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ガラクタ写真機研究同好会コミュのCanon AV−1

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【メーカ型名】

 Canon AV−1(1979年発売)



【カテゴリ】

 35ミリMF一眼レフ プラ外装 赤外フィルム使用可能(但し、AE専用なので不向き)



【採用マウント】

 FDマウント。マニュアルができず、絞り込みもできないので、FL以前のレンズは1/60固定で、露出計を使用しないなら撮影できるが、ちょっと無理があると思う。



【主要な仕様諸元】

 35ミリフィルム使用、横走り式フォーカルプレーンシャッター一眼レフカメラ。全速度電子制御式で、TTL露出計を内蔵。絞り優先専用で、マニュアルは不可。選択可能なシャッター速度は、Bとシンクロ1/60で、専用以外のストロボにも考慮したタイプである。メーカーHPの記事によれば、主に輸出用として、海外で当時受けが良かった絞り優先を採用、とされている。この為、同社の主力AEである、シャッター速度優先カメラではない。なお、Aシリーズの特色であり、問題点でもあるのだが、Bまで電子制御であり、長時間露光にはあまり向かない機種である。連動速度は、1/1000−2秒。ファインダー内表示は、人気のアナログ指針式で、それ以外の情報はない。専用ストロボ使用時にも、シンクロ速度自動設定だけ。至ってシンプルである。
 露出補正は、同社お得意の一発補正ボタン(+1.5EV)が付いているが、ASA感度ダイアルが絶妙で、これを使うのも、一つの手である。ちなみに、レリーズロックは、AL−1とは逆で、引き出すとロック、押し込むとonのタイプ。こちらの方がなじみやすいと思う、個人的に。
 付くオプションといっても知れていて、せいぜいワインダーを付けるくらいだと思うが、覚えておいて欲しい点は、この機種でワインダーAを付けると、連写専用になる、という点。シングル巻きは出来ない。持っていないので、A2では試していないが。

 使用電池は、カメラ用電池4LR44タイプ。

 フォーカシングスクリーンは、スプリットマイクロプリズムの固定式。他のHPからの情報によると、レーザーマットではないらしい。しかし、近い世代の他社の機種と比べて、やたらと暗いスクリーンではなく、むしろ明るい方だと思う。
  
 注意点。 AL−1と同じ理由で、FDマウントのレンズしか使えない。FL不可である。



【入手のキッカケ】

 果てしなき衝動買い(爆)。ここでレポる用と言って過言でない。



【銀の取得価格】

 本体のみ、1050円(ハードオフ)電池もナシ。



【普通に買うと、どんなもん?】

 3000円辺りから。さすがにこれが1万2千円を越すと、いかに美品でも見向きもされなくなる。多くのFD使いからすると、なるべく外したい機種の一つなので、不人気すぎて店で探すとかなり苦労するから、指名買いならヤフーが良いかと思われる。



【入手時の状態】

 モルト丸ごと死亡(爆)。あと、頭から落とした様子。軽度のケースヒビ。



【直した所】

 モルトのみ。



【こんな方には勧めません(σ・∀・)σ】

 1、オモチャっぽいカメラが苦手なアナタ(σ・∀・)σ
→まるっきりのオモチャ寸前。ペンタのMZの低価格機種よりはマシだが、数ある低価格MF絞り優先専用一眼レフ(=古典的大衆機)の中でも、オモチャっぽさではトップクラスでは?
 アクセサリが少ないのは良いとしよう。それは他も同じだし。しかし、この肉薄な外装部品は…かなりひどいかと(大汗)。ペンタMV1でも、もう少し厚手のプラだ。ACOM−1に至っては、下部カバーは金属。その分軽いが、OMのようなコンパクトさはない。小ささとしては、あくまでもそれなり、のレベル。今のAF機よりは、後の世代のモーター機よりは小さいが。


【こんなアナタにおすすめですヽ(´∀`)ノ】

 1、軽量なFDレンズ使用可能な機体が欲しいアナタ
→ここまで軽いFD機は他にあまりない。手に入りやすい機種として、あえて言うならT50辺りかと思うけど、アレはもう少し重いし、単3カメラであり、液漏れ個体が多い。初代AE−1もアナログメーター採用だけど、もう少し重い。AL−1は液漏れと電池室の蓋の破損が多い。AT−1…レアすぎ(爆)。それを考えると、ちょっと魅力アリ。

 2、アナログメータが好きなアナタ
→安い機種で、かつそんなに故障の多くない機種となると、意外と少ない。メジャーな機種で探すとすると、ニコンEMは故障が多いし、FG−20は物が少ない。ピンと来るのは、他だとFEとかOM2辺りなんだけど、これよりは高い。



【使ってみました(爆)】

 意外や意外。AL−1より、操作したときの、そして、持ったときのしっかり感がある。外装部品のボロさは隠せないが、使用感そのものは案外良かったりする。スクリーンが暗くてざらつくとか、ファインダー内表示がやたらとシンプルすぎるとか、そういった「ありがちなコスト削減」は、見られない機種である。
 まあ、ショックはそれなりにあるけど、全体の使用感は、AL−1よりは上であり、Canonの絞り優先機としては、異例の低価格ゲットが可能な機種であり、使い込まれてボロボロの個体も多くない。そこまで使う人は、AE−1辺りを買ったんだろうな。しかし、外装部品の安っぽさを別とすれば、AE−1と比べて、基本機能の大きな違いはデータバックが付くかどうかと、FLレンズが使えるかどうか(絞り込み機能がないので)程度なんで、それなら程度の良い、ダイヤルの硬くなっていないこの機種にも、露出補正のやりやすさとかを考えると、結構魅力があったりします(爆)。
 

コメント(2)

持ってねえ・・・・orz <そこ、凹むところじゃないからw

ヤフオクで探してみたが、まともそうなものが少ないっす。
あと、まともなのは高い。(入札がないのは触れないで・・w)
凹む気持ち、わかったりして…(誘爆してどないすんねんw

オクで買うには向かない機種かも知れない。店(特に、ハードオフなどのリサイクルショップ関係)で買うと、値段的に当たり外れは大きいけど、物としてマトモな物が見つけやすい。

ふじみ野に移転したハードオフに、3150円、50/1.8と、残量のある4SR44付きのがあるかも知れない。これと同じときにあったし。但し、旧店舗(川越254BP店時代)で手に入れてから、少し経つから、何とも言えないけど…。

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