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石牟礼道子コミュの好きな作品&自己紹介

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よろしかったらご参加ください。

まずは…
このコミュニティを作りました さむえ松です。
松岡正剛氏の書評サイト「千夜千冊」で興味を持ち、
「水はみどろの宮」を読んで一驚、
急ぎ「不知火」で確信し、
以後、「十六夜橋」「椿の海の記」…と続いております。
どの作品も、言葉の表裏に響くいのち、歴史の深さにうたれます。
このような作家が今この時代にいるということの驚きと共に、
果たしてどのような方が石牟礼さんに興味を持たれているのか
知りたくなり、このコミュニティを立ち上げてみた次第です。

好きな作品は「十六夜橋」「水はみどろの宮」です。
時折描いている世界そのものに作者自身がなってしまって
いるような、不思議な感覚を味わえますね。

どうぞ宜しくお願いします。

コメント(29)

初めて読んだのが『苦海浄土』。中学の頃、通っていた学習塾の宿題の一つで、夏休み、20冊くらいの本を塾から指定され、全て読んでそれぞれの感想文を書きなさいという課題を与えられました。
その内の一冊が『苦海浄土』でした。
『苦海浄土』を読むとその頃の塾通いを思い出します。
合宿では木刀持って匍匐前進する、今となっては面白い塾でした。
いいですね、「みどろの宮」。
私はあの世界観に近い九州の山中で育ったため、
ひとごとではない思いで読んでおりました。

最近は「花をたてまつる」というエッセイを読んでおります。
彼方と此方のあわいに咲く幻の花であるわたくしたちの、
お母様の、袖振り合った方々の生について綴っておられます。
>まりっぺさん
じゃあ朗読…といきたいところですが、
あの言葉裏に潜む歴史の深さは、近い方言を使ってみたとしても、
なかなか表せないものではないかと思います。

熊本ではこういう講座があるようですが、
http://www.parea.pref.kumamoto.jp/manabi/college/syusai/h17-a10.html
石牟礼さんご本人は最近は公演等なさらないのでしょうか。
お会いしてみたく思います。
はじめまして。私ぐっちと申します。生まれは九州、佐賀県唐津市。
両親の田舎がそろって、唐津から程近い漁村の生まれで、石牟礼道子さん
のとあるエッセイ「あん衆たちが、」っていうことが書いてあるのをどこかで読んで、子供のころバアちゃんの家で体験していたような、あの感じがイッキに蘇ってきたのでした。うちのバアちゃんいわく「裏山にトックリの形したお墓のあるばってん、そいにちかよったらいかんゾ」とか、そんな話しでした。

すきな作品はといえば、どれも好きですが、パっと思い付くところで「蝉和朗」でしょうか。今読んでいるのは「たべごしらえおままごと」です。

さむえ松さんのおっしゃるとおり、
『あの言葉裏に潜む歴史の深さは、近い方言を使ってみたとしても、
なかなか表せないものではないかと』

う〜ン。
とにかく、私の一番敬愛している文学者さんです。この場で皆さんともお会い出来て嬉しく思います。
はじめまして。ニッポン画家(山本)と申します。
まさかミクシーに石牟礼道子さんのコミュニティーがあるとは!
多少の驚きと、大変な嬉しさで参加させていただきました。

石牟礼さんの真骨頂といえばもちろん「苦海浄土」だと思うのですが、
ぐっちさんがおっしゃっているように
日常的なものを書いたエッセイも秀作ぞろいですよね。
私も「たべごしらえおままごと」大好きです。
石牟礼さんの日常がほのぼのと伝わってきます。

去年の夏は石牟礼さん原作の新作能「不知火」も水俣にて
観能してまいりました。
こちらは・・・、お能として見ると演出がちょっと不思議でしたね。
はじめまして。くららと申します。
ふと思い立って探したら石牟礼さんのコミュを見つけ、大変うれしいです。

実は石牟礼さんの作品、「苦界浄土」しか読んだことがないのですが・・・これまで読んだなかで、いちばんこころの奥底に響いた作品です。
タイトルを失念してしまいましたが、おじいさんが大黒柱の家族の章が特に胸にきました。

