ゴスペルハウスコミュの「元旦礼拝」2023.01.01

ゴスペルハウスメッセージ 2023.01.01
「元旦礼拝」ローマ人への手紙 8:38-39

私はこう確信しています。
死も、いのちも、
御使いたちも、支配者たちも、
今あるものも、後に来るものも、
力あるものも、
高いところにあるものも、深いところにあるものも、
そのほかのどんな被造物も、
私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、
私たちを引き離すことはできません。
ローマ人への手紙 第８章３８-３９節

For I am persuaded that
neither death nor life,
nor angels nor principalities nor powers,
nor things present nor things to come,
nor height nor depth,
nor any other created thing,
shall be able to separate us from the Love of God
which is in Christ Jesus our Lord.
Romans 8:38-39

明けましておめでとうございます。
２０２３年が始まりました。
今年も、神様の愛とともに、歩んでまいりましょう。

２０２３年のゴスペルハウスの年間聖句は、ローマ人への手紙第８章３８-３９節です。
ローマ人への手紙の第８章は、聖書の中でも最も偉大な章の一つと言われています。
「こういうわけで、今や、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。」（８:１）から始まり、そして３９節で締めくくられるこの章は、ここまでの８章分の福音の結びの言葉と言えます。
そして、聖書の主題は、「神様の愛」「イエス・キリスト」「十字架の救い」なのですから、この章は聖書の内容の頂点とも言えます。

「十字架によって、イエスさまの覚悟の愛と、徹底的な従順によって、神様の愛はあなたに開かれ、決して奪われることはありません。」
当たり前のなかの当たり前の内容です。
でも、神様のひとり子が、罪もないのに身代わりになって、無実なのに呪われて死ぬという、非常識のなかの非常識がここにはあるのです。

この聖句の中の言葉を、分けながら見ていきましょう。
「死」「いのち」・・・私たちは、これらを自由にすることができません。
「御使い」「支配者」「力」・・・これらは、私たちには手出しができない強さを持っています。
「今」「未来」・・・私たちには変えることも、見極めることもできません。
「高さ」「深さ」・・・その果てに、私たちは届くことができません。
これらは、私たちよりも、あなたよりも、はるかに強大なのです。

その強大なものが束になって襲いかかってきたとしても、「神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」と言うのです。
それは、あなたの力のおかげでしょうか。
あなたの信仰や確信、あなたの希望や愛のおかげでしょうか。
いいえ、そうではありません。
もしそうなら、とっくに強大な何かに、神様の愛は奪われていることでしょう。

神様の愛があなたから引き離されないのは、神様の愛をあなたが失わないのは、あなたが神様の愛をしっかりと掴んでいるのではなく、神様の愛があなたをしっかりと掴んでいるからなのです。
しかも、すべての被造物、すべての力をはね返すほどの、神様の全力で、あなたを掴んでいるからです。

あなたが、あなたを誇らず、神様の愛を誇るとき、あなたは神様の愛の中に掴まれ、しっかりと掴まれ、そして本当の自由を得るのです。

神様の愛を誇りに、２０２３年を始めましょう。
そして、本当に自由なあなたを、手に入れるのです。

あなたの２０２３年が、神様の愛とともにありますように。