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ゴスペルハウスコミュの「みっつのポイント」

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ゴスペルハウスメッセージ 2017.04.29
「みっつのポイント」詩篇 第103篇

ダビデによる
1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。
2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、
4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。
6 主はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行なわれる。
7 主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。
8 主は、あわれみ深く、情け深い。怒るのにおそく、恵み豊かである。
9 主は、絶えず争ってはおられない。いつまでも、怒ってはおられない。
10 私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。
11 天が地上はるかに高いように、御恵みは、主を恐れる者の上に大きい。
12 東が西から遠く離れているように、私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。
13 父がその子をあわれむように、主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。
14 主は、私たちの成り立ちを知り、私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。
15 人の日は、草のよう。野の花のように咲く。
16 風がそこを過ぎると、それは、もはやない。その場所すら、それを、知らない。
17 しかし、主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。主の義はその子らの子に及び、
18 主の契約を守る者、その戒めを心に留めて、行なう者に及ぶ。
19 主は天にその王座を堅く立て、その王国はすべてを統べ治める。
20 主をほめたたえよ。御使いたちよ。みことばの声に聞き従い、みことばを行なう力ある勇士たちよ。
21 主をほめたたえよ。主のすべての軍勢よ。みこころを行ない、主に仕える者たちよ。
22 主をほめたたえよ。すべて造られたものたちよ。主の治められるすべての所で。わがたましいよ。主をほめたたえよ。

私がはじめて人前で聖書のメッセージをお伝えしたのは、1996年9月のことでした。
クリスチャンになって半年経った頃、青年会でのご奉仕をさせてもらったのです。
そのときの聖書箇所が、今週の聖書箇所と同じ、詩篇第103篇でした。
ブラジルで伝道していた2006年11月にも、詩篇第103篇でメッセージしました。
そして今日ですから、約10年ごとに同じ箇所からのメッセージということになります。

当時は、1-2節でメッセージしたのですが、今回は全部です。
1-2節の呼びかけがあり、それは、3節以降のすばらしい約束を得るための鍵なのです。
3節以降を要約すると、こういう内容です。
「あなたがどこにいても、何をしていても、どんなときでも、あなたがどんな人でも、神様の愛はあなたとともにある」

さて、私たち人間は、記憶の仕方に特徴があるようです。
他の人からされた、いいこと。→忘れやすい
他の人からされた、いやなこと。→忘れない
自分が他の人にした、いいこと。→忘れない
自分が他の人にした、悪いこと。→忘れやすい

機械ではない私たち人間は、感情もあってこのような心の働きになってしまうようです。
本当は忘れたほうがいいことを、ずっと忘れられない。
覚えておかなければならないことを、忘れてしまう。

たとえば、お気に入りの洋服を着て街に出かけたとしましょう。
そこで出会った5人の人にほめられたとしても、6人目の人にけなされたとしたら、家に帰ったときに覚えているのは、けなされたことだけです。
昔の歌に、「幸せを数えたら片手にさえあまる。不幸せ数えたら両手でも足りない」とあるのも、このような心の働きにあるのでしょう。

私はこのような姿(自分を含めて)を見るときに、罪ある不十分な人間の姿をまざまざと見せ付けられた気がします。
罪ある人間の問題なのか、サタンの策略なのか、私たちはこういう傾向にあるようです。
マイナスの感情(言葉)は人の心に刺さり、簡単には抜けません。
しかし、プラスのものは一過性のようです。

これでは、恵みも愛も、見失ってしまいますね。
だから、トラブルやストレスが尽きないで、それに振り回されてしまうのです。

さて、今週の聖書箇所はこういいます。
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(2節)
辛かったことや悔しかったことは、何一つ忘れないことも簡単です。
しかし、良くしてくださったことを何一つ忘れないでいるのは難しいことです。

では、このような状態から抜け出すためには、どうしたらいいでしょうか。

20年前、10年前、私がこの箇所からメッセージしたとき、私はそこに集った人たちにカードを配りました。
「神様の良くしてくださったことを何一つ忘れないように、このカードに神様が良くしてくださったことをひとつひとつ書きましょう。
そして、これからあなたに起こったいいことも、次々にカードに書き加えていってください。
忘れてしまっても、そのカードに書いてあれば大丈夫ですから。」

