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シュタイナー的生活を楽しむコミュの第37週 快不快は叡智を獲得するチャンス

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1/1〜7
 宇宙の冬の夜に
 祝福を受けた私の心は
 霊光を担う決意を固める。
 魂は宇宙の根底に根付く。
 そして神の言葉が感覚の闇の中で
 全ての存在を貫く
 ひびきとなって輝く。
     (Rudolf Steiner  高橋 巌訳)

……………………………

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

新しい年を迎えて、私たちは、

どうしたら魂を高次へと変容できるかを

再確認して出発したい。

シュタイナーの文献を繰り返し読めば読むほど、

自分の人生の内容が意味づけられてくる。

私が生涯において出会う人、環境、出来事にはすべて意味があり

無価値なものは、何一つないことが理解できてくる。

すべては、私の魂の浄化のために存在していることが分かってくる。

このことへの叡智を獲得することが「人智学」なのである。

たとえば、日々の生活の中で、

私の感情を傷つけるような不快なことが生じたとしよう。

まずは、その不快、苦しみを平静に受け止め、

態度に表さないようにする。

不快の感情が生じたとき、 不快を媒介にして物事の本質を体験する。

通過器官にするのだ。

即ち、目や鼻や耳などの感覚器官のようにそれを通して

そこにある真実を認識するのである。

耳を通して様々な音、人の声、その内容を認識するように、

不快を通して、私への様々な真実を理解し、認識するのである。

不快が私の魂の中に生じた時、決してそれに左右されて

それによって打撃を受けて落ち込んだりしない

私を目指さなければならない。

私の魂に打撃を与える杭がささる前にそれを通して

その出来事、事物が私に語りかけている内容を悟るように訓練するのである。

これを実践するには、不快が起こった瞬間を見逃さないことである。

不快な感情は生じた瞬間に、私の存在を飲み尽くしてしまう。

そして、闇の霊の支配下に陥ってしまう。

しかし、不快を利用して不快を引き起こす事態を了解しようとする。

不快を起こす原因が問題ではなく、

不快を経験し、不快を通して

この事態の本質を認識することのみが肝要なのである。

私にとって、今日のこの不快はこの事態のうちに

何か不快を引き起こす特性が潜んでいる事実を告げるだけである。

私はこの特性を認識すべく努力するのみである。

もし私が不快にとらわれ、心を奪われるなら、

せっかくの宇宙の叡智を獲得し

魂を浄化する機会を失ってしまう。

しかし、不快というものを、

「単に」事態の特性を体験する絶好の機会とするなら、

私はこの体験を経て私の内面を豊かにし、

宇宙の叡智を獲得し、魂を大きく浄化する機会となるのである。

さらに、過去の諸人生の深い意味をも

開かれた巻物のように

真実が明らかにされるのである。

では、なぜ、私が日々出会うことには、

意味が隠されているのか?

今回は『神智学』の中の「霊の再生と運命」について

みてみようと思う。

「人間の前世の諸行為についても同じことがいえる。

ちょうど暗闇の洞窟がこの洞窟への移住によって視力を

失った動物の生活と結びついてしまっているように、

前世の諸行為も運命となって人間と結びついているのである。

あの動物が、自分で移住していった環境でしか生きることができないように、

人間の霊もみずから自分の行為を通して作り出した環境の中でしか

生きることができない。

朝起きたとき、前日私が自分で作り出したままの状態に

おかれているようにしてくれるのは、状況そのものの自然な成り行きであり、

再び生まれ変わったとき、私が前世での私の行為の結果に相応した

環境に出会えるようにしてくれるのは、

生まれ変わった私の霊と周囲の事物との類縁関係である。

このことから人は、魂がどのように人間の本質に組み込まれて

いるのかについて、ひとつの観念を作ることができる。

肉体は遺伝の法則に従っている。

一方、人間の霊は繰り返し繰り返し生まれ変わらねばならない。

転生の法則は、人間の霊が前世の成果を次の生の中に

持ち込むということの中にある。

魂は現世の中に生きている。

しかし現世の中に生きているということは前世の生活から

独立しているということではない。

生まれ変わる霊が前世から自分の運命をもって生まれてくるのだから。

そしてこの運命が人生を規定している。

魂がどんな印象をもつことができ、どんな願望を充足させることができ、

どんな喜びや苦しみをもち、どんな人間たちと出会うことになるか、

これらすべてはこれまでの霊の転生の中で、

どのような行為が為されてきたかにかかっている。

魂は一つの人生の中で結びついていた人たちに、

次の人生の中でもめぐり会わずにはいないだろう。

なぜならこの人たちとの間で為された行為はその結果を

もたざるをえないからである。

ひとりの人の魂だけでなく、この魂と結びついていた他の人たちの魂たちも、

同じ時代に生まれ変わろうと努めるだろう。

魂のいとなみは、このように人間の霊がみずから作り出した運命の

ひとつの結果なのである。

三つのことが、誕生から死に至る人間の一生を規定している。

そしてこのことを通して人間は誕生と死を超越している要因に

三重の仕方で依存している。

すなわち肉体は遺伝の法則に従っている。

魂はみずから作り出した運命に従っている。

人は人間によって作り出されたこの運命を古い表現を用いてカルマと呼ぶ。

そして霊は転生の、生まれ変わりの法則に従っている。
・・・・・

『霊眼』を開いた見者にとって、過去の諸人生が開かれた巻物のように

体験として現存するということが真実であるように、

この真理が思索する理性の中で輝くことができるのも真実なのである。」
(『神智学』p95〜96)


2012年が、皆様にとって素晴らしい年でありますように・・・。

コメント(8)

あめじすとさん。
ありがとうございます。
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2012年が、あめじすとさんにとって
素晴らしい年でありますようお祈りいたします。
今年も素敵な一年が幕開けしましたね〜るんるん
写真を見れば一目瞭然って感じですね。ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。三つのことを美しい三重奏として鑑賞
してみたいものですウッシッシ
ヘヨカさん
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
新しい年が三つのことを美しい三重奏として鑑賞できる
素晴らしい年でありますようにお祈りいたします。

笑◎^∇^◎みかん♪ さん
あけましておめでとうございます。
>カルマというシステムは未来への愛の種まきができるという点で
>大きな恩恵と祝福があり
>神様たちの大きな愛を感じます
まさにそうですね。
2012年を未来への素晴らしい愛の種まきをする
年にしたいものですね
いつも心の平安が保てる年でありますように・・・。
今年もよろしくお願い致します。
むらかみさん
あけましておめでとうございます。
コメントをいただきとてもうれしく思います。

>神智学の文章読むと元気がでます。

本当にそうですね。
神智学の文章の理念は、地上に生きている人だけでなく
亡くなった人々の栄養にもなっているからでしょうね。

今年もよろしくお願いいたします。

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