ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ガラクタ写真機研究同好会コミュの(リクエスト)アサヒペンタックス SPF

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【メーカ型名】

 ASAHI PENTAX SPOTMATIC F(通称、SPF)



【カテゴリ】

 35ミリMF一眼レフ レンズ交換可能(M42対応) 社外現行生産レンズあり 金属外装 金属フレーム 機械式シャッター採用 赤外フィルム使用可能



【主要な仕様諸元】

 35ミリフィルム使用、横走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。全速度機械制御式で、3個のCdS受光体を使用したTTL露出計を内蔵。名前を見てカンチガイしないように。スポット測光じゃありません。同社の、TTL測光カメラには、この名が使われていたのです。中央部重点平均です。なお、前にレポしたES?は、その前の機種まではELECTRO SPOTMATICと呼ばれていたのです。定点合致式(ゲート式を採用、OM1と同じタイプ)で、それ以外のファインダー情報がない。初期型のSPOTMATIC(通称、SP)との違いは、開放測光に対応(SP?もそうで、SMCレンズのみで、スーパータクマー以前のレンズには元の通りのサイドスイッチ使用での絞り込み測光となる)と、ホットシュー装備(記憶では同じく)及び使用電池変更(SP?まではH−Bだったが、これはH−Dを使用)で、それ例外の大きな変更点はない。1/1000ー1秒とB。シンクロ1/60と、この時代としてはまずまずのスペックである。

 先代からそうであるけど、オプションの類がなく、国民機、大衆機の名にふさわしく、シンプルなカメラである。別注品で、SPのワインダー付があるらしいが、すんごいレア(爆)。

 電池については、この機種はH−Dなので、それに対応した互換品を用意しよう。その点では、H−Bより安く済む。HーBの場合、互換品がなく、アダプターを利用せざるを得ない。

 フォーカシングスクリーンは、この時代に多用されたマイクロプリズムの固定式。私は苦手なタイプである(大汗)。
  
 注意点。メーター不良はそれなりの頻度で出る。それと、プリズム腐食。ついでに付け加えておくと、この系統(ペンタックスのスクリューマウント機)は、シャッタードラムの油劣化によるシャッター幕の走行不良から来る、ミラー上がったまま止まる個体がある。それはOHで直るが、古い機種なので、それなりにチェックしよう。スロー不良も、同じである。



【入手のキッカケ】

 学生時代に狙っていたけど、当時は高くて、SPでガマンしていた。最近近所で見つけて、計画的衝動買い(何だそりゃ 爆)



【銀の取得価格】

 本体  3500円
 撮影用小物 105円(爆)



【普通に買うと、どんなもん?】

 大体そんなもんだと思うが、程度の良い個体はもう少し高い。理由はよくわからないが、初代SPまでの機種と違い、SLとSPF以降の機種は、プリズム腐食が目立つので、それが出たのは、他がマトモでもかなり安くなる。



【入手時の状態】

 プリズム腐食と、モルト劣化 



【直した所】

 プリズムの黒い筋を削り取って終了。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、プリズムの腐ったのはどーも苦手だ、というアナタ(σ・∀・)σ
→ほとんど持病と言っても過言でない。遅かれ早かれ出ると思うので、あきらめよう。

 2、何かしらアクセサリの類が欲しいと思う、システム構築マニア?なアナタ(σ・∀・)σ
→何もない。初代SP系統と違い、ホットシューまで付いているので、付ける物が元々何もない。



【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、メカ機大好きだけど、出来れば便利なカメラで撮影したいアナタ
→コレとSP?があるけど、SPFならHーDが使えるし、SPと違ってホットシューがある。この2点、案外実用上大きなポイント。



【使ってみました(爆)】

 フライングレポです(核爆)。さっき直したばかりで、フィルム通してません(爆)。しかし、この前の機種、SPを、学生時代に使っていました。

 「ブルマーのようなカメラ」

 東京オリンピックの折、ニコンFが用意できない人が、この前のSPを使って撮影したと聞いたことがある。二眼レフとかレンジファインダー機より、速写性、望遠レンスの使用適性、TTLメーター標準装備など、確かにスポーツ撮影には向いている。コレを買いに行った折、オーナーが、「やっぱり、我々の世代にはSPだよね!」とおっしゃっていた。別の店でも、同じ意見が出る。なるほど、ある特定の世代には、懐かしさと郷愁、愛着のある機種である。