今日はカードを配りませんが、ポイントのひとつ目はここにあります。
「覚えておくべきことを、覚えておく」
カードに書くのもいいですし、ノートでも、パソコンでも、SNSでも構いません。
書き残すことで、マイナスの感情に振り回されそうな時に、恵みを思い出せるのです。

ふたつ目のポイントは、「忘れがちなことを、思い出せるキーを作る」というころです。
例えば、「私はコーヒーを飲んだら、恵みを思い出せる」とか「この場所に行くと、神様の愛を取り戻せる」とか、自分で作るのです。

ちなみに、私のキーは子どもです。
長男のはれるは、妻が医者に「妊娠は不可能」と宣言された後に授かった子どもです。
ですから、いのちの源である神様が、私たちのために与えてくれた子どもということを、いつも思い起こさせます。
次男タリタ・三男ダヴィも、長女ほまれも、末っ子結も、それぞれの理由で神様の愛を思い起こさせます。
また、私はハワイという言葉を聞くたびに、神様への感謝があふれます。
他にもたくさんの祝福へのキーを神様は私に与えてくださったのです。
このキーをしっかりと握ることで、私たちは祝福から引き離されにくくなります。

みっつ目のポイントは、「忘れるべきことを、忘れる」です。
私たち夫婦は、新婚当初、毎日のようにケンカをしていました。
些細な事でケンカとなり、そのケンカの不愉快な感情が次のケンカの種を生み、またケンカする。
そして妻は家を飛び出し、私はオロオロさがし、また不愉快になる。
まったく負のスパイラルです。

こんな私たちの夫婦ゲンカをとめたのは忘れることでした。
「神様、忘れる能力をください。」
私が神様に祈ると、神様はすぐに、それをかなえてくださいました。
それからというもの、私はケンカしても、翌朝、目が覚めたときには、ケンカの原因を忘れているのです。
妻も、相手が内容すら忘れてしまっているので、ケンカしようがありません。
こうして、我が家に平和が与えられたのです。

ただし、私のようにうかつに祈るのは注意が必要です。
「神様、忘れる能力をください。」という私の祈りを、神様は誠実に聞いてくださいました。
それからというもの、物忘れがひどくて仕方がないのです。

「覚えておくべきことを、覚えておく」
「忘れがちなことを、思い出せるキーを作る」
「忘れるべきことを、忘れる」
これが、3節以降にあるすばらしい約束を手に入れるための、みっつのポイントです。

ここで、もう一つ忘れてはならないことがあります。
それは、聖書の大原則「神様は命令しっぱなしではない」ということです。
その意味は2つあります
「神様は、それをなすべき力を、あなたに与えてくれます。」
「神様は、あなたに命令したことを、それ以上の基準で神様自身がします。」

「神様は、それをなすべき力を、あなたに与えてくれます。」
たしかに神様は、私のために、忘れる力を与えてくれました。
あなたにも、必要な助けと力を与えてくれます。

「神様は、あなたに命令したことを、それ以上の基準で神様自身がします。」
みっつを順番に見ていきましょう。
「覚えておくべきことを、覚えておく」
神様は全知全能ですから、これは言うまでもありません。
あなたのいいところも、悪いところも、すべて覚えています。
「忘れがちなことを、思い出せるキーを作る」
全知全能の神様は、ご自身がそのキーそのものです。
忘れることのない神様なのですから、他のキーは必要ありません。

問題は、みっつ目「忘れるべきことを、忘れる」です。
全知全能の神様にとって、忘れることは非常に難しいことです。
いえ、忘れることなど、できないのです。
でも、忘れなくてはならないのです。

このジレンマを解消するために、忘れることができない神様があなたの罪を忘れるために、最大の覚悟と愛をもってなした出来事が、イエスさまの十字架なのです。
あなたの罪を忘れないままでは、あなたを愛することができない神様の、あなたへの愛のしるしです。

「主は、絶えず争ってはおられない。いつまでも、怒ってはおられない。
私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。」(9-10節)
忘れることのできない方が、忘れてくださったのです。
正義を行使しなければならない方が、正義を捨てたのです。
イエスさまの十字架によって、それが成し遂げられたのです。

私たちは、不完全な存在ですから、感情に振り回されることもあるでしょう。
しかし、神様は振り回されることはありません。
あなたを愛すると約束したら、愛しぬくのです。
あなたの罪は、思い出されないのです。

あなたがどこにいても、何をしていても、どんなときでも、あなたがどんな人でも、神様の愛はあなたとともにあるのです!

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