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ピアノ演奏によるJSバッハコミュの平均律クラヴィーア曲集

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平均律クラヴィーア曲集 Das Wohltemperierte Klavier 
第1巻 BWV846〜869 1722年作曲
第2巻 BWV870〜893 1740年代初頭

前奏曲とフーガからなる24曲の曲集で、ハ長調、ハ短調、嬰ハ長調と半音ずつ上行する配列で巧みに配置されています。「平均律」とは「よく調律された」という原題の邦訳です。
ハンス=フォン=ビューローはベートーヴェンのソナタを新約聖書とするのに対してバッハの平均律を旧約聖書に喩えました。ショパンの「前奏曲」や、グノーの「アヴェ=マリア」、ショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」など後世に大きな影響をあたえ、巨匠チェリストのカザルスも毎日2曲練習するのが日課だったと伝えられます。

コメント(43)

 ここでいいのかしら?「平均律」のお勧めCD(ピアノ)ってあります?

 グールドだけあるんですけど、ピアノが全く弾けない私は――何と言うか普通の演奏も1枚持っておきたいと思いまして。

 1回目を以前(LP)持っていたのでニコラーエーワの2回目等はどうだろう?なんて思ってますが、お勧めあればお願いします。
わたしはチェンバロ・オルガン演奏を含めると20種類の平均律持っています(全2巻の完全演奏限定)。別のブログに書いたものに追記したのをコピーします。いろいろなタイプがあって楽しめるのがバッハ解釈の面白いところですね。

(1)フィッシャー(1936,EMI。pf)…ベートーヴェンソナタ全集で言うとシュナーベルと同じ位置にある歴史的名演。モノ録音でアラもあるので万人向けではありませんが、この曲集を語るうえで欠かせない存在です。曲によって表情を変え、ペダリングを生かしてロマンティックな面もあって独特のバッハで、聴き飽きません。

(2)ギーゼキング(1950,DG.pf)…新即物主義の彼らしく楽譜に忠実に一気呵成に弾いた印象。放送録音なのでアラも一部見られますが立派な演奏です。フィッシャーに比べると堅い印象ですが、ノンペダルの演奏は技巧的に感心します。

(3)テューレック(1953,DG。pf)…カナダ出身の女流ピアニストで畏敬をこめたバッハ像がエキセントリックながら迫真に迫るような感じ。グールドに影響をあたえたことでも知られています。私が聴く限り1番ハ長調プレリュードはもっとも遅い演奏。

(4)ランドフスカ(1954,RCA。Cemb)…古い演奏でチェンバロの響きに好悪分かれそうですが、彼女の敬虔なバッハ像が際だっていて聴き応えがあります。ただチェンバロの癖のある古びた音の響きが人によって好悪分かれそう。

(5)ヴァルヒャ(1961EMI。Cemb)…旧録音。チェンバロ演奏ではイチオシで、バッハ自身が彼の身体に乗り移って弾いているような精神性に富んだものです。どの曲も説得力があります。アンマー社製チェンバロの音に暖かみが感じられます。テンポはどれも遅めです。

(6)グールド(1971,CBS。pf)…奇才グールドの才能を示したもので、ピアノをチェンバロ的に弾いたり、響きを残したり、いろいろな発見のある演奏です。スリリングでやたらと速いと思えば、瞑想的なフーガがちょっと遅すぎたり、ロボットが弾いてるようなスタッカートの弾き方でも好き嫌いに分かれそう。

(7)園田高弘(1972,デンオン。pf)…堅固な構成で立派な演奏です。抑制のきいた知性的なバッハで、緩急の差も少なく淡々と弾いていますが冷たくはありません。テンポは遅すぎず早すぎずという感じで中庸です。

(8)グルダ(1973,フィリップス。pf)…ピアノによる正攻法の演奏ですが、独自の装飾音は彼の自作の曲を彷彿とさせ、やはりグルダの個性が感じられる録音です。テンポは中庸で遅すぎたり速すぎたりはありません。

(9)リヒテル(1973,メロディア。pf)…現代ピアノの特性を生かした演奏で、彼らしいオリジナリティに富んで、緩急の差が激しく、巨人らしい解釈が面白いです。バッハというよりリヒテルのスリリングさやスケールの大きさを聴く演奏。プレストの曲ではテンポは最速かもしれませんが、アダージョは逆に人一倍遅かったりします。

(10)リヒテル(1973インスブルックライブ。メロディア。pf)…前述の録音で緩急の差が激しく、特にフーガがやたら遅かったりするのが彼の巨人風個性だったけど、このライブは全体に速めのスピードで、曲によっては最速レベルの超絶技巧物もあります。ライブならではの即興性もあり、またライブとしては信じられない完成度の高さもあり、もしかしたらこの曲最大のおすすめ演奏かも。
(11)レオンハルト(1973,HM。cemb.)…ヴァルヒャとならぶチェンバロ演奏のおすすめ。学究的な印象ですが冷たい感じはなく、淡々と弾いているようで非常に説得力があり、曲による表情の変化も巧みです。テンポはやや速めです。

(12)ヴァルヒャ(1974,アルヒーフ.cemb)…2度目の全曲録音。第1巻はリュッカース、第2巻はエムシュを使用。演奏様式で旧録音と大きな差はありませんが、ニュアンスや表情づけはより自由で柔軟な感じがして大家風の演奏です。

(13)ルイ・ティリ(1977,アリオン,オルガン演奏)…オルガンによる珍しい平均律演奏。これがまた美しい!オルガンというよりリコーダーの合奏のような爽やかなハーモニーもあれば、フーガでは荘重な雰囲気が抜群。テンポ感もかなり颯爽としていて聴き応えがあります。

(14)シフ(1984,デッカ。pf)…現代ピアノならではの響きを生かし、彼のオリジナルの装飾音など示唆に富む演奏で、グールドとは対極にあるような工夫としなやかさを感じます。丁寧で録音も優秀です。テンポは中庸です。

(15)ニコラーエワ(1985,メロディア.pf)…日本での録音。ほぼノンペダルで重いタッチによる響きのよい演奏で、アゴーギグやダイナミックスの変化は独特。主題の声部を際立たせたり、テンポも遅めでじっくり弾いてるので学習者は参考になる。

(16)アファナシエフ(1995,デンオン。pf)…数々の異色の個性的演奏で知られるピアニストですが、多少のルバートやアゴーギグくらいで、どちらかと言えば正統派の演奏に近い。テクニックも万全でスピード感もあり、たっぷりの響きでピアニスティックなところが多くて聴き応えがあります。

(17)ヒューイット(1997,ハイペリオン。pf)…非常に丁寧かつ深みのある演奏でバッハを強く感じる名演です。シフのような軽妙さとレオンハルトのような学究肌的なものが丁度ミックスされたような、ほどよい即興性も魅力。テンポは中庸です。

(18)ベルベン(1999,ブリリアント。cemb)…155枚BOX所収。全体に速めのテンポ、ルバートが大きいところもあったり性急な感じのところも。あと録音の問題として響きがよすぎて音がこもりがちなのが残念。

(19)バレンボイム(2004,ワーナー。pf)…独特の響きの美しさ、曲ごとに大きく表情を変えるテンポ感など、非常に吟味された演奏です。よく聴くとオクターブにしたり音を変えたりしているとこもあります。フーガなど非常に遅いテンポもあり、CD枚数は最多の5枚組。

(20)アシュケナージ(2005,デッカ。pf)…響きが美しく技巧的にも完璧で現代を代表する名盤。フィッシャーが現代に蘇ったような演奏スタイルでどの曲も味のある演奏で、これまた万人向けです。テンポは速すぎず遅すぎずというところです。
>All

 HMVやアマゾンで見たのですが、ヒューイットと云うピアニストの2007年のCDはどうでしょうか?
>>18:ゆかりさん

 ヒューイット2007年版(?赤い服の方)買いました。確かにかなり個性的だと思いましたが、私の耳には素直に入って来て、かなり良いと思いました。不思議なのは、これを聴いた後に、グールドのを聴いても以前ほど違和感を感じなくなっていた事(てーか、すごくいい)。なぜだろう?
>>20,21

>かなり困った事態

 何だろう?気になりますが、そのために買うのも・・・。(^^;

