ゴスペルハウスコミュの「正対すべき言葉」2019.11.16

ゴスペルハウスメッセージ 2019.11.16
「正対すべき言葉」ホセア1:1-7

1 ユダの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代、イスラエルの王、ヨアシュの子ヤロブアムの時代に、ベエリの子ホセアにあった主のことば。
2 主がホセアに語られたことのはじめ。主はホセアに言われた。「行って、姦淫の女と姦淫の子らを引き取れ。この国は主に背を向け、淫行にふけっているからだ。」
3 彼は行って、ディブライムの娘ゴメルを妻とした。彼女は身ごもって、彼に男の子を産んだ。
4 主は彼に言われた。「その子をイズレエルと名づけよ。しばらくすれば、わたしがイズレエルでの流血のゆえにエフーの家を罰し、イスラエルの家の王国を終わらせるからだ。
5 その日、わたしはイズレエルの平原で、イスラエルの弓を折る。」
6 ゴメルはまた身ごもって、女の子を産んだ。主は彼に言われた。「その子をロ・ルハマと名づけよ。わたしはもう二度とイスラエルの家をあわれむことはなく、決して彼らを赦さないからだ。
7 しかし、わたしはユダの家をあわれみ、彼らの神、主として、彼らを救う。ただし、弓、剣、戦い、あるいは馬、騎兵によって救うのではない。」

「蜘蛛は昆虫でしょうか、違うでしょうか？」
小学４年生の娘・ほまれに、クイズを出されました。
もちろん答えは「昆虫ではない」ですね。
さらにクイズは続きます。
「では、なぜ昆虫ではないのでしょう？」
賢明な皆さんは、「体の作りが・・・」とか「足の数が・・・」とか、理科で習ったことを正しく答えられるでしょう。

しかし、学生時代に理科を専攻し、今は伝道師の私は、こう答えました。
「人間が分類して、そう決めたから。」
ほまれはこの答えに、かなり驚いて言いました。
「神様が決めたんじゃなくて、人間が決めてたんだ！」

人間の計画、人間の思い、人間の言葉を、神様の計画、神様の思い、神様の言葉と勘違いしてしまう。
これは、信仰生活の中で、しばしば起きてしまうことでしょう。
そして、傷つき、躓き、散らされ・・・
なぜ、そんな悲しいことが起こるのか。

聖書には、神様から直接言葉をかけられた人たちが、たくさん登場します。
主な人たちだけでも、最初の人間アダム、エバ、ノア、アブラハム、ヤコブ、モーセ、ヨシュア、士師たち、サムエル、ソロモン、エリヤ、イザヤ、ホセア、ヨナらの預言者たち、新約聖書では、シメオン、ヨセフ、ペテロ、パウロ・・・・挙げればいくらでもいます。

彼らは、人間の言葉を、神様の言葉と勘違いしたでしょうか。
彼らには、そんなことはありませんでした。
それに従うかどうかは別として、聞き違えることはなかったのです。

神様と、その言葉と、直面し、正対したとき、そこに疑いの余地はないのです。

人間の言葉は、巷に洪水のように溢れています。
生まれては消え、流行っては廃り、すぐに古びてしまう、そんな言葉たちです。
あてにならない言葉と言ってもいいでしょう。

それに対して、神様の言葉は、消えません、廃りません、古びません。
あなたにとって、何よりも「あてにしていい言葉」なのです。
その内容は、あなたが聞きたくないものかも知れません。
あなたにとって、従うことや信じることが、辛い言葉かもしれません。
実際、ヨナはその言葉に従いたくないと、逃げ出しました（神様に連れ戻されましたが）。

人間の言葉と、神様の言葉と。
あなたが、あなたの人生が、正対するのは、まっすぐ向き合うのは、どちらですか。
いま、あなたは、どちらの言葉に向いていますか。
受け止めるべき言葉は、どちらですか。

言うまでもないですね。
神様の言葉です。
揺るがない言葉です。
廃らない、あなたを支える言葉です。
そして、イエスさまの十字架で、完全な救いと贖いが成就した今、それは救いと恵みの言葉です。

私の家には、いわゆる「異端」と言われている人たちが、伝道の目的で訪問してくることも多くあります。
そんな、人たちにも、クリスチャンにも、無宗教の人にも、私は願っていることがあります。
それは、人間の言葉、所属する組織の言葉、偉い先生の言葉、権威ある人の言葉ではなく、神様の言葉に向き合うチャンスが与えられるようにということです。
その人にかけられる、神様の声に、正対してほしいということです。

もちろん、今、ここにいるあなたにも、同じことを願っています。

神様の言葉に正対するとき、あなたの人生の意味が、価値が、変えられるのです。
正対するべき言葉に正対して、本当のあなたの価値を、意味を、手に入れましょう。