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ゴスペルハウスコミュの「あなたには理由があるか」2021.08.21

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ゴスペルハウスメッセージ 2021.08.21
「あなたには理由があるか」ヨブ1:6-12

6 ある日、神の子らがやって来て、主の前に立った。サタンもやって来て、彼らの中にいた。
7 主はサタンに言われた。「おまえはどこから来たのか。」サタンは主に答えた。「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」
8 主はサタンに言われた。「おまえは、わたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように、誠実で直ぐな心を持ち、神を恐れて悪から遠ざかっている者は、地上には一人もいない。」
9 サタンは主に答えた。「ヨブは理由もなく神を恐れているのでしょうか。
10 あなたが、彼の周り、彼の家の周り、そしてすべての財産の周りに、垣を巡らされたのではありませんか。あなたが彼の手のわざを祝福されたので、彼の家畜は地に増え広がっているのです。
11 しかし、手を伸ばして、彼のすべての財産を打ってみてください。彼はきっと、面と向かってあなたを呪うに違いありません。」
12 主はサタンに言われた。「では、彼の財産をすべておまえの手に任せる。ただし、彼自身には手を伸ばしてはならない。」そこで、サタンは主の前から出て行った。

わが家の聖書かるたの「つ」は、「つらくても 神様信じて 祈るヨブ」です。
ヨブ記は、全編にわたって苦しむヨブが描かれています。
ヨブが苦しむ理由は、冒頭の1-2章に、はっきりと示されています。
今回はその一部だけを紹介しましたが、ぜひ、この2章を通して読んでほしいと思います。
その後のおよそ40章は、理由がわからない当事者たちが、ウロウロしている印象です。
読者である私たちは、理由がわかって読みすすめるというわけです。

ここでのサタンは、「訴える者」「告発する者」という意味で登場します。
地上の支配者としてのサタンではなく、堕落した御使いという姿でもありません。
やたらと絡んできて、しつこくねちっこく突っ込んできます。
現代の人間にも、匿名のSNSの住人にも、多くいそうなタイプです。

サタンは、ヨブを絶賛する神様に言います。
「ヨブは理由もなく神を恐れているのでしょうか。」(9節)
ヨブには、理由があるから、神様を敬っているんだ。
ヨブには、理由があるから、神様を礼拝しているんだ。
財産や家族などが神様によって与えられているのが、その理由だというのです。

それで神様は、サタンに、ヨブの財産を任せました。
それによって、財産を失い、子どもたちも失ったヨブは大変に驚き悲しみましたが、それでも神様を呪ったり、神様に愚痴をこぼすことはありませんでした。

サタンはさらに、「財産ではなく、自分の身体だったら、だめになるでしょう」と言い、神様はそれもサタンに任せました。
足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物に冒されたヨブは、それでも罪に陥りませんでした。
妻はヨブに「あなたは、これでもなお、自分の誠実さを堅く保とうとしているのですか。神を呪って死になさい。」とまで言うのですが、それでもヨブは、神様を離れませんでした。

理由がなければ、礼拝をやめるはず。
理由がなければ、信仰を捨てるはず。
理由がなければ、従順ではいられないはず。
というサタンの訴えは、退けられたのです。

さて、それでは、現代のクリスチャン、現代の教会員には、礼拝する理由があるのでしょうか。
つまり、あなたには、礼拝する理由があるのでしょうか。
「お義理で行ってるんです」とか「休むと電話がかかってくるから」とかは、論外ですね。

ある人はこう言うでしょう。
「□□牧師のお話は、とっても元気がもらえるから」
では、その牧師が退任したり転任したら、どうしますか。

他の人はこう言うかもしれません。
「礼拝後の教会員同士の交わりが、とても素敵なので」
ひょんなことで、人間関係のトラブルが起きたら、どうしますか。

こう言う人もいます。
「すごく癒やされる時間なんです」
「聖歌隊の歌声で、清らかな気持ちになるんです」
人間の気分や感情なんて、とても不安定なものです。
そんな起伏の激しいものを理由にしたら、続きません。

どれも「訴える者」「告発する者」であるサタンにかかったら、イチコロでしょう。
しかし、理由もなく、ただ強い信仰と意志だけでは、ほとんどの人にとって無理であるのも現実です。
「彼(ヨブ)のように、誠実で直ぐな心を持ち、神を恐れて悪から遠ざかっている者は、地上には一人もいない。」と、神様も言っているのですから。

では、だれもが躓いて、教会を離れていくのでしょうか。
礼拝をすることをやめてしまうのでしょうか。
「元クリスチャン」と、自称するようになるのでしょうか。

答えは「ノー!」です。
あなたには、理由があるのです。
だれからも訴えられることのない、だれの告発も寄せ付けない、だれも取り去ることのできない、理由があるのです。

それが、イエスさまの十字架です。
血みどろで、痛めつけられ、罵声を浴び、十字架上で呪われたイエスさま。
ぼろ雑巾のようなその姿が、あなたを罪から救ったのです。
この愛は、だれにも取り消すことはできません。
だれにも否定することはできません。
歴史上のはっきりとした事実であり、あなたの人生におけるはっきりとした事実なのです。

血みどろのイエスさまが、血のしたたる十字架が、あなたへの神様の愛のしるしです。
揺るぐことのない、愛のしるしなのです。

まだ、この血みどろのイエスさまに出会っていない人は、血の滴り落ちる十字架に出会っていない人は、ぜひ、神様に求めてください。
祈りの中で、十字架のみもとへ行って、血のしたたるその場所で、釘の打たれたイエスさまの手足を、槍に貫かれたそのわき腹を、その目で見てください。
その覚悟の愛を、味わってください。
あなたに向けられた愛の眼差しを、受け取ってください。

そのとき、あなたが神様とともに生きる理由、揺るがされない永遠の理由が、あなたのものになるのです。
あなたに与えられる理由に、与えられている理由に、期待しましょう。

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