ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ゴスペルハウスコミュの「悪い農夫たちのたとえ(レント-4)」2021.03.14

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ゴスペルハウスメッセージ 2021.03.14
「悪い農夫たちのたとえ(レント-4)」マルコ12:1-12

1 それからイエスは、たとえで彼らに話し始められた。「ある人がぶどう園を造った。垣根を巡らし、踏み場を掘り、見張りやぐらを建て、それを農夫たちに貸して旅に出た。
2 収穫の時になったので、ぶどう園の収穫の一部を受け取るため、農夫たちのところにしもべを遣わした。
3 ところが、彼らはそのしもべを捕らえて打ちたたき、何も持たせないで送り返した。
4 そこで、主人は再び別のしもべを遣わしたが、農夫たちはその頭を殴り、辱めた。
5 また別のしもべを遣わしたが、これを殺してしまった。さらに、多くのしもべを遣わしたが、打ちたたいたり、殺したりした。
6 しかし、主人にはもう一人、愛する息子がいた。彼は『私の息子なら敬ってくれるだろう』と言って、最後に、息子を彼らのところに遣わした。
7 すると、農夫たちは話し合った。『あれは跡取りだ。さあ、殺してしまおう。そうすれば、相続財産は自分たちのものになる。』
8 そして、彼を捕らえて殺し、ぶどう園の外に投げ捨てた。
9 ぶどう園の主人はどうするでしょうか。やって来て、農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるでしょう。
10 あなたがたは、次の聖書のことばを読んだことがないのですか。『家を建てる者たちが捨てた石、それが要の石となった。
11 これは主がなさったこと。私たちの目には不思議なことだ。』」
12 彼らは、このたとえ話が自分たちを指して語られたことに気づいたので、イエスを捕らえようと思ったが、群衆を恐れた。それでイエスを残して立ち去った。

このたとえばなしの内容は明確です。
ぶどう園の主人は、神様です。
ぶどう園はイスラエルで、農夫たちはその指導者たち(王・祭司長・律法学者など)です。
遣わされるしもべは、預言者です。
主人の息子は、イエスさまです。
また、10-11節は、詩篇第118篇22-23節の引用です。

エジプトで奴隷になっていたイスラエル民族を神様の民とし、すべてを神様が準備して、導き、守り、救い出した事実があります。
それが、ぶどう園をすべて準備して農夫に預けた主人の姿です。
にもかかわらず、イスラエルの指導者たちは、何度も繰り返し神様を裏切りました。
預言者たちを遣わしても、その言葉を聞いて悔い改めることは、あまりありませんでした。
かえって、預言者たちを迫害し、殺すことさえあったのです。

こういう過去の出来事を踏まえて、これから起きることをたとえで示したのが、この箇所です。
農夫たちが主人の息子を殺すことを通して、イエスさま自身の受難(死)を予告したのです。
その予告通り、イスラエルの指導者たちが拒絶し、十字架で殺したイエスさまが、全世界の人々の人生の要石になったのです。
人間の目には予想もできない不思議なことですが、ここに神様の救いの計画が成就するのです。

さて今年は、この箇所から、もう一つの事実を開いていきましょう。

何度も裏切り続ける農夫たちに対して、主人は繰り返ししもべを遣わします。
それは、約束していた収穫の一部を受け取るためです。
このとき、主人は、受け取りの条件を変えることはしませんでした。
農夫に裏切られても、約束を変えることがなかったのです。
罰則や罰金、ペナルティの追徴などは何もなく、元通りの条件で求め続けたのです。

神様は、徹底して約束を変えないのです。
できないことを理由に、ハードルを下げることはないのです。
何度も裏切ったことを理由に、ハードルを上げることもないのです。
文句言っても、信じても、揺るがない約束と基準があるのです。

しかし、罪は人をしっかりと捕らえていました。
神様の条件を、神様のハードルを、だれもクリアすることはできなかったのです。
そして今でも、自力でクリアできる人はいないのです。
だからこそ、イエスさまは、すべての人の罪を背負って、十字架についたのです。
約束を変えるのではなく、神様のひとり子・イエスさまの死によって約束を成就することを、神様は選んだのです。

揺るがない約束と基準は、それによって与えられる揺るがない権利の礎です。
すべての人が、神様から満点・満額回答を、つまり完全な赦しと永遠のいのちを得るために、イエスさまは2千年前に十字架にかかったのです。

