ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ゴスペルハウスコミュの「あなたのアイデンティティ」 ゴスペルハウス2022夏便り(3)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年8月夏休み
ゴスペルハウスからのお便り(3)

「あなたのアイデンティティ」(証詞)

あなたは、ご自分の名前が好きですか?
名前は、個人を示すものであり、アイデンティティを表すということもできるでしょう。
名前はあなたそのものと言っても過言ではない、大切なものです。

ところが、私は、ずっと自分の名前が嫌いでした。
「坂本」という姓もありきたりだし、「秀雄」という名前に古臭さを感じていたからです。
ですから、姓はともかく、せめて「隼人(はやと)」とか「悠介」とかいう名前だったらよかったのにとひがんでいたこともありました。
そして、自分の名前を言うことが恥ずかしくなり、ひいては、ありのままの自分自身を受け入れることができなくなってしまったのです。

それで、他人と違う突飛な行動や奇抜な格好をして、自分を偽るようになりました。
だれにも負けたくない、バカにされたくないと、やたらと攻撃的になり、ケンカやいさかいが絶えないようになりました。
周りの人がすべて敵に見えるのですから、親友はできるはずもなく、親しみのあるニックネームももちろんありません。
そしてまた、自分の名前を呼ばれることへの怒りが引き起こされるという、無限ループのような状態でした。

自分の名前を受け入れることができないことが、自分自身を受け入れることができないことを引き起こしたのです。
自分の名前を愛することができないので、自分自身を愛することができなかったのです。
自己のアイデンティティを、拒絶していたのです。

そんな私も、イエスさまを救い主として受け入れ、クリスチャンとしての歩みをはじめました。
理屈っぽい性格ではあるものの、攻撃性も凶暴性もケンカもいさかいも、私の生活を支配することはなくなりました。
しかし、古臭い名前は好きにはなれず、グズグズとわだかまっていました。

そんなとき、この聖書の言葉が目に飛び込んできました。
「弟子のひとりで、イエスが愛しておられた者」(ヨハネ福音書 第13章23節)
これは、この福音書の書き手であるヨハネのことです。
ヨハネは、自分自身を「ヨハネ」と書かずに「イエスが愛しておられた者」と書きました。
彼のアイデンティティは、ヨハネという名前を離れて、イエスさまに愛されている者となったのです。
イエスさまの愛によって、アイデンティティの変換がおこったのです。

私は、自分のアイデンティティも、ヨハネのように変えられたいと願いました。
しかし、ヨハネのような立派な信仰も決意も行動もない自分は、それにふさわしい者ではないという否定的な思いが私をしばりつけました。

悲しい気持ちになりながら読み進めていくと、次の言葉が私の心に刺さりました。
「あなたがしようとしていることを、今すぐしなさい。」(ヨハネ福音書 第13章27節)
いままさに、イエスさまを裏切ろうとするユダへの言葉です。
この言葉は、「裏切りなさい」という言葉ではありません。
「私の愛はあなたに向かって開かれているよ。愛に立ち返りなさい」という言葉です。
つまり、「イエスさまに愛されている者」というアイデンティティを獲得しなさい、与えます、という宣言なのです。

裏切ろうとしているユダの姿は、イエスさまの愛の前で逡巡している私の姿そのものでした。
愛から目を背け、自分の感情や知識にしばりつけられている、弱くてもろい罪人です。
しかしイエスさまは、そんなユダに、こんな私に、愛されている者というアイデンティティを与えてくれるのです。

私はこの招きを受け入れました。
イエスさまによって与えられた新しいアイデンティティに生かされる者となったのです。
今や私は「イエスさまに、やたらと愛されている伝道師」です。
アイデンティティが変えられた私は、自分の名前も、自分の性格も、自分の過去も、すべて受け入れられるようになったのです。

あなたのアイデンティティは、何ですか?

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ゴスペルハウス 更新情報

ゴスペルハウスのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング