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ゴスペルハウスコミュの「しかし、民は・・・しかし、主は」 2022.01.15

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ゴスペルハウスメッセージ 2022.01.15
「しかし、民は・・・しかし、主は」 詩篇81:8-16

8 聞け わが民よ。わたしはあなたを戒めよう。
 イスラエルよ わたしの言うことをよく聞け。
9 あなたのうちに 異なる神があってはならない。
 異国の神を拝んではならない。
10 わたしは あなたの神 主である。
 わたしが あなたをエジプトの地から連れ上った。
 あなたの口を大きく開けよ。
 わたしが それを満たそう。
11 しかし わたしの民はわたしの声を聞かず
 イスラエルは わたしに服従しなかった。

12 それでわたしは 彼らを頑なな心のままに任せ
 自分たちのはかりごとのままに歩ませた。
13 ああ ただ わたしの民がわたしに聞き従い
 イスラエルがわたしの道を歩んでいたなら。
14 わたしはただちに 彼らの敵を征服し
 彼らに逆らう者に 手を下したのに。
15 主を憎む者どもは主にへつらうが
 彼らの刑罰の時は永遠にまで至る。
16 しかし主は 最良の小麦を御民に食べさせる。
 わたしは岩から滴る蜜で あなたを満ち足らせる。」

2022年のゴスペルハウスの年間聖句は、詩篇第81篇10節です。
テーマは、「信頼の年 - Trust Jesus -」です。
これからのお話しは、元旦の「日本一早い元旦礼拝」でもお話したこともありますが、深夜のメッセージだったので、覚えていない人もいるかと思います。
なので、繰り返しを含みながら、お話します。

信頼の年のイメージは、ツバメの巣の中のヒナです。
ヒナは、生きるために、成長するために、精いっぱい口を大きく開きます。
自分でエサを捕まえることもなく、捕まえることもできず、親鳥が与えるエサを疑うこともありません。
ヒナは親鳥に向かって大きな口を開け、親鳥はその信頼を裏切ることなくエサを運び続けるのです。
この親鳥とヒナのような関係を、神様とあなたとの間で構築し、体験する、そんな2022年でありたいとお話しました。

11節にこうあります。
「しかし わたしの民はわたしの声を聞かず イスラエルは わたしに服従しなかった。」
つまり、イスラエルの民、神様の民は、大きな口を開けなかったのです。
神様の約束を、受け入れることができなかったのです。

それは、なぜでしょう。
私は、「頭が良くなったから」「体験が民を賢くしたから」だと考えます。

2004年のわが家(サンパウロ・ゴスペルハウス)でのことです。
私は食事中などに、ハレル(当時4歳・長男)に「目つぶって、口あいて!」と言うことがよくありました。
はじめは、目を閉じると口も一緒に閉じたり、口を開けると目を一緒に開けたりしてうまくできませんでした。
しないのではなく、できなかったのです。
やっとできるようになったハレルの口の中に、大好きなチョコレートを私は入れました。
ハレルは笑顔になりました。

2008年にブラジルから帰国したあとのことです。
JTJの神奈川学友会の集会で、メッセンジャーを依頼されました。
その集会で出会った3人の姉弟(長女・次女・末っ子の弟)と、集会後に一緒に道を歩いていました。
私は「いいものあげるね」と言って、3人の前に、こぶしを握って出しました。
中身は手の中にあって、見えないようにしてです。
長女さん(15歳ぐらいだったでしょうか)は、「え?え!なに?なに!」と、戸惑っていて、手を出しませんでした。
彼女にとって私は、今日はじめて出会ったおじさんであり、メッセージ聞いたから悪い人ではないと思うけど、知らない人です。
ですから、これが正常な行動かもしれません。
次女さん(12歳ぐらい)は、おっかなびっくり、手を出しかけたり引っ込めたりしていました。
弟くん(10歳ぐらい)は、「うん!」と、手のひらを上に向けて出しました。
そして、私の手から、アメ玉を受け取りました。
それを見て、姉たちも、手を出しました。

今朝(2022年)のわが家(ゴスペルハウス)のことです。
結(末っ子・7歳)に、「目つぶって、口あいて!」と、初めて言ってみました。
ハレルと同様に、試行錯誤しながらできるようになった結の口に、ぶどうのラムネ菓子を入れました。
すると結は、「ペッ!」と手のひらに菓子を吐き出し、目で確認した上で、うれしそうに食べていました。

年齢が上がるほど、体験を積むほど、大きな口を開くのは難しくなるようです。
それは、それまでに他の人にされたこと、他の人から聞いたことなど、様々な体験が、人を臆病に、人を慎重にさせるのです。
小さな子どもたちだけではありません。
現代は、詐欺が横行し、それに対する十分な備えが求められています。
固定電話はつねに留守電にしておくとか、家族で合言葉を決めておくとか。
また、知らない人は、すべて不審者とされるような状況で、気軽に道を聞くこともできません。
自己責任がやたらと押し付けられ、自身の権利だけを声高に訴える人もいて、とても窮屈な世界です。
こんな状況にあって、大きく口を開けて平気な人は、よほど強い人か、あるいは愚か者でしょう。

イスラエルの民も、それで口を開くことができなかったのです。
彼らが経験した様々な歴史が、そこから得た知識が、神様の約束の前に立ちはだかってしまったのです。
神様の約束を信頼できず、神様の言葉に服従できなかったのです。
つらく悲しい体験が、苦しく悔しい体験が、彼らを尻込みさせました。
自身の感情が邪魔をして、約束を信じ切ることができませんでした。
それは、過去のイスラエルだけでなく、今に生きるあなたも、同じです。

「信頼に足る神様の招き」に対して、「しかし、民は受け入れなかった」のです。

ただ、神様は、そんなイスラエルを、そんなあなたを、見捨てません。
「ああ ただ わたしの民がわたしに聞き従い イスラエルがわたしの道を歩んでいたなら。」(13節)
「しかし主は 最良の小麦を御民に食べさせる。 わたしは岩から滴る蜜で あなたを満ち足らせる。」(16節)
民が立ち返るなら、神様は最良・最善をもって、受け入れてくれるのです。

それを可能にするポイントは、1回の体験です。
それは、自分自身の体験でも、他者の体験でも構いません。

2004年のハレルは、その後、「目をつぶって」というだけで口も開くようになりました。
2008年に出会った次女さんは、今では、私が握った手を出すと、手のひらを出してくれるようになりました。
ただ「坂本さん、変なものだったら承知しませんよ」と、笑顔で圧力をかけてきますが。
今日の結を見て、姉のほまれは、私のそばに来て、目をつぶって大きな口を開いています。
今、臆病なあなたも、慎重すぎるあなたも、変わることができるのです。

「信頼に足る神様の招き」に対して、「しかし、民は受け入れなかった」のですが、「しかし、神である主は、あきらめなかった」のです。

一度、神様の前に、目をつぶり、大きな口を開けてください。
こわいかも知れません。
古い傷がうずくかも知れません。
頭や感情がついていかないかも知れません。

でも、その一度が、あなたを神様との関係を変えるのです。
あなたの毎日を、あなたの生活を、あなたのいのちを、変えるのです。
2022年が、その第一歩となりますように。

あなたのために、お祈りします。

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