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ゴスペルハウスコミュの「バズらない尊さ --アドベント(2)--」 2020.12.05

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#ゴスペルハウスメッセージ 2020.12.05
「バズらない尊さ --アドベント(2)--」 マタイ1:1-17

1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図。
2 アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダとその兄弟たちを生み、
3 ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み、ペレツがヘツロンを生み、ヘツロンがアラムを生み、
4 アラムがアミナダブを生み、アミナダブがナフションを生み、ナフションがサルマを生み、
5 サルマがラハブによってボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み、
6 エッサイがダビデ王を生んだ。ダビデがウリヤの妻によってソロモンを生み、
7 ソロモンがレハブアムを生み、レハブアムがアビヤを生み、アビヤがアサを生み、
8 アサがヨシャファテを生み、ヨシャファテがヨラムを生み、ヨラムがウジヤを生み、
9 ウジヤがヨタムを生み、ヨタムがアハズを生み、アハズがヒゼキヤを生み、
10 ヒゼキヤがマナセを生み、マナセがアモンを生み、アモンがヨシヤを生み、
11 バビロン捕囚のころ、ヨシヤがエコンヤとその兄弟たちを生んだ。
12 バビロン捕囚の後、エコンヤがシェアルティエルを生み、シェアルティエルがゼルバベルを生み、
13 ゼルバベルがアビウデを生み、アビウデがエルヤキムを生み、エルヤキムがアゾルを生み、
14 アゾルがツァドクを生み、ツァドクがアキムを生み、アキムがエリウデを生み、
15 エリウデがエレアザルを生み、エレアザルがマタンを生み、マタンがヤコブを生み、
16 ヤコブがマリアの夫ヨセフを生んだ。キリストと呼ばれるイエスは、このマリアからお生まれになった。
17 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。

新約聖書の冒頭マタイの福音書は、系図です。
聖書全体の冒頭は、「はじめに神が天と地を創造された。」(創世記1:1)と、唯一の神様の創造を宣言しました。
時間と空間のすべては、神様によって創られたのだという宣言です。
新約聖書の冒頭では、「アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリスト」と宣言しています。
「アブラハムの子」とは、約束の救い主。
そして、「ダビデの子」とは、王座にある者。
つまり、「約束の救い主であり王であるイエス」という、高らかな宣言なのです。

ツイッターなどのSNSで、「バズる」という言葉を聞きます。
バズるとは、書き込んだものが、多くの人に見られて、多くの「いいね」を得ることです。
反対に、「炎上する」とは、書き込んだものが、多くの人から非難や攻撃されることです。
肯定的な多くの反響か、否定的な多くの反響かという違いですね。
バズることを希求したり、炎上することを恐れたり、SNSは、気苦労が絶えません。

さて、17節にこうあります。
「それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。」(17節)
系図が、3つの部分に分けられるというのです。
ここから、「バズらない尊さ」として、聖書を開いていきましょう。

第一番目は、「アブラハムからダビデまでが全部で十四代」です。
「〜によって」として登場する、4人の女性がいます。

「タマルによって」(4節)のタマルは、ユダの長男の妻でした。
子をなすことなく長男が死んでしまったので、タマルは次男オナンの妻となります。
しかし、オナンも子をなすことなく死んだため、三男シェラの妻になるべきだったのですが、ユダがシェラまでが死んでしまうのを恐れて、タマルを遠ざけました。
そのため、タマルは遊女に扮して、ユダと関係を持ち、ペレツとゼラフを生んだのです。

「ラハブによって」(5節)のラハブは、エリコの遊女でした。
また、タマルとラハブは、カナン人(ユダヤ人にとっての異邦人)であったのではないかと考えられます。

「ルツによって」のルツは、夫を亡くしたモアブ人の未亡人です。

「ウリヤの妻によって」は、バテ・シェバという名で、ダビデ王が不倫の関係を結んだ女性です。
ウリヤは、ダビデの配下の勇士でしたが、ダビデの陰謀により戦場で死にます。

系図上の4人の記事は、どれをとっても「炎上」ものです。
異邦人や不倫、遊女や裏切り、恥ずかしい系図、汚れた系図です。
しかし、人間の汚れた現実、隠したい現実に、約束の救い主が生まれたのです。

第二番目は、「ダビデからバビロン捕囚までが十四代」です。
ここには、ダビデ王朝の王たちが書かれています。
王なのですから、皆から注目され、関心を持たれていたことでしょう。
つまり、バズったり炎上したりしていた人たちの系図です。

善王・悪王とかんたんに分けてしまうことには、評価が分かれるとは思いますが、参考までに善王と悪王に分けてみます。
ソロモン(善王)、レハブアム(悪王)、アビヤ(悪王)、アサ(善王)、ヨシャファテ(善王)、ヨラム(悪王)、ウジヤ(善王)、ヨタム(善王)アハズ(悪王)、ヒゼキヤ(善王)、マナセ(悪王)、アモン(悪王)、ヨシヤ(善王)、エコンヤ(悪王)。

第三番目は、「バビロン捕囚からキリストまでが十四代」です。
ここにも王の名も書かれているのですが、アビウデ(13節)以降は、旧約聖書にも新約聖書にもここ以外に書かれていない人が並びます。
また、ここでも何かしたということは書かれておらず、名が記されているだけ、系図の途中であるだけです。
つまり、バズりもしない、炎上もしない、注目も称賛も非難もされない人たちです。

私たちの多くがSNSで発信しているのも、こんな状態ではないでしょうか。
バズりたいと希求してもかなわない、それで、炎上覚悟で犯罪的な動画をアップする人たちも、中にはいるようですが。
普通の生活をしていたら、バズることも炎上することも、およそ無縁であるでしょう。

でも、それでいいのです。

他人に注目されなくても、人に相手にされなくても、自慢できることがなくても、自分を責めないでいいのです。
神様が人間に与えた最初の命令は、「生めよ。増えよ。」(創世記1:28)です。
生まれてよい、生きててよい、つまり、あなたが生きていることが、神様の御手の中で生かされていることが、神様の御心なのです。

生きていること、バズりも炎上もしないで生きていること、そのことを通して、全世界の救いの計画を神様は成し遂げたのです。
その証拠が、この、ここにしか名前が記されていない、注目も称賛もされない人たちの系図なのです。
しかし、その彼らなしでは、この救い主の誕生はなかったのです(少なくともこの形では)。

あなたの人生も、バズらないかもしれません。
一旗揚げることも、錦を飾ることも、炎上することすら、ないかもしれません。
しかし神様は、そんなあなたを尊いとするのです。
そんなあなたを大切に思い、大きな役割を与えるのです。
その役割の結果を、その計画の成就を、あなたは見ることはないかもしれません。
でも、たしかにあなたの人生に、神様の計画はあるのです。

今を、そのままの姿のあなたを、神様とともに生きましょう。
人の目には、バズらない人生かもしれません。
でも、神様の目には、尊い人生なのです。
あなたの人生にしかない、神様から与えられる大切な役割があります。
今はまったく見えなくても、自分を責めずに、赦して、愛して、生きましょう。

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