MMC勝手連編集部コミュの「楽園」宮部みゆき著

これはミステリーとは言わない。社会派小説だ。
松本清張を始祖（？）とするなら、次世代の旗手は「みゆき」ちゃん。
「模倣犯」で活躍した女性レポーター再登場。
ハードカバー上下２冊に前作のトラウマがチラホラ。

最近のミステリーにはオカルト、ホラーの味付けが濃い。
「コレを入れないと本が売れない」と文中に。マジですか？
売れなきゃ困るので第三の目を持つ少年が出てくる。
よって透視で事件が解明されたら?ケーサツはいらない?となるが・・・。

わが娘を手がけて殺し、床下に埋めたら隣家の火災で半焼。
で、死体発見だが、捜索願がすでに失効していた。
少年は行ったことも見たこともない場所の絵を描き、交通事故で死ぬ。
絵を見た母親がレポーターに相談、で探索が始まる。

宮部みゆきの小説は余り読んでいない。
だが、「楽園」を読んで社会派なんだ、と一安心。
それにしても新聞連載の小説なら、文庫本にしてよ。
すぐに文庫化するくせにね。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 12月17日 17:59

そうか、言われてみれば社会派ですね、
カード破産の小説もあったし。
宮部みゆきは好きで、たいてい読んだような気がしますが
最近、だんだん面白くなくなってきました。
ヌルイというかマンネリというか
怖くも、せつなくも、ヤラレタ！、というのもないのですよね。
文庫本が出たらそれでも買うのですが・・・

「楽園」は読んでいません、ハードカバーは手が出ません。
お持ちでしたらお貸し下さりませ、かしこ。

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