私の実家も熊本なので、作品中に登場する方言がとても懐かしいです。
「母ちゃんがにきさんけえ」(母ちゃんのところにおいで、の意)などの表現は、死んだ祖母の使っていた言葉そのものです。
石牟礼さん、お元気のようですね。安心しました。
石牟礼さんの本を読むと、
日本語が読めて、
日本人でよかったと思います。

いずれの作品もぐっときますが、
「十六夜橋」「水はみどろの宮」が好きです。

東京で、石牟礼さん、伊藤比呂美さん、町田康さん、河瀬直美さんがパネリストで出席した講演会に行きました。
ちょこんと座る石牟礼さんと、パワフルな伊藤さんなど、面白かったです。能を聞くことができて感激でした。
二亀さん

よろしくお願いします。
講演会というのは、全集刊行の折
早稲田大學で行われたシンポジウムのことでしょうか。
仄聞するところによりますと
石牟礼さんご本人による講演もあったとか。
所用で行く事叶わず、未だに残念な思いでおります。
>早稲田大學で行われたシンポジウム
です。講堂に人がぎっしりでした。
石牟礼さんが書かれた能を、
石牟礼さんと、伊藤さんが朗読された(のだったかどうだったか)ような気がします。
すいません、記憶がおぼろげです。

藤原書店さんに電話したとき、とても丁寧に対応くださいましたような、そういうことはよく覚えているのですが。

個人的には伊藤さんの本では「青梅」が好きだったので、そのお話を楽しみにも行きましたけれども、
伊藤さんが、エンターティナーでパワフルで面白かったです。
はじめまして。私の名前は、父が石牟礼さんを尊敬していて、石牟礼さんの様な意志の強い素敵な女性になって欲しいと願いを込めて、道子とつけてくれました。
まだ、石牟礼さんの作品を読んだことがありませんが、
名前を頂いた石牟礼さんに、いつかお会いしたいと強く思っています。mixiは始めたばかりですが、石牟礼さんの情報を頂けたらと思い参加させて頂きました。よろしくお願いします。
>みち太郎さん
僕も石牟礼道子さんにお会いしてみたいです。
僕が石牟礼さんの文学で感じるのは「気骨ある」感じです。
大ファンなので、たくさん読ませて頂いています!
石牟礼さんのお父さんが、ときどき話に登場するのですが、
たしかお名前は、「亀太郎さん」では、、!

ミクシに石牟礼さんコミュがあるのが、面白いですね。
ご本人は、「こそばゆく」思われるんじゃないかと思いつつ書いています。
gucciさん☆亀太郎さん…あ〜とっても素敵なお名前ですね。聞き惚れてしまいました(*^^*)私のみち太郎は、亀太郎さんから頂いた訳ではありませんが、偶然でも嬉しい一致です☆今日、図書館で石牟礼道子対談集「魂の言葉を紡ぐ」を借りました。一歩一歩彼女に近付けたらと思います。
そういえば田口ランディさんは、石牟礼道子さんを「もっとも尊敬する作家」といって、水俣についての文章も書かれているみたいですね。
僕はまだ読んだ事ないのですが・・もし読んだ方がいたら感想など教えて下さい。
石牟礼さんの本(対談集ですが…)を初めて読ませて頂き、今とても感きわまる想いです。父に私の名前の由来を聞いて以来、ずっと心にいた方だったので、今の私だから共鳴できる、このタイミングでこのコミュと出会えて本当に良かったです。以前、気になって買ったんですが、読めなかった「苦海浄土」と、向き合える時期に来た気がします。
 みなさん、はじめまして。しんじろうと申します。
石牟礼さんは私の愛する作家のお一人です。

 初めて読んだ作品は教科書の「苦界浄土」(ゆき女聞き書き)でした。授業を聞くこともなく、そこばかり繰り返して読んでいたのを覚えています。
 一通りの作品を読みましたが、苦界の他には、「椿の海の記」が特に素晴らしいと思っています。その2冊は文庫で手元においてあるくらいです。
 また、恋愛小説の白眉をあげるならと問われたら、迷うことなく「十六夜橋」をあげるでしょう。美しくかなしい愛のお話。