そしてこの約束と基準は、今もまったく揺らいでいないのです。
すべての人の罪は、十字架によって赦されます。
あなたが何をしてもしなくても、関係ありません。
あなたがそれを信じても信じられなくても、事実です。
揺らぐことのない救いと愛は、あなたに注がれているのです。

救われた者、赦された者、愛されている者として、今日を生きましょう。


【並行箇所】
マタイ21:33-46
33 もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がいた。彼はぶどう園を造って垣根を巡らし、その中に踏み場を掘り、見張りやぐらを建て、それを農夫たちに貸して旅に出た。
34 収穫の時が近づいたので、主人は自分の収穫を受け取ろうとして、農夫たちのところにしもべたちを遣わした。
35 ところが、農夫たちはそのしもべたちを捕らえて、一人を打ちたたき、一人を殺し、一人を石打ちにした。
36 主人は、前よりも多くの、別のしもべたちを再び遣わしたが、農夫たちは彼らにも同じようにした。
37 その後、主人は『私の息子なら敬ってくれるだろう』と言って、息子を彼らのところに遣わした。
38 すると農夫たちは、その息子を見て、『あれは跡取りだ。さあ、あれを殺して、あれの相続財産を手に入れよう』と話し合った。
39 そして彼を捕らえ、ぶどう園の外に放り出して殺してしまった。
40 ぶどう園の主人が帰って来たら、その農夫たちをどうするでしょうか。」
41 彼らはイエスに言った。「その悪者どもを情け容赦なく滅ぼして、そのぶどう園を、収穫の時が来れば収穫を納める別の農夫たちに貸すでしょう。」
42 イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、聖書に次のようにあるのを読んだことがないのですか。『家を建てる者たちが捨てた石、それが要の石となった。これは主がなさったこと。私たちの目には不思議なことだ。』
43 ですから、わたしは言っておきます。神の国はあなたがたから取り去られ、神の国の実を結ぶ民に与えられます。
44 また、この石の上に落ちる人は粉々に砕かれ、この石が人の上に落ちれば、その人を押しつぶします。」
45 祭司長たちとパリサイ人たちは、イエスのこれらのたとえを聞いたとき、自分たちについて話しておられることに気づいた。
46 それでイエスを捕らえようとしたが、群衆を恐れた。群衆はイエスを預言者と認めていたからである。

ルカ20:9-19
9 また、イエスは人々に対してこのようなたとえを話し始められた。「ある人がぶどう園を造り、それを農夫たちに貸して、長い旅に出た。
10 収穫の時になったので、彼は農夫たちのところに一人のしもべを遣わした。ぶどう園の収穫の一部を納めさせるためであった。ところが農夫たちは、そのしもべを打ちたたき、何も持たせないで帰らせた。
11 そこで別のしもべを遣わしたが、彼らはそのしもべも打ちたたき、辱めたうえで、何も持たせないで帰らせた。
12 彼はさらに三人目のしもべを遣わしたが、彼らはこのしもべにも傷を負わせて追い出した。
13 ぶどう園の主人は言った。『どうしようか。そうだ、私の愛する息子を送ろう。この子なら、きっと敬ってくれるだろう。』
14 ところが、農夫たちはその息子を見ると、互いに議論して『あれは跡取りだ。あれを殺してしまおう。そうすれば、相続財産は自分たちのものになる』と言った。
15 そして、彼をぶどう園の外に放り出して、殺してしまった。こうなったら、ぶどう園の主人は彼らをどうするでしょうか。
16 主人はやって来て農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるでしょう。」これを聞いた人たちは、「そんなことが起こってはなりません」と言った。
17 イエスは彼らを見つめて言われた。「では、『家を建てる者たちが捨てた石、それが要の石となった』と書いてあるのは、どういうことなのですか。
18 だれでもこの石の上に落ちれば、粉々に砕かれ、またこの石が人の上に落ちれば、その人を押しつぶします。」
19 律法学者たちと祭司長たちは、このたとえ話が自分たちを指して語られたことに気づいた。それでそのとき、イエスに手をかけて捕らえようとしたが、民を恐れた。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ゴスペルハウス 更新情報

ゴスペルハウスのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング