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Rod ClassicsコミュのRod Classics Vol.2 (20代まで編) 65年〜

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先のトピック「Rod Classics (20代まで編)」の「お知らせ」でも述べましたが、
区切りのいいところで新トピックへと引継ぎながら、継続展開していこうかと思います。

このVol.2 では65年以降のロッドのカヴァー曲について、
また臨機応変アップしていきますのでヨロシクです。


64年10月にDecca から"Good Morning Little Schoolgirl" でソロデビューしたロッドは
64年末からはフーチー・クーチー・メンとは別にAD-LIB やSOUL AGENTS といった
バンドをバックにした活動を何度か行っています。

なお、Decca と5年契約、1年に最低2枚のリリースということだったらしいのですが、
2枚目を出し損ねて契約取り消しになったそうです。
また、フーチー・クーチー・メンの方はというとロング・ジョンがソロ活動に移行するのに伴い
年明けから徐々に解散へと向かって行ったようです。

ロッドは長いインターバルの末、65年11月にはソロ2枚目のシングルをコロンビアから
リリースをし、その頃にTVでドキュメンタリー『Rod The Mod』
(モッズブームの中で彼に焦点を当てた30分番組)が放映されました。
可能性としてはかなり低いんでしょうが、どんな形でも是非観てみたい映像ですね。

そんな流れの65年だったのですが、夏前ぐらいに参加したグループが
あの「THE STEAMPACKET」です。
Vol.2 ではまずこのグループでの音源から取り上げていくことになりそうです。

引き続き有益な情報、ご指摘などあればよろしくお願いします。

コメント(14)

◆RC-#011, 「IT'S ALL RIGHT」
     by The Impressions

63年ABC PARAMOUNT シカゴ録音 作詞作曲 Curtis Mayfield

R&B Chart 1位・Pop Chart 4位となったThe Impressions の代表曲で、
Jerry Butler が抜けた後、カーティス・メイフィールドを中心とした活動が
軌道に乗り始めた時期の傑作です。彼のギターカッティングも味わい深い曲です。

現在ではカーティスは70年以降のソロアーティストとしてのほうが有名ですが、
活動初期はインプレッションズやバトラーのバックでギタリストをやり、
その後インプレッションズで歌や楽曲を手がけ成功し、
Major Lance にも楽曲提供しヒットさせてます。

彼の晩年は不運にも90年に事故で下半身不随となり、99年57歳の若さで亡くなりました。

様々なアーティストにカヴァーされ愛されたカーティスですが、
特にジェフ・ベックはBBA で"I'm So Proud"、ロッドとの競演で"People Get Ready"と
インプレッションズにはかなり思い入れがあるのでは、と思います。

この曲に関しては映像もありますが、後ろのダンサーが微妙です。
http://www.youtube.com/watch?v=KOmd-WkJrSI

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ロッド、Steampacket として65年9月のBBC ラジオ放送のためのスタジオライヴ録音曲。

Steampacket
ロング・ジョン、ロッド、ジュリー・ドリスコールの3人のVo にブライアン・オーガー(Key)、
リック・ブラウン(B)、ミッキー・ウォーラー(Dr)、ヴィック・ブリッグス(G)
計7人の布陣からなるいわく付きのスーパーグループ、
仕掛け人は#001でも出てきたジョルジオ・ ゴメルスキーです。

この曲はブートで存在したようですが、正式にはリリースされていません。
このグループ訳あって当時レコード出せませんでした。
(詳細は#012以降後述していきます)
このトピックのコンセプト(正式リリースのみ)には反しますが、
自分が音源を持っていることと、スティームパケット自体の曲が
少ないのが残念なため、特別にアップしたいと思います。
まぁ得意の臨機応変ということでご理解ください。

なぜこの曲を持っているかというと、88年にTOKYO FM 「サントリー・サウンドマーケット」で
BBC Sessions の特集を何ヶ月かに渡って放送したものを録音していたからです。
後に有名なアーティストのものは正式にリリースされています。

しかしこの曲録音したテープがどこかにいってしまい、
以前カモ氏の協力で無事ダビングさせていただきました。多謝!

