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the act we actコミュのON THE ROAD TOUR 06 -マレーシアツアー日記- 第6夜 聖地ジョホールバル編 

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更新遅れてすいません!
もうあれから一ヶ月以上経っているので記憶もだんだんと薄れつつある訳ですが、バトンは最初に戻り、幼少時代はあだ名がアンパンマンだった、私ゴミヘンが再びマイクを握らせていただきます。

前日にシンガポール観光を存分に楽しんだ僕らはその夜まるで修学旅行のように、ゲームしたり、くだらない話をした。
話は下世話な話になり、今回ヘルプでジアクトのベースを弾いてくれるヒビキッカス君がド変態である、という事実に気付いたのもこの時だった。
マイプレシャスのディンがわざわざ家からマットを持ってきてくれたお陰で寝るスペースは増えたけれど、それでも部屋の中には全員が寝るスペースは無く、寝袋を持っていた僕は外で寝た。
お陰で蚊に刺されまくるわ、何か知らないけど寝袋が汁まみれだわ(決して僕のお尻から出たものでは無いですよ)、で最悪の目覚め。
この日で僕らはシンガポールを後にする。
本当にマイプレシャスのメンバーにはお世話になった。
彼らとはまた後日対バンすることになるのだがここで一旦お別れ。
僕らはシンガポールの出国手続きをすることになる。

ここで、むっくさんは触れていなかったが、だー福先生信者のために、このツアーにおけるハイライトの一つ、2日前、シンガポールに入国する時に起こったある出来事について俺は触れなくてはいけないだろう。


・・・シンガポールの入国審査をするため、僕らは列に並んでいた。
すると僕の前に並んでいた、今回ツアーに同行しているいのらん君がものすごい形相で、
「今の見た!?」
と俺に聞いてきた。
残念ながら俺は見ることができなかった。否、何とも形容しがたい表情でたじろぐ黒人男性の顔だけは何とか確認できた。

ここから先はいのらん君に聞いた話。説明しよう。
バンドマンがツアーのために入国する時、「何のために来たのか?」と入国審査の際に聞かれたら、間違っても「バンドでライブするためさっ!」なんて言ってはいけない。シンガポールはどうなのか知らないが、バンドで演奏する、という目的で入国すると、そういったバンド用の特別なビザが必要な国もあるらしく、そのビザはとても高価らしい。
メジャーデビューしていてお金のあるバンドなら別にそうやって入国してもいいのだろうけど、僕らみたいにお金の無い、無名のアマチュアバンドはできるだけ無駄な金は使いたくない。
なので例えギターなどの楽器を担いでいるとしても、「何のために来たのか?」と聞かれたら、観光の為、即ち、「Sightseeing」と答えなくてはいけない。

入国審査をするため、僕らは列に並んでいた。僕の前にはいのらん君、そしてその前にはだー福。
すると突然僕らの前にいた黒人男性がものすごい勢いで、何語か分からない言葉をまくしたてていた。その矛先は、、、
だー福!!!

状況が全く理解できず、たじろぐだー福。それでもさらにまくしたてる黒人男性。

「トラベル。。。トラベル。。。」

恐怖に震えただー福が発した言葉だった。おそらく入国審査の事で頭がいっぱいだったのだろう。その通り、確かに入国審査の際に何か聞かれたら、そう答えるのは間違ってはいない。だがしかし相手は一般の黒人男性。お門違いもいいトコだ。完全に動揺しているだー福先生。
「g.?\&$%&2,hi:@;>:;@3#/!!!!」
さらにヒートアップする黒人男性。どーする、だー福!?


