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ガラクタ写真機研究同好会コミュの(リクエスト) ミノルタ SRー1

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【メーカ型名】

 ミノルタ SR−1(初期型は1959年発売)
 (写真の個体は、ミノルタに社名変更してからの型で、推測であるが、ニューSR−1と呼ばれる、1965年発売の第2次改良型と思われる) 



【カテゴリ】

 35ミリMF一眼レフ レンズ交換可能 金属外装 金属フレーム 機械式シャッター採用 赤外フィルム使用可能



【主要な仕様諸元】

 35ミリフィルム使用、横走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。全速度機械制御式で、1/500−1秒とB。最終型の、1967年発売、SR−1sで、1/1000に伸びるが、この頃になると新品はそんなに売れなかったようで、現存するほとんどのSR−1は、最高速1/500の機種である。TTL露出計はなく、外光式のCdS受光体の外付け露出計、SRメーター2を取り付け可能なタイプである。初期の通称、千代光ロットでは、これは付かない。シンクロ速度1/45と、時代を感じさせてくれるけど、近い時代のM42のペンタックスの機体でも、最高速が1/1000なだけで、シンクロ速度は同じだったので、びっくりしないこと(爆)。

 初期型の、千代田光学時代の機体では、わかり限りで次の点が写真の個体と違う。

1、シリアルナンバーの所に、社名ロゴが入る
2、フィルムカウンターが、ミノルタロゴの所の少し上にある
3、メーター取り付けブラケットがない
4、シャッターダイアルに、黄色で数字が入っていて、「LV」と軍鑑部に書かれている(当時の流れで、ライトバリューと言う概念があり、露出計を数値化して見せて、それをこの数値と合わせることで適正を教えてくれた。違うメーカーになるが、オリンパスのペンFのTTLメーターが、これを採用していた。その為、初期型の専用露出計がLV式だったことを示している。)

 ファインダー内情報は、何もないカメラである。

 フォーカシングスクリーンは、全面マットの固定式。通好みである。TTLメーターを内蔵しておらず、ホットシューもなく(アクセサリシューが用意されている)、本体とメーター以外のアクセサリ、と言うと、アングルファインダーと、マグニファイアー位しか知らない。他に何かあったのだろうか?
  
 注意点。全面マットは、視度がきちんと合っていないとかなり使いにくいので、目の悪い人は眼鏡使用か、コンタクト使用を強く勧める。視度補正レンズは存在するけど、見つけるのは至難の業だろうから。



【入手のキッカケ】


 学生時代、MDマウントの機体を探すも、高くて手が出ず。この後のSRT101ですら、手が出なくて、しばらく使っていた。場所の関係、手放したが、最近では地の果てまで(謎)価格崩壊が進み、再購入も容易なので、手に入れてきました。



【銀の取得価格】

 2079円(本体のみ)
 学生時代(平成2年頃)に、メーターブラケットのないタイプの個体を3000円で手に入れた記憶がある。



【普通に買うと、どんなもん?】

 まあ、15000円を上回ると、見向きもされないと思われる。通常、美品でも1万はしないと思われる。



【入手時の状態】

 ただ汚いだけ。しかし、他の大衆向け機種と比べて、平均的に綺麗な個体が多い気がする。シャッター幕のカビは、SP等と並んで多い傾向だが、外装まで汚くされた個体は予想以上に少ない。SPとかFTb、ニコマートFTN辺りが後に安くなり、それ以降は死蔵された個体が多いことと関係すると予想される・



【直した所】

 なし。プリズムにカビが付いていたので、そこだけ掃除した。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、壊れるメカ機は嫌いなアナタ(σ・∀・)σ
→よく、メカ機は故障しないと思われている。が、しかし、ペトリ等の他のメーカーでも同じだけど、この時代の機種となると話は別で、結構故障個体が見られる。元々それなりに壊れる機種なので、タフなメカ機、と言うイメージは、この機種に対しては持たない方が良い。