内容はというとメインVo はロッドで他に2人Vo いるのが功を奏し
インプレッションズ的ゴスペルのエッセンスを漂わせた
ブリティッシュドゥ・ワップといった感じです。

演奏時間は短いものの"It's All Right" はこのヴァージョンで初めて知り気に入り、
当時インプレッションズのCD を買った次第です。
◆RC-#012, 「CAN I GET A WITNESS」
     by Marvin Gaye

63年Tamla label デトロイト録音 作詞作曲 Holland-Dozier-Holland
Pop Chart 22位・R&B Chart 3位相当らしい(この時期Billboard はR&B Chart がお休み)
となったマーヴィン・ゲイ初期の代表曲です。

ロッド・クラシックス#012にして、モータウンの曲がついに登場。
後年ロッドは「ホーランド=ドジャー=ホーランドの曲ならどれも好き」
と言ってたのですが、これが彼等の楽曲の初のカヴァーになります。

オリジナルヴァージョンを唄っているのは今更説明無用といった感もある
マーヴィン・ゲイ、亡くなってから23年が経ちますが
"What's going on" や"I Heard It Through The Grapevine"をはじめ、
彼の曲は今日もどこかでかかり、誰かの心に響いていることでしょう。

なお、この曲では自身ピアノを弾き、
バックヴォーカルがThe Four Tops and The Supremes と豪華な布陣ですね。
また、ストーンズが1stアルバムで取り上げています。

70年代以降「ニューソウル」と呼ばれた作家性の強い時期が、一般的には黄金期と
とらえられているようですが、自分は60年代のノーザン・ソウル期が好きです。
特にTammi Terrell とのデュエット曲は全て良いですね。

余談ですが、92年の「ニューポート・ジャズ・フェステイバル・イン・斑尾」にて
娘のNona Gaye がDr.John をバックに"Fever" を唄ったのを幸運にも体験できました。

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ロッド、The Steampacket として65年12月アメリカカレッジ・ツアー資料用のデモ録音から。
元々ゴメルスキーの構想にロング・ジョンがロッドを引き連れて乗っかり、
モータウンサウンドを創れるグループをということで結成されたSteampacket でしたが、
そのものカヴァーをこれでしています。

内容はロッドがメインVo で、ロング・ジョンとジュリーがバッキングVo
オーガーのオルガンがリフを奏でるモッズっぽい仕上がり。
元曲同様ゴスペルっぽさがあるのですが、やっぱりブリティッシュって感じですね。

メインの4人がそれぞれ違うレコード会社と契約していたこともあり、
活動当時は正式に1曲もリリースできなかったグループですが、
後にこの曲を含む9曲が71年に"Rock Generation Vol.6/Steampacket"にて
発表されることとなりました。

あくまでデモ録音音源なので音質はそれなりですが、
妙に生々しさがあるのが特徴ですね。
◆RC-#013, 「BABY TAKE ME」るんるん
     by Chuck Jackson & Maxine Brown

65年 Wand label 作詞作曲 Nickolas Ashford - Valerie Simpson - Josephine Armstead

チャック・ジャクソンとマキシン・ブラウンの男女デュオによる
ノーザン・ソウルど真ん中のこの曲、R&Bチャートトップ10ヒット
"Something You Got" のカップリング曲となります。

チャックは61年"I Don't Want to Cry" のヒットで有名になり、
60年代後期にはモータウンにも在籍していました。
力強い男性的なVo が持ち味です。

一方マキシン・ブラウン(同姓同名のカントリーシンガーもいるので注意!) は
後にロッドがカヴァーすることになる"Oh No Not My Baby"で有名な女性ソウルシンガー。

そんなソロキャリアがある2人ですが、
65年と67年にデュエットアルバムをリリースしています。
残念ながら2人に関して自分はあまり詳しくない為、
どういった経緯で組んだのか分りませんが、相性は良いようです。

