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ゴスペルハウスコミュの「一死多生」2020.10.24

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ゴスペルハウスメッセージ 2020.10.24
「一死多生」ローマ5:12-21

12 こういうわけで、ちょうど一人の人によって罪が世界に入り、罪によって死が入り、こうして、すべての人が罪を犯したので、死がすべての人に広がったのと同様に──
13 実に、律法が与えられる以前にも、罪は世にあったのですが、律法がなければ罪は罪として認められないのです。
14 けれども死は、アダムからモーセまでの間も、アダムの違反と同じようには罪を犯さなかった人々さえも、支配しました。アダムは来たるべき方のひな型です。
15 しかし、恵みの賜物は違反の場合と違います。もし一人の違反によって多くの人が死んだのなら、神の恵みと、一人の人イエス・キリストの恵みによる賜物は、なおいっそう、多くの人に満ちあふれるのです。
16 また賜物は、一人の人が罪を犯した結果とは違います。さばきの場合は、一つの違反から不義に定められましたが、恵みの場合は、多くの違反が義と認められるからです。
17 もし一人の違反により、一人によって死が支配するようになったのなら、なおさらのこと、恵みと義の賜物をあふれるばかり受けている人たちは、一人の人イエス・キリストにより、いのちにあって支配するようになるのです。
18 こういうわけで、ちょうど一人の違反によってすべての人が不義に定められたのと同様に、一人の義の行為によってすべての人が義と認められ、いのちを与えられます。
19 すなわち、ちょうど一人の人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、一人の従順によって多くの人が義人とされるのです。
20 律法が入って来たのは、違反が増し加わるためでした。しかし、罪の増し加わるところに、恵みも満ちあふれました。
21 それは、罪が死によって支配したように、恵みもまた義によって支配して、私たちの主イエス・キリストにより永遠のいのちに導くためなのです。

漢字の読み方には、音読みと訓読みがあります。
すべての漢字の中で最も多くの読み方があるのは、「生」という漢字だそうです。
固有名詞などを含めると、100種類以上もの読み方があると言われています。
反対に、最も少ない読み方しかないのが、「死」という漢字だそうです。

今週の聖書箇所は、イエスさまの十字架を最もよく表す部分の一つです。
しかし、やや難解、いえ、かなり難解な箇所でもあります。
同じパウロが書いたコリント人への第一の手紙では、もう少し簡潔に書かれています。

1コリント15:20-22
20 しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。
21 死が一人の人を通して来たのですから、死者の復活も一人の人を通して来るのです。
22 アダムにあってすべての人が死んでいるように、キリストにあってすべての人が生かされるのです。

一人の罪、アダムの罪から、すべての人が罪にとらわれてしまった。
一人の人の復活、イエスさまの十字架と復活によって、すべての人が罪から解放された。
すべての人がしに定められていたが、すべての人に永遠の生命が与えられた。
ということです。

真宗大谷派には、「一殺多生」という言葉があります。
「一人の人(悪人)を殺すことで、多くの人を生かすこと」が、その大意です。
しかし私は、「一死多生」という言葉を創作したいと思います。
「一人の人が死ぬことで、多くの(すべての)人を生かすこと」が、その意味です。
もちろん、この一人とは、イエスさまのことです。
殺されて他者を生かす悪人ではなく、死を選ぶ神の子がすべての人を救うのです。

ヨハネの福音書12章には、次のような言葉があります。

ヨハネ12:23-26
23 すると、イエスは彼らに答えられた。「人の子が栄光を受ける時が来ました。
24 まことに、まことに、あなたがたに言います。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままです。しかし、死ぬなら、豊かな実を結びます。
25 自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世で自分のいのちを憎む者は、それを保って永遠のいのちに至ります。
26 わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいるところに、わたしに仕える者もいることになります。わたしに仕えるなら、父はその人を重んじてくださいます。」

イエスさまは自ら贖いの死を選び、その道を進み続けたのです。
あなたを生かすため、私を生かすため。
あなたを解放するため、私を解放するため。
イエスさまは十字架の死に至るまで、従順に突き進んだのです。
イエスさまの死が、あなたを、私を、生かしたのです。

さきほど、「一死多生」の意味を「一人の人が死ぬことで、多くの(すべての)人を生かすこと」と言いました。
実は、もう一つの意味もあります。

ヘブル人への手紙の第9章にこうあります。
「そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(ヘブル9:27)

人間には多くの生き方があります。
みなそれぞれ、違った生き方ができるのです。
ただ、必ずだれもが死を迎え、そして、裁かれるのです。
多くの生き方も、一つの死とその後の裁きに収束するのです。
まるでレンズの光のように。
それが、「一死多生」のもう一つの意味です。

あなたは、どう生きますか。
多くの生き方の中で、何者としていきますか。
多くの生き方の中で、どう生きますか。

自分を活かすために、他人を蹴落として生きるか。
自分の利益のために、他人を見捨てて生きるのか。
自分が得るために、他人から奪って生きるのか。
自分を愛し、他人も同じように愛して生きるのか。
他人のために、あえて痛みや損失を選んで生きるのか。
様々な生き方があるのです。

神様に完全に愛された者として、神様に完全に赦された者として、
一粒の麦となってイエスさまのあとを歩み、殺されるのではなく、死ぬ。
他者に奪われるのではなく、他者に与える。
痛みも悲しみもあるかも知れませんが、その道はイエスさまの歩んだ道です。
あなたは一人ではありません。
とこには必ず、イエスさまがともにいるのです。
十字架の愛と赦しが、あなたに力を与えます。

「一死多生」を、あなたの「一死多生」を、イエスさまとともに、歩みましょう。

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