 2、でかくて重い機種は苦手なアナタ(σ・∀・)σ
→公称920g(初期型)。とにかくでかくて重たい。



【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、何はともあれ、メカ機が一台欲しいというアナタ
→SPかこれが適任。安さ爆発である(笑)。同じSRシリーズのベストセラー機である、SRT101等も良いが、メーターがきちんと動いている個体が、いつまでそのまま動いていてくれるか…と考えたら、何とも言えないところ。残存個体数では、SRシリーズ随一を誇る機種であり、一つの候補として有力である。

 2、ロッコールを、メカ機で使用したいと検討しているアナタ
→となると、必然的にSRシリーズになる。どれでも安いので、無理にSR−1を選ぶ理由はないが、整備性の良いこの機種には、それはそれとしての「長く使える機体」というメリットはある。



【使ってみました(爆)】

 冷静に考えてみると、この当時、自社オリジナルのバヨネットマウント(近い時代のマミヤ、オリンパス、ペンタックスと、ヤシカはM42だった)を採用して、等間隔非回転式1軸シャッターダイヤル、フィルムカウンター自動復元式(ペンタックスは、多くのユーザーに愛用されたS2までは手動セット式。キヤノンL3も同じ)、巻き戻しクランク引き上げ式の裏蓋開閉装置(この頃の機種の多くは、底板にキーが付いているか、サイドロック式が主流だった)、そして、異例の低価格(初期型で近い時代のカメラと比較して、ニコンF(これはレンズナシの価格)の半分程度であり、追撃用として発売されたと思われる、キヤノンフレックスRP(こちらは標準レンズ付の、同じ土俵の価格)の3/4の価格)だったことを考えると、この機種が爆発的に売れたのも理解できる。分割受光体採用、TTLメーター内蔵の、これまたベストセラーカメラ、SRT 101発売(1968年)後も、改良型が出され、初期型発売から12年あまりの長きに渡って新品として販売され、数々のユーザーに愛用され続けた、同社のベストセラーカメラである。否、ある意味、ペンタックスSPと並んで、大衆機を代表する存在、と言っても過言でないかも知れない。
 使用感が近代機と大差のない設計で、ここまで安く販売した、当時のミノルタの英断ぶりを感じさせてくれる。ほとんどのメーカーが捨ててしまったレンジファインダーを、CLEとして長く残してみたり、かと思うと、最先端のデュアルモード機発売(XD)、フルシステムの、TCL(誤字ではない。スルー カメラ レンズの略)オートフォーカス一眼レフ発売(αシリーズ)と、なにかと「やってくれる」メーカーだったのだが、さすがにデジタル化の波の高さには耐えられなかったようである。

 機体を久しぶりに取り戻して、動かしてみる。「シャキィーン」という、独特の動作音。何とも言えない味がする。巻き上げ角度が大きく、しかもレバーが「指に来る」タイプなので、速写にはかなり向かないのだが、ネガ専用、お遊び機体としては、なかなか捨てがたい。でかくて重いので、お散歩機体としてはあんまり向いていないけど、同じミノルタのXシリーズとかを保有している人のサブカメラ(ほとんど保険用と言っても良いかも知れない)としての存在価値は、今でもあると思う。Xシリーズ以降、ミノルタはメカ機を出した記憶がない。そして、Xシリーズは、可変抵抗の不良を起こした個体が案外多く、止まってしまう心配を払拭できない。もっとも、これも止まることのない…というタイプではないのだが、やはりメカ機の安心感というのは、これはこれで良い物である。
 

コメント(18)

NewSR-1はデザイン一新でこの画像のもの(ヤフオクより拝借)

SR-1はマイナーチェンジが2・3度行われたらしく、
銀氏のレポからすると最後期のものかと。
それ以前のものは半自動絞りで巻き上げないと
絞りが絞り込まれたままである。
初期型と中期型の違いはシャッターダイアルが
不等間隔で、持上げ切り替え式。
中期がクリックストップ方式に変更。
最後期型はデザインが角ばり、銀氏のモデルのように
フィルムカウンターが巻き上げレバー横真ん中に位置変更される。
銀氏の指摘のように千代田モデルとミノルタモデルがある。