 それをなぞらえると、ブルマーにたどり着く。

 元を正せば実用品で、デジタル化に押されて迫害を受ける。ベーシックながら、飽きの来ない「萌え」のある機種である。
 
 ちょうど良い表現だと、個人的には思うのですが(爆)。

コメント(10)

SP Fはフォトスイッチ採用なため、
レンズキャップをはずしていると露出計が作動しっぱなしである。
そのためか、容量の大きいH-Dタイプを採用したのかと。
現在ではアダプターがあるが、それに使うアルカリ電池や
酸化銀電池(LR/SR43)が激消耗する(笑)
水銀電池なら通常使用で1年持つといわれていたが、
さて、今使うとなるとどうか?

しかし、ブルマーまで用意するとは・・・(o_o;)

何しとんねん・・・・(笑)
その通り。こいつは、俗に言うスイッチがない。半押しも使用していないのだ。しかし、あまりにも低照度では動かないっぽい。そこが問題点かと思われる。

この小物、笑えるでしょ?
あまりにもマッチングが良いので、用意してみた(爆)。
SPとの違いは、開放測光に対応しているかどうかなんですね。

な〜るほど。わーい(嬉しい顔)
そうなんですよ。開放測光対応で、昔のタクマーも絞り込みで使える。この点が人気で、しばらく高かったんですわ。
SPFでは開放測光になったのに、SP?ではやはり絞込みになったんでしたよね?
まあ、SP?は輸出メインで作られたみたいな話を聞いたことがありますが。
開放測光できたように記憶しているのですけど@SP?

出来ない場合、レンズを取り外してみて、絞り連動用のアームがあるかどうか見てみてください。

また、スーパータクマー(等の、SMCレンズ以外のM42レンズ全て)ではどの機種でも絞り込み測光になります。アームが「落ちた」状態では、きちんとした値が出ません(抵抗ショートになり、メーター針が振り切る)。

ちょうどこの頃の日本製カメラは、海外で高い評価を受けた時期でもあり、輸出メインの機種は案外多いですね。但し、この頃の関税(平均すると、販売価格で国内価格の2倍程度になるのが通例らしい)の関係上、国内仕様と比較して、スペックダウンした機種が多いのが特徴かと思われます。キヤノンTLb(FTbに近いが、最高速1/500)とか、AT−1(露出計が初代FTbに近く、AEなし)等。
SP?はSPの復活を望むユーザーに対して作られたSPFの廉価機。
ホットシューが付いただけで、あとはSPと同じく絞り込み測光。

AT-1って、AE-1からシャッター優先を取ったモデルよね。
マニュアル機なのに全速電子制御の変な奴w
ファインダー内の表示は、調べた限りではFTbタイプらしい。@AT−1 なもんで、Aシリーズ唯一の2針式なので、我々が同じ部活にいた当時は評価は高くなかったけど、今じゃ高いシロモノになりつつあるのよね(爆)。

どっかで、SP?は開放測光って書いてあったんだけどなぁ…@大昔w

となると、SPFの隠れた存在価値の再発見だな、こりゃ(笑)。M42メカ機で、極めて稀少な開放測光と言うことか。そりゃ、バブル当時は高かったわけで(苦笑)。

黒い筋取りでも、レポるかな(爆)。これがナンとかなれば、近頃案外手頃になりつつあるからね。この機種。
補足として。

S型番の機種は、キヤノンのアイピースアクセサリが使用可能で、現行のEOS用の物も、使用できる。写真は、一枚目、左がAシリーズ用視度補正レンズ、右がEOS用細枠付の例。K型番の機種までこのサイズで、後のM以降の型番の機種は、現行のSMC視度補正レンズを使用するのが良い。SMC視度補正レンズを使用できる機種の場合、この部分についてはオリンパスのOMと互換性がある。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ガラクタ写真機研究同好会 更新情報

ガラクタ写真機研究同好会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。