い。

革マル派には婚姻外性交、妊娠中絶に関する理論が無い。

革マル派の「修身」も朱子学、仏教の唯識派、中観派に比べ、レベルが低いものでしかない。

スターリン主義者も革マル派もキリスト教の家族道徳を継承し、一夫多妻を禁止している。

しかし、一夫多妻、離婚を禁止し、聖職者、修道僧の結婚、オナニーを禁止するキリスト教道徳は、まともな倫理ではなくグノーシス主義を継承したものである。

魅力的な男性は複数の女性に愛される。

僕も、かつて、山名寿子と瀬下恭子という二人の絶世美人2名に同時に愛された。

日本でもアメリカでもロシアでも魅力的で金持ちの男性は複数の女を持つ。

イスラムでは、すべての女を妻として平等に扱わなければならないが、日本やキリスト教国では1名は正妻、1名は愛人(妾)として差別する事が強制されている。

一夫多妻禁止の戒律をキリスト教に持ちこんだのはグノーシス主義者である。

グノーシスでは、天地創造の神は悪の神だとされ、すべての被造物(物質、動物、植物、人間の肉体)は悪であり食欲と性欲は悪だと説く。

キリストと霊魂だけが神聖なものである。

キリスト教からグノーシス主義の影響を排除したのがイスラームである。

イスラーム世界では、少女は10歳くらいからセクシーなビキニ・スタイルで踊るベリー・ダンスを学び、夫の性欲を満たす練習をする。

性交を快楽とする事を否定するキリスト教とは対照的である。

カトリックでは、すべての神父の結婚を禁止し、一般信者の離婚・オナニーを禁止している。

東方正教会では修道士、主教の結婚を禁止し、すべての信者のオナニーを禁止している。

また、在俗司祭の離婚を禁止している。

プロテスタントの多くの宗派では信者・牧師の性交の快楽、オナニーを禁止している。

イスラームでは独身主義を否定し、オナニーを許可し、性交を快楽とする事を認め、一夫多妻を認めている。離婚も認めている。

キリスト教の性倫理は不自然で極端なものである。

性欲、食欲は悪の神が造ったものだというグノーシス主義を継承しているからである。

全世界で、一夫多妻を禁止している宗教はキリスト教だけである。

コメント(4)

自分の中の向学心、世界を理解しようとする知識欲、そして自分の心情から選び歩んで来た主義と人生。
そうしたものをばらばらなままにしておくことのできない人間の魂が、何とかそれらを整合的に統合し、自己の認識と自己の人生の大団円を見出そうとする一人の試みを感じました。
>日本では女子高生の売春は当たり前、小学生の娼婦が急増している。
どういう統計資料からこのような結論に至ったのか典拠を教えていただけますか?

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