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現場の外国為替!コミュの相場コメント

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サゲちゃん:「羊さん、風邪は大丈夫ですか?」


羊:「苦しんでいます。しつこい風邪に・・・やはり、健康でないと駄目だね。『健全な魂は、健全な肉体に宿る!!』byルソーですよ・・
ところで、相場の状況を教えてちょうだい。」


サゲちゃん:「はい、まず相場で目立っているのは、やはり円の弱さです。カナダ円は111円台ですよ。100円に乗せて話題になっていたのに・・・ユーロ円も最高値近辺ですし、その他の通貨も円安が際立っています。
IMMの数字もそれを裏付けています。
5月15日時点ですが、円の売り持ちは12万7千枚強に増加しています。2月以来の大きな持ち高です。ユーロの買い持ちは、過去最大の11万9千枚強(203億ドル)となりました。」


羊:「なるほど、このIMMデータだけ見れば、これ以上の円安進行の余地は限られるね。特にユーロ円は・・・しかし、相場はIMMだけではない。問題の日本の個人投資家の動きはどうかな?」


サゲちゃん:「今週から、来週にかけて外貨建投資信託、外債等が15本程度あるようです。売行きは好調な見込みであり、円は売られやすいと予想されます。
羊さんは、この相場をどう思いますか?」


羊:「私は、やはり絶対金利差プラス先行きの金利期待の両方の観点から、円の弱さが続く環境に今のところ変化はないと思います。世界の株式市場も好調で、キャリートレードの最適な環境は継続しています。しかし、これは永遠ではなく、ここ数年の最終局面に入り始めていると考えていますが、まだその兆候は出ていません。
ドル円は、ドル高も相まって121円65銭近辺のダブルトップのラインをトライするでしょう。抜ければ122円19銭の今年の最高値をトライしそうです。ただし、122円台はこれまでもすぐに反落しており、そこからの伸びは期待しずらいと思います。スピードは鈍くなるでしょう。


一方でここずっと弱かったドルですが、ドルは過剰の悲観論が後退して買い戻されていますが、これは当面継続すると予想します。ユーロは良い材料が出尽くしていますし、下値に脆くなりそうです。1.31台前半までは視野に入れています。ユーロのロングポジションが大きいことから、やや危険な感じが出ています。

その結果、ユーロ円も165円に達する前に163円台から反落し、160円割れはあるかもしれません。しかし、中期的にはまだ円安方向だと思います。」


サゲちゃん:「気になるポイントは?」


羊:「先週末に中国が人民元の実質切り上げをしました。1日の変動幅を拡大したのです。これでドル円は121円台から120円半ばまで円高となりましたが、すぐに121円台に戻りました。これは意外でした。
すでに、アジア通貨高=円高の方程式は崩れていますが、それでもここまで反応しないのは意外でした。
ただし、やはりアジア株の動きには注意が必要ですね。中国はいろんな意味で危険な成長をしている。そうした成長は、何かのきっかけでもろくも崩壊することがあります。大抵、そこには政府の政策が絡んでいます。世界全体が株高で沸いています。ポジションが偏っています。
不意のリスクには弱い環境です。アジア株の混乱=変動率の上昇=円高の方程式は非常に力強く生きていますので、注意が必要でしょう。」

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