汚いというが、この時代のもので帯がハゲもほとんどなく、
きれいだと思うが。
この間買ったNewFTbは帯はハゲチョロ、クロームメッキも
なんか錆びのような黒い細かい粒々が付いている。

注意として、一部SRマウントカメラはMDレンズをつけるときに
MD爪がマウント周りのネジに当たって装着できないものがある。
無理やり取り付けると、下手するとレンズ専用ボディになる(爆)
昔、改造を受け付けていたらしいので、そういう個体は少ないと思われる。
てか、改造されていないのは死蔵していたか、修理歴のない
ちと危険な香りのする個体かもしれないので注意(謎)
掃除して、磨き倒してから撮影しました(爆)。元は結構ほこりまみれで、触る気になれない状態だった…

ちなみに、うちのはMDレンズ危険なタイプで、最小絞りに出来ない個体。だが、手持ちの大半がMCレンズなので、問題なかったりする(笑)。

MDレンズ、出物が少ないので、安くないから手に入れられません(爆)。

そう言われてみると、学生時代に使っていたのは、ニューの方だったように思い出した。メーター取り付けブラケットが指に当たって痛くて、どうしても使う気になれなかったのもある。あと、ミラーアップらしきレバーが見えますね。うちの個体にはありません。


ついでにレンズネタで。

写真に使っているMC55/1.7は、2本持っているけど、個体差があったので報告を。

この世代のレンズは、通常絞りプレビューレバーがついているんだけど、ないのがある。後期生産の、量産低価格仕様なんだろうか?ちと謎である。
レンズだが、うちのSR-T101についているMC55mmF1.7も
プレビューレバーとやらがない。

本体にプレビュー機能が付いているので
もしかしたらSR-Tデビュー後のものにはなくしたのかもしれない。

って、MCレンズはSR-T101と同時発売だったはず。
(それまでは無印ロッコールレンズ)
どういうことだろうか?(謎)
うちのMCレンズ、
28mmだけに限って言うと、
ピントリング?にラバーがついているF2.8のものはプレビューレバー無いですね。
ピントリングが金属製のF3.5のものにはプレビューレバーがありますね。
かなり時代が違うようですが、両方ともMCレンズですね。
今日出かけた先にリサイクルショップがあったので
探索したら、偶然にもNewSR-1 ロッコール55mmF1.8付きの
ジャンク扱いが2000円。

ちょうどヤフオクで拝借した画像と同じ組み合わせ。
ヤフオクでは10000円スタートだが、
やはり入札なし。

もし、このスレがなかったら買わなかっただろうw

ついでに発掘したEOS650、同じくジャンク扱いで500円w

もれなく購入(爆)

SRのほうはレンズカビ、ファインダー、プリズム、コンデンサーレンズ清掃で
復活。ペンタプリズムが木片のようなもので固定されていると思ったら、
どうやらコルクのようだ。(固定は金具で当たる部分に使用されていた)

EOS650はデータバックE付きで、問題は例の幕油のみ。
なのでそのうちダンパー処理するつもり。

なお、無印ロッコール55mmにはプレビューレバーが付いていた。
当たり前か(笑)

X-7についていたMDロッコール50mmF1.7を装着したが、
最小絞りもギリで使える。
もしかしたら改造品かもしれないが。
うちはMD、NewMDが主であるので助かる。
あとタムロンのアダプトール2のMD用もあるはずだが、
多分使えるかな。
タムロンの足は持っているので試してみる。
アウト。当たりますので、SR用の物を使用するのが賢明かと思われ。
ホントだ、当たる。
MDレンズたちも装着したが最小絞りがダメ。