 石牟礼さんの書く言葉はなんと美しいことか。 
そして、彼女の中にあって私が分けていただける世界の豊かなこと。
 
 全集欲しかったですけど、マニーが…。
はじめまして やまももです
石牟礼道子さんとは20年前ご縁がありました。1986年に『天』という句集を北九州の天籟俳句会から出されたのでした。天籟俳句会の親分は「天籟塾」と称して上野英信さんや石牟礼道子さんを招いていました。が、そのころはまだ子育て中で、参加せずに残念なことでした。その親分の穴井太さんは道子さんが手紙の終わりに書き付けた俳句を纏めて句集をお出しなされと迫ったのだそうです。それで句集が刊行され、恐れ多くもやっと参加した俳句誌『天籟通信』に句集を読んでの評『道子詩経のえにしにひかれ』をかいたのが20年前でした。そして去年念願の道子さんに会えたのでした。水俣で。宮沢賢治が引き寄せてくれました。
道子さんの句
 祈るべき天とおもえど天の病む

 にんげんはもういやふくろうと居る

 さくらさくらわが不知火はひかり凪

写真は去年11月3日水俣にて宮沢賢治の琵琶弾き語りの林洋子さんと道子さん。

 
↑私も遠くからでよいので、お会いしたいです、、

石牟礼道子『はないちもんめ』(弦書房)
2005年の出版ということで最新作ですよね?
近所の図書館にあったので、さっそく読ませていただきました!

「世界ウルルン滞在記」を観ての感想など書かれていたり(ご覧になっているんですね)表面的には、さらっとした印象をうけたのですが、ひとたび自分のチューニングが合うとその含みに引き込まれる感じがしました。
(どうもはじめまして)

うっふっふ、私は、石牟礼さんの公演を聞きました。
といっても、もう25年ほど前ですが、東大駒場の宇井純氏がやっておられた公害原論、自主講座で。当時40代にさしかかっておられた石牟礼さんは、童女のような人でおかっぱ頭で着物を着ておられました

宇井純氏がなくなって、ミクシィの日記で、そのときのことについてちょっと書きました「宇井純さんと公害原論」(11月15日)よかったらおいでください。


それのご縁でこのコミュニティに入りました。。。
好きだったのは「初期短編集」と「椿の海の記」。
最近出た全集は高すぎてまだ買えません。
水俣へ向かう肥薩オレンジ鉄道の車内より、皆様へ新年の寿ぎをお祝い申し上げます。

今年は石牟礼さん生誕八十周年、なにか昨夏のようなイベントをやれたら、と考えております。

本年も当コミュニティーを宜しくお願いします。
はじめまして。
このようなコミュニティがあること大変嬉しく思います。どうぞヨロシクお願いします。

もう十五年くらいまえに椿の海の記を読んで、あまりの衝撃で、若気の至りも手伝い、水俣の石牟礼家を訪ねました。突然の見ず知らずの若者を暖かく迎えいれてくださりました。
今改めて読み直してもその波頭のような言葉群に圧倒されます。
昨年、十年ぶりにお会いしたとき、一昨年の能に続いて狂言に取り掛かられているところで、またまだ旺盛な執筆意欲に溢れていました。

石牟礼さんの作品がたくさんの人と出会えるといいなぁと。
どうぞヨロシクお願いし
ます。

はじめまして。

『言葉果つるところ』を今読んでいます。
これから石牟礼さんのいろいろな作品と
出会ってゆきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
はじめまして、、と言ってこの世代としては当然石牟礼さんの名前も、今も続いている闘争も知識として文字として知ってはいましたが、なぜかコミットできずに今日に至り、昨年秋口より徐々に読み始め、全集の既刊分はほぼ読み終えた状態でした。はじめは言葉がなれずに(北海道生まれ、京都在住)いましたが、
今は少しは馴れました。(余談です、出版社は好きじゃない)
 重い主題を素晴らしい文章で書かれているのには脱帽です。
今は亡き杉本さんの言葉、水俣病になってよかった は簡単に言葉を書き連ねてはいけないと思いますが、今の支配者にわからないだろうが、煎じて飲ませたいと思います。
明治以降の”近代”を超越したと思うが、再度私も反近代を模索したいと思います。
この理解でいいのか不安です。次回西南の役について教えを請いたいと思います。

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