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鈴木秀子先生・コミュニオンコミュの鈴木秀子先生著”小鳥たちの贈り物”

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鈴木秀子先生の”小鳥たちの贈り物”という画文集を読み返しています。

小鳥たちの贈り物とは・・・ヨーロッパでは、心暖まる話、心が生き生きするようなお話を聞くと”小鳥たちの贈り物”といって、喜びあいます。幸福な人とは、小鳥たちによって心を満たしてもらっているひとたちなのです・・・と書かれていました。

そんな小鳥たちの贈り物がたくさん紹介されています。

残念ながら絶版になっていますので、いくつかご紹介できたらと思っています。

今日は・・・“息の長いもの”・・・

コンクリートの住宅をてがける建築家は、家が完成したその瞬間から、家屋は荒廃に向かって進み始めるので、家をたてながら、庭師の人が本当にうらやましくなります。植え木は手を離したときから育ち始めますからね・・・・話しています。

終戦直後に、旧久禰宮家の建物を譲り受け、聖心女子大学が澁谷へ移転した時のお話です。日本の風土の中で雨にさらされながらも長い日々に朽ちることなく美を輝かせつづけ、あく洗いによって、さらに今まで見せたことのない新鮮な輝きをひらめかせる木造建築の奥深さ・・・・

それは、かつて生命をもった木で、設計士という職業が存在しない時代に建てられた日本の建築物の“息の長さ”を感じるのです・・・

そして、森鷗外がドイツ留学から帰国した時の感想『長く続いた伝統の中には、何か“よい、内実”が存在する』といった言葉を思いだし、日本の風土の中で、歴史を経ながら美を伝え続ける木造建築の“息の長さ”を思い、『長く続いたもののなかのよいもの』を旧久禰宮邸にみいだしたのだそうです。

息の長さから、先生はもう一つのお話を思い出されるそうです・・・

学徒動員で激戦に参戦し、多くの友人を亡くし・・・商社のエリートとして活躍し・・・突然退職しアメリカのの女性と結婚し、日本人であることを放棄したニューヨーク在住の男性にあったそうです。アメリカ人の奥さんは、日本分な優雅さとしとやかさと静けさと深みを持つ人に見受けられたとか・・・

一生、ともに生き続けるために私たちは、ただ一つのことを努力しております。それは対話をするということです。私たちにとっての対話とは、生命の長いものについて話し合うということに尽きそうです。

若い日にはかなく消えてゆくものを見すぎましたから・・・・息の長いものについて話あいます。お互いの国の中で長く保たれている習慣、心遣い、美術・本などなど何でも話題にしているそうです。

人付き合う始まりは、妻と付き合うことではないだろうか・・・
妻と一緒に一日のうち、寝る前に、それこそ10分でもいい、永遠につながる話をする。永遠に繋がる話は、日がたって懐かしく思いだせるお話だから・・・・

二人で永遠に繋がるお話をすためには、一人でいる時にも、そういうものに目を向けるようになります。感動することにめぐり逢うと、他の人と共有したくなります・・・一日の何気ない時間に、瞑想とまではいかなくても、目に触れること、耳にすることの奥にある何か永遠に繋がるものに心を止めてみる・・・

一日を丁寧に過ごし、なんとなく生きていく楽しみが増えたような喜びを味わうことに・・・

息の長いものについて5分でも、誰かと話し合えた日は、生きるに価する一日となるのではないでしょうか・・・・

ものの見方を変えれば、心の持ち方を変えれば、話題は春に咲き続ける草花のように満ちている・・・

夫で、子供でも・・・寝る前に、そんなお話ができたら・・・

子供たちに読み聞かせるように、語りかけて寝かしつける・・・素敵だなと思いました。

左:本

中央:挿入されていた絵・・岸川美智子“ザビエル教会と庭

右:勝沼 登・・・長崎港・・グラバー邸より


そんな秀子先生の講演があります。

・・・・・☆・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・

鈴木秀子先生朝日カルチャーセンター講演

「聴き上手から生まれる出会いー傾聴の大切さ」

日時:6月6日(土)15:30〜17:00
受講料:会員2,730円/一般3,360円
場所:朝日カルチャーセンター横浜


新潟県魚沼市で市民講演会http://www.just.st/index.php?in=308035&pan=topが下記の様に開催されます。


日時 6月19日(金)PM7:00〜9:00

講師 鈴木秀子 文学博士 国際文学療法学会会長

テーマ 「人生を照らす言葉」
     〜幸せになる1ミリの法則〜

会場 小出郷福祉センター

主催 魚沼倫理法人会 uonuma-rinri@308035.info.just.st
   事務局長 星 文太様,
      Tel:025-792-9837
      uonuma@rinri.org

コメント(4)

☆りらままさん!
ありがとうございます!

小鳥たちの贈り物・・・素敵な表現ですよね。

秀子先生の初期の作品だと思いますが・・・すでに、今に至るお話がちりばめられています。

できれば、また機会を見つけて、ご紹介できたらと思っています。

みちさん

ご紹介ありがとうございます。

このご本、一度先生のお手元で拝見しただけでした。

貴重なご本をお持ちですね。うらやまし〜い!

そろそろグレールメールが始まりますね。
まずはしばらく様子を見ながら、順次グループ活動を整えてゆく予定です。

どの様に皆さまとつながってゆくのか楽しみですむかっ(怒り)
☆あいパパさん!
ありがとうございます!

不思議なご縁をいただいて、私の手元に届きました。

小鳥たちの贈り物がいっぱいで、もったいないので・・・
少しずつご紹介できたらと思っています。

グレールメール・・・楽しみにしています。

よろしくお願いいたします。

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