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イルカ猟反対コミュコミュのあるオルカ(シャチ)の死

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一日遅くなりましたが、マイルカ科のオルカ(シャチ)にとっては重大なニュースですのでお知らせします。 追い込み猟で捕獲され、水族館に売られたイルカやオルカの悲劇です。

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今年7月頃から体調を崩して食欲もなくなっていた名古屋港水族館のメスのオルカ「クー」ちゃんが、9月19日午前7時55分に死亡しました。 推定18歳という若さでしたが、水族館という狭い人工環境が、また短命な結果を招いてしまいました。

「クー」は、1997年に和歌山県太地沖で追い込み猟によって10頭の家族が湾内に追い込まれ、そのうち水族館用に捕獲された5頭のオルカのうちの最後の1頭です。

太地くじらの博物館では十分な成果がでないことと、太地町の財政再建のために5年契約で名古屋港水族館に貸し出されていたものです。

「クー」の死亡で、すでに他の水族館で死亡した4頭のオルカとともに、太地オルカ5のすべてのオルカが十分な研究成果も得られないまま死亡したことになります。

死因は、岐阜大獣医学部が調査中ですが、ヘルペスウィルスが見つかったり、皮膚炎を起こしていたりして、食欲のない状態が続いていたようです。

関連記事は、下記ホームページからご覧ください。

中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008091902000290.html

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080919-OYT1T00327.htm

朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0919/NGY200809190009.html?ref=fresheye

毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000010-maip-soci

追い込み猟によるストレス、家族から引き離されてバラバラに育てられるストレス、狭い水槽でむりやり芸を仕込まれるストレス、などが命を短くしたに違いありません。

この5頭の死を無駄にしないよう、また新たな捕獲が行われないように見守るとともに、今後もイルカ猟とともにオルカの捕獲も絶対に許可しないよう、関係各所に要望し続けようと思います。

コメント(5)

少し古い記事になりますが、毎日新聞 2008年9月20日 地方版に、クーちゃんの死亡に至る経過と新たな個体の導入に関する記者会見の内容が報道されていますので、記録に残すために、その全文をここに掲載します。
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シャチ:名古屋港水族館、クー死ぬ 懸命の治療実らず 館長ら「大変残念」 /愛知

 ◇これまで大病なし
 「大変残念だ」。名古屋港水族館(名古屋市)で一番の人気者だったシャチ「クー」が19日朝に死んだことを受け、記者会見した内田至館長らは無念そうな表情を見せた。推定年齢18歳。これまで大きな病気をしたことはなかったため、関係者への衝撃は大きい。水族館では20日から、エントランスに献花台を設け、来館者とともにクーの死を悼む。【山田一晶】

 ◇経験者ら助言、一時持ち直す−−きょう献花台設置
 水族館によると、クーは7月23日ごろから急に餌を食べなくなった。消炎剤などの投与で8月には一時回復。食欲も通常通りに戻ったが、9月4日になってまた食欲がなくなった。皮膚に水ほうやただれが生じるなど典型的なヘルペスの症状が出ていた。国内でも、シャチヘルペスに感染して死んだ例があるといい、名古屋港水族館は、シャチの飼育経験がある全国の水族館から飼育係を招き、アドバイスを受けながら治療に当たった。だが、発熱や胃炎なども表れ、症状は悪化の一途をたどった。

 18日にはやや持ち直したかに見えたが、19日未明から呼吸数が減り始め、午前7時半にプールの底に沈んでしまった。担当者らがクーを水面に引き揚げたが、瞳孔が開き、7時55分に死亡が確認されたという。

 岐阜大獣医学部が詳しい死因を調べており、その後は、名古屋港水族館にクーを貸し出した和歌山県太地町のくじらの博物館との契約で、死体は太地町に返されるという。

 会見で、一番の人気者を失った水族館として2代目のシャチの飼育を検討しているか、との記者の問いに、日登弘・飼育展示部長は「まだ考えられない。今は、死んだクーから学ぶことに全力を尽くす」と述べるにとどまった。
その後、オルカ(シャチ)の「クー」の死亡原因の報告が水族館のホームページに掲載されました。 以下、その全文です。
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平成20年9月19日に死亡しましたシャチ「クー」の病理・微生物学的検査が岐阜大学で行われていましたが、その結果が出ましたので報告します。

クーが7月下旬に体調を崩したのは、ヘルペスウィルス感染症によるものでした。治療により体調は一時改善しましたが、クーの体力と抵抗力が低下していたため、カビ(真菌)の一種であるアスペルギルスと、パラポックスウィルスに感染し、これらの病原体が全身に広がり、最終的にはカビの菌糸が心臓の血管に詰まることによる心不全で死亡しました。

クーは我々の懸命の治療もおよばず、死亡しました。今後は、ウィルス感染症を含めた鯨類の病気に関する診断・治療技術の向上を目指して努力したいと思います。

クーの死後、組織学的研究のための標本を三重大学へ提供しました。今後の学術研究活動に貢献することが期待されます。またクー2世誕生の可能性にかけて生殖器を神戸大学へ提供しました。その結果クーの卵巣から卵母細胞を回収し凍結保存することに成功しました。理論的には体外受精によるクー2世誕生への道筋を残すことができました。体外受精の実現にはまだ課題が多いのが実情で、将来の科学技術の発展に期待しています。
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ここには、名古屋港水族館の管理体制についてはひと言も触れていませんが、感染症を引き起こすような水質の中で飼育していたのでしょうか?

また、死体を太地町に返すといいながら、実際には神戸大学に提供し、2世誕生の準備をしたようですが、ということは新たな捕獲あるいはほかの水族館から(いまのところ最有力は鴨川シーワールド)から、家族と引き離して購入するなどが考えられます。

研究を名目に、集客力の高いオルカを、稼ぎ頭にしようとしているのは明白です。野生からの新たな捕獲に動かないよう、みなさんで見守っていきたいと思います。
名古屋港水族館のクーちゃんが亡くなった翌日の地元新聞の記事です。
ご参考まで。
++チロル++さんへ

写真の掲載、ありがとうございます。
クーちゃんは本当にみなさんに慕われていたのですね。

だからと言って、次の新しいオルカ(シャチ)を補充しようと言う
のとは話が違うと思うのですが、、、、、。

クーちゃんの死後、館内でアンケートをとったら、「もう一度」
見たいというのがトップだったから、新たな個体を導入しようと
言うことになったらしいのですが、水族館の中でアンケートを
とったら、誰も反対しないのは当たり前だと思いませんか?
ikanはこのクーのため
努力をしていました。
このシャチ捕獲時、大阪へ一部シャチ肉がでまわり、沖へ戻らなかった仲間なのではないかと思われていました。
私自身クーの様子を見に名古屋まで向かっています。
調教師と睨み合いになり
当時は活動自体が大変でした。

クーが亡くなったと聞き
とても残念です。

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