先日開催した、【12月16日（土）日比谷公園を歩こう】は無事盛況のまま終了することができました。
参加された皆様には、あらためて感謝申し上げます。
https:/
今回は大人数でもあり、なおかつ大音量の時もあってか、皆様に場所の説明が聞こえにくかったこともありまして。
今回に限り（おそらく
）主だった史跡の紹介文をこちらに掲載したいと思います。
場所の説明を確認したい方は、ぜひこちらをご参照願いますようよろしくお願いいたします。
参加された皆様には、あらためて感謝申し上げます。
https:/
今回は大人数でもあり、なおかつ大音量の時もあってか、皆様に場所の説明が聞こえにくかったこともありまして。
今回に限り（おそらく
）主だった史跡の紹介文をこちらに掲載したいと思います。 場所の説明を確認したい方は、ぜひこちらをご参照願いますようよろしくお願いいたします。
|
|
|
|
コメント(18)
伊達政宗の最期
伊達政宗は、寛永11年（1634年）頃から食欲不振や嚥下に難を抱えるといった体調不良を訴え始めていました。それでも政宗は病を押して、寛永13年（1636年）の4月20日に参勤交代に出発します。
しかし政宗は急に病状を悪化させ、宿泊した郡山では嚥下困難に嘔吐が伴い何も食べられなくなっていたほどでした。
4月28日に江戸に入った頃には絶食状態が続いたうえ、腹に腫れが生じていたそうです。病を押して参府した政宗に三代将軍徳川家光は、5月21日に伊達家上屋敷に赴き政宗を見舞っっています。これに応じて政宗は行水して身を整え、家光を迎えたのです。しかしお目見え後に奥へ戻る時には杖を頼りに何度も休みながら進まざるをえなかったそうです。
そして3日後の5月24日卯の刻（午前6時）に死去。享年70（満68歳没）。死因は食道噴門癌による癌性腹膜炎であるとされています。
辞世の句は、「曇りなき 心の月を 先だてて 浮世の闇を 照してぞ行く。
政宗が死病を押して江戸へ参府したのは、やはり徳川将軍家への忠義を見せるためだと思われます。
外様藩第3位（加賀前田、薩摩島津に次ぐ）62万石の大藩だった伊達家は、関ヶ原合戦時に東軍として徳川家康についたとはいえ、危険視される存在でした。その目を少しでもそらすための、いわば生き残りをかけた政宗の労苦は、その生涯の最期まで続いたのではないでしょうか。
この公園を事実上作ったと言える本多静六氏について紹介します。
本多静六
日本の林学者、造園家、株式投資家。日本の「公園の父」といわれる。苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を寄付した。旧名、折原静六。孫に光触媒研究の本多健一がいる。
日比谷公園を皮切りに、北海道の大沼公園や福島県の鶴ヶ城公園、埼玉県の羊山公園、東京都の明治神宮、長野県の臥竜公園、石川県の卯辰山公園、福岡県の大濠公園ほか、設計・改良に携わった公園は多数。東京山林学校卒業後に留学したドイツをはじめ、海外に十数回視察に赴き、明治期以降の日本の大規模公園の開設・修正に携わった。
東京駅丸の内口駅前広場の設計も行っているほか、行幸通りも本多が担当し、その後歴代の弟子達が改良設計に携わる。本郷高徳、白沢保美、関口�Ｂ析此⊂絽況鋲鵝�永見健一、中島卯三郎、田村剛は東大時代の弟子である。また、後藤新平とはドイツ留学時代に知り合い、その後も親交を続けた。後藤から関東大震災からの復興の原案を依頼された際、2昼夜不眠不休で素案を作成した。
※Wikipedia情報参照
本多静六
日本の林学者、造園家、株式投資家。日本の「公園の父」といわれる。苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を寄付した。旧名、折原静六。孫に光触媒研究の本多健一がいる。
日比谷公園を皮切りに、北海道の大沼公園や福島県の鶴ヶ城公園、埼玉県の羊山公園、東京都の明治神宮、長野県の臥竜公園、石川県の卯辰山公園、福岡県の大濠公園ほか、設計・改良に携わった公園は多数。東京山林学校卒業後に留学したドイツをはじめ、海外に十数回視察に赴き、明治期以降の日本の大規模公園の開設・修正に携わった。
東京駅丸の内口駅前広場の設計も行っているほか、行幸通りも本多が担当し、その後歴代の弟子達が改良設計に携わる。本郷高徳、白沢保美、関口�Ｂ析此⊂絽況鋲鵝�永見健一、中島卯三郎、田村剛は東大時代の弟子である。また、後藤新平とはドイツ留学時代に知り合い、その後も親交を続けた。後藤から関東大震災からの復興の原案を依頼された際、2昼夜不眠不休で素案を作成した。
※Wikipedia情報参照
松本楼
銀座で食堂を経営していた小坂梅吉が落札し、日比谷松本楼として1903年6月1日にオープン。当時としては珍しい洋風レストランに人気が集まり、1906年秋には「東京料理店番付」で西の関脇に選ばれたほどでした。「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが大流行したそうです。
ポーツマス条約抗議集会（日比谷焼き討ち事件）の際には、松本楼が国士の集合場所になって以降、日比谷公園はたびたび政治活動の拠点となり、松本楼はその会場として知られるようになりました。
また、明治時代の文芸活動である「パンの会」第1回会合がここで行われました。若き詩人や美術家たちが集まりました。
