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ゴスペルハウスコミュの「おびえと喜びと体験と」2022.04.23

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ゴスペルハウスメッセージ 2022.04.23
「おびえと喜びと体験と」ルカ24:36-43(並行聖書箇所:ヨハネ20:19-24)

36 これらのことを話していると、イエスご自身が彼らの真ん中に立ち、「平安があなたがたにあるように」と言われた。
37 彼らはおびえて震え上がり、幽霊を見ているのだと思った。
38 そこで、イエスは言われた。「なぜ取り乱しているのですか。どうして心に疑いを抱くのですか。
39 わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。幽霊なら肉や骨はありません。見て分かるように、わたしにはあります。」
40 こう言って、イエスは彼らに手と足を見せられた。
41 彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっていたので、イエスは、「ここに何か食べ物がありますか」と言われた。
42 そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、
43 イエスはそれを取って、彼らの前で召し上がった。

「これらのことを話していると」(36節)とありますが、それについて簡単に説明します。
イースターの朝、イエスさまは復活しました。
朝早く女たちが墓を見に行くと、蓋をしていた大きな石は取りのけられ、墓は空っぽでした。
御使いは、イエスさまがよみがえったと言うのです。
そしてイエスさま自身が、女たちに現れ、エマオへ行く途中で2人の弟子に現れ、そのことが弟子たちの隠れている部屋に伝えられました。
そこで話していたのが、「これらのことを話していると」なのです。

イエスさまは、「平安があなたがたにあるように」(36節)と現れました。
この言葉は、平安についての宣言とか教えではなく、日常のあいさつ「平安あれ、シャローム」であると考えます。
弟子たちは、ユダヤ人を恐れて、戸に鍵をかけて集まっていました(ヨハネ20:19参照)。
そこに、イエスさまは普通のあいさつ、くだけた言い方をすれば、「よぉ!」って現れたのです。

彼らはおびえて震え上がりました。
理由は、いろいろと考えられます。
ユダヤ人を恐れている弟子たちが、突然の訪問者に驚いたのかもしれません。
部屋には鍵をかけていたのに、イエスさまが突然現れたからかもしれません。
イエスさまの死について、自分自身の不甲斐なさ、罪深さ、弱さ、ずるさを知り、イエスさまに顔向けできない、申し訳ない、叱られると思ったのかもしれません。
よみがえりや復活という、常識的には起こり得ないできごとを、信じていなかったからかもしれません。
他にも、可能性はあるでしょう。

しかし、いずれにせよ、イエスさまは弟子たちを叱らず、柔和な主のまま、諭しました。
「私には、骨も肉もあるからね。幽霊じゃないよ。ほら。」

パリサイ人や律法学者、祭司長たちに一歩も引かなかったイエスさまが戻ってきたのです。
イエスさまは、自分の弱さもずるさも、一切、問わなかったのです。
日本の幽霊のように「うらめしやぁ〜」とは、出てこなかったのです。
力強い味方が、力強い主が戻り、そして自分は赦されている。
そのことがはっきりしたとき、弟子たちには喜びが与えられました。

しかし、彼らはこの喜びにも関わらず、まだ信じられず、不思議がっていました(41節)。
それは、なぜでしょう。
それは、ただ一点にあります。
「復活、よみがえりは、本当にあるのか?」という一点です。

人間は、他の生き物も、必ず死にます。
そして、死は、あと戻りすることのできない現象です。
このことは、今も昔も、ずっと同じです。
だから弟子たちは、喜んでいるのに、不思議が残るのです。
モヤモヤが晴れないのです。

聖書に、キリスト教に、初めて出会った人も、同じような体験をするのではないでしょうか。

聖書の言葉は、日常生活において、力強い味方で、励ましも導きも、与えてくれる。
聖書の神様は、バチをあてる神様ではなく、赦してくれる神様なんだ。
喜ばしい・・・けど、復活ってあるのか?・・・あやしい、不思議だ。

その解決は、体験しかありません。
説明ではなく、説得ではなく、体験です。
イエスさまはこのとき、弟子たちの前で魚を食べました。
弟子たちはそれを、目の前で見ました。
死者も幽霊も、ものを食べることはありません。
弟子たちは、目の前のできごとを見て、たしかにイエスさまが復活したのだと、わかりました。

今、私は、復活について、あなたを説得しようとは思いません。
なぜなら、すでに復活の事実を信じている人もいますし、それ以上に、復活をあなたがしっかりと味わうための体験を、イエスさまが用意していることを知っているからです。
あなたに一番ふさわしい体験を、あなたに一番ふさわしい時に、イエスさまは用意しているのです。
みんなが違う、みんながすごい、スペシャルオーダーなプレゼントです。

それを受け取るためには、特別な訓練も、特別な場所も必要ありません。
弟子たちは、おびえて鍵をかけて隠れていた、そのままの場所で、受け取りました。
その場にある魚で、漁師の出身が多かった弟子にとってなじみのある魚で、受け取りました。
特別に聖なる場所でも、特別な料理でもありません。
だから、そう、あなたの今の日常に、あなたのあたり前に、イエスさまが来るのです。
そしてあなたは、復活のイエスさまを体験するのです。

今、あなたが、おびえていてわからなくても、喜んでいてわからなくても、頭がモヤモヤしてわからなくても、大丈夫です。
イエスさまとの体験が、あなたの人生を変えます。
復活のいのちを信じ、復活のいのちを受け、復活のいのちを生きる毎日が、あなたのために用意されているのです。

イエスさまに期待しましょう。
復活の事実に、復活の力に、期待しましょう。

あなたのためにお祈りします。


【並行聖書箇所】
ヨハネ20:19-24
19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちがいたところでは、ユダヤ人を恐れて戸に鍵がかけられていた。すると、イエスが来て彼らの真ん中に立ち、こう言われた。「平安があなたがたにあるように。」
20 こう言って、イエスは手と脇腹を彼らに示された。弟子たちは主を見て喜んだ。
21 イエスは再び彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
22 こう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
23 あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦されます。赦さずに残すなら、そのまま残ります。」
24 十二弟子の一人で、デドモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。

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