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ゴスペルハウスコミュの「東方の博士たち」2021.01.09

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ゴスペルハウスメッセージ 2021.01.09
「東方の博士たち」マタイ2:1-12

1 イエスがヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東の方から博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
2 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちはその方の星が昇るのを見たので、礼拝するために来ました。」
3 これを聞いてヘロデ王は動揺した。エルサレム中の人々も王と同じであった。
4 王は民の祭司長たち、律法学者たちをみな集め、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。
5 彼らは王に言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれています。
6 『ユダの地、ベツレヘムよ、あなたはユダを治める者たちの中で決して一番小さくはない。あなたから治める者が出て、わたしの民イスラエルを牧するからである。』」
7 そこでヘロデは博士たちをひそかに呼んで、彼らから、星が現れた時期について詳しく聞いた。
8 そして、「行って幼子について詳しく調べ、見つけたら知らせてもらいたい。私も行って拝むから」と言って、彼らをベツレヘムに送り出した。
9 博士たちは、王の言ったことを聞いて出て行った。すると見よ。かつて昇るのを見たあの星が、彼らの先に立って進み、ついに幼子のいるところまで来て、その上にとどまった。
10 その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。
11 それから家に入り、母マリアとともにいる幼子を見、ひれ伏して礼拝した。そして宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
12 彼らは夢で、ヘロデのところへ戻らないようにと警告されたので、別の道から自分の国に帰って行った。

わが家の聖書かるたの「ほ」の札は、「星めざし はるばる旅する 博士たち」です。
今週の聖書箇所は、その博士たちです。

博士たちは星を見て、ユダヤの新しい王の誕生を知りました。
占星や天文の博士だったのか、政治に興味のある博士だったのか、そのあたりは不明ですが、彼らはその王に会いに行くことにしました。
彼らは、十分な準備をして、ルートや水や食糧の手配も終え、そして出発したはずです。
砂漠や荒野を行くのに、いきあたりばったりでは生命の危機です。
当時の砂漠には、コンビニもなければドライブインもありません。

博士たちは、星によって知らされ、正しい備えで、正しいルートで旅立ちました。
しかし、その道は、途中で行き詰まることとなります。
ユダヤの地まで来たものの、そこから先、どこへ行けばいいのかわからなくなってしまったのです。
彼らはきっと「新しい王の誕生を、ユダの民はみな、知っているだろう」と思っていたのではないでしょうか。
そこまで行けば、だれに聞いても、新しい王のもとへとたどり着ける予定だったでしょう。
しかし、ユダヤ人たちは、まったくの平常どおりの生活をしており、王の誕生を知らないのです。

確かに正しく進んできたはずなのに、行き詰まってしまう。
これは、私たちの信仰生活、神様との関係の中でも起こりうることです。

聖霊様に教えられ、正しい態度で、正しい毎日を送っているつもりでも、その導きを見失うことがあります。
神様の声が聞こえず、導きがわからず、迷うことがあります。
それは、心のざわめきのせいかも知れません。
他人からかけられた言葉や、態度が原因かも知れません。
周囲や世界の状況、心が苦しみや悲しみでいっぱい、欲に目がくらんで・・・・
見失い迷う原因を上げたら、きりがありません。

心を静めて神様の前に出るとき、神様は導きを与えてくれます。
道を示してくれます。
あなたの目を、見えるようにしてくれます。
イザヤ書第30章15節に、こうあるとおりです。
「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。」(イザヤ30:15)

このことは、皆さんもよく知っていることだと思います。
でも、なかなかできないということも、体験しているのではないでしょうか。
実は、イザヤ30:15には、まだ続きがあります。
「しかし、あなたがたは、これを望まなかった。」(イザヤ30:15)
今も昔も、罪人の行動は変わらないということですね。

しかし、異邦人である博士たちは、はからずとも、これができたのです。
彼らは、ヘロデ王を訪ね、新しい王の誕生の地はベツレヘムという答えを得ました。
そして、彼らが出発すると、またもや星が導き始めたのです。
「本当に頭のいい人は謙虚」とか「金持ち喧嘩せず」という言葉が、思い起こされますね。

星の導きでイエスさまのもとへたどり着いた彼らは、贈り物を贈り、ひれ伏します。
それは、理にかなった正しい態度です。
新しい王にひれ伏すこと、そして、コンパクトで高価な贈り物を捧げること。

博士たちの目的は、見事に達成されました。
あとは、正しく帰るだけです。
来た道をたどって帰れば、情報も十分で、安心安全です。
それが一番正しい帰り道のルートです。
しかし、彼らは夢で警告を受けます。

このとき、彼らは、正しいことよりも、もっと上のことに従いました。
自分たちの正しさよりも、自分たちを導いた方(かた)の正しさを優先しました。
つまり、人間の正しさよりも、神様の正しさを選びました。
自分の正しさを放棄する強さ、潔さ、勇気があったのです。

あなたも私も、自分なりに正しく生きています。
できていないことを言い訳しつつ、正しくあろうと、正しく見せようと、しています。
しかし、ときに神様は、あなたのその正しさを、捨てさせようとすることがあるのです。

その時、あなたはどうしますか?

博士たちのように、潔く捨てることができますか。
それとも、(ヘロデ王のように)自分の正しさにしがみつきますか。

果たして、あなたの手のひらがつかむのは、何でしょう。

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