「I'm from japan!」


会心の一撃だった。黒人男性は何ともいえない形相で黙り込んでしまった。
だー福先生は黒人男性をその一言で黙らせたのだ!
もしかしたらその先待っていたかもしれないさまざまなトラブルを一撃で救っただー福先生。ありがとう、だー福先生!
だが俺はバンド内にB'zに身をまとって現れた男が、さらに極右だった、という事実をこの瞬間に知り、しばらくだー福先生にタメ口聞けなかったっす。

そんなこんなでだー福先生、すっかりこういったシチュエーションに慣れたのか、シンガポール出国の際、
「意外と出国の手続きは簡単なんだねー。」との発言に対し、

「世界なんてこんなもんすよ。」

と言ってのけるほどに。


さてこの日のライブ会場はジョホールバル。ジョホールバルと聞いて思わず胸が熱くなってしまう人もいるはず。
そう、ジョホールバルは日本が98年ワールドカップフランス大会出場を決めた、野人、岡野が?ゴールを決めた、KINGカズが途中交対させられた(交代を告げられた時の「俺?俺?」という素振りを中学時代によく真似したモンです)、伝説の聖地。いやがおうにも気持ちが高まるってモンです。

この日は3日間ツアーを共にする、東京から来ているcurveと柿沼さんと合流する日で、無事に何の問題もなく合流できた。
昨年の12月以来に会う柿沼さんは相変わらず元気そうで、初めて会うcurveのメンバーはとてもナイスガイな方達だった。

その後タクシーでナジールの友人の家に行き、数時間ダラダラ。その間、名古屋のレコードショップ、ANSWERの中村さんともコンタクトをとっているというBULLWHIP RECORDSのBorhanのディストロを物色。やはり日本のバンドが多い。彼とはツアー中よく話す機会があったのだけど、とても真面目で誠実な人で
、また会いたいと思える人の一人。

そして僕らはバンに乗り、会場に向かった。そして車に乗り数分後トラブル発生!
何とシニックのボーカルのマッコイ君をナジールの友人の家に置いてきてしまったのだ!
爆笑しているナジール。僕らはUターンし、マッコイ君を迎えに行った。
謝りながら車に乗り込むマッコイ君の顔を僕は今でも覚えている。

会場は靴を脱いで上がるようになっていた。
1バンド目はYOUNG AND DANGEROUSというバンド。バンド名もすごいが、音の方もすごい。スラッシュをやろうとしているのだろうけど、ドラムの2ビートが2ビートになっておらず、崩壊寸前の演奏にわめきちらすボーカル。ある意味RAPT?
それでもVITAMIN Xと対バンしてたり、自分達のTシャツを作ってたりする(笑)
2バンド目はこの日が現地で初ライブのcurve。演奏前、緊張している、と言ってたメンバーでしたが、とても堂々としたプレイ。ギターとドラムの2人組で、BLUE BEARD,AS MEIASの高橋氏を感じさせる伸び伸びとしたボーカルに、歌心のあるドラムがしっかりと支える、きれいなメロディのロック。
HCバンドばかり出るライブでしたがお客さんのリアクションも良く、CDも売れてました。
で、次がCYNIC-19だったけな。なかなか良い演奏ができたと思います。お客さんはやはり狂ってました。
この日から今回、ジアクトで少し参加してもらってる、ファラオ・サンダース好きなサックスプレイヤー、サトゥーがシニックにも参加。いい感じでした。
次はバンド名は忘れましたが、テクニカルなグラインドっぽいバンドが出て結構かっこよかったです。
で、トリがthe act we act。やはり1日2ステージはきつく、とりあえず夢中でやりました。あまり覚えてないですが、フロアにあったソファーが飛び交う壮絶なライブでした。

ライブ終了後、ここでもシニックのメンバーは現地の女の子と写真撮影するなど大モテ。
あれ?今回のツアーは僕もシニックのメンバーのはずなんだけど。。。。。
ボーカルのマッコイ君に限っては女の子とユニフォーム交換ならぬ、上着の交換をしている始末!
さすが聖地、ジョホールバル!

その後いつも通りご飯を食べに行った(今回のツアーのほとんどのライブ会場の近くにレストランみたいなのがあった)。
僕はこの日疲れがピークで車で休ませてもらった。

いつも通り2時間以上かけてご飯を食べ、泊まらせてもらうナジールの家に。
僕の家なんかよりも数倍立派な家だった。

次はいのらん君、よろしくっす!

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