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ゴスペルハウスコミュの「十字架上のイエスさまの言葉 -3-」2023.03.12

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ゴスペルハウスメッセージ 2023.03.12
「十字架上のイエスさまの言葉 -3-」ヨハネ19:25-27

25 イエスの十字架のそばには、イエスの母とその姉妹、そしてクロパの妻マリアとマグダラのマリアが立っていた。
26 イエスは、母とそばに立っている愛する弟子を見て、母に「女の方、ご覧なさい。あなたの息子です」と言われた。
27 それから、その弟子に「ご覧なさい。あなたの母です」と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分のところに引き取った。

今週の聖書箇所は、十字架上のイエスさまの三番目の言葉です。
十字架上の七つの言葉は、午前中に三つ、午後に四つですので、午前中の最後になります。
この言葉は、「愛の言葉」「思いやりの言葉」とも言われます。

イエスさまの母親のマリアは、イエスさまが十字架にかかっているとき、十字架のそばにいました。
徹夜の裁判の後、鞭打たれ、いばらの冠を被せられ、血だらけでぼろぼろな姿のイエスさま、マリアはその愛する息子の死にゆく姿を、見ているのです。
病気でも怪我でもなく、罪人として、呪われた者として、群衆の徴収を浴びる者として、十字架上にいるイエスさま。
決して、取り戻すことのできない、愛する自分の息子のいのちの前で、マリアはどんなに苦しく、悲しく、辛かったことでしょう。
「できるなら、代わってあげたい。代わらせてほしい。」というのが、親としての本音でしょう。
しかし、その願いは届かないのです。

ルカの福音書第2章34-35節には、シメオンがマリアに言ったの言葉として、こうあります。
「この子は、・・・人々の反対にあうしるしとして定められています。あなた自身の心さえも、剣が刺し貫くことになります。」
生後40日経った後に、エルサレムの神殿で語られた、この33年前の言葉が、いま、マリアに現実のものとして迫っているのです。
「前から知ってたなら、覚悟できてたはずだから、大丈夫」なんて言う人は、人の心を何もわからない人だけでしょう。

そんなマリアに対して、ヨハネを息子にするように。
そしてヨハネに、マリアを母とするように。
自分がいなくなったあとのマリアを愛し、思いやるがゆえの言葉だったのです。
とてつもない大きな苦しみ、痛み、侮辱と呪いの中でも、愛すること、思いやることを持ち続けていたのです。
そしてその言葉のとおりに、ヨハネはマリアを引き取ったのです。

そして今日は、この言葉のもう一つの側面を開いていきましょう。
それは、イエスさまの言葉は、創造の言葉ということです。
「光、あれ。」(創世記1:1)からの天地創造の場面であるように、神様の言葉が、イエスさまの言葉が、全地、全宇宙を創造しました。
地上でのイエスさまも、言葉を発することで、病を癒やし、悪霊を追い出し、奇蹟を行いました。
その創造の言葉、力ある言葉が、ここで発せられたのです。
イエスさまの創造の言葉は、子ではなかった者・ヨハネを、マリアの子として創造したのです。
イエスさまの創造の言葉は、母ではなかった者・マリアを、ヨハネの母として創造したのです。
母と子とはだれも思えなかった二人を、母と子に創造したのです。

十字架の苦しみの中でも、イエスさまは創造の言葉を残したのです。
なぜなのでしょう。
それは、マリアとヨハネの二人だけのことではないからです。

エペソ人への手紙第2章9節には、こうあります。
「こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。」
同じ民族でもなく、同じ国の民とも考えることのできない者を、一つの民、神の家族として創造したのです。
これも、大きな意味で言えば、この十字架上の言葉の続きなのです。
十字架の前にも、十字架の真っ最中にも、十字架の後にも、イエスさまの創造の言葉は発せられ続け、創造され続けているのです。

そして、それはあなたにも、あなたの人生にも、続いているのです。
イエスさまの創造の言葉は、今の、あなたにも語られるのです。
それは、「そんなチャレンジ、私には無理」と思いこんでいることについてかもしれません。
「あの人とは、絶対に和解できない」と信じ込んでいることについてかもしれません。
「あのことは、私は無関係だから」と切り捨てていることについてかもしれません。
イエスさまは、創造の言葉を語り、あなたの思いや願いではなく、神様の思いや願いを、あなたの人生に実現させるのです。

イエスさまは、十字架の苦しみの中でも、創造の言葉を手放しませんでした。
それは、あなたの人生に、その言葉を届けるため、その創造を実現させるためです。
そう、十字架上の七つの言葉はすべて、どうしてもあなたに届けたい言葉でもあるのです。

今、心を開いて、心の耳をすませて、イエスさまがあなたに語る、創造の言葉を受け取りましょう。
そして、あなたの人生に、あなたの明日に、あなたの今に、神様の御心を実現させるのです。
ここにいる一人ひとりのあなたに、最高の創造の言葉と、神様の御心と祝福が、豊かにありますように。


【参考聖書箇所】
ルカ2:34-35
34 シメオンは両親を祝福し、母マリアに言った。「ご覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人が倒れたり立ち上がったりするために定められ、また、人々の反対にあうしるしとして定められています。
35 あなた自身の心さえも、剣が刺し貫くことになります。それは多くの人の心のうちの思いが、あらわになるためです。」

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