 旧盤(?)の方プレリュードの冒頭も最初はボリューム間違えたかと思いました。あと思ったのは「音がやわらかいな〜」と。
 これは録音のせいか、演奏・楽器のせいかなのか?グールドなんかと比べると、確かにやや遠い場所から聞こえます。どこかにスタインウェイじゃないとか書いてあったような・・・(関係無いけど、グールドのゴールドベルグ再録はヤマハだとか)。

 それと、私は楽器は全くなので曖昧にですが、フーガの各声部(横の線とか言うんですか?)が、割とハッキリ聞こえてくる演奏だな、と。
川♪ さんの紹介された以外の演奏だと、ギルバートとジャレットをよく聴きます。
ギルバートは落ち着いた演奏で音色が綺麗です。ジャレットはチェンバロの2巻が自由闊達でいいですね。
あとはポリーニやフェルナーの第2巻が待ち遠しいですね。
Yoriko(カビータ)さん
マルチポストは避けてもらえませんでしょうか。
マルチポストは、同じ内容の書き込みを色々なコミュにすることで、一般的にマナー違反とされていますし、実際いちいち読みに行くとがっかりしますので。
ERuKaさん、すみません。
気をつけますあせあせ(飛び散る汗)
Toyoさん、ゆかりさん
大変亀レスで申し訳ないのですが、ヒューイット新盤と旧盤をやっと聞き比べました。詳細は日記に書きましたが、http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1670224973&owner_id=119429
総合すると、旧盤はインテンポできびきび前向きな演奏であるのが多いのに対し、新盤はルバートが多く繊細で自由気まま、しなやかな感じ。唯一無比の平均律。たとえば2巻1番のプレリュードは旧盤が2分30秒、新盤は3分なので、ずいぶん印象が違います。

どちらがいいという問題でなく、両方とも新鮮ですし、彼女の変遷ぶりも興味深いです。タッチの美しさやデリケートなところはさすがです。

平均律第2巻より第1番のフーガを演奏しています
よろしくです

→http://www.youtube.com/watch?v=XO9kDsX3fr0
平均律曲集・・若いころは試験やコンクールで必ず弾かなくてはいけない曲、でした^^
それが1年前、平均律がこんなにも癒しを与えてくれる曲ということを身にしみて知りました。
聴くのも弾くのも癒されます。まさに奇跡の曲集。
来月、1巻1〜8を演奏します。が、どの曲をとっても一筋縄では行きません。
グールド、シフ、好きです。
バッハ平均律第1巻から第15番プレリュードとフーガ去年3月の録音です♪
この15番は1巻の中でも明るく軽快な感じで人気のある曲のようですね♪

プレリュード http://www.youtube.com/watch?v=99SgDz7ZcgY&feature=youtube_gdata_player

フーガ http://www.youtube.com/watch?v=eOCjEwUMLJM&feature=youtube_gdata_player


バッハ平均律第1巻から同じく
去年3月の録音からです♪

第1巻21番プレリュード
http://www.youtube.com/watch?v=c3uy0h51oz8&feature=youtube_gdata_player

同フーガ
http://www.youtube.com/watch?v=p4cbbLkAFR8&feature=youtube_gdata_player





バッハ平均律vol.1から第22番をアップしました♪
一昨日の録音データからです(^^)♪

プレリュード http://www.youtube.com/watch?v=fKkiBWj_Jps

フーガ http://www.youtube.com/watch?v=fcsuEExmSTY
バッハ平均律からvol.1〜第2番のプレリュードとフーガです♪
今年5月の録音です♪
バッハのゴルドベルクを練習していてふと思ったのですが、ある程度弾き込んできた曲は、仏教だったらお経をあげるような、キリスト教だったら祈りを捧げるような気持ちで曲に取り組んでいかないと行き詰まってきてそれ以上先に進めなくなってしまうということです♪
物理的な制約が強くてまだまだですが、いつか重力から解放されることを信じて続けていきたいと思っています♪

 
プレリュード http://www.youtube.com/watch?v=0IpO5yClXuk&list=UUQfWW1-TOm5YwSrnBxproGw&index=1
 
フーガ http://www.youtube.com/watch?v=7-qJ7nVf7l0&list=UUQfWW1-TOm5YwSrnBxproGw&index=26
平均律第一巻の13番です。
平均律は初めてでしたが、大好きな曲なので、200回くらい撮りなおしたりしてがんばってみましたので、
是非ご意見ください。


プレリュード:

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