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ゴスペルハウスコミュの「神様の清算」

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ゴスペルハウスメッセージ 2013.06.15
「神様の清算」 マタイ 25:14-30

14 天の御国は、しもべたちを呼んで、自分の財産を預け、旅に出て行く人のようです。
15 彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた。   
16 五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた。
17 同様に、二タラント預かった者も、さらに二タラントもうけた。
18 ところが、一タラント預かった者は、出て行くと、地を掘って、その主人の金を隠した。
19 さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。
20 すると、五タラント預かった者が来て、もう五タラント差し出して言った。『ご主人さま。私に五タラント預けてくださいましたが、ご覧ください。私はさらに五タラントもうけました。』
21 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
22 二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』
23 その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』
24 ところが、一タラント預かっていた者も来て、言った。『ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました。
25 私はこわくなり、出て行って、あなたの一タラントを地の中に隠しておきました。さあどうぞ、これがあなたの物です。』
26 ところが、主人は彼に答えて言った。『悪いなまけ者のしもべだ。私が蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めることを知っていたというのか。
27 だったら、おまえはその私の金を、銀行に預けておくべきだった。そうすれば私は帰って来たときに、利息がついて返してもらえたのだ。
28 だから、そのタラントを彼から取り上げて、それを十タラント持っている者にやりなさい。』
29 だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。
30 役に立たぬしもべは、外の暗やみに追い出しなさい。そこで泣いて歯ぎしりするのです。

今週の聖書箇所は、「タラントのたとえ」として知られているところです。
そして、タラントは、神様からの賜物・才能(タレント)をたとえています。
ここから、賜物について開いていきましょう。

参考までに、1タラントとは、6000デナリです。
1デナリは、およそ労働者の1日分の賃金に相当します。
ローマの兵卒の年俸は300デナリであったと言われていますから、1タラントは20年分の給料にあたります。

「彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し」(15節)
神様は、その能力に応じて、賜物をくださいます。
人それぞれ、賜物は違うということです。
神様は、人間を、できのいい画一的なロボットとしてはつくりませんでした。
一人ひとり、個性のある、かけがえのない存在として創造したのです。
だから、与えられる賜物も、一人ひとりに応じているのです。
それが、神様の思いやり、神様の愛です。

「さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。」(19節)
神様の清算は、「よほどたってから」です。
神様は、人間に時間を与えます。
人間に選択を与えます。

さあ、いよいよ清算です。
5タラント預かったしもべは、商売して5タラントもうけました。
2タラント預かったしもべも、同様です。
主人は、『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』(21・23節)と、まったく同じ言葉でほめています。
1タラント預かったものは、主人を恐れて、タラントを土の中に隠しておきました。
主人は、『悪いなまけ者のしもべだ。』(26節)と、このしもべをしかったのです。

さて、このしもべは何がいけなかったんでしょう。
商売に励まなかったことが問題でしょうか?
もうけなかったことが問題でしょうか?
このしもべが言い訳しているように、商売をして利益を上げないどころか、元手を失うことになっていたらどうだったんでしょうか?
あなたは、どう思いますか。

「失敗するかどうかはともかく、タラント(賜物)を用いなかったことが問題なのだ。」と、考える方もいるでしょう。
「クリスチャンは失敗するはずがないんだ。」と、かたく信じ込んでいる方も(わたしはそうは思いませんが)いるでしょう。

では、しもべが次のようにしたら、主人はどう清算するでしょう。
「ご主人様が、わたしに1タラントも預けてくださった。いやぁ、嬉しいなあ。」と、毎日その1タラントを机の上において、見つめ、主人のことを愛し、喜んでいました。
もちろん、この1タラントを使って商売も仕事もしません。

このしもべは、主人になんと言われるでしょう。
『よくやった。良い忠実なしもべだ。』でしょうか。
『悪いなまけ者のしもべだ。』でしょうか。

わたしは、主人が、『よくやった。良い忠実なしもべだ。』と言うと信じています。
なぜなら、1タラントのしもべの失敗は、「愛の欠如」だからです。
主人は、大金を彼に託しました。
それは、彼を信用し、愛していたからです。
彼は、その愛を受け止めることをしなかったのです。
商売しなかったとか、もうけなかったとかは、二の次三の次です。
問題は「成果」や「行動」ではなく、「愛」なのです。

神様の愛を受けない者が、悪いなまけ者のしもべなのです。
1タラントは、彼から取り上げられ、10タラント持っている者に与えられます。
神様の愛を十分に受け、その中に生きる者は、もっともっとその愛を受けるのです。

そのための賜物なのです。
賜物には、人それぞれ、様々なものがあります。
見栄えの良いものも、見栄えが良くないものもあります。
奉仕・献身・伝道・異言・予言・幻・・・・
どれもすばらしいものですが、よく考えてみると、どれもあなたの救いに関係するものはありません。
これらすべての賜物の上に、「愛」がなければ、無意味なのです。

神様からあなたに与えられた最大の賜物は、愛です。
イエスさまの十字架です。
イエスさまの復活です。
しっかりと受け止めましょう。
そして、あなたらしく、その愛の中に生きましょう。

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