松本楼には、中国革命の父孫文も訪れたことがあります。1階ロビーには、アップライトピアノがありますが、これは孫文の夫人である宗慶齢が弾いていたピアノで、国産の最も古いものの一つだそうです。
辛亥革命時、日本に亡命中だった孫文は松本楼の代表取締役会長夫人の祖父であり、現社長小坂文乃さんの曽祖父に当たる梅谷庄吉に連れられて革命運動の為、しばしば訪れていたそうです。
1971年11月19日、沖縄返還協定反対デモが日比谷公園内で激化し、その中で中核派が投げた火炎瓶の直撃を受け、建物が焼失してしまいます。その後の松本楼の再オープンは1973年9月26日と2年以上を要しましたが、これを機に10円カレーが始まる。これは、通常は1250円のハイカラビーフカレーを、9月25日に限り先着1500名に限り10円でふるまうというものです。
日比谷公園開園100年となった平成15年（2003）、松本楼も創業100年を迎え、様々な行事が園内で開かれ、平成20年5月6日には、福田康夫総理主催の「胡錦濤国家主席訪日歓迎夕食会」がここで行われました。
松本楼は、夏目漱石や松本清張などの作品にも舞台として登場しており、さらには「智恵子抄」の高村光太郎をはじめとする文人たちの憩いの場となり、時代を超えて公園の象徴的存在の一つであり続けています。
（夏目漱石の作品は「野分」）
大音楽堂
大正12年（1923）に日本初の大規模野外音楽堂として完成。客席数は椅子2653席、立見385席、車いす対応15席。
日比谷公園内外への音響による影響を考慮し、音楽系イベントでの利用は土曜日、日曜日、休日に限定されています。
著名なミュージシャンのッコンサートが多く開かれ、「音楽の聖地」「ロックの聖地」「フォークの殿堂」と呼ばれることが多いです。
2024年以降、施設の老朽化のため休館し、東京都建設局の「都立日比谷公園再生整備計画」の一環として建て替えられる計画です。
〜主な公演〜
1975年、キャロルの解散コンサートがあったが、炎上事件があった。（電飾が焼け落ちる）
1977年7月、キャンディーズの解散宣言「普通の女の子に戻りたい！」
尾崎豊のステージ飛び降り骨折事件（1984年）
1987年4月19日、ラフィンノーズのライブ中、ステージへ詰めかけたファンが将棋倒しとなり、死傷者が出る。
SHOW-YAからの提案で、1987年から女性ミュージシャンのみのフェスが開催されるようになった。
成毛滋の呼びかけによる10円コンサートが、1969年に開催。本格的なロックイベントとしては日本初だったという。
※写真失念しました
日比谷公会堂
東京市長の後藤新平に呼びかけに、安田善次郎が共鳴したものですが、初代善次郎は暗殺され、息子の2代目善次郎が継承し、東京市政調査会およびそれに併設する公会堂として計画されました。
建物は指名設計競技で一等となった佐藤功一の設計になるもので、1929年に竣工した。現在も同建物内に公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所があります。
戦前から政治演説会や国民大会が数多く行われた場所でもあり、自民党は此処で総裁公選を執行するための臨時党大会を何度も開いています。
また、1960年10月12日の浅沼稲次郎暗殺事件も、ここで起こってしまいました。この日浅沼は、安保闘争後初の総選挙の為に当初で行われた公明選挙連盟、東京都選挙管理委員会、NHK三者共催の自由民主党、日本社会党、民主社会党三党の党首立会演説会で演説中、突如壇上に躍り上がった右翼団体成年の山口二矢（おとや）に脇差で刺され、その後死亡します。安保闘争の高揚に焦りを感じた右翼が引き起こした一連のテロ事件の頂点をなすもので、また犯行の模様がテレビで全国に放送されたこともあり、国民に大きな衝撃を与えています。事件は、犯行後20日後に山口が自殺し、背後関係がうやむやになって処理されましたが、浅沼の死はその後の社会党の動向に大きなダメージを与えたと言えます。
また、かつては東京では事実上唯一のコンサートホールとしてオーケストラやリサイタルも行われましたが、都内に数多くの多目的ホールが建設されると、徐々に講演会やイベントなど、音楽界以外の使用が増え、クラッシック音楽の演奏会はほとんど開催されなくなりました。
2014年12月25日、日比谷公会堂を管理する東京都が、施設の老朽化及び耐震化を理由とした大規模改修工事を実施するため、2016年から改修工事終了まで施設の使用を休止すると発表しました。以降、改修着工の見通しは立っていないとのことです。
日比谷花壇
「戦後復興計画の一環」として、市民の憩いの場である公園に「海外に倣ってフラワーショップを」という当時の東京都知事からの要請を受け、1950年に出店。
店舗の建築設計は、建築家 乾 久美子氏。
公園と一体化した建築物として、乾氏ならではのコンセプトで、不思議で魅力的な空間に造り上げ、“花とみどりに囲まれた、くつろぎと癒しの空間”を、新しい形で表現しているとのことです。
当店では、花の鮮度や品質を維持するため、入出荷時の検品や低温物流で輸送するといった流通過程の管理を徹底し、産地での管理状況や花の日持ち検査など多面的に確認をおこなっているなど、花の鮮度・品質管理を徹底的に行い、常に花材の鮮度・品質管理の技術向上に努めているとのことです。
日比谷花壇には、花のコーディネーター「フローリスト」が日本最多数在籍しています。
フローリストとは、一言で表すと「花を使ってデザインする人」です。
- mixiユーザー
- ログインしてコメントしよう！
|
|
|
|