この曲の作者Ashford-Simpson も男女デュオ(夫婦) で、
後にモータウンでソングライターとして名曲を数多く手掛けています。
また、もう1人のJosephine Armstead は自身のヒット'I'm Blue (The Gong Gong Song)'や
"Stone Cold Lover"を持つ黒人女性シンガーで、
他にもRay Charles の"Let's Get Stoned" 等をAshford-Simpson らと一緒に作ってます。

なお、この曲の入手にもカモ氏に協力いただきました、多謝指でOK

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ロッド、前述のThe Steampacket デモ録音から。

男女デュオのオリジナルVo を男2:女1 用にアレンジし録音している
スティームパケットヴァージョンのほうを先に自分は聴いたせいか、
こっちのほうが何故か好きですね。
曲の構成も若干変更を入れて実に爽快な感じで仕上がっていますし、、

内容もロング・ジョン、ジュリーと共に3人それぞれソロパートもあり、
バッキングもするというスタイルで聴き応えは十分にあります。

インストも含め一連のデモは9曲ありますが、その中のベストテイクかと思われます。
◆RC-#014, 「BABY DON'T YOU DO IT」ムード
     by Marvin Gaye (2)

64年 Tamla label デトロイト録音 作詞作曲 Holland-Dozier-Holland

トピック2度目の登場、色男マーヴィン・ゲイPop Chart 27位まで上がったスマッシュヒット。
バッキングヴォーカルとの掛け合いがとってもファンキーなナンバー。

この時期からしばらくは自身の作曲、共作ももちろんあるのですが、
ホーランド=ドジャー=ホーランド、スモーキー・ロビンソン、ノーマン・ウィットフィールド、
そして前回登場のアシュフォード=シンプソンらの楽曲で次々にヒットを飛ばして行きます。

自分は15年近く前に何となく借りたアンソロジー的なビデオでかかる曲が
どれも良いのに驚かされ彼のCD を購入しました。

そういえば先日BS で80年のライヴ映像が放映されていましたが、
60年代の曲もアレンジを変えてしっかり演っていたのが印象的でした。

なお、この曲は他にもSmall Faces、再結成Humble Pie、The Who、Stevie Wonder
らも取り上げています。

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引き続きThe Steampacket デモ録音から。

この曲でのロッドはジュリー・ドリスコールと共にバッキングVo を担当していて、
リードVo はロング・ジョンです。

スティームパケットはソウル・レビューのようなアクトができるグループをという
コンセプトで始まったようですが、なるほどこの曲の後半では激しい掛け合いもみられ
まさにライヴ感のある仕上がりになっています。
ブライアン・オーガーのリズミックなオルガンもいい感じです。

ただグループ自体はそれぞれ思惑がバラバラでうまくは行ってなかったようです。
前述のグループとしてレコードをリリースできなかった事が大きく響いていたのでしょう。
新曲を発売できなければライヴに来るお客もそんなに変わり映えせず広がらないし、
何より自分達のテンションを維持するのも大変だったのでしょう。

方向性としては選曲を見てもハッキリとしているので、
何かキッカケがあれば成功していたとは思いますが、まぁ皆若かったのかな。

ちなみにデモ録音には、Dobie Gray のというよりは
ジャズインストで有名な"The In-Crowd" など
オーガー主導と思われるインストが3曲あります。
そしてオーガーとドリスコールは、スティームパケット消滅後も
The Trinity として活動していくことは、現在では割と有名なところとなっていますね。
◆RC-#015, 「LORD REMEMBER ME」るんるん
     by Gospel All-Stars (?)