まあ、回折起きるからそこまで絞って使わんから
実用範囲ならOKかなw
しかし、上が1/500までだけに、ちと痛いかと(苦笑)。

なお、MD世代のレンズでも、記憶では200/4にはプレビューボタンがあった記憶がある。
昨日買ったNewSR-1

シャッター切っていたらなんか低速のときに異音がするので、
裏ブタ開けて確認したら後幕が閉じきっていなかった。

この程度なら底ブタあけて直せると思った。

よく見ると後幕になんか縦筋が・・・・・。

シャッター幕に亀裂があり、破ける寸前(o_o:)

パーマセルテープで補修するというてもあるのだが、
断念。
残念ながらシャッター幕の在庫はない。

オブジェになりました(泣)

SR-T101のシャッタースピード表示がおかしいので
軍幹部ばらして糸を調整していたら、露出計連動の糸の
シャッターダイアルの方が外れてぷらん(o_o:)

慌ててデジカメで撮影していた分解途中経過を見ても
糸のかかっている部分が分からず放置して蓋をする。
シャッタースピード表示のほうもどういうわけか
クリックと移動量が比例せず前のまま。
もしかしたら糸が伸びたのかな?
気がつくとMC爪連動レバーがスカスカ(o_o:)
これも糸が分解中に外れたか(o_o:)

気がついたらメーターなしSR-T101の出来上がり(滝涙)

X-7のプリズム剥がれをどうにかしようと
プリズムを取り出しモルトを除去。
アルミプレートを貼り付け何とか見えるくらいにはなったが、
トップカバー装着の際、巻き戻しクランク基部の
メインスイッチを締めこむネジがいつまでも空回り。
ん?(ーー;)?とネジを取ろうとしたら、
ネジの基部ごと取れた。プラ疲労?(謎)
切れたようにきれいに折れてました。

X-7撃沈(滝涙)

今日3台のミノルタを潰しましたorz

・・・・もともとジャンク扱いだったにしろショックなり
良くある話。

糸の同じ様な経験は、キヤノンEFでやったなぁ。

伸びると始末が悪い。ほとんど処置なし(爆)。

当方、最近の機体では、SPFメーター基盤破損だな。腹が立つので、再購入。こちらのは元の程度に問題があり、裏蓋移植、電池接点自作(爆)、フィルムガイドレール研磨と、大がかりになった。

んで、蒸し返してレンズネタ(爆)

まずは、プレビューレバーなしの型。製番が、こちらの方が古い。
こちらが、プレビューレバーありの型。製番が新しいことから考えて、別売用として作られた物なんだろうか?全く同じスペックで、他の違いは、マウント部のネジが+(レバーあり)と−(レバーなし)程度なんだけど。
オクにてSR-1s+MC200mmF4.5カビ、ファインダー内汚れあり
落札。

ボディ分解清掃・レンズ分解清掃で復活。

メーターレスSR最終機?

SR-1系で初めて1/1000秒追加。
あとはNewSR-1と同じスペック。

SR-T101からメーターを省いたというより、
NewSR-1に1/1000秒を追加したといういでたち。

気がついたらSRがいっぱいハート達(複数ハート)<ヲイ
要望が多くて、後から出てきた(この前に、既にSR T101が発売されている)んだろうか。

Xシリーズとは、また違う趣のある機体で、いくつかあっても不思議と邪険にならないからね@SRシリーズ
巻き上げレバー軸にシャッターボタンがあるのは、
ライカのM2・M3を意識しているらしいね。

すごく古臭くて使えないイメージを持っていたSRシリーズだけども、
実際に持ってみると魅力的なのね。
食わず嫌いだったけどここのおかげで好きになったわ(笑)
そう言ってもらえるのが、一番の幸せなり。

何かの役に立てると、嬉しい物ですわ。

と、メーターレスのSRにも、使うとそれはそれなりの良さがあり、学生時代、重いのと持ちにくいのが辛いながら、案外好きな機体だったのよね、これ。単体メーター必要だが、本来の撮影性能の面では、作られた時代を考えると必要にして十分で、安心感もある全体の造り。

全面マットも、少し長めで、やや暗い大衆レンズには、ちょうど良いのかも知れない。

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