59〜60年 Apollo label 作詞作曲 Myrtle Jackson

ロング・ジョンがソロになってからも何度か取り上げている、お気に入りのこの曲。
いやぁ〜コレ原曲探し苦労しましたわ。

実はこの曲に関しては未だ曲収集は確保されていません。すいません
(これまでオリジナル曲に関しては私のミクのミュージック欄でずっとUP してたのですが、、、残念)

作者がいろいろな表記になっていたり、似たようなタイトルで異曲なものも多く、
もろゴスペルである為、作者不明のトラディッショナルの可能性もあり、調査は難攻。

この曲に関しての手掛かりがあまり無く、あきらめ掛けていた時に
たまたまHank Snow 66年のアルバム「GOSPEL TRAIN」に収録された
"DEAR LORD REMEMBER ME" の歌詞がコレと同じであることを発見しました。

そこで初めて作者がMyrtle Jackson で60年頃に作られた曲であることが判明。
そこから調査を進めて行き、画像1(左)の「The greatest Spiritual singers」(1960)に
収録の「Lord Remember Me - Gospel All-Stars」に辿り着きました。
画像2(右)は同曲DJ向けEP盤のようです。

かくしてGospel All-Stars がオリジナルでは無いか_?
という予測状態ですが、とりあえずUP してみることにしました。

え〜ですが、いいところまでは行ってると思います。(←おいおいホントか!)


ただ音源がCD化になってないようで、このGospel All-Stars ヴァージョン未聴です。
コレですとは言えない状況で、コレでは_?ってとこまでしか言えません。。冷や汗

しかしながらこの曲に関して、調査および収集に向けての行動は続けていきますので、
判明次第追記していく予定です。

また、情報や真相をご存知の方がいましたらコメントお願いいたします。
全然違ってたりして、、、(不安)

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ロッドは前曲に引き続き、ジュリーと共にコーラスで盛り上げています。

メインVo ロング・ジョンのこの曲は一連のThe Steampacket デモ録音の
ハイライトといった感じのもの仕上がっています。

なお、Youtubeで'Shindig Goes to London"でのこの曲のライヴ映像観れます。
初期のロッドとミッキー・ウォーラー(Dr メガネ) も観れるので貴重&必見ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=VHsIZpP2hbc

う〜ん 若い!
追加文:◆RC-#015,

上記 RC-#015 に関して、実際のGospel All-Stars 音源について更に調べてみました。

様々が音源がCD として復刻している現代。
しかしながらこの"LORD REMEMBER ME" についてはやはりCD 音源は無く、
アナログで入手するしかないようです。

そこで前述のGospelオムニバスLP「THE GREATEST SPIRITUAL SINGERS」を
入手しようと思ったのですが、DJ用EP盤をネット販売しているショップを発見し、
そちらのが手っ取り早いので早速注文してみることにしました。

音源入手後、詳細確認できたらまた追記しますんで
また後日、、、ヘッドフォン

つづく

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なお、66年以降のRod Classics に関しては
新トピック「Vol.3 (20代まで編) 66年〜」として引き続き展開して行きます。

それでは今後もVol.3 をヨロシクexclamation ×2
追加文 その2:◆RC-#015,

いろいろ探しましたが、結局最初に見つけたネット販売ショップに
今日メールで注文してみました。

Gospel All-Stars:「it's me oh lord /lord remember me」

ちょっと離れてるので時間はかかるかもしれませんが、
何事もなければ来週中には届くかと思います。

それではまた報告します。えんぴつ
追加文 その3:◆RC-#015,

ご無沙汰してますが、2日前上記ブツが届きました。
早速針をのせてみて音を出してみました。ワオッ!

オルガンの音が聴こえてきてスローな感じのイントロ、
「お〜これはやはり!」
と思ったのもつかの間、何か歌詞が違うんです。

ゴスペルなので曲調は似てたのですが、
一番を聴き終えた時点でメロも違うとなり、

●結果 → 同名異曲

残念な結果となりました、
やっぱり見込みでUPするもんじゃないですね トホホ、、

でも、Gospel All-Stars の「Lord Remember Me」良い曲でした。
しかしゴスペルはオリジナル分からないですね〜
    

ということで RC-#015,振り出しに戻った感じですが
とりあえず調査は引き続きしていきます。(←おい、ホントか)

何がキッカケでブツにぶち当たるか分からないですし、
何か判明したらまたUPします。CD

To Be Continued...

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